アクロ・スタント技の辞典
 
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ループ系   ロー ル系   サークル系   コブラ系   ナ イフエッジ系   失速フォール
 ホバリング系    スピン系    名前不明   そ の他   アクロ関係情報   おすすめ曲 
    
ループ系
ループ Loop
いわゆる宙返りです。
適当にやるのは簡単ですが、綺麗な真円を描くには、
スロットルワークやエレベータなどの微妙な操作が必要で、
かなりのテクニックが必要です。
エレベータアップで行う正宙返りはインサイドループ、
エレベータダウンで行う逆宙返りはアウトサイドループと言います。
ヘジテーションループ(角 宙返り)
多角形を描くループ
スクエアループ(四角宙返り)は四角を描くようにループするマニューバー。
他に三角や六角宙返りもあります。
キッチリ決めるのはとても難しいです。
キューバン8
ループ後半で半回転ロールを行い、
反対側で同じようにループして、8の字を描くこと。
インメルマンターン IMMELMAN TURN 
ループの頂上で半回転ロールを行うこと。
昔インメルマンと言う人が、非力な機体で
素早く高度を取るために生み出したらしいです。
スプリットS SPLIT S
インメルマンターンの逆で、半回転ロールの後
下方向にループさせること。
ローリングループ Rolling_Loop
ロールをしながら宙返りをするマニューバー。
ロールの回転と左スティックの回転をずらすことによって、
機体が常に上に行こうとするタイミングがあり、
これをキープすることで宙返りが出来ます。
パワーと翼面積が充分にあり、軽い方が楽に回れます。
ローリングループ2回まわりは、
2回転のロールを行いながら宙返りする技。
キッチリ決めるのは非常に難しい。
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タイトローリングループ(ロー リングコブラループ)(ローリ ングフリップ)
非常にタイトにローリングループするマニューバー。
ほとんど翼が失速している状態でコントロールしなければならない。
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チャイニーズループ  (ローリングループ1回まわり)
1回転のロールを行いながら宙返りするマニューバー。
つまり、1回ひねりが加わったループを行うこと。
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下方向の場合
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アバランシュ
(ハートループ)
頂点で1回スナップロールを入れ、宙返りをするマニューバー。
スモークが出る機体の場合、空にハートが描けます。
日本での通称はハートループ。


ローリングループについて

ローリングループと一般的に言われている演技は、大きく分けて2種類あります。

まず一つめは、パターンフライト的にゆっくりロールしつつ
上空に大きなループを描く演技です。

この練習方法としては、まず1ロールで1ループを目標にするといいでしょう。
まず半ロールしながらループの頂点に向かって水平飛行で抜ける練習します。
次に高高度から半ロールしながら下へ戻ってくる練習をします。
それを続けて演技すれば1ロールで1ループが出来ると思います。

これを繰り返し練習し、2ロールで1ループにしたり
4ロールで1ループに挑戦するといいでしょう。(私にもできませんが(笑))

二つ目はインドアでよくやっているように
フルにエルロンを切って目にもとまらないロールをしながら
非常に小さなループを描く演技です。

これに関しては、機体の姿勢を見て判断することはあまり出来ませんから、
その機体の挙動とタイミングを体で覚えるしか無いでしょう。

私がこれを覚えた方法ですが、
まず高度を充分にとって、フルスロットルで
フルにエルロンを切りながら左スティックを適当にグルグル回します。
そうすると機体は暴れながら非常に小さいローリングサークルや
ローリングループ(もどき)をすると思います。
私は、その時のローリングループのタイミングを見つけて繰り返し練習しました。

どちらのローリングループでも共通していることですが、
操縦者の心理として、上に向かう時には上手く操縦できても、
頂点から下に向かう時に不安になりどうしても焦ってしまって、
上に向かう時と違う操作をしてしまうことです。

機体は基本的に上に向かう時と同じ操作を後半でも繰り返せば、
かってにループから抜けて水平に戻ります。
ループの前半だとか後半だとかをあまり意識しないほうが
ローリングループは上手く出来ると思います。

