インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

メルセデス・ベンツのディーラーでAMGパフォーマンスツアーと言う
試乗会が行われていたので行ってみました。

Cクラスの最強版であるAMG C63 Sに乗ってみることにします。
これはCクラスの車体に510馬力のV8エンジンを搭載した
強烈なパフォーマンスを発揮するセダンです。

初めて見たんですが、やっぱり普通のCクラスとは迫力が違いますね。
インテリアはCクラスそのままなので、いつも見慣れた愛車と同じ風景が広がりますが、
エンジンをかけてみると「ドロドロドロドロ」と言うアメ車っぽい音がして、
只者ではない雰囲気がプンプンします。(^-^;)

ハンドル操作は普通のCクラスよりもややしっかり感があるものでした。
もちろん乗り心地は硬いですがポンポン跳ねてどうしようもないほどではなく、
スポーツカー好きで硬い乗り味が好きな人なら問題ないと思います。

かなり過激なスペックを持つ車なので、
「シャシや乗り味も普通のCクラスとは別物なのかな?」と思っていましたが、
実際に乗ってみると全然そんなことはなくて、ざっくり言うと乗り味は硬くしたCクラスです。

公道では扱いきれないパワーを持つエンジンも大変コントローラブルなので、
アクセルを大きく開けなければ普段使いの乗用車として十分使えると思います。
普通に近所のコンビニに乗って行けます。

安全を確認してギヤを下げフルスロットルにしてみました。
パワーバンドに入るとリアタイヤは「ギュイ~~」と簡単にホイルスピンを始めますが、
横にスライドして挙動がとっちらかることもなく、
スタビリティも高いので安心してアクセルを開け続けることが出来ますね。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=RDmoNXmk0oo”#t=12s”

大きく重いV8エンジンをフロントに無理やり押し込んだような車ですが、
サスや足回りはしっかりとチューニングされているようで、
普通のCクラスセダンより250kgも増えた重量感は確かにあるものの、
ハンドリングにネガな部分は特に感じられませんでした。

この車は、富士スピードウェイなどの国際サーキットを走りたいけど、
スポーツカーじゃなくてCクラスの形がいいと言う人には良いんじゃないかと思います。
その辺の峠道やミニサーキットだとアクセルをなかなか開けられないので、
ストレスが溜まるかもしれません。

タイヤも幅広で薄くサスも硬いので、
ザラザラ感のある乗り心地はある程度我慢する必要があります。
吸水舗装された道路などでは、ハンドルに「ジーン」と言う細かい振動が伝わって来ますし、
ロードノイズもけっこう大きいので、快適な乗用車が欲しい人にはオススメできません。
普通のCクラスが新車で2台買える値段が高いか安いかは人による・・・・・・って高いよ!(笑)

自分の愛車である普通のCクラスワゴンに乗り換えたら、
「まあ、なんて極上の乗り心地!」と思っちゃいました。
やっぱりこっちが本来のCクラスの乗り味なんでしょうね。

さて、もう一台です。なんと、AMG GT S も試乗することが出来ました。
うひょ~!まさかこいつに乗れる日が来るなんて!(゜▽゜)

エンジンはAMG C63 Sと同じ510馬力のモンスター。
しかもこちらの方が車体が90kgも軽量です。

やたら幅広くてぺったんこの車体はスーパーカーのオーラ全開です。
近くで見ると、大の大人が4~5人は並んで寝れそうな巨大なボンネットに
ちょっとビビります。(笑)

シフトレバーが肘関節の位置にあるので、やたら操作しにくいのが気になりますが(笑)
シートポジションはピッタリ決まります。

運転席に座りエンジンをかけると「ズボン!ボボボ・・」と
重低音でかなり威勢の良い音がします。
それは獰猛な動物の唸り声のようです。
エンジン音を聞くだけで血沸き肉踊る感じはいいですね。(^ω^)

AMG C63 Sと同じエンジンのはずですが、音はずいぶん違うんですね。
スポーツカーは、このように運転する前から
ワクワクする演出があることが凄く大事だと私は思います。

動き出すと車が小さく感じられるのは良い車である証拠ですね。
とは言え、室内を見渡しても凄く幅広な車であることが分かりますから、
慎重に運転することにします。

アクセルは敏感すぎることもなくハンドリングも素直で精密感があり、
トレッドが大変ワイドで4輪のガッチリした接地感も素晴らしいです。
サスはややストロークが短めで引き締められた硬めのセッティングですが、
走っていて不快感はありません。

