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 ▼logic_wizardさん作「Mig-29」のフレア着陸parファイルです。  63歳 08/12/12(金) 12:37
   ┣Re:logic_wizardさん作「Mig-29」のフレア着陸parファイルです。  実験工房Sekiai 08/12/12(金) 19:13
   ┃  ┗Re:parファイルを見直しましたが、さてさて?。  63歳 08/12/20(土) 15:11
   ┃     ┣Re:parファイルを見直しました  実験工房Sekiai 08/12/20(土) 17:51
   ┃     ┃  ┗Re:parテストありがとうございます。  63歳 08/12/21(日) 19:26
   ┃     ┗Re:parファイルを見直しましたが、さてさて?。  桝岡@V-Tails 08/12/21(日) 1:00
   ┃        ┗Re:解説ありがとうございます。  63歳 08/12/21(日) 3:52
   ┣Re:滑走路を手直し。  63歳 08/12/21(日) 19:19
   ┗Re:parファイルを再度見直しました。  63歳 08/12/31(水) 1:53
      ┗Re:parファイルを再度見直しました。  実験工房Sekiai 08/12/31(水) 10:11
         ┗Re:了解しました。  63歳 08/12/31(水) 12:46
            ┗Re:parファイルを再度見直しました。  実験工房Sekiai 09/1/4(日) 20:45
               ┗Re:離陸の課題。  63歳 09/1/5(月) 21:50
                  ┗Re:離陸の課題。  実験工房Sekiai 09/1/6(火) 7:38
                     ┗Re:トータルバランスを考えると、やはり浮きやすいと思います。  63歳 09/1/6(火) 20:38
                        ┗Re:トータルバランスを考えると、やはり浮きやすいと思います。  実験工房Sekiai 09/1/6(火) 21:22
                           ┗Re:私もその通りだと思います。  63歳 09/1/6(火) 23:45

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 ■題名 : logic_wizardさん作「Mig-29」のフレア着陸parファイルです。
 ■名前 : 63歳
 ■日付 : 08/12/12(金) 12:37
 -------------------------------------------------------------------------
   logic_wizardさん作Mig-29のフレアを掛けた着陸が出来る
parファイルです。
前回アップしましたF-CK-1Aと同じ思想で作成したものです。

機速はF-CK-1Aよりさらにアップして設定してありますが、
β7に比べてα8.5はかなり安定した飛び方をしますし、
調整の方も機速が上がった事による舵の効き具合を見直して
ありますので、操舵自体は敏感なところはなく、通常レベルの
飛行機とあまり変わりなく飛ばす事が出来ると思います。
なお機速は水平直線飛行時のものです。


1)logic_wizardさんオリジュナルサイズの機体です。

  Mig-29_α85III.par   ランディング・ギア無し(機速:60m/sに設定)。
  Mig-29_α85III_G.par  ランディング・ギア有り(機速:45m/sに設定)。


2)何時ものようにオリジナルサイズを少し大きくした機体です。

  Mig-29_α85IV.par   ランディング・ギア無し(機速:90m/sに設定)。

  このランディング・ギア無しの機体の機速は、選択出来るようになっています。
  但し機速を変えるにはparファイルで設定値の書き換えが必要です。

  書き換え用の設定値はparファイルの頭のINFOセクションの最後に
  下記の注釈を書いておきましたので、興味のある方は試してみて下さい。
  特に水平尾翼取付角は使用されているPC環境でかなり変わります。
  下記注釈の設定値は、私のPC環境でフルスロットルで水平飛行が
  出来るようにした時の設定値です。
  また推奨機速は私がかってに決めたものなので、モニターの大きさに
  係わらず好みの機速を選択して下さい。

  --------------------------------------------------------
  下記は機速85m/sと90m/sと100m/sに設定した時の関連項目の
  設定値ですが、あくまでも私の好みと私の環境での大まかな
  設定値なので、夫々の環境で微調整して下さい。
  85m/s、90m/sは17インチ以下のモニターの時の推奨機速です。
  100m/sはかなり早いので、19インチ以上のモニターの時の
  推奨機速です。
  初期値は90m/sに設定してあります。

