Page 475 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼気温と機体の浮きについて ricky 06/7/8(土) 16:40 ┣Re:気温と機体の浮きについて 実験工房Sekiai 06/7/8(土) 17:34 ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて ricky 06/7/8(土) 18:45 ┣Re:気温と機体の浮きについて ya3 06/7/8(土) 19:33 ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて きむら 06/7/8(土) 20:46 ┃ ┣Re:気温と機体の浮きについて 実験工房Sekiai 06/7/8(土) 20:53 ┃ ┣Re:気温と機体の浮きについて みっちゃん 06/7/9(日) 0:19 ┃ ┃ ┣Re:気温と機体の浮きについて ya3 06/7/9(日) 0:44 ┃ ┃ ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて みっちゃん 06/7/9(日) 1:12 ┃ ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて きむら 06/7/9(日) 12:46 ┃ ┃ ┣Re:気温と機体の浮きについて きむら 06/7/9(日) 12:57 ┃ ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて つばさ 06/7/9(日) 22:14 ┃ ┃ ┗粘度について みっちゃん 06/7/9(日) 22:34 ┃ ┃ ┗Re:粘度について mono 06/7/10(月) 7:21 ┃ ┃ ┗Re:粘度について きむら 06/7/10(月) 9:10 ┃ ┃ ┣Re:粘度について ricky 06/7/10(月) 16:48 ┃ ┃ ┣Re:粘度について つばさ 06/7/10(月) 22:33 ┃ ┃ ┗Re:粘度について mono 06/7/11(火) 2:21 ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて masa 06/7/10(月) 13:40 ┃ ┗Re:気温と機体の浮きについて みっちゃん 06/7/12(水) 22:13 ┗Re:気温と機体の浮きについて 山本 06/7/13(木) 22:50 ┗Re:気温と機体の浮きについて 通りすがり 07/7/12(木) 16:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 気温と機体の浮きについて ■名前 : ricky ■日付 : 06/7/8(土) 16:40 -------------------------------------------------------------------------
最近、ぷちトレーナー飛ばしていて、機体の浮きが悪いように感じます。 このため、モーターをより回さなければならず、飛行時間も短くなりました。 今年の冬からラジコン始めたもので、夏はまだ経験してません。 気温というのは、浮きにそれほど影響するものなのでしょうか? |
そうですね。 グライダーを飛ばしていると良く分かるのですが、 夏はほんとに浮きが悪いですね。 おそらく気温と空気密度の関係だと思いますが、 冬より夏の方が低空のサーマルが出にくいというのも 影響しているかもしれません。 ぷちトレーナーはパワーで飛ばす機体ではなく、 軽量モーターグライダーに近い特性なので、 空気密度の影響は受けやすいと思います。 あと、ノーマル50XCモーターを使用している場合、 夏はオーバーヒート気をつけてください。 また、冬からずっと同じモーターを使っているようならば、 そろそろ寿命によるパワーダウンするころかもしれません。 |
やっぱりそうでしたか。モーター、バッテリーともに特に問題はないのに なぜ浮きが悪いのか、ほんとに悩んでました。これですっきりしました。 ありがとうございました。 |
▼rickyさん: >最近、ぷちトレーナー飛ばしていて、機体の浮きが悪いように感じます。 >このため、モーターをより回さなければならず、飛行時間も短くなりました。 >今年の冬からラジコン始めたもので、夏はまだ経験してません。 >気温というのは、浮きにそれほど影響するものなのでしょうか? ひょっとして湿度も関係してるかも。 水分含んで機体が重たく・・・・ そんなに変わらないか(^_^;) |
