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 ▼飛行艇のモータースラスト  梶 07/9/13(木) 14:49
   ┗Re:飛行艇のモータースラスト  実験工房Sekiai 07/9/13(木) 15:13
      ┗Re:飛行艇のモータースラスト  梶 07/9/13(木) 20:57
         ┗Re:飛行艇の調整  実験工房Sekiai 07/9/13(木) 21:22

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 ■題名 : 飛行艇のモータースラスト
 ■名前 : 梶
 ■日付 : 07/9/13(木) 14:49
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    今日はsekiai様 四国はいつまでも暑い日が続いています。
おかげで水上機が盛んになってしまいました。

 ところで話は変わりますが、
プッシャーの飛行艇(マッキ5 1葉半 両翼の中間にモーターがある、
紅の豚のジーナの船と同様)のモータースラストで悩んでいます。

ネットで調べるとペラが尾翼上部に向いているもの、
尾翼下部に向いているものいろいろです。

艇体の抗力を打ち消すのならペラが尾翼上部に向くのが正しいと思うのですが、
いかがでしょうか。
little fioやプチトレナーの水上機を見るとスラスト0のようにも見えます。

ペラがGWS7030なのでフルハイではペラが逃げてしまい
スラストが合っているのかどうか分かりません、

エンコンによる頭上げ頭下げは無いのですがエンコンをあげると、
艇体が沈んでいくので困っています。

今は陸上専用になってしまってます。
little fioと同様に艇体の容積不足も考えられますが、
とりあえずスラストの調整をしたいと思います。

よろしくお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:飛行艇のモータースラスト  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 07/9/13(木) 15:13  -------------------------------------------------------------------------
   梶さんこんにちは。
MACCHI 5というのはこれですよね。
http://homepage2.nifty.com/ms06/m5/m5.html

私の考えとしては、スラスト角は飛行中の癖を取るために付けるべきで、
離水時に合わせて付けるべきではないと思います。

MACCHI M5の場合はプロペラ直後に水平尾翼があるので、
スラスト無しでエレベータートリムでスロットルの癖取りが出来るはずです。
(プロペラ後流を水平尾翼に当てて、スロットル操作のダウン(アップ)癖を取る)

離水が上手く出来ないのはスラスト角に原因があるのではなく、
フロート形状に原因があるのではないかと思います。

もし機首が細長い形状でしたら、プラ板やスチレンなどで面積を横に増やしてみてください。
仲間に笑われるかもしれませんが、まず幅を2倍にしてください。
おそらく、これで問題なく離水できるようになるでしょう。
底面を2倍にするのは離水しない飛行艇(水上機)の特効薬です!

そのあと、ハサミでプラ板を少しずつカットしていって、
離水しやすくて格好もそれなりの面積に調節するといいでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:飛行艇のモータースラスト  ■名前 : 梶  ■日付 : 07/9/13(木) 20:57  -------------------------------------------------------------------------
   早速のご返事ありがとうございました。
艇体の幅は8センチです、少しスマートな印象です。着陸(着水と言えないのが残
念)のとき巻き込むので、エルロンを跳ね上げてねじりさげをつけ、垂直の面積が
足りないのでプラ版を張りました。これで何とか着陸しています。プラ板だらけの
機体になりそうです。これではスケール機が泣きます。やってみます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:飛行艇の調整  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 07/9/13(木) 21:22  -------------------------------------------------------------------------
   写真を見ました。
とても素敵な飛行艇ですね。
水の上でも絵になるでしょうね。

写真からもかなり機首の幅が狭いように感じますね。
模型の飛行艇の場合は、船のように水を左右に掻き分けるのではなく、
通過する水をすべて胴体下に押し込む形状にしなければ、
上手くプレーニングに入りません。
「平底のフロートは高性能」といわれるのもそのせいです。


あと低速旋回時に巻き込むのは、多くの場合翼のせいではなく垂直尾翼の面積不足です。
分かりやすく言うと、フラットスピン癖です。

よっぽど翼面加重が重くて翼端失速しやすい機体なら別ですが、
垂直尾翼を大きくすることによって、
巻き込み癖はキレイに消えることが多いです。

写真を見ても、垂直尾翼が非常に小さく見えますね。
私なら2倍以上の大きさにするでしょう。
飛行艇や水上機の場合はフロートが前方に突き出しているので、
陸上機よりも大幅に垂直尾翼を大きくするべきだと思います。

色々な飛行艇(実機)の写真を見ていても、垂直尾翼の面積を増やしたり
追加して3枚にしている機体がありますね。

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