  機速     : 85    90     100   m/s
  -----------------------------------------------------
  燃料消費量  : 6.6    8     11   g/s  ← エンジンパワー
  ラダー  舵角: 8     7.5    7    deg
  エレベータ舵角: 38     37     35   deg
  エルロン 舵角: 32     31     30   deg
  水平尾翼取付角: -1.155   -0.973   -0.608 deg

  Mig-29_α85IV_G.par  ランディング・ギア有り(機速:75m/sに設定)。


parファイルのみに関しては、改造、転用、再配布等は自由です。
他のファイルに関してはlogic_wizardさんに著作権がありますので、
常識的な使用をお願いします。

ではでは皆さん、楽しんで頂ければ幸いです。


追伸:フルスクリーン・モードとエンジン音。
   サイズアップした大きい方の機体を飛ばす時は、フルスクリーン・モードで
   飛ばしてみて下さい。
   FMSのメニューバーとデスクトップ下側のタスクバーが無くなると印象が
   がらりと変わり、一気に飛行空間が広がります。
   フルスクリーンモードの切り換え方法はこの掲示板の検索機能を使用して、
   キーワード "フルスクリーンモード" で探してみて下さい。
   切り換え方法や関連項目が表示されます。

   エンジン音は許されるのであれば、できるだけ大きくしたほうが方が
   迫力があって楽しめます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:logic_wizardさん作「Mig-29」のフレア着陸parファイルです。  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 08/12/12(金) 19:13  -------------------------------------------------------------------------
   いつもどうもありがとうございます。
早速試してみましたが、大変楽しく飛ばせますね。
フレアをかけた着陸も出来ますし、スピードも出てリアル感が増しています。

スロットルを緩めた時の頭下げが少し大きいようで、
着陸進入時にかなりエレベーターを引きっぱなしにする必要があるので、
アップの量をもう少し減らすことが出来れば助かりますね。
出来れば、今の半分ぐらいのアップ量ならちょうど良いような気がします。
重心を少しだけ後ろにすれば直るかも?

あと、地上で静止状態からフルスロットルにすると
瞬間的に最高速に達する(大型機の重量が感じられない)のを改善できれば、
さらにリアルになると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを見直しましたが、さてさて?。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/20(土) 15:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼実験工房Sekiaiさん:
確認のため、再度前回アップしました機体を飛ばしてみたところ、
マックススピードをかなり上げたせいか、低速側のバランスが
悪く、どうもフレアを掛けた着陸がやり辛くなったparファイルに
仕上がってしまったようです。

そのため翼形計算のパラメータを再度見直し、桝岡さんのParEditorで
計算をやり直し、新しくparファイルを作り直しました。
私の飛ばした感じでは、前回アップのparファイルよりも今回のparファイルの
ほうが、logic_wizardさんオリジナルサイズもサイズアップしたほうも
何れもフレアを掛けた着陸がやり易くなったように感じます。


>スロットルを緩めた時の頭下げが少し大きいようで、
>着陸進入時にかなりエレベーターを引きっぱなしにする必要があるので、
>アップの量をもう少し減らすことが出来れば助かりますね。

sekiaiさん、すいません。
これに関しては私の操縦レベルが低いため、毎回同じ進入コースと機速で
着陸が出来ません。
そのため同じパラメータの元で、エレベータを一杯に引かなければ機首が
上がらなかったり、逆に半分程のエレベータの引きでも上昇してしまったりと
テンデンバラバラなため、舵角や他の要素を何処で固定して良いか分りません。
従って今回も飛ばした成り行きでパラメータを決めましたので、その時々で
丁度良かったり悪かったりと定まらないパラメータになっています。
(なんとも情けない!)。


>あと、地上で静止状態からフルスロットルにすると
>瞬間的に最高速に達する(大型機の重量が感じられない)のを改善できれば、
>さらにリアルになると思います。

改善方法として考えられるのは下記の三つの方法ですが、現在のFMSの
仕様では何れの方法も矛盾があり、難しいところです。
(この事は、私が知らないだけかもしれません)。

