Page 696 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼G202_ACRの新しいparファイルです。 63歳 08/1/7(月) 17:04 ┗Re:G202_ACRの新しいparファイルです。 実験工房Sekiai 08/1/7(月) 20:48 ┗Re:parファイルのデータを少し変えてみました。 63歳 08/1/9(水) 2:21 ┣Re:parファイルのデータを少し変えてみました。 実験工房Sekiai 08/1/9(水) 18:50 ┃ ┗Re:ちょっとテストしてみました。 63歳 08/1/11(金) 0:02 ┃ ┗Re:ちょっとテストしてみました。 実験工房Sekiai 08/1/11(金) 7:21 ┃ ┗慣性モーメント 実験工房Sekiai 08/1/11(金) 14:13 ┃ ┣Re:慣性モーメント 63歳 08/1/11(金) 22:44 ┃ ┗Re:慣性モーメント 桝岡 08/1/12(土) 0:54 ┃ ┗Re:いつも解説ありがとう御座います。 63歳 08/1/12(土) 17:10 ┃ ┗Re:いつも解説ありがとう御座います。 桝岡 08/1/14(月) 0:13 ┃ ┗Re:どうもありがとう御座います。 63歳 08/1/16(水) 17:32 ┗Re:parファイルのデータを少し変えてみました。 たろ 08/1/15(火) 10:13 ┗Re:パワーを1.2で試してみました(グッドです)。 63歳 08/1/15(火) 13:49 ┗Re:パワーを1.2で試してみました(グッドです)。 たろ 08/1/16(水) 11:02 ┣Re:中々難しいですね。 63歳 08/1/17(木) 0:23 ┗Re:データを少し変更してみました。 63歳 08/1/17(木) 20:44 ┗Re:データを少し変更してみました。 真ちゃん 08/1/19(土) 11:35 ┗Re:もっと沢山のparファイルが公開されるといいですね。 63歳 08/1/19(土) 14:07 ┣parファイルのセッティング 実験工房Sekiai 08/1/19(土) 16:38 ┗Re:もっと沢山のparファイルが公開されるといいですね。 たろ 08/1/21(月) 11:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : G202_ACRの新しいparファイルです。 ■名前 : 63歳 ■日付 : 08/1/7(月) 17:04 -------------------------------------------------------------------------
G202_ACRのparファイルを作り直しました。 前回アップのparファイルと比べると、癖が緩和されています。 また舵は良く効くように設定しましたので、ベテランの方には 易しすぎると思いますが、練習中の方には容易にアクロの 練習が出来ると思います。 私はFUTABAのnewFF7で調整していますが、この機体の場合EXPを スロットルで-60%ぐらいにセットすると飛ばしやすいです。 他の3舵は-40%にセットして調整しています。 よければ、飛ばしてみて下さい。 よろしくお願いします。 |
どうもありがとうございます。 早速飛ばしましたが、なかなかいいですね。 雰囲気が出ていると思います。 色々なアクロもちゃんと出来ますが、ナイフエッジで少々寝癖があるのが惜しいですね。(^_^;) また、フルスロットルでもあまりスピードが出ないので、 もう少しプロペラのピッチが欲しいかも・・・。 |
▼実験工房Sekiaiさん: Sekiaiさん、コメントありがとう御座います。 データを少し変えてみました。 >色々なアクロもちゃんと出来ますが、ナイフエッジで少々寝癖があるのが惜しいですね。(^_^;) Z軸の重心がゼロ点より上に設定してあったのを、ゼロ点に一致させました。 これでスピードに乗った直進のナイフエッジは少し改善されましたが、 他の色々なナイフエッジ状態にどう影響するか分かりません。 >また、フルスロットルでもあまりスピードが出ないので、 >もう少しプロペラのピッチが欲しいかも・・・。 プロペラのピッチとパワーを少し増やしましたが、ホバリング時の スティック位置が下がって操作し辛くなるため、ほとんど改善出来ませんでした。 抗力係数関係を減らせばスロットルのスティック位置をあまり下げずに実際の スピードと見た目の伸び感は出ると思いますが、逆に飛びの重量感が失われて しまうのと、スロットルOFFでもかなりグライドしてしまうため採用出来ません。 もともとスピード自体は他のアクロ機と変わらないように設定はしてあるのですが。 皆さん、飛ばして見て下さい。 よろしくお願いします。 |
