Page 1393 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼飛行機の反トルクについて SlowFlyer 10/1/27(水) 18:50 ┣Re:飛行機の反トルクについて 山田清繁 10/1/27(水) 19:16 ┃ ┗Re:飛行機の反トルクについて 山田清繁 10/1/27(水) 22:31 ┣Re:飛行機の反トルクについて 実験工房Sekiai 10/1/27(水) 20:02 ┃ ┗Re:飛行機の反トルクについて アイローネ 10/1/27(水) 20:57 ┃ ┗Re:飛行機の反トルクについて 素人ですが 10/1/27(水) 21:26 ┃ ┗Re:飛行機の反トルクについて アイローネ 10/1/28(木) 17:05 ┃ ┗Re:飛行機の反トルクについて 素人ですが 10/1/28(木) 23:58 ┗Re:飛行機の反トルクについて アイローネ 10/1/27(水) 21:20 ┗Re:飛行機の反トルクについて SlowFlyer 10/1/27(水) 21:49 ┣Re:飛行機の反トルクについて 実験工房Sekiai 10/1/28(木) 9:03 ┗Re:飛行機の反トルクについて たろ 10/1/28(木) 18:10 ┗Re:飛行機の反トルクについて SlowFlyer 10/1/28(木) 18:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 飛行機の反トルクについて ■名前 : SlowFlyer ■日付 : 10/1/27(水) 18:50 -------------------------------------------------------------------------
今度スパン90cm程度の低翼スケールキット(素材は発泡スチロール)に挑戦しようかと思いますが、このキットのモーターが350ギヤダウン付属なのです。 これをブラシレス化しようと思いますが、マウントがダイレクトになると、ギヤダウンと違って反トルクが強烈に出そうな気がして不安です。 この対策として、40g程度の軽めでkvも低め(1000kv前後)のブラシレスモーターを使おうかと考えています。 この方法で大丈夫でしょうか?何かアドバイスがあれば宜しくお願いします。 |
素人考えなのですが、プロペラは回転翼の類で抗力(反作用)を揚力(推進力)に変換する装置かと思います。 プロペラの変換効率によっても変わるかと思いますが、揚力(推進力)を増やすと抗力(反作用)もそれなりに増えると思います。 便乗質問なのですが、ダグデットファンも反作用は発生するのでしょうか? |
実験工房Sekiaiさん、アイローネさんレスありがとうございます。 とりあえず、ダグデットでも反トルクはあると考えて良さそうですね。 アイローネさんフリーフライト機のゴム動力機はRLパターンと言って、反トルクを消す所か右旋回させるまでサイドを付けるのが一般的です。 ラダーは左旋回に調節するので、動力のあるうちは右旋回、動力がなくなると左旋回な次第です。 その癖で私がプロペラ付きを作ると加減が解らなくって右旋回をしてしまいます… その流れでふと思ったのですが、上反角が無い場合、サイドスラストをつけてもロール癖が収まらないのではと思い始めてしまいました。 と言いますのも、私の作ったフリーフライト機で右スラストを与えていくと、左バンクした状態で右旋回しているからです。 この現象は、ラダーが左旋回に切ってあるので、右スラストと合わさって、機体が右にドリフトしながら進む結果となり、主翼右側の迎え角が増えて左バンクをしてしまうが、右旋回により主翼左側の速度が上がり、左の揚力が増えることで致命的なバンクに至らず均衡を保っている。と見た感じで理解しています。 もし、上半角が無い場合ですと、機体を右にドリフトさせても主翼左右の迎え角は変化しないので、打ち消す要素が無いような気がするのです。 経験則と結果オーライでOKな趣味の世界ですが、アレコレ考えると難しい物ですね・・・ 素人ですがさん、うろ覚えですが、実際のジェットエンジンは、風車(本当の名前は解りませんスイマセン)とコンプレッサーが繋がって回転していますが、右回りの風車と左回りの風車が付いていて、コンプレッサー及びプロペラを2重反転させていたように思います。 |
ギヤダウンであってもダイレクトであっても、 そのプロペラを同じ回転数で回すのであれば同じ反トルクが発生するはずなので、 今と同程度の能力を持つパワーユニットを搭載すれば、何の問題も無いと思います。 ただ、ブラシレスにするのであればやっぱりパワーアップさせたいと思いますから、 多少能力の高いパワーユニットを搭載してもいいと思います。 反トルクはサイドスラストやエルロンのオフセットでかなり調整できますので、 大きな問題は起きないでしょう。 山田さんの質問ですが、ダクテッドファンも反トルクは発生していると思いますが、 プロペラに比べてファンの直径はとても小さいですし、 固定ブレードが付いていたりするので、その影響はほとんど無いと思っていいかもしれません。 |
▼実験工房Sekiaiさん: >山田さんの質問ですが、ダクテッドファンも反トルクは発生していると思いますが、 >プロペラに比べてファンの直径はとても小さいですし、 >固定ブレードが付いていたりするので、その影響はほとんど無いと思っていいかもしれません。 ダクトもプロペラと同程度の反動トルクは発生しています。 プロペラ後流の捩れの影響が多少緩和されてる程度です。 反動トルクは駆動力の反作用なのでステーターでは止められません。 ダクト機も推力を測るためにバネ秤に吊るしてモーターを回すとプロペラ機と同じように機体がファンと反対方向へ回ります。 |