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ロール系
ロー ル Roll 
日本語で書くと横転ですね。
綺麗に軸を通すためには、エレベーターやラダーの微妙な操作も必要です。
スローロール Slow roll 
飛行エリアいっぱいを使って非常にゆっくりロールさせるマニューバー。
ラダーとエレベーターの微妙な操作がないと軸が通らず、とても難しい。
ロール系の操舵の基本が学べるため、
まずこれを練習することをお勧めします。
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スナップロール Snap roll
素早くネジリながらロールするマニューバー。
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テーパー翼などの翼端失速しやすい機体の場合は、
内側の翼が高速失速し非常に速く回転(スナップ)する。
実機のピッツなどはエレベータアップとラダーのみでスナップが可能。
これはRCに比べて翼面荷重が非常に重いためだと思われます。

スナップロールには、ポジティブとネガティブがあり、
ポジティブスナップロールは、エレベーターアップ、
エルロンとラダーを同方向に切って回転させる。

ネガティブスナップロールは、エレベータダウン、
エルロンとラダーを逆方向に切って回転させる。

2ポイントロール 2 point roll
ロール中に180度ずつ2回の静止部分を入れるマニューバー。
しかし、あまりやっている人を見たことがない。
正面から背面の切り返しの他に、
ナイフエッジから反対側のナイフエッジを繰り返すのも、
2ポイントロールだと思います。
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4ポイントロール 4 point roll
ロール中に90度ずつ4回の静止部分を入れるマニューバー。
これはアチコチで練習しているのをよく見ます。
見た目は簡単そうだが、綺麗に決めるのはとても難しいです。
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8ポイントロール 8 point roll
ロール中に45度ずつ8回の静止部分を入れるマニューバー。
これが自由に出来れば達人級。
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16ポイントロール 16 point roll
ロール中に22.5度ずつ16回の静止部分を入れる。
ワールドクラスの腕が必要かも・・・。
270度ポイントロール
270度ずつロールさせる4ポイントロールのバリエーション。
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バレルロール BARREL roll 
螺旋状に樽の中を転がるようにロールするマニューバー。
エルロンとラダーをわずかに入れた状態でループを行う。
コブラロール
45度の角度で上昇中にロールを行うこと?
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サークル系
サー クル Circle
水平に円を描くマニューバー。
ローリングサークル(ロー リングターン) Rolling circle
ロールしながら水平に円を描くマニューバー。
スロットルとエルロンはほぼ一定で、
エレベータとラダーを操作する左スティックは、
ロールするたびに楕円を描くように操作する。
この練習にはスローロールが効果的。
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ロールの回転と、左スティックの動きのタイミングをわざとずらすことによって、
機体が右に曲がったり左に曲がったりします。
外回りよりも内回りの方が数倍難しいようです。
これらを組み合わせるマニューバーもあります。
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ローリングサークル4回まわり

サークル1回に付き、4回のロールを行うマニューバー。
これをキッチリ決めるのは非常に難しい。
ローリングサークル1回まわり
サークル1回に付き、1回のロールを行うマニューバー。
これまた非常に難しい。
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ナイフエッジサークル Knife edge circle
ナイフエッジをしながら水平に円を描くマニューバー
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ナイフエッジ2ポイントローリングサー クル
ナイフエッジをリズミカルに繰り返しながら、
水平に円を描くマニューバー。
テンポのある音楽に機体の動きを合わせるには、
これが一番効果的。 私の得意技!(笑)
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4ポイントローリングサークル 4 point rolling circle
4ポイントロールしながらサークルを描くマニューバー。
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フラットサークル(ノー バンクサークル)
機体を傾けずに円を描くマニューバー。
側面積が充分あり、ナイフエッジバランスのとれた機体では
まるで車のように水平を保ったまま曲がることができます。
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コブラ(Harrier)
コ ブラ Harrier
翼を全失速させ、パワーで釣りながら
約45度の角度で上を向きながら水平移動すること。
機体によって、やりやすさがまったく違う。
海外ではハリヤーと言われている。
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コブラで正面と、背面の切り替えし(半ロールしながら進んでいく演技)と、
コブラ状態で8の字を描く演技もある。
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ローリングコブラ (コブラロール) Rolling harrier
コブラ状態のまま、ロールを行うマニューバー。
45度を維持しながら、一定のスピードでロールし、
真っ直ぐ移動するのはとても難しい。
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ローリングコブラサークル Rolling harrier circle
ローリングコブラを行いながら水平に円を描くマニューバー。
これを非常にタイトに決めれば達人級?
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倉庫内で柱の回りをグルグルと・・・。
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ローリングコブラ左右切り返し
ローリングコブラを行いながら左右に切り返す技。
簡単そうに見えるが非常に難しい。
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ポピダンス
機体が垂直から15度程度傾いた状態で、
正面コブラの超急旋回を繰り返す演技。
ノーズを軸に尾翼は3m程度の小さいターンを行う。
ソメンジーニさんが考えた。
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(本 来はもっと何回転も回ります)
Q&A
ローリングコブラの舵の打ち方を教えてく ださい。


