スーパーセブン, ベンツCクラス

ここのところ週末になると、セブンとCクラスを取っ替え引っ替え
ワインディングに繰り出して走りこんでいます。

スーパーセブンはワインディングを走るために存在しているような車ですよね。
コーナーリング性能のため他の快適性や積載性などすべてを犠牲にしたような車なので、
当たり前ですがワインディングではかなり速いです。

何度も両車のコーナーリング性能を検証したところ、にわかには信じられないと思いますが、
ベンツCクラスのコーナーリング性能はスーパーセブンとほぼ互角であることが分かりました。

ただ私のセブンの場合は、エンジンをチューンしてある上にSタイヤを履いていますし、
ダウンフォースもノーマルとは別次元なので全体的にCクラスより少し速いですが、
ギャップやうねりの関係でCクラスにコーナーリングスピードが負ける区間は確かにあり、
もしこれがノーマルのセブンだったら、普通の乗用車であるCクラスに勝てないかもしれません。(^-^;)

レーシングドライバーの中谷明彦さんは、Cクラスのコーナーリングを
「ランエボやインプレッサでも追いつけそうにない。」と表現しましたが、
これは本当のような気がしますね。驚異的なシャシ性能だと思います。
もしハイグリップタイヤを履かせたら かなり面白いことになるでしょうね。(^ω^)

メルセデスはなぜ普通の乗用車であるはずのCクラスに、
GTRみたいな性能の車体を与えたのでしょうね。
サーキットでの膨大な走りこみを行って開発しないと、
このように優れたシャシ性能を持つ車は生まれないと思います。

ベンツって、日本車で言うとクラウンあたりの立ち位置だと思いますが、
設計思想が全然違うんですね。(^-^;)
もしかしたら車の基本性能を極限まで上げて安全性を高めるためなのかな?

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=-v91gTZCtQ8#t=12m49s

ベンツCクラス

レグノのマシュマロみたいな乗り心地も悪くないんですが、
タイヤがグニャグニャしすぎてガッチリした乗り味のベンツと合わず、
グリップ力とハンドリングにも納得できなかったので、
ヤフオクで中古18インチAMGホイール(ミシュランタイヤ付き)を購入しました。

やはりメルセデス・ベンツが純正採用するだけあって、
タイヤの性格もしっかりと車体とマッチングが取られていますね。
ホイールも車体のデザインにピッタリ合っていて、かっこいいと思います。(^ω^)

もちろん静粛性や滑らかさはレグノにはかないませんが、
グリップ力は大変良くなりましたしハンドリングにもしっかり感が出て、
走行中の安心感も格段に増えました。

どうやら私はタイヤ選択を間違えたようです。(^-^;)
もちろんレグノも悪いタイヤじゃないんですが、
おそらくクラウンなど国産車用に作られたコンフォートタイヤなのでしょうね。

ですから高剛性の欧州車に履かせると、
足元だけ頼りないチグハグなフィーリングになってしまうみたいです。
もしかしたらスポーティなCクラスには、
ミシュラン・パイロットスポーツ4などのタイヤを選ぶのが良いのかもしれません。

インプレ(レビュー), ベンツCクラス

購入したばかりのCクラスワゴンなんですが、
1年の無料点検時期が来たのでディーラーに出してきました。

代車がベンツBクラスでした。(^ω^)
ラッキー、さっそくインプレしてみますね。

エンジンは1600ターボですが、アクセルを床まで踏めば
低回転からなかなか侮れないパワーが出てけっこう速いですね。
ターボラグも気にならないし、とても良いエンジンのようです。

ただ、中速トルク型のエンジンなので5000rpm以上回すとパワーが落ちてきます。
コーナーの立ち上がりで回転数が丁度5000rpmぐらいになっちゃうと、
あんまり加速できないのでちょっとつらい・・・。(笑) 
回転がそれ以下だとパワフルに加速できます。

ブレーキのサーボアシストは強めで、軽く踏んでも十分に効く味付けです。
きっと非力な女性でも危険回避のため強いブレーキングが出来るように考えてあるのでしょうね。

Bクラスはメルセデス・ベンツのエントリーモデルの一つですが、
ハンドリングはシットリとしていて直進安定性も良く、
車の基本性能をしっかり考えた優れた設計の車体を持っています。