私も以前は、電動ダクテッドファン機で、意識したダウン(アップ?)、サイドスラストを設定した機種を見たこと無かったので、無視できる程度なんだろうなーって思っていました。 しかし最近はやりの360度ベクタードスラストの機体でホバリングもどきをすると、やはり機体は反対方向に回りたがるようです。 ホバリングでは無いのですが、↓ http://www.youtube.com/watch?v=yG4su-6Yl90 なかなか面白いですね。 ジェットエンジンは反動トルクは無いと聞いたことがありますが、DFはそうもいかないんですね。 |
▼素人ですがさん: >ジェットエンジンは反動トルクは無いと聞いたことがありますが、DFはそうもいかないんですね。 山田さんの投稿にもあるとおり、1部のジェットエンジンは多軸になっていて互いに反転することにより反動トルクを打ち消していますが、全部のジェットエンジンがそうなっている訳ではありません。 |
アイローネさん、山田さん、 ご教授ありがとうございます。 ついでに反動トルクのこと調べてましたら、面白い記事もあったんでアドレス貼っておきます。暇なときにでも見てください。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080730/155724/ 「零戦の垂直尾翼の断面が左右非対称である件について」 この手の読み物結構好きなんですw。 |
▼SlowFlyerさん: >今度スパン90cm程度の低翼スケールキット(素材は発泡スチロール)に挑戦しようかと思います。 Sekiaiさんが回答されているように、なにも心配はありません。 反動トルクの影響とは、プロペラ駆動時に機体が反対方向に回されることによって左旋回をしてしまう現象です。このため完全にバランスの取れた機体を製作して滑空デストで完璧に調整してもモーターを回すと安定が悪くなったように感じてしまうことです。 これをトリムで調整すると今度はモーターがとまったとたんに反対側に曲がってしまいます。 なので舵で調整せずモーターにサイドスラストをつけて。モーターが回割っているときは右側に引っ張って反動で左に回るのとバランスをとっている訳です。 ラジコンは操縦しているので反動トルクが深刻な問題にはならないですが、フリーフライトでは操縦が出来ないので綿密にスラストを調整するのです。 余談ですが、実機のP51、 F4U等は垂直尾翼が曲がってついています。 またTBF(アベンジャー)は水平飛行中はラダーを常に切っています。 Me109は垂直尾翼に翼断面が付いていて横向きに揚力を発生させています。 イタリアのマッキは左右で主翼の長さを変えてロール力を発生させてバランスをとっています。 フランスのMB152やイギリスのウォーラス等はラジコンと同じようにサイドスラストが付いています。 色々な機体の写真をよく見るとそれぞれ工夫が見て取れて面白いので、たまに航空雑誌などを見てください。 |
▼Sekiaiさん,アイローネさん親切にご指導頂きありがとうございます。 >なので舵で調整せずモーターにサイドスラストをつけて。モーターが回割っているときは右側に引っ張って反動で左に回るのとバランスをとっている訳です。 >余談ですが、実機のP51、 F4U等は垂直尾翼が曲がってついています。 よくわかりました。ですがやはり重いモーターよりは機体に合わせた軽いモーターの方が慣性質量が少ない分だけ反トルクも少ないような気がしますので、推力との兼ね合いで、極力軽いものを使おうかと思います。 そういえば、サザンクロスにはサイドスラストが全く付いて無いですが、これはもともと機体の軽さと胴体全部垂直尾翼のような構造なので反トルクが無視できるから?なのでしょうか? やはりスケール機は実機に準じた工夫が必要ですね。 |
>サザンクロスにはサイドスラストが全く付いて無いですが、これはもともと機体の軽さと胴体全部垂直尾翼のような構造なので反トルクが無視できるから?なのでしょうか? この機体に限らず、アクロ・ファンフライにはスラストを付けない場合が多いのは、 スラストを付けると棹立ちでホバリングした時に 機首がそっちに向かおうとして具合が悪いからです。 また、板状の胴体にプロペラ後流が当たって反トルクを打ち消しますし、 垂直尾翼(尾部の垂直面)は上下同じ位の面積があり、 垂直尾翼が上だけに飛び出している通常の機体のように プロペラ後流の渦が垂直尾翼に当たることによってヨー方向に曲がっていってしまうことは ほとんどありません。 |
>よくわかりました。ですがやはり重いモーターよりは機体に合わせた軽いモーターの>方が慣性質量が少ない分だけ反トルクも少ないような気がしますので、推力との兼ね>合いで、極力軽いものを使おうかと思います。 雰囲気的にGWSの発泡戦闘機またはそれらの同等品かなと思いますが 元々の350ギアダウンシステムは約70g あります。 LiPo2Sで10A 70Wくらいが目安です。 もうちょっと少ないかも… 一方プラシレスの場合60gのブラシレスモーターにLiPo3Sで 200W近くまで入力できます。 同程度の重量のモーターでも十二分にパワフルになれますよ。 なお反トルクはプロペラを回すための力に応じた力ですので 軸出力/回転数で決まります。 |
▼たろさん:どうもありがとうございます。 >元々の350ギアダウンシステムは約70g あります。 >同程度の重量のモーターでも十二分にパワフルになれますよ。 注文した機体キットはご推察の通りです。低翼は不慣れなもので、スケール機といえども浮き重視で出来るだけイージーフライト出来れば・・・と考えております。ですので全備重量も10gでも軽く作ろうと思ってます。 一応アンプは18Aを使いまして、2セルで慣れたら3セルにシフトしようかと考えてます。 |