私はローリングコブラが不得意でよく落としますが、
操舵方法はわかります。(笑)

コブラ状態でエルロンを切り、
左スティックをタイミング良くグルグル回します。
まあ、言葉で言うのは簡単ですが・・・。(^_^;)

なお、重心が後ろ気味のセッティングの機体の場合、
エレベーターのアップ方向はそれほど動かさないため、
下が平らな半円状にスティックを動かすことになるでしょう。
また、ラダー操舵が多めでエレベーターダウンは少なめになります。
この量も機体によって異なり、胴体側面積の小さい機体の場合は、
ラダーをフルに切ることになるかもしれません。

ロール系の演技はエレベーターではなくラダーが主体です。
これは背面飛行時のエレベーター量と、
ナイフエッジ飛行時のラダー量の違いによります。
ですから、エレベーター操作だけでローリングサークルを描こうとすると、
高度が波打ちながら回ることになります。
どちらかと言うとラダー操作だけで回った方が綺麗に回れるでしょう。

ローリングコブラサークルは、左スティックの半円状の操舵と
ロールのタイミングをずらすことで円を描いて回ります。

と、言うよりローリングコブラを続けながら
真っ直ぐ飛ばす方が難しいように感じます。
最初は十分に高度をとって練習するといいでしょう。

    .
ナイフエッジ系
ナ イフエッジ Knife edge
機体を90度傾けて飛行させること。
エンジンパワーと、ある程度の胴体側面積が必要になる。

ラダーがエレベーターに、エレベーターがラダーになるため、
最初はかなり違和感がありますが、繰り返し練習すれば慣れてきます。

機体によって寝癖、起き癖、アップ癖、ダウン癖が出ることが多いので、
ミキシングで癖を取り除いておくことが必要。
また、機体上下の重心を合わせることも重要です。

ナ イフエッジ左右切り返し
右ナイフエッジ、左ナイフエッジを連続して切り返す技。
シーソーのように右、左、と傾ける方法と、
一方向に回転しながら切り返す方法がある。
これは2ポイントロールのバリエーションになると思います。
ナイフエッジループ Knife edge loop
ナイフエッジをしながら宙返りをするマニューバー。
胴体側面積と、ある程度のパワーが必要。
これは機体の性能が大部分を占め、非常に簡単な機体もあるし、
どんなにがんばっても出来ない機体もある。
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ナイフエッジ・スクエアループ
ナイフエッジのまま四角宙返りをするマニューバー。
ナイフエッジフリップ(ナ イフエッジサイドフ リップ) Knife edge flip 
ナイフエッジ状態で側転する技。
ナイフエッジで45度上昇中、スロットルを絞り、
失速させつつフルラダー+フルスロットルにすると、
ストールターンのようになるため、かなり回転半径を小さくできます。
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ホバリング中にナイフエッジフリップをして、ホバリングで止める技や、
垂直上昇中にナイフエッジフリップをして垂直に抜ける技もある。
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ナイフエッジ・スクエアサーク ル
ナイフエッジ状態で水平に四角を描く技。
E-TOCでチップハイドさんがやっていました。
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ナイフエッジコブラ
機首を45度上を向かせて、
スロースピードでナイフエッジ飛行をすること。
スーパースローナイフエッジパ ス
機首を75度から80度上を向かせて、
超スロースピードでナイフエッジ飛行をすること。
ホバリングの横移動。
ナイフエッジで往復
ナイフエッジ状態で、右に左にタイトな水平飛行を繰り返す技。
       .
失速・フォール系
ス トールターン(ハンマーヘッ ド) Hammer head
垂直上昇の頂点でスロットルをスローにし、
失速とともにラダーを打ってUターンするマニューバー。
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ヤキトリ(ピッ クアップ) Wall 
風下に向かって中スローで水平飛行中に、
急激なフルアップで翼全体を失速させ、
機首を上に向けたまま機体を横にスライドさせる技。

翼面荷重の重い機体の方がスライド量が多く、見栄えがします。
スモークが大量に出る機体ならば最高のマニューバーです。

ユルギス・カイリスの得意技で、
正式には「ウォール」と言い、「ヤキトリ」と言う名は
日本での彼の冗談から生まれたらしい。
ちなみに、「ハラヘッタ」と言う技もあるみたいです・・・。(笑)
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[[本 家カイリスさんのヤキトリのビデオ (実機)]]
--HIRO`S FBOさんからの提供です--