スピードを出すほどフラット感が増し安定感が良くなるのは、さすがメルセデスですね。
この独特のシットリしたフィーリングは門外不出の秘伝のような技術で、
他社はどうしても真似できないらしいです。(^-^;)

通常使うエコモードのままではアクセルもハンドルもかなり穏やかで、
足回りも柔らかいのでグニャグニャした感じなんですが、
スポーツモードにすると一転して車全体が引き締まり、フラット感が増し素晴らしい安定感が出ますね。
ワインディングでも心地よいスピードで、見た目から想像できないほど元気な走りが楽しめます。

本当は街乗りでもスポーツモードの足で安定良く走れればいいんですが、
エンジン回転が上がりっぱなしになっちゃうので、残念ながらちょっと無理っぽいですね。(^-^;)

いつものようにGoProで撮影してきましたので、是非ご覧ください。
撮影はエコモードで行っています。
と言うか、撮影した時はモード切り替えスイッチがあるのを知らなかった。(笑)

コンパクトカーとして普通に良い車だと思いました。
でも新車価格300万円ぐらいの車は大変な激戦区なので、
人にすすめるにはもう一つキラリと光る売りが欲しいような気がしますね。

車の総合的な完成度ならゴルフ7ですし、
運転の楽しさやコーナーリング性能はミニクーパーSが圧倒的ですし、
脅威の燃費と国産の信頼性ならニュープリウスと言った強力なライバルたちがいますからね。

あと、BクラスとCクラスの間には超えられない大きな壁があることも分かりました。
Bクラスは運転していてもメルセデスに乗っている感じはまったくしないですが、
Cクラスは近所に出かける時でさえ「これこそ、メルセデス・ベンツ!」と言えるような圧倒される感覚があります。

現行Cクラスセダンの中古車は、Bクラスの新車と同じぐらいの値段で手に入るので、
どちらか迷っている人がいるのであれば、Cクラスの中古を購入する方が絶対オススメです。
ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーなど世界の賞を7冠も受賞した名車が
同じような値段で手に入るんですからね!
http://www.carsensor.net/usedcar/bME/s004/f004/index.html?SORT=2

インプレ(レビュー), ベンツCクラス

価格.comのブリヂストン(BRIDGESTONE) REGNO GR-XTの評価のページに、
このタイヤについての詳しいレビューを書きました。(^ω^)
http://review.kakaku.com/review/K0000183314/

インプレ(レビュー), ベンツCクラス, 雑談

八戸の海岸~高速道路の車載動画です。 カメラが時々横を向きますが、
頭だけ振って視線はちゃんと進行方向を見ていますのでご安心を。(^ω^)

GoProビデオは、QuickTimeProでカットしてUniteMovieで連結することで、
無劣化編集が出来ることが分かりました。
詳しくはこちら
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n219075

インプレ(レビュー), ベンツCクラス

ゴールデンウイークは帰省のため、神奈川から青森県八戸市まで
ベンツCクラスワゴンで高速道路を往復1500km走破しました。
メルセデス・ベンツの高速走行は素晴らしいとの評判がありますから楽しみにしていたんですが、
はっきり言って想像をはるかに超えていましたね!(゜▽゜)

この車で高速を走ってまず感じるのはスピード感をあまり感じないことです。
100km/hでエンジン音は全く聞こえないですし遮音性も高く振動も無いために、
メーターを見ないと何キロ出ているのかよく分かりません。

追い越し時にちょっと深くまで踏み込んだら、スピード感が無いまま1■■km/hも出ていてかなり焦りました。
そのため頻繁にメーターをチェックして制限速度をオーバーしないように気をつける必要があります。
出来ればヘッドアップディスプレイのオプションは欲しかったですね。
ちなみにカタログによるとCクラス(2000ccモデル)の最高速は235km/hらしく、
ドイツ本国では200km/hのスピードで巡航するのは普通らしい・・・。(^-^;)

また国産の大衆車などの多くは高速道路を走る時に
ハンドルの小さな修正舵で方向を微調整しながら真っ直ぐ走らせるものですが、
ベンツCクラスの修正舵は完全に「ゼロ」であり全く必要ありません。
ハンドルを真ん中にしていれば定規で引いたようにビシっと真っ直ぐ走ってくれます。
私はこの直進性が欲しくて欧州車を買ったようなものなので大満足です。(^ω^)