▼ya3さん: >ひょっとして湿度も関係してるかも。 >水分含んで機体が重たく・・・・ これ、前から気になっていて、色々と調べ回って ます。 夏場は、特に今の時期は浮きが悪いと言うか機体が 重く感じますよね。 グライダーばかりやってますので 感覚としては良くあることです。 とりあえず確かな所では、「気体は気温が上がると 粘性が増す」と言うことです。 湿度と気温の関係は密接で、飽和水蒸気量は気温 よって決まりますが、粘性(抵抗)と湿度に関しては なかなか記述が見つかりません。 湿度が多いと空気が重くなって、その分機体が軽くなる... なんて事も無いでしょうけど..(^_^;) どこかに一発で判るような記述、無いでしょうか? |
「空気密度 夏 冬」で検索してみると、このような記述がありました。 http://www.google.co.jp/search?num=30&hl=ja&q=%E7%A9%BA%E6%B0%97%E5%AF%86%E5%BA%A6%E3%80%80%E5%A4%8F%E3%80%80%E5%86%AC&lr= --------------------------------------------------------------- 空気密度は温度によって変化します。 夏と冬では30℃近く温度差があるので、空気密度は10%程度違ってきます。 --------------------------------------------------------------- グライダーにとっての10%は結構影響ありそうです。 |
>どこかに一発で判るような記述、無いでしょうか? 皆さんこんばんは。 気温が上がると浮きが悪くなると言うことですが、 空気は冷やすことによって空気密度は濃くなります。 熱気球はその原理を利用して飛んでいます。 つまり、 空気は冷えると重い・対して暑いと軽い、 これは、同じ体積での空気の分子量の違いによるものです。 だから、夏は浮きが悪いのですが速度は出ると思います。 対して、冬は浮きはいいのですが速度は出ません。 高度が上がれば気温は下がりますが気圧も下がります、つまり空気密度が下がります。 湿度が多いときは、 これは自分の考えなのですが、単純に極微細な雨と考えればよいのではないのでしょうか? つまり、機体は徐々に重くなりプロペラや翼の効率も水分によって効率が落ちていると考えるのが妥当だと思います。 これは、プロペラや翼の付近は空気の急激に流速が上がります。 云わば、真空に近い状態になります。 そうなると温度も下がります、そうすると気化していた水分が水になります。 それが、機体に付着すると思います。 これは、極端に機速の遅い機体には当てはまらないと思うのですが。 余談ですが、 エンジン機にも同じことが言えます。 エンジン機の場合はエンジンのパワーも出なくなります。 暑いときは少ない空気(酸素)で燃料を燃やすので当然燃料も少ないです。 ですから、パワーも出ません。 対して冬は簡単に言うと天然のインタークーラーをつけていると思えばわかりやすいと思います。 湿度が多いと、 アルコールは水と非常に結合しやすいことと、 水分が燃焼温度を下げてしまう為、燃焼効率が悪くなります。 これもまた、パワーを下げてしまいます。 高温多湿の中はかなりの悪条件といえます。 こんな感じの答えでよろしいでしょうか? |
> >湿度が多いときは、 >これは自分の考えなのですが、単純に極微細な雨と考えればよいのではないのでしょうか? > >つまり、機体は徐々に重くなりプロペラや翼の効率も水分によって効率が落ちていると考えるのが妥当だと思います。 なるほど、やはり気温だけでなく湿度も関係ありですね! グライダーだけでなく、EPPで作った機体も体感出来るくらい違いがあります。 また、飛ばす場所にもよりますね! 私の地区は水が豊富な所で、地下は水脈だらけ。鉄管を地面に打ち込むと自噴するような所です。 住んでると気付かないのですが、訪れた人は違和感を感じるみたいです。 飛行機は、重さを量る度に指す値が違っていた(±4g)ので、接着剤やEPPが湿気を帯びていたのですね! 勉強になりました。 |
>勉強になりました。 こんばんは、つたない説明ですけど参考になって幸いです。 自分も海抜800m近い所なので、 気象条件に左右されることは往々ににあります。 自分は、ヘリをメインにやっているのでその辺は、 シビアに感じています。 特に夏場は登りが悪くオートローテーションの浮きが悪くなるので 苦労します。 |
