Ｐａｇｅ 466 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼板翼機の乱流発生装置について 実験工房Sekiai 07/7/4(水) 12:48 ┗Re:板翼機の乱流発生装置について hiraki 07/7/5(木) 13:44 ┗Re:板翼機の乱流発生装置について 実験工房Sekiai 07/7/5(木) 15:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 板翼機の乱流発生装置について ■名前 ： 実験工房Sekiai ■日付 ： 07/7/4(水) 12:48 -------------------------------------------------------------------------
| SouthernX-AMの試作時に偶然気がついたのですが、 主翼前縁補強のカーボンシートを板厚よりも1〜２ｍｍ幅広にして 主翼上下面に飛び出させることによって乱流効果が発生し、 格段に飛行フィーリングが向上します。 最も簡単に出来る乱流発生装置なので、 自作機などを作るときなどの参考にしてください。 |
| ご無沙汰しています。SX-3のminiでお世話になったhirakiです。 最近、HLGをはじめて乱流などにすごく興味があります。 この場合の乱流効果というのは、どのようなものでしょうか。翼の張り付きが良くなるものと個人的には、推測しているのですが、具体的にはどのようになるのでしょうか。SX-AMの挙動変化などをもう少しくわしく教えてください。 私は、アトランティス３のタービュレーター（整流板）を参考にしてHLGにつけています。尾翼の振動が減ったような気がします。 トンボは、板翼で、乱流を発生させて揚力を得ていると言われています。板翼のの表面に模様（乱流を発生させて）をつけて、厚さ４〜５ミリ程度の板翼のHLGが作れたらと考えています。もし、参考になるようなことがあったら紹介ください。 |
| hirakiさん、こんにちは。 SouthernX-AMでの実験結果ですが、明らかにフィーリングの違いがあります。 これは、いわゆるボーテックス・ジェネレーターとして作用していると思われます。 http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p030.html#03-08 具体的には、翼端失速のような現象が綺麗に無くなり、 機体が予想外に滑ってフラフラしたりしなくなります。 また、水平飛行の雰囲気も良くなります。 これを言葉で表現するのは難しいですが、翼が空気をしっかり捕らえて離さなくなり シットリ感のような非常に好ましいフィーリングとなります。 よく言われる表現で言うと「空気の張り付き感の向上」となるのですが、 実際には「空気の安定した剥離」なんでしょうね。 室内アクロ機のボーテックス・ジェネレーターは他にも多くの方々が 色々な形状を実験していて、いずれも効果的だと話しています。 小清水君の例 http://acroflyer.exblog.jp/ 並木君は前縁に穴を開けています。 http://yarikurirc.exblog.jp/ MANTAは前縁を重ねて段差をつけていますね。 http://www.rcgroups.com/forums/attachment.php?attachmentid=759298 ただ、やはり空気抵抗は増えると思われますから、 グライダーの場合は、このような突起物をあまり付けなくても きちんとした性能が出るように設計した方が良いように思われます。 |