パラシュート Parachute 
垂直降下中のヤキトリ(ウォール)?
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フリップ Flip
前進速度がほとんど無い状態で、
急激なエレベーター操作で機体を前転、あるいはバク転させるマニューバー。

上昇中スロットルを絞り、失速寸前にエレベーターをいっぱいまで切ると同時に、
フルスロットルにすると上手く転がるようです。
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フリップリーフ Flip leaf 
垂直降下中にエレベーターアップ・ダウンを激しく繰り返し、
木の葉のように降りてくるマニューバー。
特にフライングテールの機体は非常に面白い動きになります。
パワーが充分あれば、この動きのまま上昇させることも可能です。
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フリーフォール  (エレベーター) Free fall 
スロットルを絞り、高い所から翼全体を失速させつつ、
フルエレベータで機体を水平に保ち、地上付近までゆっくり降りてくるマニューバー。
尾翼にデザマライザーが働いたような状態(デサマフォール)になる。
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他に、サイドスリップで降りてくる技や、
ローリングコブラしながら降りてくるローリングフォール、
ナイフエッジで降りてくるナイフエッジフォールと言うのもある。
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キケフォール Quique fall
エンコンが少し入り、ノーズが少し上げっている状態でフォールすること。
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ウオーターフォール Water fall
その場で回転(フ リップ)したあとフォー ルさせるマニューバー。
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ナイフエッジ・ウオーターフォール Knife edge water fall 
ナイフエッジフリップしたあと、ナイフエッジでフォールするマニューバー。
ハリア-着陸 Harrier landing
風上に向かってフリーフォールやホバリングして、
そのまま垂直に着陸させる技。
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テールスライド Tail slide
垂直上昇中にスロットルを最スローにし、そのままバックするマニューバー。
スモークが付いている機体だと煙の中を降下していくため、かなり見栄えがする。
長いテールスライドを行うのは非常に難しい。

[[カ イリスさんのテールスライドの ビデオ(実機)]]
--HIRO`S FBOさんからの提供です--

横にスライド
数年前、厚木基地の航空ショーで、ユルギスさんのスホーイが
斜め45度で上昇中に翼端を進行方向に向け、
そのまま機体を数秒間横にスライドさせていました。
機体が竿立ち(ホバリングに近い)になったまま、
斜め45度上に上昇しつつ翼端方向にカニ走りする技なんです。(笑)
強いて言うならばヤキトリのナイフエッジ版?上昇サイドスリップ?
このマニューバーの正式な名前や操舵方法は不明です。
    .
ホバリング系
ホ バリング Hovering 
機体を空中停止させること。
風がある時には、コブラを立て気味に行うとホバリングします。
これは比較的簡単ですが、無風状態の時は垂直に立てなければなりません。
垂直に立てるとトルクロールが始まるために、
ホバリングをキープするためにエルロンで機体の回転を押さえる必要があります。
風がある時のホバリングと、無風の時のホバリングは違うマニューバーといえるでしょう。
トルクロール Torque role 
ホバリング状態でプロペラの反トルクにより機体を回転させること。
これは自転車の乗り方と同じで、体が覚えるまで繰り返し練習するしかありません。
私は、機体がゆっくり上昇する位のスロットル位置にしておいて、
右手をスティックから離してしまい、左手の操作だけで
機体を真っ直ぐ上昇させる練習を行いました。
風がある時には、風と同じ速度で機体を流さなければ上手く回転しません。

番外編として、正座しながらトルクロールしたり、
トルクロール中の機体の回りを歩いて回る技もある。

トルクロール中に、エルロンで高速に回したり止めたりする技。
[[  ビデオ  ]]