ありがとうございます。 ナイフエッジの寝癖が少なくなっていますね。 まだ少しあるようですが、エルロンのあて舵でコントロール出来ます。 おっしゃる通り、スロットルスローでトルクロールが出来るのは不自然ですね。(^_^;) しかも尾翼に当たるプロペラ後流が弱くなって、立てにくくなってしまいました。 現実の3mクラスのスケールアクロ機では、 スロットルのかなり上の方でトルクロールすると思いますが、 機体の重量もきちんと設定していますし、 FMSではなぜこのような現象が発生するんでしょうね? |
▼実験工房Sekiaiさん: >ナイフエッジの寝癖が少なくなっていますね。 >まだ少しあるようですが、エルロンのあて舵でコントロール出来ます。 次の四つの方法を試してみました。 いずれの時もフルスロットルで機体が水平を保ち、直進するように設定します。 ナイフエッジもフルスロットルで行います。 テストは一つずつ独立して行います。 1)送信機のトリムを使用する。 2)左右の主翼の取り付け角を変える。 3)parファイルでトリム専用の固定翼を設ける。 4)Z軸の重心を下に下げる。 結果、1) 〜 3) は全く同じ結果で、左主翼下向きでのナイフエッジの癖は かなり改善されますが、逆に右主翼下向きのナイフエッジにかなりの寝癖 が出てしまい、とても飛ばしずらくなってしまいました。 4)の時、右主翼下向きのナイフエッジは僅かに改善しますが、 左主翼下向きでのナイフエッジは相変わらずかなりの寝癖が出てしまいます。 と言う訳で、両方のナイフエッジを満足させる解決策が見つかりません。 右主翼下向きのナイフエッジは、エルロンの当て舵で逃げるより、 方法がないようです。 >現実の3mクラスのスケールアクロ機では、 >スロットルのかなり上の方でトルクロールすると思いますが、 >機体の重量もきちんと設定していますし、 >FMSではなぜこのような現象が発生するんでしょうね? 素人考えですが、慣性の計算が適切でないように思えるのですが。 通常質量が大きくなるほど、止まっている物体を動かす時には大きな力が 必要ですし、逆に動きを止めようとする時、質量が大きい物体ほどやはり 大きな力を必要とします。 しかしFMSの場合、機体質量を大きくしたり小さくしたりしてホバリングを してみると、確かに違いは分るのですが質量の増加減の変化とは合わないように 思います。 この機体(G202_CobraRoll)の質量を15kgから30kgへと一気に二倍に増やしても、 ホバリングが簡単に出来てしまいます。 上空での最高速も、機体の質量を15kgと30kgで比べても、あまり変わりません。 憶測ですが、実際のRC機で仕上がり重量が二倍にもなってしまうと、普通は 飛ばないような気がするのですが? またFMSでは、フルスロットルで垂直急降下させ、地表近くで一気にフルアップ しても、地面に激突する事なく簡単に水平飛行に移れます。 この時この機体の慣性は、15kgの物体が秒速40m/s前後(時速150km前後)で 動いている計算になります。 これだけの慣性を、フルアップした瞬間の高度をほとんど変えずに、一気に 速度と向きを変え水平飛行に移る訳ですから、どう見てもおかしいと思います。 ちなみに、リアルフライト、アエロフライでは同じ状況では、姿勢を回復する 事なく確実に地面に激突してしまいます。 またこの機体で直線飛行でフルスロットル、フルアップすると、かなり小さな ループを描きます。 これもリアルフライト、アエロフライではもっと大きなループになります。 どうもこの辺が関係しているように思えるのですが。 長くなりました、すいません。 慣性、質量の解釈、表現が違っているかもしれません。 何方か、間違いの訂正をお願いします。 |
なるほど。 この辺がFMSの限界のようですね。(^_^;) 63歳さんのアクロ機のセッティングは 現時点でのFMSの究極までいっていると思いますので、 次のバージョンアップ(あるのかな?)で これらが改善されるといいですね。 |
