Page 1119 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Xtreme3000(Sbach300)のFMS完成?? momotaro 09/2/25(水) 4:01 ┣Re:Xtreme3000(Sbach300)のFMS完成?? 実験工房Sekiai 09/2/25(水) 9:20 ┣Re:サイドスリップが楽しいです。 63歳 09/2/25(水) 14:18 ┃ ┗RCもコロコロします(笑) momotaro 09/2/25(水) 23:10 ┃ ┣Re:RCもコロコロします(笑) たろ 09/2/26(木) 0:26 ┃ ┗Re:飛ばすのが難しそうですね。 63歳 09/2/26(木) 2:48 ┃ ┗Re:補足。 63歳 09/2/26(木) 2:59 ┃ ┗パーツ位置の画像! momotaro 09/2/26(木) 9:53 ┃ ┣parファイル車輪位置修正しました momotaro 09/2/26(木) 11:51 ┃ ┃ ┗Re:par着陸姿勢がとても綺麗になりました。 63歳 09/2/26(木) 17:14 ┃ ┗Re:ちょっと遅れましたが、使用ソフトは。 63歳 09/2/26(木) 19:36 ┗不具合を修正いたしましたのでまとめ直しました momotaro 09/2/27(金) 0:22 ┣Re:遅くまでご苦労様です。 63歳 09/2/27(金) 1:36 ┗メタセコイヤで簡単に頂点を揃える方法 実験工房Sekiai 09/2/27(金) 9:04 ┗最終修正しました。。(´o` *)″ momotaro 09/2/27(金) 23:02 ┗Re:いやいや何とも楽しそうですね。 63歳 09/2/28(土) 0:11 ┗Re:いやいや何とも楽しそうですね。 momotaro 09/2/28(土) 1:03 ┣Re:FMS添付のエディターで見て下さい。 63歳 09/2/28(土) 2:32 ┗Re:parファイルのWingの簡単な説明です。 63歳 09/2/28(土) 8:36 ┗これでいいのかな??? momotaro 09/3/4(水) 1:42 ┗Re:かなり長い感想です、お暇な方はどうぞ。 63歳 09/3/4(水) 10:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Xtreme3000(Sbach300)のFMS完成?? ■名前 : momotaro ■日付 : 09/2/25(水) 4:01 ■Web : http://members.jcom.home.ne.jp/momo-artlab/rc-page.html -------------------------------------------------------------------------
みなさんが盛り上がってるので、自分もやっとやる気になってずっと取り掛かってた機体のメンドウだった部分の修正をしてだいぶみられるような状態になりましたので発表させてください。 最初に分け分からず作った部分とかの合体なので引きつった部分も有りますがご愛嬌っていうことで・・・(笑ってやってください) この機体は2007年の茂木に設計者のフィリップ・スタインバッハ選手自ら乗り込み今までにないスピード感あふれる演技をしました。 マイナーチェンジ後のSbach300にてルノー・エカーレ選手操縦で昨年のHAUTE VOLTIGE優勝機となりました。 ライカミングAEIO-580空冷水平対向6気筒エンジン(320馬力)の独特なサウンドが忘れられないので実機のフライトサウンドからサンプリングいたしました。 parファイルはここの大型3D機のものを拝借して自分のXtreme3000に合わせて調整いたしましたがラムシェバクを行いますので慣性をつけるためずっしりとさせています。 トルクロールも私の機体はスパンが800mmくらいなのでこんな感じでコロコロですがなんとか出来たりはします。 まぁご自分のお好きな飛行にアレンジしていただきたいと思います。 舞台は茂木が最高に似合います。思いっきりのいい演技で遊んでいただけたら幸いです。 |