逆トルクロール
通常とは逆回転のトルクロールをさせる技。
エルロンを右に切り、無理矢理機体を回転させる。
[[  ビデオ  ]]
ニンジャ Ninja 
地面すれすれでトルクロール中にスモークを出して、機体を隠してしまう技。
成家さんが命名したらしい。 
[[  ビデオ  ]]
[[  ビデオ  ]]本家、成家さんのニンジャ!
ポゴ Pogo
トルクロール中に尾翼を地面に接触させ、
また上昇する技らしい?
トルクロールサークル Torque role circle 
トルクロールをしながら半径10m程度のサークルを描くマニューバー。
想像を絶するテクニックが必要!
ヨーヨー Yoyo 
トルクロール中(または垂直ホバリング中)に、スロットル操作で
上昇-下降(テールスライド)を繰り返す技。
下降時には機体がかなり振られるため、綺麗に決めるのは非常に難しい。
[[  ビデオ  ]]
セミ
壁に機体を貼り付けたままホバリングする技。
ドイツの Manuel くんが日本に広めました。彼のサイトのVideoをご覧ください。
彼は空中でホバリングしながら壁に寄せていって貼り付けたり、
そのまま壁を上っていってストールターンで降りてきたりします。
トンボの産卵
これもManuel くんがやっていましたが、池の上でホバリングし、
尾翼をチョンチョンと水面に付ける技。
    .
スピン系
ス ピン Spin 
水平飛行中にスロットルを絞り、スピードを失速寸前まで落とした後、
エレベータとラダー、エルロンを切り、内側の翼を失速させた状態で、
クルクル回りながら垂直に墜ちてくるマニューバー。

正面スピン(ポジティブスピ ン)
エレベータアップ+エルロンとラダーを同方向に切り、
背面スピン(ネガティブスピン)
エレベータダウン+エルロンとラダーを逆方向に切ります。

スピンの途中に、正面、背面に切り替える
「クロスオーバースピン」と言うマニューバーもあります。

フラットスピン Flat spin
主翼を失速させ、水平に回転しながら降りてくるマニューバー。
[[  ビデオ  ]]

普通のスピン状態からエンジンパワーを上げ、
エルロンを逆に切り、エルロンとエレベータで
水平を維持しながら回転させる。

ファンフライ機なら水平飛行でラダーを思い切り打ち、
エレベータアップ+エルロンで水平を維持するようにすると、
フラットスピン状態になります。

背面フラットスピンは、背面で水平回転させるマニューバー。
エレベータがダウンになります。
[[  ビデオ  ]]
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シュリケン Throwing knife
超高速フラットスピンに入れ、そのままの高度で風に流されて水平移動する技。
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トルネード(上 昇フラットスピン) Tornado 
翼面荷重が軽い機体は、フラットスピンを続けながら上昇も可能です。
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[[  ビデオ  ]]
また、フラットスピン状態で離陸する技もある。
パニック(く るくるパー) Blender
ロールしながら垂直降下し、急激にフラットスピンに入れるマニューバー。
英語名は「ブレンダー」
この原型になった「タンブラー」というマニューバーもあるそうですが、
どのようなものかは分かりません。
「タンブラー」よりも低高度で立て直す技が「パニック」というらしいです。

もともとパニックという技は、
「4ポイントしながら2分の1ループ>くるくる パー>トルクロールの複合技」
だったのですが、今はくるくるパーをパニックと呼ぶのが一般的になりました。

エルロンをいっぱいに切ったまま垂直降下し、
ラダーをエルロンとは反対方向に切り、エレベータをフルダウン、
その後エルロンを逆方向に切り返して背面フラットスピンに入れます。
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上昇パニック
上昇ロールのあと急激にフラットスピンに入れるマニューバー。
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ナイフエッジスピン(ハ ンノスクリュー)(コークス クリュー)
翼端を地面に向け、クルクル回りながら垂直に降りてくるマニューバー。
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ラ ムシェバックからナイフエッジスピンへの 連続技
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-- kurachanさんからの提供です- -

背面スピン状態からラダーを逆に切ると出来るらしいですが、
ただいま練習中。

SouthernX-3の場合、スロットルスロー+エレベーターダウン+
フルラダー+エルロンをラダーと同じ方向にわずかに切ると出来ますが、
機体によって操舵方法が異なるらしいです。

ナイフエッジの状態からだと、エルロン左、ラダー左、フルダウン+
スロットル全開で行うらしい。

また、斜め上に上昇中にナイフエッジスピンするマニューバーも
あるようですが、名前が分かりません。

ムーンサルト Moon salto
ハイスピードで風下に向かって水平飛行の後、
スロットルオフでスナップして、そのままフォールするマニューバー。
機体に急激なブレーキがかかり、一瞬でスピードが落ちます。
[[  ビデオ  ]]
ラムシェバック(ラ ムチェバク)(ロムソバック) (ロムチェバック) Lamcevak
斜め45度で上昇中にネガティブスナップ(右ラダー)し、
ポジティブスナップの舵を入れ、フルパワーで転がるマニューバー。
テレビなどで何度か見たことがありますが、よく分かりませんでした。
あえて言葉で表現するなら、斜め45度で上昇中に
スナップ+シッチャカメッチャカ。(笑)