▼みっちゃんさん: >だから、夏は浮きが悪いのですが速度は出ると思います。 >対して、冬は浮きはいいのですが速度は出ません。 解説、ありがとうございます。 確かにその通りだと思うのですが、一つ引っかかる 記述があります。 http://franklloyd.paslog.jp/article/7099.html コレによると、気体は温度が上昇すれば粘性も上昇 すると書かれています。 これも理由については 述べられていないので、定かではないのですが... 難しいですね(^_^;) |
http://www.ds-cats.com/~kurisawa/BAR_Reports/BAR_Report_BR-6/BR-6_09.html そうそう、こんなレポートもありました。 これは、バレーボールに関するレポートですが、 気温、気圧、湿度で無回転のボールの速度がどう 変化するかをまとめたものらしいです。 |
▼きむらさん: >コレによると、気体は温度が上昇すれば粘性も上昇 >すると書かれています。 体感的には気体は(も)温度が上昇すれば、粘性は下降する方に一票。 昔ウルトラライトプレーンと言う原始的な飛行機に乗ってました。 中型バイクぐらいの排気量のエンジンで飛びます。 私、体重重いので、なかなか上昇しません。 夏場は特にしんどいです。 逆にキンキンに冷えた冬の寒い日は空気をつかんでいるのが実感できます。 ぷちトレでもハンドキャッチ寸前の速度は 冬のほうが落とせたような気がします。 もっともだんだん重量が増えてきているので単純に比較は出来ませんが。 |
>▼きむらさん: >>確かにその通りだと思うのですが、一つ引っかかる >>記述があります。 >>http://franklloyd.paslog.jp/article/7099.html 皆さんこんばんは。 上記リンクの記事の自分なりの解釈ですが 多分、気体の粘度は温度が上がるほど増すということは 判りやすい表現だとまとわり付く感じがあるかどうかだとだと考えます。 同じ湿度の場合気温が高いほど 瞬間的に温度が感じられるかどうかだと そんな意味合いだと思います。 あまり、経験された方はいないと思いますが 大型の冷凍庫に入っても寒さを瞬間的に感じない、 これが気体の粘度の違いによるものだと自分は考えます。 飛行機の浮きにはあまり影響ないと思います。 むしろ、気体の密度の影響が一番では無いかと思います。 覚えてるいる人もいるかと思いますが、 分子は温度が上がれば運動が激しくなります。 すなわち、密度が下がるのです。 そうしないと、動けませんからね(^^;) 自分勝手な解釈ですけど、ご参考になれば幸いです。 |
▼みっちゃんさん: >むしろ、気体の密度の影響が一番では無いかと思います。 >覚えてるいる人もいるかと思いますが、分子は温度が上がれば運動が激しくなります。 >すなわち、密度が下がるのです。 私もそう思います。 温度による気体の粘度上昇よりも、気圧低下の影響の方がずっと大きいのではないでしょうか? 従って空気抵抗が下がり、浮きが悪くなるのだと思います。 |
>温度による気体の粘度上昇よりも、気圧低下の影響の方がずっと大きいのではないでしょうか? >従って空気抵抗が下がり、浮きが悪くなるのだと思います。 気圧低下と空気抵抗の変化については、バレーボールの 実験の記述で納得ですますね。 これは、私も実感として 感じるところがあります。 粘性については、20度温度が変化すると1割近く動粘性係数 が変化すると書かれていまして、これが本当だとすると影響 は大きいです。 この数字は直接レイノルズ数にはねかえり、 例えば60000程度の低レイノルズ数域では、1割の変化は 翼型特性にかなり大きな影響を示します。 オーバーハンド時代のHLGやプチトレなどがもろに影響を 受ける速度域なので、気になった次第です。 |
▼きむらさん: >オーバーハンド時代のHLGやプチトレなどがもろに影響を >受ける速度域なので、気になった次第です。 ん〜、気温、湿度、気圧、粘度・・・難しい問題なんですね。 非常に参考になります。 先週の土曜日に近くの河川敷でぷちトレを飛ばしたのですが、気温=30℃程度 で非常に暑く、おまけに雨上がりで湿度もかなり高かったと思われます。 この状況での飛行状況を報告します。 機体 ; ノーマル モーター ; Feigao4100kv ペラ ; EP03020(50XC標準) アンプ ; Hyperion TITAN-10-P リポ2s-1000では、全開でも水平飛行がやっと。 リポ3s-700でそこそこ上昇可能と、かなり厳しい状況でした。 もし、標準モータの50XCだったら飛ばすのはそうとう難しいと思います。 この季節、早起きして気温の低い早朝に飛ばすのがよさそうですね。 |