これも素晴らしいモデルですね! 早速飛ばしてみましたが、RC機の慣性がよく表現されていて良いセッティングだと思います。 実際にmomotaroさんのRC機を飛ばすとこんな感じなのでしょうね。 独特のコロコロ感も再現されています。 Xtreme3000(Sbach300)のビデオをyoutubeで探してみました。 実機もコロコロ感があるように見えますね。(笑) http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=Sbach300&aq=f |
▼momotaroさん: 素晴らしいモデルの公開、どうも有り難うございます。 久々に次から次とモデルを公開してくださる方が現れ、 嬉しい限りです。 モデルを見ますと主翼と水平尾翼の取り付け位置の関係か、 又は翼根側の翼弦が広いテーパーの強い翼型のせいか、 車で言うところのホイルベースがずいぶん短く感じます。 これは目の錯覚でしょうか。 実際のRC機も、ホイルベースの短いコロコロ感のある 飛び方なのでしょうか。 parファイルの方も、サイドスリップらしいサイドスリップを 始めて経験し驚きました。 通常のparファイルは、ラダーを切るとその方向に曲がっていって しまうのですが、このparファイルは実機のように横滑りを演出し 素晴らしいです。 またフリップ系、フォール系の演技に慣性を感じ、スティック操作が 何とも言えません。 またよろしくお願いいたします。 |
>sekiaiさん 試していただきましてありがとうございます。 最初から自作でキャノピー付きのスケールスタントばかり作っていたので コロっていうのがやみつきになってしまってます(笑) 練習用では上下対称でテールモーメント長めのプロフィール機でトルクロールなどやってましたが、現在はこっちのスケール3Dにはまってしまって、ほとんど今回のFMSと同じ感覚の操縦性で楽しんでいます♪ こちらのメタセコの作り方をいつも参考にさせていただいております。 >>▼63歳さん: >又は翼根側の翼弦が広いテーパーの強い翼型のせいか、 >車で言うところのホイルベースがずいぶん短く感じます。 >これは目の錯覚でしょうか。 >実際のRC機も、ホイルベースの短いコロコロ感のある >飛び方なのでしょうか。 試していただいてどうもありがとうございます。 目の錯覚ではなくて実際ホイルベース短いそういう機体です。 写真のオレンジのはスパン52cmの超小型ですがフルスケールで作りました。 低速では挙動が安定しませんがややオーバーパワーでこの小型機でももの凄く安定します。巨大ローリングループができてしまうほどの超じゃじゃ馬君で気に入っています。初飛行ではコントロールはほぼ無理だと思われましたが慣れとは怖いものでちゃんとトルクロール以外はけっこう速いスピードでこなします。 コロコロはもちろんしょっちゅうありますのでそこは垂直上昇で逃げます(笑) 又は復元不能で目にも止まらぬ速いきりもみ回転で木の葉のように芝の上に叩きつけられてます・・・ 実機のバランスの良さはこんな小さな模型でも充分感じられます。 もちろんコロっというのも実機もそうだと思います。 絶対オーバーパワーというエンジンを積んでいるようです。 実機ではナイフエッジで上昇が可能だということらしいですよ。 |
翼端失速しにくい50クラスのようです。 これは楽しいです。が、本当に3Mクラスがこんなコロコロしてたら 飛ばしてて汗びっしょりになりそう。 ちょうど今持ってるExtra(Saito Fa72仕様)がこんな感じ 立てるのムズいです。 http://www.youtube.com/watch?v=aS8_WTbV7UY&feature=channel_page ぜひ2008年カラーの342も… |
▼momotaroさん: FMSは飛ばしていてもあまり緊張感がないので怖い思いはしませんが、 この機体は難しそうですね。 たろさんも言ってますが、3mもの機体でいきなりコロっと来た時は、汗どころか 一瞬心臓が止まってしまいそうです。 ちょっとparファイルの部品の取り付け位置で、実際に飛ばしていて一箇所 気になる処がありました。 添付図は夫々の部品の取り付け位置を丸で示したものですが、赤丸を見て ください。 これは右側前輪の取り付け位置を表しています。 かなり前に取り付けられているため、機体が地面に接触する前に衝突判定が 出てしまいます。 もう少し調整して前輪を下げたほうが、飛ばした時の違和感がなくなると思います。 |