高速道路の緩やかなコーナーは視線を向けるだけで曲がっていきます。
それほどステアリング系の遊びが無くハンドリングはダイレクトと言うことなんですが、
中心付近のステアリングギヤ比は穏やかに設定されていて過敏すぎることも無く、
しっとりしていて心地良く疲れにくい絶妙な味付けになっています。
それ以上にステアリングを切ると、ギヤ比がクイックになり非常に俊敏なハンドリングを見せます。

周囲に車が全くいない時に少々素早いレーンチェンジを何度か試してみましたが、
低車高でワイドなスポーツカーのように、ほとんどロールを感じさせること無く大変クイックなレーンチェンジをします。
リアも剛性感たっぷりにフロントに追従し、ブッシュのたわみによるボディの振られもすぐに収束します。
特にリアサスのしっかり感はBMW Z4よりもずっと上だと感じました。
Cクラスのシャシ性能の高さには乗るたびに驚かされますね。
もう、「うーん」と言って舌を巻くしか無いです・・・。

参考動画 ベンツC vs スカイライン(ダブルレーンチェンジ編)
https://www.youtube.com/watch?v=hOk_awYXJg0#t=40s

高速道路での車の挙動や特性は大体分かったので、
いよいよ話題の半自動運転(ディストロニック・プラスとステアリングアシスト)を試してみましょう。
やり方はとても簡単で、クルーズコントロールレバーを手前に引くだけです。
これでドライバーはアクセル操作・ブレーキ操作・そしてなんとハンドル操作!からも開放されます。
「人工知能が自動的に車を操縦する」という初めての感覚に私は驚愕しました!!(@。@;)

数多くのレーダーセンサーとステレオカメラは周囲の車両の動きと白線を分析し、
高度な人工知能により車は自分で車線をキープしつつオートマチックに運転します。
このシステムを作動させると、ドライバーは高速道路を走る緊張感からも開放されるため、
シートバックをややゆったり目にしてオットマンを出せば、
家のソファーでくつろいでいるのと感覚的にはあまり変わりません。(笑)
これを一度味わってしまうと、もう自分で運転して長距離移動をしようとは思えなくなります。

またメルセデス特有の「車に守られている感」は高速道路の走行でますます大きくなりますので、
疲れは普通の車の半分ぐらいだと感じました。
自動的にレーンキープしてくれる関係で、
横風が吹いてもハンドルがとられることがほとんど無いと言うことも分かりました。

Cクラスのインテリジェント・ドライブシステムは素晴らしく良く出来ていて、
前方に割り込まれれば、じわりと優しくブレーキをかけて車間距離を保とうとしますし、
前方が開けばスムーズに優しくアクセルを開けて設定速度まで加速します。
ハンドル操作も人間では再現不可能なほどなめらかで上質感たっぷりです。

スムーズでジェントルな運転については私もかなり自信があったのですが、
Cクラスの自動運転の上質感には全くかないません。恐れいりました。(笑)
メルセデスは自動運転プログラムでさえ上質感に徹底的にこだわって作りこんでいるようですね。

一応、半自動運転なのでハンドルを握っていないと15秒ほどで警告が出てオフになっちゃいます。
はじめはハンドルにタッチセンサーが付いているのかと思いましたが、
ギュッと握っていてもハンドル操作をしないと警告が出るので、どうやらハンドルの回転力センサーのようですね。
ですから15秒ごとに自分でハンドルをほんの僅かに動かしてあげるとシステムがオフにならないです。

自動運転を使って長距離ドライブすると眠くなるかな?と思っていたんですが、
私の場合は全く逆で大変大きなカルチャーショックを受けたことと、
沢山のセンサーと立体カメラ映像の解析処理、
コントロール系の複雑で緻密な制御システムのことを考えるだけで興奮してしまい、
ドンドン目が冴えてきたので居眠りとはまったく無縁でした。(笑)

ちなみに、C200ワゴンの高速道路での燃費はメーター読みで16.5km/Lぐらいでした。
C180ならもう少し良いと思います。

セダンの中古ならそんなに高額ではないので、
マイカーの買い替えを考えている方は是非Cクラスを候補に入れておくことをオススメします。
きっと極上の車生活を送れますよ。(^ω^)  ↓
http://www.carsensor.net/usedcar/bME/s004/f004/index.html?SORT=2