1)機体重量を増やす。
  FMSは浮きやすい性格上、元々重量を重く設定した機体では、少々の
  重量増加では地上でも上空でも殆ど特性が変わらず、効果が期待できません。
  また2)の摩擦係数とはシンクロしていないようで、摩擦係数を一定にして
  重量を増加し急発進すると、重量増加は関係なく一気にマックススピードに
  達してしまいます。
  このことから重量増による実際の摩擦は計算されていないような気がします。

2)車輪の回転摩擦係数と路面の摩擦係数を増やす。
  発進時のパワーを吸収するには、かなり大きな摩擦係数を必要とします。
  発進時の雰囲気に合わせて摩擦係数を設定すると、着陸時急制動が掛かったり、
  姿勢によっては前につんのめったり、また機速が早いタキシング状態で急旋回
  すると、車輪が引っかかってコケてしまいます。
  従って効果か出るほどには、大きく設定する事は出来ません。

3)エンジンレスポンスを悪くする。
  ジェットエンジンの吹け上がり方と発進時の雰囲気を出すには一番効果的な
  方法なのですが、これもまた簡単にはいきません。
  つまり理想的にはアイドル状態からスロットルを上げて行く時はゆっくり
  吹け上がり、レシプロエンジンでいうトルクバンドに入るとレスポンスが
  良くなってスロットルのダイレクト感が増すという仕様であれば良いのですが
  (実機のエンジンレスポンスがそうであるかどうかは分りませんが)。

  現在のFMSの仕様では発進時の雰囲気が出るまでレスポンスを悪くすると、
  スロットル全域でレスポンスが悪くダイレクト感が無くなり、上空飛行では
  思うように機体をコントロールすることが出来ません。
  またスロットルに遅れて機速が付いてくるため着陸のスロットル操作が
  難しく、思ったポイントに機体を降ろして来るのは至難の業です。
  タキシング時の機速のコントロールも、ダイレクト感があり過ぎるのとは
  逆の意味でギクシャクするため難しくなります。


と言う訳ですが、今回のparファイルには上記三つの方法を少し取り入れています。
しかし体感できるほどの効果はありません。
逆にレスポンスが悪い分、着陸の時、機速が落ちないと思いさらにスロットルを
絞ると機速が落ちすぎて、思ったポイントに機体を降ろす事が出来なくなります。
上空飛行では今回のレスポンス設定値では余り影響しないようで、普通に飛ばす
ことが出来ます。
タキシングに関しては摩擦係数を増やした分、あまり早い機速で急旋回すると
コケてしまいますので、スケールに見合ったタキシングスピードでお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを見直しました  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 08/12/20(土) 17:51  -------------------------------------------------------------------------
   63歳さんいつもありがとうございます。
parファイルの設定は、どんなに時間がかかるか分っていますので、
63歳さんの情熱には頭が下がります。・・m(u_u)m・・ぺこ。

早速飛ばしてみましたが、凄く良くなっていると思います。
ジェット機らしい飛びになってきました。
離着陸も雰囲気がありますし、飛ばしていて楽しいです。

ノーズの車輪が地面に沈むので、スプリングを硬くして
位置をもう少し前に移動するといいと思います。
ノーマルサイズのバージョンと拡大バージョンを飛ばし比べてみると、
ノーマルサイズの方がRCジェット機らしい飛びをしていると私は思います。
拡大バージョンは翼面加重が非常に軽くなっているようで、
ファンフライ的なふわっとしたフィーリングになっていて、
私としては少々違和感がありました。

実際のRCジェット機はノーマルサイズの設定よりもさらに
翼面加重が重いフィーリングで飛ぶと思います。
これは好みにもよると思いますが、私がこの機体をセッティングするなら
もっと翼面積を小さく設定するでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parテストありがとうございます。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/21(日) 19:26  -------------------------------------------------------------------------
    ▼実験工房Sekiaiさん:
テストありがとうございます。

呆け防止と思って、頑張っています。
最近割り込みが入ると今やろうとしていた事が飛んでしまい、
思い出すのに時間が掛かる事があります。
昨日立てた予定は覚えているのに、直前の時間が記憶から
抜けてしまう、だんだん危なくなってきましたね〜。