添付図の丸の位置は、部品の取り付け位置と3D境界を表したものです。 3D境界のほうは、機体のこの丸の位置が地面や木のような障害物に 当たると、機体がコケルようになっています。 |
位置を確認するソフトがあるんですね! この画像は何を使ったのでしょうか?はじめて見ます。 よかったら教えてください。 メタセコいじるだけでいっぱいいっぱいで知りませんでした。 勝手にparファイルの数字のみを変えて飛ばした感覚で調整してたものですから・・・(;^ω^) |
63歳さんご指摘ありがとうございました。 63歳さんのアドバイスで不具合がわかりましたので ParEditorにて画面見ながら修正しましたので交換してください。 プロペラ位置と前の車輪位置を直しました。 それ以外はこのソフトの使い方が、、じっさいワカリマセン(;^ω^) とりあえず飛行特性は変わっていませんので。。 >たろさん サンダーボルト342仕様とフランス空軍アクロバットチーム300仕様は暇みてトライしてみます♪ |
▼momotaroさん: 今度はよくなりました。 離着陸時の車輪の接地感が自然になり、着陸姿勢がとても綺麗に なりました。 どうも有り難うございます。 parファイルで前後、上下方向の重心位置を変えたり、質量の増減で 車輪の接地ポイントはかなり変わります。 また私は車輪を少し潜りぎみにするとか、このポイントにしたいとか 結構細かくこだわる方なので、3D境界の位置決めは目で確認しやすい、 FMS標準添付のparEditorを使用しています。 この掲示板の下記スレッドをまだでしたら一度見て下さい。 簡単な操作方法を書いておきました。 タイトル Re:FMS標準添付のparEditorの簡単な取り扱い説明です。 63歳 - 09/2/15(日) 14:13 - |
▼momotaroさん: このスレッドの下記タイトルを参照して下さい。 桝岡さんのエディターと違い機能は少ないですが、サイズを決めたり 取り付け位置を決めたりするのには、とても便利なエディターです。 モデルと同じマッピングで表示されますので、間違いや微妙な調整も 割と簡単に出来ます。 是非使用してみて下さい。 但し空力的な計算、調整は桝岡さんのparEditorに勝るものはありませんので、 こちらを使用して下さい。 私の必須ソフトで、大変お勧めです。 タイトル 「Re:par着陸姿勢がとても綺麗になりました。」 |
何度もすみません。 63歳さんにご教授いただきましたFMSの添付されてるParEditorで自分の機体を3Dモードにて検証しなおしましたら面がボコボコだったのでポリゴン位置を修正いたしました。ついでに直したparファイル含めて圧縮ファイルでまとめましたので添付いたします。申し訳ないのですがこっちを完成版ということで皆様入れなおしでお願いいたします。m(_ _)m |
▼momotaroさん: 遅くまでご苦労様です。 早速入れ換えます。 それからご存知でなければですが、FMS添付のparEdit.exeは二重起動が 許されていますので、二個開いて新旧のパラメータを同時に比較なんて 事もできて、中々弁理に使用する事が出来ます。 |
メタセコイヤでは選択した頂点を自動的に揃える機能があります。 ドラックして選択して「頂点の位置を揃える」を選び、 希望する方向にチェックを入れてOKボタンを押します。 胴体をモデリングする場合は、これを頻繁に使い 頂点を断面形状(胴枠の形状)に揃えたほうが楽になりますよ。 |
sekiaiさんどうもありがとうございました。 目から鱗とはほんとうにこのことですね! もう意地になってキャノピー付近の引きつったとこ、色がずれてるとこ エルロンとの隙間、、、もう底無し沼ですが この機体の特徴である胴体キャノピー後部の凹み部も付けたし なんとか完結にしたいと思います。 じっさいこうやって発表することによって自分的に妥協してた部分やテクニックであきらめてたことも克服していけるようになりました。本当に感謝しております。 こっちのほうがこの機体のスケール感ありますのでこの機体をFMSに入れた方はお手数をお掛け致しますがxファイルの変更お願いいたします。 |