慣性モーメントについては増岡さんのParEditorに 自動計算ボタンがあるので一度お試しください。 重量を30kgにして慣性モーメントを自動計算させてみると、 少しリアルな重量感が出たような気がします。 トルクロールで浮きすぎるのは同じですが・・・。 |
▼実験工房Sekiaiさん: > >重量を30kgにして慣性モーメントを自動計算させてみると、 >少しリアルな重量感が出たような気がします。 >トルクロールで浮きすぎるのは同じですが・・・。 > 機体質量を30kgに設定して、桝岡さんのparエディタで慣性モーメントを 再計算しテストしてみました。 これでも、私としてはかなり違和感を感じました。 ホバリング時のラダー、エレベータの舵の効き具合と、急降下してフルアップ した時の舵の効き具合が、やはり一致しないように思いました。 ホバリング時のラダー、エレベータの舵の重さ(かなり重たい)を考えると、 急降下してフルアップした時の機体は、もっと沈み込みが大きくてもいいと 思うのですが。 機体質量10kgの時より沈み込みは感じられますが、依然として回復が簡単すぎる ように思います。 またホバリング時のラダーの効き具合で見ますと、FMSもプロペラのジャイロ 効果が計算されているようで、ホバリングでラダーを切った時、単に尻尾を 振る振り子のような左右の動きだけでなく、それに機首のアップ・ダウンの 動きが少し加わるようです(ひょっとしたら反トルクの影響かも)。 結果として左右の動きに前後の動きが合成されますので、斜め前後の機体の 移動が少し加わる事になります。 そのため尻尾だけ動かす力だけでなく機体全体を動かす力が必要になり、 感覚よりは大きな力が必要になります(重たくなる)。 しかしフルアップ時の舵の効きの軽さを考えると、どうしてもラダー、 エレベータの効きが重たく感じます。 RC実機(大型機で機体重量が10kg〜20kg位と思われる)のビデオを見ますと、 ホバリング時の舵の効き具合は様々ですが、このテストのような重さは感じ られず、概ね、かなり動きが早く良く効いています。 ホバリングから上昇に移る時は、さすがに重さ(慣性)を感じますが、 ホバリング時のラダー、エレベータの効きそのものには重さを感じません。 すいませ〜〜ん、実機も飛ばした事のない素人が、訳の分らん事を 書いてしまいました。 |
>素人考えですが、慣性の計算が適切でないように思えるのですが。 たぶん、慣性の計算自体は、合っていると思います。 慣性モーメントの値設定は悩むところですが。 合っていないのは、 ・ポーラーの抗力係数の設定 ・モーターとプロペラの設定 ・モーターとプロペラの計算式 だと思います。 特に、プロペラの計算は、理論的にも難しいです。 また、β7も同じでしたが、回転により発生する、回転を妨げる空気力を計算していないようです。 これが、FMSの最大の弱点だと思います。 低速 高速 慣性力 中 中 操舵による回転力 小 大 回転を妨げる空気力 小 大 高速になるほど、操舵による回転力が大きくなるので、回転を妨げる空気力を計算していないと、 高速時に、驚異的に舵の利きが良くなります。 #キーボード操作での動きが不自然なのも、このためだと思います。 主翼の吹き降ろしの、水平尾翼への影響も計算していないようです。 その分、水平尾翼の、ポーラーと取付角を補正する必要があります。 >慣性モーメントについては増岡さんのParEditorに 速度依存が異なるため、慣性モーメントの設定では、回転を妨げる空気力の分の補正は、できないと思います。 >トルクロールで浮きすぎるのは同じですが・・・。 これは、モーターとプロペラの設定で対応すべき、、なのですが、計算式の解析等できていないので、 可能かどうかもわかりません。 |
▼桝岡さん: 桝岡さん、今日は。 いつも解説ありがとう御座います。 でも正直、私にとってとても難しいです。 的外れの質問になるかもしれませんが、また教えて下さい。 >たぶん、慣性の計算自体は、合っていると思います。 > >合っていないのは、 >・ポーラーの抗力係数の設定 >・モーターとプロペラの設定 >・モーターとプロペラの計算式 >だと思います。 素朴な疑問ですが、垂直急降下時のフルアップでの機体の回復のし易さは、 上記の合っていない項目とどういう関係にあるのでしょうか。 急降下時の慣性はかなりのものと思いますが、私の頭の中では上記項目とは どうしても結びつきません。 