桝岡さんから改善策も含めたコメントを頂きましたので、
色々と試してみたいと思います。

またよろしくお願い致します。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを見直しましたが、さてさて?。  ■名前 : 桝岡@V-Tails  ■日付 : 08/12/21(日) 1:00  -------------------------------------------------------------------------
   >>あと、地上で静止状態からフルスロットルにすると
>>瞬間的に最高速に達する(大型機の重量が感じられない)のを改善できれば、

>改善方法として考えられるのは下記の三つの方法ですが、現在のFMSの
>仕様では何れの方法も矛盾があり、難しいところです。

エンジンパワーが大きすぎるのが原因だと思います。

FMSでは、抗力が小さいとピッチやヨーの操舵応答が不自然になる場合があり、
これを緩和するために抵抗を大きくして対応する場合が多いようです。
しかし、大きな抵抗に打ち勝ってスピードを出すためには、
エンジンパワーを極端に大きく設定する必要があります。

Mig-29_α85III.parの翼面積と抗力係数から、60m/sで飛行するための
推力を計算すると、34kg重(自重の4.5倍)になりました。
静止状態では、推力がかなり増加するため、フルスロットルでは
非常に大きな加速度になり、瞬間的に最高速に達することになります。
#エンジンレスポンスではなく、推力の大きさの問題
大きな抗力と、大きな推力のバランスで瞬間的に速度が決定され、
質量を少し変更しても、ほとんど加速感に影響しません。
車輪の回転摩擦係数を1.0に大きくしても、自重の1倍しかないので、
推力が大きいままでは、あまり効果がありません。
ノーズの沈み込みなど、不自然な挙動になるため、
小さい(実際の値に近い)ほうが良いと思います。

改善するには、
・抗力を小さく設定する
  ParEditorでのポーラー計算は、レイノルズ数=1E6を基準にしているため、
  今回のような高速機では、理論上は、抗力補正=-50%くらいで
  計算すれば良いはずです。
  もちろん、DragはOFFにします。(Mig-29_α85III.parでは、Dragの抵抗が全体の80%)
・エンジンパワーを小さくする
  エンジン関係のFMSの仕様(内部計算式)が不明なので、どのように設定すれば良いか、
  わからないのですが、、
  電動のほうが、設定しやすいかもしれません。
抗力とエンジンパワーを小さくすると、翼面荷重の違いも感じられるようになると思います。
#そうすると、楽しく飛ばせない、のかもしれませんが。。

私は、「FMSは浮きやすい」とは思っていません。
エンジンをカットして、速度や沈下率を表示させてみると、
揚力係数や抗力係数のモデル設定値から計算した値と、だいたい一致しています。

しかし、ハイパワーのモデルが多い、とは感じています。
抗力とエンジンパワーが大きすぎて、質量や揚力の影響が小さくなっているのを、
「浮きやすい」と感じる場合があるのかもしれません。
あるいは、計算は正しいが、3D表示では現実世界よりも浮きやすく見えるのかもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:解説ありがとうございます。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/21(日) 3:52  -------------------------------------------------------------------------
   ▼桝岡@V-Tailsさん:

桝岡さん、解説ありがとうございます。

理論的には分りませんが、感覚的にはどうしてもFMSは浮きやすい
と感じているものですから、フレアを掛けた時、機体が浮かずに
そのまま降下するにはどうすれば良いかと考えた時、質量を大きく
する事と、スロットルを絞れば機体がどんどん降下するように
設定すれば良いのではと思いました。
そのために現在は抗力をかなり大きく設定し、それに打ち勝つために
パワーも大きく設定しています。

この設定が他の動きに問題として色々波及する事になった訳ですね。
解説は一度には理解できませんが、暫らくまたジタバタしてみたいと思います。

またよろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:滑走路を手直し。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/21(日) 19:19  -------------------------------------------------------------------------
   前回アップしました滑走路は、滑走路の縁取りに色をつけたため
狭く感じ着陸がし辛いので、この縁取りをなくしました。
滑走路の幅が広がりますので、着陸がし易くなります。