▼momotaroさん: いやいや何とも楽しそうですね。 最終修正で一休みしたいところでしょうが、ここまで完成度を上げてくると 最終修正にもう少し欲をだして注文したいと思います。 1)プロペラの上下左右方向の3D境界が、モデリングされたプロペラと ずれているのと 上下方向はスピンナーの中心から均等に配置されて いないので、スピンナーを中心に均等になるようにしてほしいです。 注:エンジン設定のプロペラとは違います。 モデリングされた3Dで描画されるプロペラの事です。 2)ベースになったparファイルの名残りだと思いますが、姿勢認識ゲージの 3D境界のポイントが残っているようです。 このモデルではデザインされていないので、取り去った方が良いかと思います。 (たぶん名残りだと思いますが、左右主翼の翼端3D境界の後方に有る ポイントです) |
>1)プロペラの〜 こちらのほうはなんとかなりそうなのですが・・・ >2)ベースになったparファイルの名残りだと思いますが、姿勢認識ゲージの > 3D境界のポイントが残っているようです。 添付した赤丸ですよねぇ?これ見てものすごく変だとは思ったのですが・・・ 何のファイルを使ったのかよくおぼえていないのですがPittsを開くと似たような画像が出ましたので多分それなんでしょう。。 なんかwingという項目が多すぎる気がしたのはこのせいなんですね(笑) parファイルのどこをどう修正したらよいかがわからないので少し時間ください〜(;^ω^) |
▼momotaroさん: FMS添付のparEditorで見れば直ぐに分ります。 丸の中心にカーソルを持って行くと、画面の左下に座標がでます。 その座標の値に近いPOINTを見つければOKです。 たぶんセクションPOINTの3番目と4番目のデータではないでしょうか。 |
▼momotaroさん: momotaroさんのparファイルで構成されているWingの簡単な説明です。 FMSは胴体も翼としてシミュレートされますので、使用するポーラーが 割り当てら、他の主尾翼と同じ扱いになります。 従ってこのparファイルは、12の翼で構成されている事になります。 またWing2.Element3と言ったようなElementを付加した書き方のWingが 沢山出てきますが、この例で言いますとWing2(右主翼)の3番目の構成翼素 である事を表しています。 この辺のもう少し詳しい説明は実験工房さんにアップされていますので、 もしまだでしたら一度覗いてみて下さい。 このparファイルのベースは作成時期的に少し古いので、8枚の胴体で構成 されていますが、現在のparファイルは4枚構成になっています。 胴体3、4、7、8は無くても上手く調整出来るようなので、この4枚の胴体を 省いて再調整された方が簡単になります。 //Wing1 主翼 <左> //Wing2 主翼 <右> //Wing3 水平尾翼 //Wing4 垂直尾翼 //Wing5 胴体1 垂直(90度) //Wing6 胴体2 水平(0度) //Wing7 胴体3 斜め(22.5度) //Wing8 胴体4 斜め(22.5度) //Wing9 胴体5 斜め(45度) //Wing10 胴体6 斜め(45度) //Wing11 胴体7 斜め(67.5度) //Wing12 胴体8 斜め(67.5度) |
63歳さんのページは目は通していたのですが じっさいやってみないとなんにもわからないものですね! 63歳さんのアドバイスで少しわかってきたような気がするので とりあえず修正やってみました。 FMS付属のソフトで3D境界位置を変えて保存するとビックリ! まったく違うファイルになってしまうんですね!ドイツ語?それに文字化けしたものがたくさんあって、、自分も全くわからないので日本語とドイツ語?のごっちゃ混ぜになってますが普通に飛びますし、飛行特性はそんなに変わっていないと思います。 トルクロールでテールタッチしてみましたがチョンという位ではクラッシュはしませんでした。まだなんか不思議な円が胴体内に残っていますが飛行には問題ないのでそのままにしてあります。 また各部修正したmqoファイル、そのxファイル、あと肝心なparファイルを入れてあります。 |
