垂直離着陸、水平ホバリングの実験用parファイルです。
今回のparファイルは2010年2月4日にアップの改訂版になります。
前回のparファイルは色々と飛ばし辛いところが有ったので、
再度パラメータを見直して見ました。
− 変更点 −
1) ロール、ヨー方向の慣性モーメントを少し小さくして
応答を良くしました。
2) ピッチ方向は逆に慣性モーメントを少し大きくして
応答をマイルドにしました。
3) 前後バランス用エンジンのZ軸スラストは前後同じでしたが、
前エンジンのスラストを少し少なく(垂直方向の成分が増える)
しました。
4) 主翼に後退角を付けた時の取り付け角補正が適切でなかった
ため、取り付け角の設定値は0度なのに実際には少し迎え角が
付いていました。
これを取り付け角0度になるように補正しました。
5) 主翼の下反角を少し増やしました。
− 上記変更によるメリット、デメリット −
1) 姿勢が崩れた時の収束が良くなったため、全体的に操作しやすく
なりました。
2) 垂直離陸はスロットル、エレベータの操作で、わりと水平を保った
状態で出来るようになりました。
3) 垂直着陸はエルロンをあまり意識せずにスロットル、エレベータの
操作で降下出来るようになりました。
4) ホバリングは左右の振れがわりと少ないので、定点維持が楽になりました。
5) ホバリングよりに設定したため、前に進む力が少し落ちました。
6) 前に進む力が落ちた分、バンクを掛けた小回りや八の字飛行では、
スロットルを上手く使わないと、浮き上がったり落ち込んだりと
一定高度の旋回が少し難しくなりました。
ファイル名は変更してありますので、前回のファイルと混在する事が出来ます。
bmpファイルは共通なので、上書き、コピー無しの何れでも構いません。
興味のある方は飛ばし比べてみてください。
注: 機体重量に対しての慣性モーメントが小さいので、使用するPCの
環境によってはピクツキ等不安定になるかもしれません。
その時は残念ながらこのparファイルの使用は諦めて下さい。
私のPC環境では問題なく動いています。