NSR250Rのブレーキパッドがかなり減っているので、交換することにしました。
買ったのは、Koji7さんのブログで知ったZCOO セラミックシンタード(品番ZRM-N001)です。
ZCOOのパッドには特性が違う2種類がラインナップされています。
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セラミックシンタード 真綿を絞めるように効くタイプ(公道用)
セラミックシンタード TYPE-C 初期からガツンと効くタイプ (サーキット走行用)
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今まで付いていたブレーキパッドにはNISSINのロゴがあったので、
おそらく新車時に付いているノーマルのパッドだと思います。
減りはだいたい半分ぐらいですね。もう少し使えそうですが・・・。
まず正確にインプレするため、
パッド交換前にNSRに乗ってフルブレーキングを何度も繰り返し、
ノーマルパッドのフィーリングを覚えておきます。
ちなみに私のNSRの場合は、
フルブレーキでフロントタイヤがロックするより先にジャックナイフしますので、
限界のフルブレーキ=ジャックナイフするまでのブレーキ力となります。
パッド交換は非常に簡単。
ネジ式の固定用シャフトを抜いてパッドを差し替えるだけです。
では、早速テスト走行してみましょう!(^ω^)
まずZCOO セラミックシンタードは、明らかにノーマルパッドより効き始めが優しいです。
ノーマルパッドはディスクにパッドが触れた瞬間からガツンと効く感じですが、
ZCOO セラミックシンタードはパッド自体に弾力がある感じで、
触れた瞬間は柔らかく効いて、握ったストロークに比例して制動力が徐々に高くなります。
まさに売り文句通り「真綿を絞めるように、握れば握ったほど効く」ブレーキパッドですね。
最大制動力までのレバーストローク量はノーマルパッドの2倍ぐらいあり、
ノーマルパッドがディスクに当たってから5mmぐらい握るとフルブレーキとなるとすると、
ZCOO セラミックシンタードの場合は10mmぐらい握るとフルブレーキとなります。
この柔らかいタッチはブレーキラインのエア噛みに近いフィーリングなんですが、
けして効きが悪くなったわけではなく、最大制動力自体は非常に強力なので、
ノーマルパッドと同じように指一本でジャックナイフすることも可能です。
特筆する部分はやはりブレーキコントロールのしやすさで、
ノーマルパッドでストローク1mmずつ5段階のブレーキコントロールが出来るライダーは、
ZCOO セラミックシンタードは1mmずつ10段階のブレーキコントロールが可能になります。
この特性は、限界ギリギリを狙うフルブレーキングでは非常に有利になるので、
ノーマルパッドよりフルブレーキング時の細かいコントロールが出来るようになり、
限界ギリギリのブレーキングがノーマルパッドよりも安心して行なえます。
私はレースをしてないですが、多分NSRでレースに出たとしても
より限界コントロールがやりやすい このパッドを選ぶんじゃないかと思います。
限界のブレーキングをしても自在にコントロール出来る安心感があるので、
多分ノーマルパッドより速く走れます。
ZCOO セラミックシンタード ブレーキパッド、大変気に入りました。
出来れば、所有するバイク全部にこのパッドを付けたいです。(゜▽゜)
YZ250Xにも是非付けたいんですが、どうもオフロード用は無いみたいですね・・・。(^_^;)