[[エ レナさんのラムシェバック のビデオ(実機)]]
[[ド ミニクさんのラムシェ バックのビデオ(実機)]]
--HIRO`S FBOさんからの提供です--

京 商マジェスティックでのラムシェバック
[[  ビデオ  ]]
-- kurachanさんからの提供です- -
 
kurachan さんの説明
ラムチェバクの本来の動作は 飛行方向に尾翼を出す状態を作ることをいい、
スナップロールからエレベータを切り替えてむりやり止めて前転するようにしますが、
機体によって挙動が大きく異なるため、こうでなければいけないいうものな無いようです。
慣性をつかうので機体が重くて失速しやすく後ろ重心の機体で実行します。 
おおのさんから の情報
ラムシェバックの解りやすい動画がありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=skfprThzUq4&feature=related
基本的な操作はこちら
http://jp.youtube.com/watch?v=RNvD9OQNPVA&feature=related
ダンブル
たぶん、ダウン方向のスナップロールみたいな技だと思います。
詳しいことは不明。 タンブリングTumblingも 同じ意味?
ラムシェバックの別名かもしれません。
     .
名前不明
お しりフリフリ
ホバリング状態でラダーでおしりをフリフリする技。
アップテンポの音楽に乗せてこれをすると、非常にユーモラスで楽しい動きです。
[[  ビデオ  ]]
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ナイフエッジでフリフリ
ナイフエッジで飛行中におしりを上下にフリフリする技。
成家さんの得意技ですね。
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フィギャースピン
背面で地面すれすれから急上昇し、上昇スピンに入れる技。
上手く決まると、ほとんど空中停止状態で
フィギャースケートのようにスピンできます。
名前がよく分からないので、勝手にフィギャースピンと命名。(笑)
これとタイトな背面ループを連続して行うと、とても面白い動きをします。
超タイトな水平8の字
ラダーとエレベーターを使い、目線位の高度で
5mほどの大きさの8の時を描く技。
時々フラットスピンを入れると、機体が踊っているようでさらに楽しい。
    .
その他
サ イドスリップ SIDE SLIP
ラダーで機体を横滑りさせつつ、エルロンで反対側に傾け
バランスを取って高度を下げる技。
空気抵抗が大きくなり、機体にエアブレーキのような作用をもたらす。
着陸スピードを落とすために実機でも使われます。
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背面サイドスリップ (地面スリスリ2本線!)
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ココ・ダンス
サイドスリップを左右連続してユックリ繰り返す演技。
ハンドキャッチ
ホバリング中に手元に引き寄せて機体を手でキャッチすること。
安定したホバリング状態に持ち込み、
左手で機体をキャッチした後、右手でスロットルを下げる。
これが100%出来るようになれば、一目置かれること間違いなし。\ (^ー゜).
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マウスキャッチ(歯 んどキャッチ)
機体をホバリングさせ、歯でキャッチする技。
非常にホバリング安定の良い機体でないと難しい。
プロペラに当たると大変危険なので、よい子は真似しないように!(笑)
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エアープレイス
機体を持ち、スロットルをホバリング状態にして、
空中に置くようにリリースすること。
U コン飛ばし
操縦者の回りをナイフエッジ状態で
ハイスピードでぐるぐる飛ばす技。
E-TOCでチップハイドさんがやっていました。
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フラット状態でグルグル回す方が、よりUコンらしいかも。
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トルクロールストッパー(ア ンチトルクロールデバイ ス)(ツンツン)
アンテナでトルクロールを止める技。
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私もやってみましたが思ったより難しいですね。(^_^;)
しこーき釣れませた・・・
アンテナで機体をキャッチする技。
かなり軽い機体でないと無理っしょー。(笑)
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壁から離陸〜着陸
E-TOCでJason Noll選手が見せました。
立てたテーブルから離陸し、着陸はテーブルの上に脚を引っかけます。
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翼端投げ(SAL)
これはマニューバーではないかもしれませんが、
バランスの良い機体は翼端投げしても真っ直ぐ飛びます。
そのまま他の演技に入るのも面白い。
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股くぐり
タイミング良くジャンプして、機体を飛び越える技。
これもManuel くんが広めまし た。
彼は背面で股くぐりをやりますが、もし機体を踏みつけたら・・・。(^_^;)
橋くぐり
これはマニューバーではありませんが、
ビデオがあまりにも凄いので、ここで紹介します。(笑)
[[  ビデオ  ]]
[[  ビデオ  ]]
 
