Page 1395 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Atlantis-6の改造について Yuuji 10/1/31(日) 1:53 ┣Re:Atlantis-6の改造について 実験工房Sekiai 10/1/31(日) 7:15 ┃ ┗Re:Atlantis-6の改造について Yuuji 10/1/31(日) 11:38 ┗Re:Atlantis-6の改造について まるいわ 10/1/31(日) 8:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Atlantis-6の改造について ■名前 : Yuuji ■日付 : 10/1/31(日) 1:53 -------------------------------------------------------------------------
Sekiaiさんいつも楽しくホームページを読んでおります。お忙しいところ長い投稿で申し訳ありません。 実は私もグライダーを自作しようとAtlantis-6ベースに軽量化、空気抵抗の低減を検討しましたが、どんなに強度計算(応力計算)をしてもAtlantis-6は限界設計になっており、主翼、胴体、尾翼とも、これ以上の軽量化はできない事がわかり、Atlantis-6が本当に素晴らしい機体であることがわかりました。特に主翼は空力的、強度的、仕上がりもこれ以上は望めないと感じています。自作派としては残念?ですが、Atlantis-6を購入しようと考えております。(^o^) そこで質問ですが、現在のコンセプトであれば、Atlantis-6は最高の機体ですが、もう少し機体に手間をかけ、競技機に近づけるためには、Sekiaiさんとしてはどこに手をかけますか? 主翼はそのまま使うつもりです。私は機種回りと主翼付け根とリンケージの抵抗低減を検討しようと考えています。。でも効果あるのかな?? |
Atlantis-6をお褒めいただき、ありがとうございます。(^ω^) サーマルグライダーの場合は、 ほとんど主翼の性能が機体の性能と言ってもいいので、 Atlantis-6の主翼を使う限りノーマルの性能と大きな違いは出ないと思います。 もちろん、胴体やリンケージの抵抗を減らす努力をすれば、その効果は多少あるでしょうが、 もしかしたら飛行中に注意深く観察しないと違いが判らない位かもかもしれません。 とはいえ、やったほうが良いのは間違いないので是非やってみてください。 > Sekiaiさんとしてはどこに手をかけますか? 正直に言ってAtlantis-6には、私の現在の設計能力のすべてをつぎ込んでいるので、 私自身の設計能力が向上しない限りこれ以上の性能は望めないでしょう。 ただ、材料を高価な物に変えることは出来ますけどね。 非常に丁寧に前縁処理をしたAtlantis-6の滑空能力自体は(直線水平飛行時) 競技機のレベルにあると思います。 トップクラスの競技機との差は、 旋回時の落ち込みが少ないとか、操縦している時の空気の粘り感とか、 ハードランチに耐える機体強度にあると思います。 Atlantis-6の進入性は競技機と比べても、かなり良いところにあります。 |
直進時の性能は競技機並み。。ビデオをみて性能の良さに驚いていましたので納得です。Sekiaiさん。まるいわさん。ご丁寧な回答ありがとうございました。 私も自作機の経験から翼が命と思っています。又、最近低レイノルズ数(小型/低速の機体)に関する論文が結構出ており、それによると模型飛行機はAG18の様な薄型の方が良好な空力性能を出しており、Sekiaiさんの設計思想に賛成です! 実は、怖くて、Atlantis-6の翼を変えられないというのが本音です。(^o^) やはりハンドランチの機体の場合ランチ時の強度(重量)と上空に上がった時の飛行機としての性能との両立が難しいですね。狙う獲得高度からランチ速度を求めると最低でも秒速30m/s必要で、その速度ではランチ時遠心力が約65Gとなります。(うっそ。。?何度も計算したけど。。計算間違い?)その時のAtlantis-6の強度はぎりぎりでした。まるいわさんの言われている事と一致しますね。 まずは、Atlantis-6をそのままつくり(翼を丁寧につくり)飛ばしてみます。それから少しずつ手を入れてみます。ありがとうございました。もう、頭の中ではAtlantis-6が飛び回っています。(^o^) |
Yuujiさん、こんにちは。 私もAtlantis-6を改造して遊んでいます。Atlantis-6のコンセプトにあるように、初心者向けに浮きを重視、コスト重視した設計になっていますので、ハードランチに絶えられません。私は2段階の改造を行いました。 1段階 購入直後、ポッドだけはハンドキャッチでつぶしそうなのでバルサ+ベニアで作り直しました。その他の構造はオリジナルのままでした。 問題点は、フラッターを起こしやすく、2日目にテールブームが接続部分から折れました。原因は多分、接着前のサンディングと掃除が不足で接着強度不足。 折れたテールブームを修理、接続部分はマイクログラスで補強しましたが、寿命が延びたものの、やはりテールブームが折れました。 2段階 テールブームをクレールのカーボンパイプに変更、完全に胴体は作り直しました。 このとき、リンケージも見直し、サーボもD47からフタバS3114に変更。これでフラッターはほぼなくなりましたが、りきんだランチだとブン!とうなることがあります。主翼は一部壊れたときにペグを板ペグに変更してありますが、その他はオリジナルのままです。 これらの改造で何が良くなったか?といえば、強度が上がってフルランチが出来るようになり、高度が大分上がるようになりました。それでも競技機(VooDoo)に比べると2/3くらいしかありません。 浮きは十分良し、走りも満足しています。あとは何とかランチを高くしたい。それだけです。 |