それとも、下記の事と関係しているのでしょうか。 >慣性モーメントの値設定は悩むところですが。 これは慣性の計算式はあっているが、式の中の何かの係数の決め方が難しいと いうことでしょうか。 フルアップでの機体の回復のし易さは、この事と関係あると言う事でしょうか。 >また、β7も同じでしたが、回転により発生する、回転を妨げる空気力を >計算していないようです。 今回ローリングコブラを実現したくて、いつもとは違う二つの設定を試みました。 1)主翼の形状を実際の形状よりテーパを強くして設定しました。 2)胴体を8枚構成で設定しました。 この時胴体は上中下に3分割にし、かつ上下の胴体の長さと幅を、中の胴体の 長さと幅より少し短く設定しました。 横から見ると全体的にビヤダルの形?に似た構造です。 テーパとビヤダルの形の狙いは、主翼、胴体のロール時描く円の最外周側の 慣性と空気抵抗を減らし、回転し易く(止まり辛く)するのが狙いです。 また胴体を8枚構成にしたのは、ロール時胴体が360度どの位置にあっても、 胴体の浮きを確保したかったからです。 結果明らかにローリングコブラ時の頭上げの状態を保ちやすく、また回転が 止まり辛くなり、いままでの設定の時よりはローリングコブラがやり易く なりました。 そこで質問なのですが、FMSは空気力を計算していないと言う事は、上記の結果は単に各円の最外周側の慣性が小さくなったためだけの効果なのでしょうか。 それともやはり空気力も計算されていて、一番影響が大きい円の最外周側の回転を妨げる空気力が小さくなったためと見るべきなのでしょうか。 >主翼の吹き降ろしの、水平尾翼への影響も計算していないようです。 >その分、水平尾翼の、ポーラーと取付角を補正する必要があります。 CAP232を例にとると、水平尾翼の取り付け位置は主翼の取り付けラインより かなり上になっています。 こういう機体の水平尾翼の効きは主翼の吹き降ろしの影響がすくなくなるため、 実際にはアップ側の効きが悪いと言う事でしょうか。 FMSの場合、どの位置に水平尾翼を置いても変わらないような気がします。 >>慣性モーメントについては増岡さんのParEditorに >速度依存が異なるため、慣性モーメントの設定では、回転を妨げる空気力の >分の補正は、できないと思います。 私はここの設定は、操舵した時の機体の反応がその機体の性格に合っているか どうか、また私の操舵感覚に合っているかどうかだけで決めています。 実際の慣性モーメントに近づけると、どうも私の操舵感覚とは合いません。 従って計算値のほうは、無視しています。 >>トルクロールで浮きすぎるのは同じですが・・・。 >これは、モーターとプロペラの設定で対応すべき、、なのですが、 >計算式の解析等できていないので、可能かどうかもわかりません。 今の所プロペラ設定の良いお手本のがないため、浮きを抑える事を優先すると スピードが出ず、スピードを優先すると浮きが良すぎるといった感じで、 どう設定してよいか分りません。 最後にFMSは反トルクが大きすぎ、プロペラ後流の影響が少なすぎに感じる のですが、桝岡さんはどう思われているでしょうか。 全部理解する事は私にとってとても難しいのですが、これからも解説のほど よろしくお願いします。 |
>素朴な疑問ですが、垂直急降下時のフルアップでの機体の回復のし易さは、 >上記の合っていない項目とどういう関係にあるのでしょうか。 パソコンのOS再インストール後、プロポのUSB接続アダプタが動作しなくなり、 その後、確認できていないのですが、 以前使っていた感じでは、垂直急降下時のフルアップでの機体の回復のし易さは、 ・回転を妨げる空気力を計算していないので、高速時には、操舵への応答が速い ・高速時には、空気力が大きく、非常に大きなGで応答可能 として説明できる範囲だと感じていました。 FMSに添付されているモデル以外では、翼面荷重、ポーラー、プロペラ推力などの 設定により、違和感が大きくなっている場合がある、と考えています。 >>慣性モーメントの値設定は悩むところですが。 >これは慣性の計算式はあっているが、式の中の何かの係数の決め方が難しいと >いうことでしょうか。 慣性による挙動の計算式は単純なので、計算式を間違える可能性は低いと思います。 モデルの慣性値は、実測が難しいので、どの程度の値にすれば良いか難しい、 という意味です。 