私はまだ初心者なので、勘違いや間違いなどがあると思います。
間違いを見つけた方は、メールなどで指摘していただけると大変助かります。
また、技の説明用に良いビデオをお持ちの方は提供願います。
(このページはリンクフリーです。沢山リンクしてください ね。)


 
アクロ関係情報
ト ルクローラー小野さんのビデオへのリンク
http://lum.acty-net.ne.jp/~rchobby/memo/data3/2002-11-6/1.htm
http://lum.acty-net.ne.jp/~rchobby/memo/data4/2003-7-30/kmademo-dekagb-1.wmv
http://lum.acty-net.ne.jp/~rchobby/memo/data4/2003-7-30/kmademo-dekagb-2.wmv
http://203.140.76.147/hokusei/movie/2004sprng-akira-ono-decaair.wmv
http://lum.acty-net.ne.jp/~rchobby/memo/data2/2001-10-3/1.htm
小野さんのアクロ解説な ど (小 野さんのサ イトのメモページ)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~onoono/data2/sonota.htm
KOBさんのアクロ Q&A (KOB さんのサイト)
http://www.acty-net.ne.jp/~kob/akuro.htm
ホクセイモデル池田さん のアクロ講座 (ホ クセイモ デルさんのサイト)
    (これであなたもトルクローラー)
ホ バリング&トルクロール編
背面コブラ編
アクロフライト イメー ジアニメ解説 (Sam さ んのサイト)
http://www4.zero.ad.jp/o_saito/my_hobbys/acro_anime/kaisetu_flame.htm
HIRO`S FBOさんのサイトには
  実機の素晴らしいビデオがあります。こちらの ページです。

その 他、アクロ・スタント技について検索してみました。

http://www.twinring.jp/hautevoltige/2003/manoeuvre/
http://miouzaki.zive.net/cy6/sd/aero/sd_aero01.html
http://www.quicktechhobby.com/articles/3d_with_mike_mcconville.htm
http://www.haute-voltige.com/inter/videos/videos.htm

ファ ンフライとアクロ機の違い
ファンフライと呼ばれる機体は、板や棒状の胴体で広い翼を持ち、
厚翼でスローフライトが得意な機体です。
(海外では3Dプレーンと呼ばれているようで す。)

アクロ機と呼ばれている機体は、
普通のスタント機やスケールスタント機のデザインを持ち、
スピードに乗った飛行のほか、失速系の演技も出来る機体です。

また、ファンフライとアクロ機の中間の特性を持つ機体もあります。



フリースタイル
Aeromusical)用のおすすめ曲

私 はで音楽を流しながらア クロ演技をするのが大好きです。
難しい技をやらなくても、リズムに合わせてエルロンスティックを左右に振るだけでも
とても楽しいので、皆さんも是非フィールドにヘッドホンステレオやラジカセなどを持ち込み、
音楽を聴きながら飛ばしてみてください。
きっと新たな楽しみが見つかるでしょう。

私はいままで沢山の曲を試してみましたが、
どうしてもリズムに合わせることが出来ない曲もありますし、
自分で飛ばしていても感動するほどピッタリ合う曲もあります。

ここでは私が持っている3000曲位の音楽から、
特に演技に合わせやすく、おすすめできる曲をいくつか紹介します。



ダ イナ ミックに飛ばす曲

Superman  (スーパーマン)の テーマ  John Williams
スピード感と迫力があり、スーパーマ ンが空を飛ぶイメージで爽快 に飛ばせます。
曲の途中でスローになったりするので、
ホバリング系の演技などで静と動のメリハリが付けやすく、
最後の「ジャン!」に合わせて目の前でスナップを決めれば最高の気分になれます。
再 生>

Raiders of the Lost Ark(レイダース/失われたアーク)End Credits  John Williams
こちらもJohn Williams作曲。 アップテンポ>スロー>アップテンポとリズムが変わり、
最後に思い切り盛り上がり、バシッと終わりますので非常に爽快な曲です。
再 生>

Star Trek(スタートレック)The Motion Picture End Title
非常にポイントロールが合わせやすい リズムで始まり、
その後ホバリング系の演技にピッタリなスローなリズムに変化、
最後に盛り上がって終わりますので、これも合わせやすい曲です。
FMS による動画再生>

