自分で風景を作る |
**とりあえず適当に作ってみる!**
最も簡単な風景を作ることにしましょう。 ここをクリックして風景練習セットをダウンロードして下さい
自分のお気に入りの風景写真を用意して下さい。
セットの中に入っている以下の5枚のbmpファイルに、適当にその写真を貼り付けて下さい。
はい、これで完成です! o(^-^)o
このようにFMSの風景を作るのは難しいことではないのです。
このあとはもっと細かいテクニックを説明していくことにしましょう。
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**風景を作る方法**
まず、自分の作りたい風景の名前を付けて下さい。 今回はTestという名前で説明します。 練習セット中のファイル名のaaaaaをTestに変えます。 Test1.bmp
TestHeight.bmp
Test.scnをメモ帳などで開き、中のaaaaaをTestに変えてください。
風景に使う写真を用意して下さい。
その写真を元に正方形のマップを作ります。
それをシームレス化(並べても継ぎ目がでないように)します。
空は256X256フルカラーのシームレスで作っています。
出来上がった写真を4分割します。
そして、左下の絵をもう一回 Test2r.bmp と名前を付けて512X512のフルカラーで保存して下さい。 これが飛行場が描かれる部分です。 つまり近くの地面だけは高解像度にします。 Test2r.bmpに飛行場を描いて下さい。
描いたあと、出来れば256色に減色して保存してください。
FMSで読み込んだときの画像配置はこのようになります。
地面の起伏用のグレースケール画像***Height.bmpは 白い方が低く平地になり、黒い方が高く山になります。 説明のためにこんなのを書いてみました。(笑) FMSで読み込むとこのようになります。
ぼかした所はなだらかに、クッキリ書くと急な崖になります。
グレースケール画像を作る場合、滑走路付近は平らにする事が必要です。
レイヤー機能があるペイントソフトを使うと、起伏を写真にピッタリ合わせて描くことが出来ます。
パイロットと機体の位置を調整するために、
FMS上の横位置Xと縦位置Yの座標はこのようになっています。 |
***風景の中にオブジェクトを置く*** geoファイルで作ったオブジェクトをシーンの中に出現させることが出来ます。 メタセコイヤで簡単なモデルを作ります。
風景内のモデルは、出来る限りポリゴンを少なくし、表示の負担にならないようにして下さい。
GeoEXを使い、Xファイルからgeoファイルに変換してください。
geoファイルをテキストエディタ(メモ帳など)で開いて、
scnファイルをテキストエディタで開いて、データを張り付けて下さい。
それから、位置を指定するためにモデルデータの前に
注意!
テクスチャーマップの一部を透明にしたい場合は、
このbmpファイルはTestTree.bmpという名前にしました。
モデルデータのBMPファイル指定のあとにTRANSPARENTと書き入れると、
FMSで読み込むとこのようになります。
この方法で写真の人物を登場させることもできます。
オブジェクトの下には影を書き入れると、更に現実感が出ます。
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***さあ、やってみよう!*** 最初は上手くいかなくても、諦めないでチャレンジしてみて下さい。 自分が作ったフィールドで、思う存分ラジコンを飛ばすのはとても面白いですよ! 所属するクラブの飛行場の風景を、そっくりに作ってみるのもいいと思います。
出来上がったら是非私にも見せて下さいね! o(^-^)o NEW! シミュレータHELI-X用のフォトフィールドをFMSで使う方法 63歳さん情報どうもありがとうございます *.scnファイルの変更が必要ですが、シミュレータHELI-X用のフォトフィールドが FMSで使用出来ます。 K&Sさんで紹介されているフォトフィールドの一部は、おそらく下記サイトで紹介 されているHELI-X用のフォトフィールドではないでしょうか。 ここで紹介されているフォトフィールドはHELI-X用ですが、別途FMS用の*.scn ファイルも用意されています。 ダウンロードしたフィールドファイルは*.jpgファイルなので、全て*.bmp ファイルにフォーマット変換する必要があります。 http://www.szenerien.de/FMS-Szenerien/index.htm また下記サイトには大量のHELI-X用のフォトフィールドが紹介されています。 (現在72フォトフィールドが掲載されています。) http://www.szenerien.de/Heli-X-Szenerien_03/index1.html 試しに一つ使用してみましたが上手くいきましたので、変更の方法を 書いてみたいと思います。 少々長くなりますがご勘弁を。 1)下記サイトにアクセスし、下の方にあるページ切り換えで2ページ目の フォトフィールドに移動して下さい。 試したファイルがたまたま2ページ目だっただけですので、他のページの ファイルも同じように変更して下さい。 http://www.szenerien.de/Heli-X-Szenerien_03/index1.html 一番上の段の真ん中の"Ahrensburger_Schlosswiese"フォトフィールドを ダウンロードして下さい。 