▼momotaroさん: どうもご苦労さまです。 かなりの変更になりましたね。 完成度が益々上がったように思います。 かなり長くなります、我慢できる方読んでみて下さい。 >FMS付属のソフトで3D境界位置を変えて保存するとビックリ! >まったく違うファイルになってしまうんですね! 計算したparファイルを使用してもファイルが日本人とっては見辛くなるだけで、 実際の飛行特性には影響ありませんのでご安心を。 この件に関しましては、下記のスレッドの終わりあたりの<注:>を参照して下さい。 Re:FMS標準添付のparEditorの簡単な取り扱い説明です。 63歳 09/2/15(日) 14:13 合わせて同じスレッド内の下記スレッドも参照して下さい。 桝岡さんのparEditorでの自動設定 実験工房Sekiai 09/2/15(日) 17:11 Re:桝岡さんのparEditorでの自動設定 桝岡 09/2/15(日) 21:26 ただ、ある計算値を使用したい為、実際には保存機能を私は使用しています。 例えば翼のEx、Eyの値を初期値以外の値に設定した時は、parEdit.exeで一旦計算 させ、その値のみをコピーして貼り付け使用しています。 これは設定した値と計算された値では、少し違いがあるためです。 parEdit.exeで表示させた時又は実際に飛ばした時、私には全く違いが分りま せんが、シミュレーションの計算パラメータとしては計算値を設定した方が正解 かなと思っての事で、実際には私の自己満足だけかもしれません。 しかし桝岡さんのparEdit.exeで計算しても、同じように計算値の値が出力され ますので、やはり意味のある値ではないかと思うのですが。 しかし良く見ると単に表示桁数の違いで四捨五入されただけの違いにも見えますが、 設定する値によっては、四捨五入とは違う値で表示される場合も経験しています。 正確には分りません、やはり私の自己満足か。 下記に設定値と計算値の値の違いを示します。 // 主翼 <左> 初期値の時のEx、Eyの値 0.08 -0.8375 0.128 // 翼位置X,Y,Z [m] 1 0 0 //Ex X,Y,Z 0 1 0 // Ey X,Y,Z // 主翼 <左> Ex、Eyを初期値以外の値に設定した時 0.08 -0.8375 0.128 // 翼位置X,Y,Z [m] 1 -0.1 -0.002 // Ex X,Y,Z 翼素の向き設定と上半角設定時の迎角補正 0.1 1 0.02 // Ey X,Y,Z 翼素の後退設定と上半角を付ける // 主翼 <左> 上記の設定をparEdit.exeで計算した値 0.08 -0.8375 0.128 // 翼位置X,Y,Z [m] 0.99504 -0.099504 -0.0019901 // Ex X,Y,Z 0.099484 0.99484 0.019897 // Ey X,Y,Z >トルクロールでテールタッチしてみましたがチョンという位ではクラッシュ >はしませんでした。 接触すれば直ぐクラッシュすると言う訳けではありません。 一旦めり込んでさらに跳ね返ってから、その時の衝突の強さと破壊強度の値で 判定されます。 下記足回りのパラメータで説明したいと思います。 このパラメータは3D境界ポジションの同じ項目名のパラメータと意味は 共通です。 WHEEL // 車輪ポジション ------------------------- 0.25 -0.43789 0.44539 //車輪位置 [m] 2300 //剛性 [N/m] 31 //粘性 [N*s/m] 880 //破壊強度 [N] 0 -1 0 //車軸ベクトル [X,Y,Z] 0.43 //回転摩擦係数 1.0 //非回転摩擦係数 0 //制御チャンネル 0 //最大舵角 [deg] 地面に衝突したと仮定して説明をします。 車輪位置:第一パラメータ 車輪の前後方向の位置を決めます。 第二パラメータ 車輪の左右方向の位置を決めます。 +は右車輪の位置、−は左車輪の位置の設定に なります。 またタキシングで旋回中の時、遠心力が掛かる外側 の車輪の踏ん張り具合にも関係します。 第三パラメータ 地面との接地位置を決めます。 この値はparファイルの一番上にあるMAINセクション の重心地上高 (+=上) [m]の値と同じ又は近い値の 必要があり、通常は車輪位置の値と同じ値を重心 地上高に設定します。 剛性:衝突した時、衝突部がどの位地面にめり込むかの度合いを設定します。 この事はparファイルの重心位置の変更や機体重量の変更にも関係します。 例えば剛性値を変えずに機体重量を重くすると、機体の地面に対しての めり込みが大きくなります。 