The Phantom of the Opera オペラの怪人
大変有名なミュージカルの映画版サン トラです。
この曲だけではなく、アルバムの中にも
ドラマ性があって素晴らしい曲が沢山入っています。
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Pirates Of The Caribbean パイレーツ・オブ・カリビアン (編集が必要)
ドイツのインドア大会でよく流れてい る定番の曲です。
大変ダイナミックで迫力があるメロディがちりばめられていますが、
非常に静かな音が続いたり、短すぎたりするので
1曲そのまま使うことは出来ません。
良い所だけ編集して使うといいと思います。
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Atlantis The Lost Empire アトランティス~失われた帝国(編集が必要)
このアルバムに入っているいくつかの 曲は
ドキュメンタリーのテレビ番組などで一番盛り上がる部分に使われていたりします。
大変迫力があっていいのですが、やはり編集が必要です。
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The Matrix Revolutions マトリックス レボリューションズ Navras (編集が必要)
迫力のあるサイバーサウンドです。
アテネ五輪のシンクロでロシアのチームも使っていました。
飛行機のアクロよりもヘリコプターの3Dに合うかもしれません。
ちょっと曲が長すぎるので編集が必要でしょう。
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ゆっくり丁寧に飛ばす曲


Time to Say Goodbye (Con te partiro)  Andrea Bocelli & Sarah Brightman
IAM.2000ではC.ペイサンル ルー選手がこの曲に乗せて素 晴らしい演技をしていました。
小野さんもイベントでフライトする時に良く使っていますね。
美しくスローな曲なので、勢いでごまかすことが出来ません。
常に丁寧で正確な操縦が求められるため、ある意味難しいですが
ピッタリ合えば大変ドラマチックで最高の曲です。
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NHK スペシャル「世紀を超えて」のテーマ London Philharmonic Orchestra/Miriam Stockley
こちらも小野さんの定番曲です。
非常に美しいメロディが続く曲ですから
ミスをすると台無しになるので丁寧に操縦する必要があります。
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From Russia With Love007  ロシアより愛をこめて Matt Monro
かなり古い曲ですが、飛ばしてみると 結構良い雰囲気が出ます。
大人向きの渋い感じのするスローな曲です。
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My Heart Will Go On  Titanic
皆さんご存知、映画タイタニックの挿 入歌です。
スタートは非常に静かで、曲が進むにつれて
最高の盛り上がりを持つドラマ性を持っています。
長いテープを引いて飛ばすといいでしょう。
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早 いリズ ムで楽しく飛ばす曲

Cartoon Heros  Aqua
リズム感が楽しくて途中で転調もあ り、静演技とのメリハリが付け やすいです。
ちょっと早めのリズムなので、大型機には合わないでしょう。
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エ ヴリ バディ・ニーズ・サムバディ    ブルース・ブラザース
難しいテクニックを使う必要はありま せん。
リズムに合わせて翼やテールを小さくフリフリするだけで、
とっても楽しい気分になれる曲です。
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ラ・ バ ンバ
これもリズムに合わせてエルロンを左 右に動かすだけで楽しく飛ば せる曲です。
ナイフエッジでラダーを動かし、お尻をフリフリさせるのもいいでしょう。
曲の途中で紙ふぶきを落とすのも良いかもしれませんね。
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Total Recall
独特のリズムが最後まで続き、テンポ もちょうどいいです。
これに合わせてポイントロールすると、
まるで飛んでいる機体から音が出ているように思えてきて面白いです。
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Live And Let Die 007 死ぬのは奴らだ Paul McCartney & Wings
曲の途中でだんだん早くなったり遅く なったり、めまぐるしくテン ポが変わります。
このテンポに合わせるのは大変ですが、
うまく使うと面白い効果を演出できるかもしれません。
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Footloose  フットルース _ Kenny Loggins
ダイナミックなリズム系の曲です。
テンポは非常に早く、激しいロールを続けすぎると
コントロールを失うかもしれません。
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トロピ カ〜ル 恋して〜る  松浦亜弥
まさかこんなのは合わないだろうと 思っていましたが、意外と楽し いです。
仲間内のウケ狙いにいいかも。(笑)
速いテンポでグリグリ飛ばし、途中のセリフの部分で、
ホバリングさせて自分にまとわりつかせるのがお勧め。
再 生>




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