2)このファイルを解凍すると、下記10個のファイルが登録されています。 Ahrensburger_Schlosswiese.exe → 使用しない Ahrensburger_Schlosswiese.xml → 使用しない Ahrensburger_Schlosswiese_back.jpg → BMPファイルに変換 Ahrensburger_Schlosswiese_bottom.jpg → BMPファイルに変換 Ahrensburger_Schlosswiese_front.jpg → BMPファイルに変換 Ahrensburger_Schlosswiese_left.jpg → BMPファイルに変換 Ahrensburger_Schlosswiese_right.jpg → BMPファイルに変換 Ahrensburger_Schlosswiese_top.jpg → BMPファイルに変換 EULA.txt → 使用しない preview.jpg → ファイル名を"Ahrensburger_Schlosswiese_prv.jpg"に変更 フィールドファイルは*.jpgファイルになっていますので、Photoshop等の ソフトで全て*.bmpファイルにフォーマット変換して下さい。 私はWindows標準の24ビットカラーに変換しています。 3)ベースになる*.scnファイルを用意します。 K&Sさん又は下記サイトの*.scnファイルをどれか一つ用意して下さい。 私は下記サイトの"Aero-Club Bad Oldesloe.scn"をベースにしました。 http://www.szenerien.de/FMS-Szenerien/index.htm 4)ベースになる*.scnファイルには下記の6ヶ所で使用するフィールド ファイルを指定する所がありますので、???の所を使用するフィールド名に 置き換えてください。 この例では???を"Ahrensburger_Schlosswiese"に置き換えます。 もちろん*.scnのファイル名も"Ahrensburger_Schlosswiese.scn"に 変更します。 TEXTURE ???_left → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_left TEXTURE ???_back → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_back TEXTURE ???_right → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_right TEXTURE ???_front → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_front TEXTURE ???_top → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_top TEXTURE ???_bottom → TEXTURE Ahrensburger_Schlosswiese_bottom 5)ここまでの変更で出来たファイルをLandscapeフォルダに入れます。 一応フォトフィールドが表示されると思います。 後は飛行機のポジション、飛行機の向き(これが一番手強い)、 パイロットの視点を変更する訳ですが、変更ルールが良くわかりません。 私は試行錯誤でかなり手こずりました。 Windows自体はファイル名にスペースは許されますが、*.scnファイルの TEXTURE指定ではスペースが有ると読み込みエラーになりますので、 名前の加工が必要です。 悪いファイル名の例:エラーになる。 TEXTURE ABC DEF GHI_front.bmp 良いファイル名の例:正常読み込み。 TEXTURE ABC-DEF-GHI_front.bmp 注意:つなぎにアンダーバー "_" は使用しないで下さい。 _front、_back、_left、_right、_top、_bottom のように 予約語と紛らわしいので。 追加:FMSの場合*.parファイル、*.scnファイル共に、データとデータの区切りは スペースを使用しています。 TEXTUREセクションのフォーマットは、良い例で見ると下記の通りで なければなりません。 TEXTURE ABC-DEF-GHI_front.bmp 254.9 254.9 1000 1000 -1000 254.9 0.1 1000 1000 1000 0.1 0.1 -1000 1000 1000 0.1 254.9 -1000 1000 -1000 従って悪い方の例で見ると文字列"ABC"を読み込んだ後、文字列"DEF"を 数値とみなして変換するためフローティングエラーになってしまいます。 良い例の方は文字列"ABC-DEF-GHI_front.bmp"を読み込んだ後、 文字列"254.9"を読み込んで数値変換するためエラーになりません。 |
パノラマ・フォトフィールドについて 栗田さん情報どうもありがとうございます
フォトフィールドの作り方 JOYAさんのサイトに詳しく書いてあります。 パノラマ撮影角度間隔計算表 クリックすると新しいウインドウで開きます。 NEW! パノラマ合成チュートリアル 桝岡さんが書いてくれたパノラマ合成チュートリアルはこちらです。 |
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