よければ使用してみて下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを再度見直しました。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/31(水) 1:53  -------------------------------------------------------------------------
   色々とテストした結果、下記のようにパラメータを変更しました。

1)DRAGセクションの削除。
2)エンジンパワーを小さく。
2)背面失速迎角の変更。
3)失速迎角の変更。
4)アスペクトレシオを小さく。
5)翼厚を薄く。
6)揚力補正を小さく。
7)抗力補正を大きく。

抗力を小さくすると桝岡さんのおっしゃる通り、必要なパワーも数分の一に
なり、翼面荷重の違いが感じられる飛行特性になります。
また離陸も重量を感じさせる加速感になり、フルスロットルで急発進しても
一気に最高速に達することはありません。

しかしこの設定での上空飛行は私の感覚と合わず、今回は逆に抗力を大きく
設定しました(それでもDRAGセクションを使用していた時よりはかなり小さい)。
感覚の合わない一番の理由はスロットルとエンジンレスポンスがなんともシックリ
こないことです。
スロットルを絞っているのに機速が落ちずエンジンが回されてしまいます。
(例えて言えば車がエンジンブレーキを使用して坂道を下っている時、
アクセルを放しているのに車体の慣性でエンジンが回されてしまう感じです)
そのためフレアを掛けるポイントで丁度良い機速と高度になるように機体を
コントロールするのが難しく、その他の飛行場面でも機速のコンとローが
ままならず、あまり楽しめません。
またDRAGセクションを削除してパワーを小さくしたためか、アイドリング時の
エンジンが滑らかに回らなくなりました。
現在は排気量の設定を小さくして、アイドリングを上げるようにしていますが
今一といったところです。

蛇足ですが色々な機体の中には、スロットルを最スローにしても少しずつ前進
してしまう機体があります。
解決方法としては三つの方法があります。

1)足回りの摩擦係数を大きくする。
  大きくし過ぎると離着陸やタキシングに支障をきたします。
2)排気量を大きくする。
  排気量を大きくするとアイドリングが下がります。
  大きくし過ぎるとエンジンが止まってしまい、スロットルが効かなくなります。
  このパラメータはオプションの燃料/電池切れと関連していると思われますので、
  燃料/電池切れをチェックしている場合は注意。
3)スロットルトリムで調整。
  トリムで調整すると機体毎調整となるので、使用しない方が良いと思います。


ではでは皆さん、楽しんで頂ければ幸いです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを再度見直しました。  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 08/12/31(水) 10:11  -------------------------------------------------------------------------
   いつもどうもありがとうございます。
早速試してみたいのですが、今実家に帰省中のためFMSが使えません。(^_^;)
正月休みが終わったらテストします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:了解しました。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 08/12/31(水) 12:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼実験工房Sekiaiさん:
了解しました。
宜しくお願いします。

今回のはオリジナルサイズ、サイズアップ両方とも前回アップの機体より
最高速を少し増やしてあります。
そのため相対的に低速側のスピード感が遅く感じるため(高速道路を降りた
直後のスピード感)、丁度良い着陸スピードと思っても結構スピードが出て
いて、フレアを掛けると上昇してしまう場合があります。

また抗力を大きくしたとはいえ、DRAGセクションを使用していた
parファイルに比べると抗力は小さくなっていますので、スロットルを
絞ってもアップを少し引いただけで、機体は伸び気味になります。

サイズアップした機体の方は、ジャンボジェット機が300km/hで飛行
していても浮いているように感じるのと同じように?、大きいせいか
着陸時あまり重みを感じません。
逆に小さいオリジナルサイズの機体の方が、着陸時重みを感じます。

---------------------------------------------------------------------

sekiaiさん、皆さん今年も色々と有り難うございました。
どうぞ良いお歳をお迎え下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:parファイルを再度見直しました。  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 09/1/4(日) 20:45  -------------------------------------------------------------------------
   飛ばしてみました。
凄く良くなっていますね。
特に頭上げ姿勢での着陸進入は本当に素晴らしく、
飛ばしていて楽しいです。