修正する場合は剛性を大きくするか、又は車輪位置の第3パラメータの値を 大きくする事になりますが、どちらを修正するかは機体の特性をどうするか によります。 またタキシングで旋回中の時、遠心力が掛かる外側の車輪の踏ん張り具合 にも関係します。 粘性:衝突した時の跳ね返り具合を設定します。 車で言うところのサスペンションの設定になります。 値を小さくするとスプリングが強くなり、大きくすると弱くなります。 剛性値と関連させて値を設定すると、軽飛行機、大型機の着地の違いや 水上機のフロートの沈み込みや水に浮かんでるユラユラ感を演出する ことが出来ます。 破壊強度:どの位の強さで衝突したらクラッシュするかを決めます。 従って衝突したら必ずクラッシュする訳ではありません。 その時の衝突の強さと破壊強度の値で判定されます。 車軸ベクトル:良くわかりません。 ひょっとしたら車で言うところのトーイン、トーアウトの設定が 出来るのかもしれません。 FMSには車のシミュレーション車体もありますので、興味のある 方は面白いかもしれません。 rc-simには素晴らしい車が用意されていますよ。 飛行機の場合は滑走中直ぐに揚力が働き、車輪が浮き気味で滑走 しますので違いは分らないかもです。 回転摩擦係数:車輪の摩擦係数を決めます。 非回転摩擦係数:滑走路の摩擦係数を決めます。 上記二つのパラメータの値を適切に設定しないとラダーを 切っても横滑りしてしまい、方向転換ができません。 また滑走中の加速にも影響しますし、大きすぎると直ぐに つんのめってしまいます。 制御チャンネル:機体の方向転換をサポートする場合に設定します。 通常はラダーと同じチャンネル1を設定します。 最大舵角:地上滑走時の方向転換で使用する前輪/後輪の旋回角を設定します。 前輪で方向転換する時は+の値を、後輪で方向転換する時は−の 値を設定します。 当然ながら符号を逆に設定すると、ラダーを切った方向とは逆に 機首が向いてしまいます。 要注意:剛性、粘性、破壊強度と機体重量は密接な関係があり、適切な値で ないと衝突後地面でクルクル回りだしたり、衝突した途端いきなり 空中に舞い上がったり、Iキーでリセット後、同じ場所でドタバタ もがいたりと可笑しな挙動が出ます。 また車輪位置の第三パラメータと重心地上高の値が離れすぎていても、 FMSは不安定になり可笑しな挙動が出ます。 momotaroさんの今回のparファイルは、車輪位置に比べ重心地上高の 値が少し大きいので、Iキーでリセットすると車輪位置と重心地上高の 差の分だけ、機体が上から落ちてくる感じで表示されます。 味付けとしては結構楽しいものがあり、こういう設定も有りですが、 離れすぎには注意して下さい。 >まだなんか不思議な円が胴体内に残っていますが飛行には問題ないので >そのままにしてあります。 これは下の方にあるDRAGセクション(POLAR翼型データセクションの直ぐ上)の 抵抗位置のデータが表示されたもので、残っているのとは違い表示されていて 正常です。 DRAG -0.05 0 -0.05 //抵抗位置X,Y,Z [m] さて肝心のmomotaroさんの今回改造Xtreme3000、良くなっていますね。 モデル一つ作る事の出来ない私が感想を述べるのは無礼千万な事とは思いますが、 感想を一つ。 3D境界位置も適切に配置され、衝突しても違和感がありません。 機体のデザインもキャノピーの曲面の流れ、胴体とのつながり、キャノピー以降垂 直尾翼に向けての胴体のラインの流れが、夫々変更されていて良くなっていますね。 胴体下部のラインの流れも素直になったように感じます。 垂直尾翼前縁下部のRはより自然になり、エルロン、エレベータの夫々の翼との はめ合わせもシックリきます。 主翼、水平尾翼、垂直尾翼の各翼根と胴体との結合部もよりシックリし、機体全体 のラインの流れが美しくなりました。 またベースになっている黄色のカラーと胴体下部の黒との境目が、主翼翼厚の センターに合わせた事により、ラインが引き締まってみえます。 お疲れ様、そしてどうも有難うございます。 追伸:主翼の取り付け位置を後ろに 0.001 〜 0.003 の範囲で下げると、 ナイフエッジサークルの修正舵が打ちやすくなるポイントが 有るようです。 各個人での操作や感じ方が違いますので、逆に打ち辛いと感じるかも しれません。 ナイフエッジの癖が取れると言う事ではなく、あくまでも修正舵が 打ちやすくなると言う事ですが。 |