空気力の計算は難しいので、空気力の内部計算式に誤差があれば、その分を慣性の 設定値で補正する、という考え方もありますが、 空気力の計算誤差の補正は、基本的には、空気力に関係するパラメータで 補正すべき、と思っています。 >テーパとビヤダルの形の狙いは、主翼、胴体のロール時描く円の最外周側の >慣性と空気抵抗を減らし、回転し易く(止まり辛く)するのが狙いです。 主翼の設定をテーパにすると、シミュレータ上、空気力に対してテーパになる だけで、慣性には影響しません。 慣性は、質量や慣性モーメントのパラメータだけで決定されています。 余談ですが、通常のロールでは、回転を妨げる空気力は、抗力ではなく、揚力です。 回転することで、各翼素は、飛行速度と回転速度を合成した流れに置かれます。 このため、回転速度の分だけ、各翼素の迎角が変化することになり、揚力が変化します。 回転しなかった場合と比較して、揚力が変化する分が、回転を妨げる空気力になります。 #抵抗の変化よりも、揚力の変化のほうが、圧倒的に影響が大きい。 ローリングコブラの場合、揚力が小さいので、抗力の影響が大きいのかもしれませんが.. >また胴体を8枚構成にしたのは、ロール時胴体が360度どの位置にあっても、 >胴体の浮きを確保したかったからです。 シミュレータの計算上は、2枚構成で面積を4倍にしたのと、同等と思われます。 計算方法によっては、プロペラ後流の影響に差が発生するかもしれませんが、 普通なら、翼(胴体)空力中心での流速を使って計算するので、同等になりそうです。 ローリングコブラでのロール時には、揚力で浮いているというよりも、 プロペラの推力で浮いていて、横移動の抵抗で機体が傾いている、という感じも しますが、失速時の解析は難しく、良くわかりません。 >そこで質問なのですが、FMSは空気力を計算していないと言う事は、上記の結果は単に各円の最外周側の慣性が小さくなったためだけの効果なのでしょうか。 >それともやはり空気力も計算されていて、一番影響が大きい円の最外周側の回転を妨げる空気力が小さくなったためと見るべきなのでしょうか。 以前FMSをチェックしたときは、同じ翼面積で翼幅が2倍になるように設定しても、 ロールレートは変化しませんでした。 慣性や、回転を妨げる空気力には、差は発生していないと思われます。 テーパーにして内周側の面積が増加することで、プロペラ後流の影響を受けやすくなり、エルロンの利きが良くなったため、と思うのですが、いかがでしょう? >CAP232を例にとると、水平尾翼の取り付け位置は主翼の取り付けラインより >かなり上になっています。 >こういう機体の水平尾翼の効きは主翼の吹き降ろしの影響がすくなくなるため、 >実際にはアップ側の効きが悪いと言う事でしょうか。 主翼の吹き降ろしは、翼幅を直径とする円筒くらいの領域に影響するらしいので、 水平尾翼の取り付け位置を少し変更しても、同じくらい影響していると思います。 また、吹き降ろしのあり/なしで、水平尾翼の効きにアップ/ダウンの差が発生することは無いと思います。 ただし、主翼が失速したとき、失速域の後流に入ると、操舵に影響するので、 失速時には水平尾翼の取り付け位置が影響します。 これを、シミュレータで再現するのは難しいと思います。 >FMSの場合、どの位置に水平尾翼を置いても変わらないような気がします。 はい。FMSでは吹き降ろしを計算していないので、変わらないはずです。 >今の所プロペラ設定の良いお手本のがないため、浮きを抑える事を優先すると >スピードが出ず、スピードを優先すると浮きが良すぎるといった感じで、 >どう設定してよいか分りません。 FMSのプロペラについては、何も解析できていないので、わかりません。 >最後にFMSは反トルクが大きすぎ、プロペラ後流の影響が少なすぎに感じる >のですが、桝岡さんはどう思われているでしょうか。 反トルクは、 ・プロペラ(+モーター)の慣性モーメント ・プロペラの抵抗 に分類できるのですが、どちらでしょうか? 慣性モーメントによる反トルクなら、慣性モーメントを小さく設定するだけです。 抵抗による反トルクなら、プロペラのブレード幅や直径を小さくすることになります。 直径を小さくして、同じ推力を確保すれば、プロペラ後流の流速が増加して、 プロペラ後流の影響が大きくなると思われます。 具体的に、どう設定すれば良いか、プロペラに詳しくないので、わかりません。 #紙飛行機にはプロペラが付いていないので、、 |