物凄いパワーを持っている巨大な車ですが、思いのほか運転しやすいですね。
幅が十分にある道路でしたら女性でも問題なく運転できると思います。

ギヤダウンしてフルスロットルを試してみましょう。
アクセルをガバッと踏み込むと瞬時に「ドン!!」とダッシュします。
これが本当に凄くて、まさにスーパーカーと呼ぶにふさわしいパワー感ですね。

重量の差なのかAMG C63 Sよりも確実に加速力は上ですが、
非常に高いスタビリティとメカニカルグリップにより、
こちらはホイルスピンはしませんでした。

シャシはこのエンジンのための専用設計でフロントミッドシップなので
車体バランスも完璧ですし、その剛性感と車の完成度も非常に高いです。
AMG GTは本当に素晴らしいスポーツカーだと思いました。
同じようなFRスポーツカーとしてC7型コルベットにも試乗したことがありますが、
AMG GTの方が車全体の完成度では少し上かもしれません。

車体が大きいのでターンパイクなど広めの峠で楽しんでみたい。
きっと最高の気分で走れるでしょうね。(^ω^)

欲しいけど価格が1930万円・・・Orz

参考動画(メルセデスAMG GT vs ポルシェ911ターボ)
https://www.youtube.com/watch?v=l697CuOnwhY

スーパーセブン, ベンツCクラス

ここのところ週末になると、セブンとCクラスを取っ替え引っ替え
ワインディングに繰り出して走りこんでいます。

スーパーセブンはワインディングを走るために存在しているような車ですよね。
コーナーリング性能のため他の快適性や積載性などすべてを犠牲にしたような車なので、
当たり前ですがワインディングではかなり速いです。

何度も両車のコーナーリング性能を検証したところ、にわかには信じられないと思いますが、
ベンツCクラスのコーナーリング性能はスーパーセブンとほぼ互角であることが分かりました。

ただ私のセブンの場合は、エンジンをチューンしてある上にSタイヤを履いていますし、
ダウンフォースもノーマルとは別次元なので全体的にCクラスより少し速いですが、
ギャップやうねりの関係でCクラスにコーナーリングスピードが負ける区間は確かにあり、
もしこれがノーマルのセブンだったら、普通の乗用車であるCクラスに勝てないかもしれません。(^-^;)

レーシングドライバーの中谷明彦さんは、Cクラスのコーナーリングを
「ランエボやインプレッサでも追いつけそうにない。」と表現しましたが、
これは本当のような気がしますね。驚異的なシャシ性能だと思います。
もしハイグリップタイヤを履かせたら かなり面白いことになるでしょうね。(^ω^)

メルセデスはなぜ普通の乗用車であるはずのCクラスに、
GTRみたいな性能の車体を与えたのでしょうね。
サーキットでの膨大な走りこみを行って開発しないと、
このように優れたシャシ性能を持つ車は生まれないと思います。

ベンツって、日本車で言うとクラウンあたりの立ち位置だと思いますが、
設計思想が全然違うんですね。(^-^;)
もしかしたら車の基本性能を極限まで上げて安全性を高めるためなのかな?

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=-v91gTZCtQ8#t=12m49s

ベンツCクラス

レグノのマシュマロみたいな乗り心地も悪くないんですが、
タイヤがグニャグニャしすぎてガッチリした乗り味のベンツと合わず、
グリップ力とハンドリングにも納得できなかったので、
ヤフオクで中古18インチAMGホイール(ミシュランタイヤ付き)を購入しました。

やはりメルセデス・ベンツが純正採用するだけあって、
タイヤの性格もしっかりと車体とマッチングが取られていますね。
ホイールも車体のデザインにピッタリ合っていて、かっこいいと思います。(^ω^)

もちろん静粛性や滑らかさはレグノにはかないませんが、
グリップ力は大変良くなりましたしハンドリングにもしっかり感が出て、
走行中の安心感も格段に増えました。

どうやら私はタイヤ選択を間違えたようです。(^-^;)
もちろんレグノも悪いタイヤじゃないんですが、
おそらくクラウンなど国産車用に作られたコンフォートタイヤなのでしょうね。

