Page 1469 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼宙返り後の機体特性について N.kishi 10/7/9(金) 9:26 ┣Re:宙返り後の機体特性について 実験工房Sekiai 10/7/9(金) 12:49 ┗Re:宙返り後の機体特性について えびふりゃー 10/7/9(金) 12:57 ┗Re:宙返り後の機体特性について N.kishi 10/7/9(金) 22:41 ┗Re:宙返り後の機体特性について 宗一郎 10/7/10(土) 0:06 ┗Re:宙返り後の機体特性について N.kishi 10/7/10(土) 19:49 ┗Re:宙返り後の機体特性について 宗一郎 10/7/11(日) 22:55 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 宙返り後の機体特性について ■名前 : N.kishi ■日付 : 10/7/9(金) 9:26 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして. 機体作成の参考に読ませていただいています. 最近は、150g程度、3chの自作機体に 50xcのモーターを載せて、近くの公園で飛ばしています. 操縦にも慣れ、宙返り、ロールもできるようになりました. 先日、宙返りをしていた時、 円の3/4程度まできたとき、エレベーターの利きが鈍くなり、 引き起こしが遅れ、地面に衝突、墜落してしまいました. いろいろ原因を探っているのですが・・・ →風 →エレベーターがフラッターを起こした →水平尾翼が失速状態だった いまだわからず. 原因について、機体の改善策について、 教えていただけませんか? |
こう言う時って、小型機では時々ありますよね。(^_^;) 原因はさまざま考えられると思いますが、 各部の剛性がしっかり出ていて、 リンケージやサーボもしっかりしているのであれば、 空力的なものだと思います。 尾翼の失速も考えられますが、 引き起こし時に翼面加重がかかりすぎて 主翼が失速して揚力が失われてしまった可能性もあると思います。 重心が前過ぎた場合も、引き起こしに大きなエレベーターアップが必要になるので、 機体重量と遠心力だけではなく、尾翼を下に抑える力も加わって 翼にさらに大きな加重がかかるはずです。 現場で、主翼と尾翼の面積を増やしたりしてみて実験するといいと思います。 あと、主翼が起こす乱流の中に尾翼が入ると非常に効きが悪くなりますので、 そのせいかもしれません。 機体が小さくなるほど、大きめの尾翼が必要になります。 大型機と同じ縮尺で小型機を作ると、必ず尾翼容積が不足しますので注意が必要です。 |
▼N.kishiさん: >円の3/4程度まできたとき、エレベーターの利きが鈍くなり、 >引き起こしが遅れ、地面に衝突、墜落してしまいました. 下りで加速が付いているはずですから、エレベーターのリンケージが負けているような気がします。 「押してアップ」となるリンケージだと、ロッドが「たわむ」ことがあります。 「引いてアップ」なら、サーボのトルク不足だと思います。 |
実験工房Sekiai さん えびふりゃー さん 回答ありがとうございます. やっぱり、小型機にはこういうことがあるのですね. 「自分の機体だけ?」と思って、少し不安でした. 主翼、尾翼の形状、面積を変更していく形で、 改善していこうと思います. また、サーボのトルク不足も否めないので、 ひとまず、使用していたサーボホーンの穴を サーボ軸側にひとつずらして、 サーボにかかる負荷を抑え、 様子を見ていきたいと思います. ありがとうございました! |
前のお二人が機体の特性ということで回答されていますので、操縦の面から一言。 風:風に向かって宙返りを始めたのなら良いのですが、逆に追い風で始めてしまった場合引き起こしで対地速度はあるのですが対気速度が低くなるため引き起こしに必要な揚力が得られずに墜落。 フラッターは機体の強度面の問題なので省きますが「ブー」っとかなり大きな音がしますよ。 水平尾翼が失速:通常はアスペクト比の大きな主翼の方が先に失速します。 引き起こしの際の舵角が大きすぎ主翼が失速し引き起こせなかった。 舵の切り過ぎでしょうか。 宙返りでは1/2位置で背面飛行をするつもりでいったん舵を戻すくらいの感じの方が真円に近い軌跡を描けます。 機体の主翼のサイズが判らないのでなんともいえないですが、翼面荷重が大きな機体ですと舵を切りすぎて小さな円で回ろうとすれば容易に失速しますよ。 |
宗一郎さん 回答ありがとうございます. 確かに、宙返りのとき、 エレベーターはいっぱいに切っていました. 宙返りの半径も、1.5mほどでしょうか、 小さかったと思います. 50xcでの飛行なので、パワーに余裕がなく、 そうなっていました. 機体に無理のない飛行をするには、 パワーユニットの再検討も必要かもしれませんね. ありがとうございました. |
宙返り後半ではむしろパワーを絞る箇所なので、水平飛行から宙返りの頂点までもっていけるパワーがあるならパワーアップの必要はないと思いますよ。 主翼が失速(空気が翼表面から剥がれて揚力が激減している状態)していなければ後半の処理はできますから。 パワーユニットの強化で機体重量が増えてしまえば逆にデメリットがでてくる場合もあります。 まぁ、今後コブラを等のスタントをするなら機体重量以上の推力は必要ですが・・・ |