▼きむらさん: >例えば60000程度の低レイノルズ数域では、1割の変化は >翼型特性にかなり大きな影響を示します。 > >オーバーハンド時代のHLGやプチトレなどがもろに影響を >受ける速度域なので、気になった次第です。 粘性湿度空気密度、いろいろファクターが絡むのでしょうけど、やはり夏の暑い時は冬のぷちトレの一番下の速度までは落とせていない気がします。 冬場だともうラダーがろくに効かないところまで落とせますから、そのちょっと上の速度でアプローチコースを決めてハンドキャッチするのが面白いのですが夏場は、そのちょっと上までも落とせていないようです。あまり低速が面白くないので 最近私のぷちトレは、癒し系ではないといわれています。 |
▼きむらさん: >粘性については、20度温度が変化すると1割近く動粘性係数 >が変化すると書かれていまして、これが本当だとすると影響 >は大きいです。 http://franklloyd.paslog.jp/article/7099.html このページの中程にある http://franklloyd.paslog.jp/image/AddPhysics.jpg を見ると、空気の粘度は50度の上昇でも5%しか上がっていませんね・・・ (^ ^;)。 どっちが正しいんでしょう? いずれにしても、動粘度係数が上がればレイノルズ数は下がるので、無視できるとは 言えないですね・・・。 話はそれますが、上のサイト内にあるお茶とアイスティの記述はどうかと・・・。 そもそも水の粘度はマヨネーズの9000分の1ですから、少々粘度が変わったところで それを感覚できるとは思えません (^ ^;)。 |
▼きむらさん: >湿度が多いと空気が重くなって、その分機体が軽くなる... >なんて事も無いでしょうけど..(^_^;) ここは逆ですね。湿度→多は空気密度→少になります。 エンジンパラグライダー屋さんのHPが参考になります。 http://home.e00.itscom.net/m_today/guidance/challeng/test03.htm |
masaさん >ここは逆ですね。湿度→多は空気密度→少になります。 >エンジンパラグライダー屋さんのHPが参考になります。 >http://home.e00.itscom.net/m_today/guidance/challeng/test03.htm 皆さん、こんばんは。 話を蒸し返してすいませんが、今日知り合いの人に聞いてみたところ 気温が高ければ密度が下がりそれと共に粘度も下がるそうです。 ですが、気温が上がれば粘度が高くなると言う計算もあるそうです。 やはり、空気密度が多いほど浮きがいいそうです。 その人は、一応飛行機免許を持っている人なので間違いないと思います。 粘度については2面性があるので国家試験で引っ掛けで問題に出るそうです。 それと、豆知識で 実機の場合低翼と高翼では地面効果が低翼の方が良く得られるそうです。 高翼の場合は地面効果が得られにくい代わりに一度入ると、長く続くそうです。 これってラジコンでも同じなのかな? これで、自分は何とかすっきりしました。 |
▼rickyさん: >最近、ぷちトレーナー飛ばしていて、機体の浮きが悪いように感じます。 >このため、モーターをより回さなければならず、飛行時間も短くなりました。 >今年の冬からラジコン始めたもので、夏はまだ経験してません。 >気温というのは、浮きにそれほど影響するものなのでしょうか? 私は化学のモル数の勉強を結構真面目にしていたのですが、 空気中の湿度が増えると、単位体積当たりの質量は「軽く」なります。 そこから単純に揚力の計算式の空気の質量の部分が小さくなるので 発生する揚力が小さくなると私は解釈しているのですが、実際どうなんでしょう? 間違っているのかなw? |
機体が重い件ですが、私見をひとつ。 ●気温が上がると空気は膨張して比重は軽くなります。 絶対温度に対しての温度の比とボイル−シャールさんは言っていたような。 ●湿度が上がると空気中のN2、O2ガスが一部H20ガスに追い出され、 結果、空気は軽くなります。 N2は原子番号7×2=14、O2は8×2=16 に対し、 H2Oは(1×2)+8=10ですから、水蒸気はかなり軽いガスです。 ●普通湿度と言うのは相対湿度のことで、ある気温のとき含むことが出来る 最大値を100%として表示します。 気温が高くなると含むことが出来る水蒸気量は急激に多くなります。 27,8度くらいがこの変化点になります。 ●したがって、空気の重さは上記3点が主な要因と思います。 >私は化学のモル数の勉強を結構真面目にしていたのですが、 >空気中の湿度が増えると、単位体積当たりの質量は「軽く」なります。 >そこから単純に揚力の計算式の空気の質量の部分が小さくなるので >発生する揚力が小さくなると私は解釈しているのですが、実際どうなんでしょう? >間違っているのかなw? |