ただ、大きな方のモデルの飛びはやっぱり違和感があり、
大型ジェットモデルらしい重量感を感じませんね。
まるで巨大な発泡スチロール製の機体のようなフワフワした感じがします。

両方のモデルの今後の課題としては、
やはり地上でフルスロットルにした時の挙動でしょう。
現在のセッティングでは、静止状態からフルスロットルにしてアップを引くと
ほとんど滑走することなくその場で瞬時に離陸できますが、
現実のRCジェットは非常に長い滑走(50m以上?)をしないと
飛び上がることが出来ないので、ここを改善すればよりリアルになるでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:離陸の課題。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 09/1/5(月) 21:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼実験工房Sekiaiさん:
Sekiaiさん、テスト有り難うございます。

課題に関しましては、これまで色々な方のalpha8.5のかなりの数の機体を飛ばして
きましたが、未だに長い滑走を要する機体には出会っておりません。
きちんと計算された翼型やパラメータを使用すれば可能なのかもしれませんが、
私個人の感じとしては現在のFMSでは実現出来ないのではと思っています。

ただ私のparファイルの作り方は理論的な根拠は無く、全てカットアンドトライで
かなりの数のパラメータをテストして、私のイメージする飛び方に合った
パラメータを採用する方法をとっています。
そのため矛盾する言い方になりますが、リアルフライト、アエロフライでは
長い滑走をしないと離陸できない機体も実際に存在しますので、今のFMSでも
実現出来るのかもしれません。

矛盾する書き方になってしまいました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:離陸の課題。  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 09/1/6(火) 7:38  -------------------------------------------------------------------------
   滑走しなければ離陸できないようにするのは不可能ではないと思います。
私が昔セッティングしたSu-37に
より滑走距離が必要になるように手を加えてみましたので、試してみてください。→

飛行中のセッティングは煮詰めていませんので少々飛ばしにくいかもしれません。(^_^;)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:トータルバランスを考えると、やはり浮きやすいと思います。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 09/1/6(火) 20:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼実験工房Sekiaiさん:

Sekiaiさん、飛ばしてみました。
このparファイルは調整前なので、現状で見ると離陸に特化したparファイル
ではないでしょうか。

このparファイルが離陸時、かなり良い雰囲気で滑走、離陸できるのは
下記の設定によるものだと思います。

1)翼面荷重がかなり大きく設定してある。
  オリジナルサイズのMig-29と比べると、約3.5倍になっています。
  (parファイルのデータからの単純計算の時)
  このため離陸できるスピードが高くなり長い滑走距離が必要になるため、
  雰囲気のある離陸を演出していると思います。
  逆に言えば着陸スピードも速くなると言う事であり、現状での着陸は最高速の
  半分近くまでしかスピードを落とせず、かなりの突っ込み着陸になってしまいます。
  反面沈み込みが大きい分、うまく調整すればフレアが掛けやすいとも言えます。

2)ピッチ軸慣性モーメントが極端に大きく設定(現状80)してある。
  オリジナルサイズのMig-29の約80倍に設定されていますので、特にスピードが
  遅い領域ではエレベータの効きがかなり悪く(効き始めるまでに時間が掛かる)、
  良く効くスピードに乗るまでかなりの滑走距離(発進加速も抑えられているため)
  を必要とします。
  これが離陸の雰囲気を演出するのに一役買っていると思います。
  また機速に係わらずエレベータを引いた直後の効きが悪くなるため、上空飛行時
  状況によっては機体の落ち込みが大きく出る事があります。
  桝岡さんのparエディタでこのparファイルを読み込み、そのままの状態で
  軸慣性を計算すると2前後になりますので、現状の値は極端に大きいと言えます。

3)プロペラサイズが小さく設定してある。
  プロペラが小さく設定してあるため、トルクで引くのではなくパワーで引く
  高回転型になっています。
  そのため初期の引きが弱く最高回転に上がるまで時間が掛かり、その事が
  長い滑走距離を必要とし、離陸に良い影響を与えていると思います。
  逆にエンジンのレスポンスは、体感上悪くなると思います。