ですから高剛性の欧州車に履かせると、
足元だけ頼りないチグハグなフィーリングになってしまうみたいです。
もしかしたらスポーティなCクラスには、
ミシュラン・パイロットスポーツ4などのタイヤを選ぶのが良いのかもしれません。

インプレ(レビュー), ベンツCクラス

購入したばかりのCクラスワゴンなんですが、
1年の無料点検時期が来たのでディーラーに出してきました。

代車がベンツBクラスでした。(^ω^)
ラッキー、さっそくインプレしてみますね。

エンジンは1600ターボですが、アクセルを床まで踏めば
低回転からなかなか侮れないパワーが出てけっこう速いですね。
ターボラグも気にならないし、とても良いエンジンのようです。

ただ、中速トルク型のエンジンなので5000rpm以上回すとパワーが落ちてきます。
コーナーの立ち上がりで回転数が丁度5000rpmぐらいになっちゃうと、
あんまり加速できないのでちょっとつらい・・・。(笑) 
回転がそれ以下だとパワフルに加速できます。

ブレーキのサーボアシストは強めで、軽く踏んでも十分に効く味付けです。
きっと非力な女性でも危険回避のため強いブレーキングが出来るように考えてあるのでしょうね。

Bクラスはメルセデス・ベンツのエントリーモデルの一つですが、
ハンドリングはシットリとしていて直進安定性も良く、
車の基本性能をしっかり考えた優れた設計の車体を持っています。

スピードを出すほどフラット感が増し安定感が良くなるのは、さすがメルセデスですね。
この独特のシットリしたフィーリングは門外不出の秘伝のような技術で、
他社はどうしても真似できないらしいです。(^-^;)

通常使うエコモードのままではアクセルもハンドルもかなり穏やかで、
足回りも柔らかいのでグニャグニャした感じなんですが、
スポーツモードにすると一転して車全体が引き締まり、フラット感が増し素晴らしい安定感が出ますね。
ワインディングでも心地よいスピードで、見た目から想像できないほど元気な走りが楽しめます。

本当は街乗りでもスポーツモードの足で安定良く走れればいいんですが、
エンジン回転が上がりっぱなしになっちゃうので、残念ながらちょっと無理っぽいですね。(^-^;)

いつものようにGoProで撮影してきましたので、是非ご覧ください。
撮影はエコモードで行っています。
と言うか、撮影した時はモード切り替えスイッチがあるのを知らなかった。(笑)

コンパクトカーとして普通に良い車だと思いました。
でも新車価格300万円ぐらいの車は大変な激戦区なので、
人にすすめるにはもう一つキラリと光る売りが欲しいような気がしますね。

車の総合的な完成度ならゴルフ7ですし、
運転の楽しさやコーナーリング性能はミニクーパーSが圧倒的ですし、
脅威の燃費と国産の信頼性ならニュープリウスと言った強力なライバルたちがいますからね。

あと、BクラスとCクラスの間には超えられない大きな壁があることも分かりました。
Bクラスは運転していてもメルセデスに乗っている感じはまったくしないですが、
Cクラスは近所に出かける時でさえ「これこそ、メルセデス・ベンツ!」と言えるような圧倒される感覚があります。

現行Cクラスセダンの中古車は、Bクラスの新車と同じぐらいの値段で手に入るので、
どちらか迷っている人がいるのであれば、Cクラスの中古を購入する方が絶対オススメです。
ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーなど世界の賞を7冠も受賞した名車が
同じような値段で手に入るんですからね!
http://www.carsensor.net/usedcar/bME/s004/f004/index.html?SORT=2

インプレ(レビュー), ベンツCクラス

価格.comのブリヂストン(BRIDGESTONE) REGNO GR-XTの評価のページに、
このタイヤについての詳しいレビューを書きました。(^ω^)
http://review.kakaku.com/review/K0000183314/

インプレ(レビュー), ベンツCクラス, 雑談

八戸の海岸~高速道路の車載動画です。 カメラが時々横を向きますが、
頭だけ振って視線はちゃんと進行方向を見ていますのでご安心を。(^ω^)

GoProビデオは、QuickTimeProでカットしてUniteMovieで連結することで、
無劣化編集が出来ることが分かりました。
詳しくはこちら
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n219075