4)エンジンレスポンスがかなり抑えられている。
  ジェットエンジンの吹け上がり方や、離陸のゆっくりした発進加速を演出するには
  とても効果的なパラメータだと私は思っています。
  これにより離陸は長い滑走距離を必要とし、雰囲気のある離陸を演出します。
  引き換えに上空飛行や着陸の時のスロットルコントロールが悪くなるため、
  メリハリのある飛行が出来なくなり、特に着陸は困難になります。
  現状もスロットルを絞っても、中々エンジン回転が落ちてくれません。

5)DRAGセクションの値を大きく設定している。
  機体に掛かるブレーキ?(加速、減速の両方向)が大きくなるので、上空飛行だけでなく
  離陸時の発進加速も抑えられ、離陸スピードになるまで長い滑走距離を必要とします。
  これも雰囲気のある離陸に一役買っていると思います。
  またこのブレーキ効果は飛行の安定に効果的だと思いますし、見た目の飛行の伸び
  の調整にも有効なパラメータです。

6)足回りの摩擦係数が大きく設定してある。
  機体の加速、減速の両方にブレーキが掛かり、離陸の時は発進加速が抑えられ
  離陸スピードになるまで長い滑走距離が必要になります。
  これも雰囲気のある離陸に一役買っていると思います。
  大きすぎると離陸、着陸の両方で機体がつんのめってしまい、タキシングの
  急旋回では機体が簡単にコケてしまいます。

以上が私の感想ですが、離陸、上空飛行、着陸、タキシングのトータルバランスを考えて
このparファイルを仕上げていくとすれば、浮きやすい方向に行かないとトータルバランスの
とれた仕上がりにはなりにくいと思いますが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:トータルバランスを考えると、やはり浮きやすいと思います。  ■名前 : 実験工房Sekiai  ■日付 : 09/1/6(火) 21:22  -------------------------------------------------------------------------
   あ、私は63歳さんのセッティングを否定しているわけではないですよ。(^_^;)

「FMSでは実現出来ないのでは」とおっしゃられたので、
長い離陸滑走についての可能性を探ってみただけです。
私がいじったのは主に各翼の形(翼面加重)とパワーと舵角だけです。
慣性モーメント、DRAG、プロペラサイズ、足回りの摩擦係数などは
私が昔セッティングしたままになっています。

このparファイルも、63歳さんの高度なセッティングにはまったくかないません。
ですから、「飛行中のセッティングは煮詰めていませんので少々飛ばしにくいかもしれません。」と書いておきました。

63歳さんもそうだと思いますが、ラジコンもFMSも趣味でやっていることであり、
肩肘張らずにそれぞれ自分の好みでセッティングを出して楽しめれば
OKだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:私もその通りだと思います。  ■名前 : 63歳  ■日付 : 09/1/6(火) 23:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼実験工房Sekiaiさん:

>肩肘張らずにそれぞれ自分の好みでセッティングを出して楽しめれば
>OKだと思います。

その通りだと思います。
私のparファイルのセッティング自体理論的なものでなく、全てカットアンドトライの
世界ですし、数多くテストしたパラメータの中から私の飛行感覚に合った
その時のパラメータを採用するという方法ですから、まさに私の好みの
セッティングになっております。

話は変わりますが、今真ちゃんのMX2_UA(オリジナルは黒の機体色)の
parファイルを見直して、再度ローリングコブラのparファイルを作成中です。
前回アップのMX2_UAのローリングコブラは迎角が大きくなるにつれ回転が
止まりがちになり、どうしても迎角を小さくロールレートを早くして飛ばす
ことになります。

今見直しているparファイルは迎角30°〜 40°位でも回転が止まらず、
且つこの状態でゆっくりした回転でローリングコブラが出来ることを
目指したものです。
そのため今回は桝岡さんのParEditorで翼型(主翼、水平尾翼、垂直尾翼、胴体)
を全て計算し直しました。

ただ相変わらず右ロール専用のローリングコブラに特化したものですが、
明日(7日)にはアップ出来ると思います。

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