▼桝岡さん: 色々と教えて頂きたい事が有るのですが、私には難しすぎて 質問の趣旨をどうまとめて質問してよいのやら分りません。 また的外れの質問をするかとおもいますが、これに懲りずに 色々と教えて下さい。 またよろしくお願いします。 どうもありがとう御座いました。 |
え〜っと… どこにコメント付けるのが正解かわからんのですけど ホバ時のスロットル位置が低いのは絶対的なオーバーパワーじゃないかと思います。 あとはスロットルカーブ parファイル中の排気量は絶対出力とは無関係らしく 燃料消費量とパワー係数で決まるようです。 ここまで大きな機体は見たことすら無いのでわかりませんが 自分の手持ちの機体 (HIROBO CAP50+YS63)くらいのパワー感だと 燃料消費量 1.2 くらいな感じです。 もっとも現在のペラ径とピッチでここまでパワー落とすと 上空でのスピードとキレが落ちてしまうのですが… |
▼たろさん: たろさん、初めまして。 コメントありがとう御座います。 パワーをたろさんの言われる1.2で試してみました。 実機を飛ばした事のない私が言うのも変なのですが、ホバリングの 雰囲気が格段に良くなりますね。 スロットルを操作していても楽しくなります。 これで、上空飛行のスピードも同時に確保できれば文句なしなのですが。 現在プロペラをどう設定すれば、上空飛行とホバリング等のバランスが とれるのか全く分りません。 上空飛行ではスピードがないと色々なパターンがやり辛く楽しめませんので、 どうしてもプロペラ設定はスピード優先になります。 Sekiaiさんもおっしゃっているように、私ももっと上空スピードが欲しい のですが、ホバリング時のスロットル位置を考えると、現在のプロペラ設定 ではこれ以上パワーを上げる事が出来ません。 それでもスロットル位置は低すぎるので、スロットルのEXPを60%にして カバーしています。 その他の操舵チャンネルは40%に設定しています(new FUTABA FF7)。 これでもまだスロットル位置が下がりすぎには変わりないのですが。 私は実機を飛ばした事がないので分りませんが、実機でスロットルの EXPを60%も設定する事はないと思うのですが、どうなんでしょうか。 しかしFMSではこれでカバーする方法しか分らないものですから。 ついでにプロペラ設定項目の中で、皆さん通常あまり変更しない項目の説明を 少々書いてみたいと思います。 --------------------------------------------------------- 通常のプロペラ設定項目例。 MOTOR 0.661 0 0 // プロペラ位置 [m] 1 0.005 0 // 推力ベクトル X,Y,Z 0.75 // プロペラの直径 [m] 0.24 // プロペラのピッチ [m] 2 // プロペラのブレード枚数 0.03 // プロペラのブレード幅 [m] RIGHT // プロペラの回転方向(RIGHT/LEFT) 0.0025 // 慣性モーメント [kg*m^2] 4 // 制御チャンネル COMBUSTION // 動力形式(内燃機関) 10 // 排気量 [cm^3] 2.5 // 燃料消費率 [g/s] 1.5E5 // Motoren widerstands konstante [Pa] 0.05 // Motoren widerstands konstante [Pa*s^2] 400 // 燃料タンク容量 [ml] --------------------------------------------------------- 設定項目の説明。 1) X Y Z 推力ベクトル X,Y,Z X → 1の時はエンジンの推力が全進方向。 -1の時はエンジンの推力が後進方向になり、 可変ピッチエンジン等、機体をバックさせたい時に有効。 Y → サイドスラストを調整。 Z → アップダウンスラストを調整。 2) RIGHT/LEFT プロペラの回転方向(RIGHT/LEFT) 双発機以上のエンジンを搭載する時は、RIGHT/LEFTの 回転方向の組み合わせで、機体の癖を補正する事が出来ます。 3) 0.0025 慣性モーメント [kg*m^2] スロットルのON/OFFに対するエンジンのレスポンスを設定します。 機体やエンジンの性格、自分のスロットル感覚で決めて下さい。 値小 → レスポンスが良くなる。 値大 → レスポンスが悪くなる。 4) 10 排気量 [cm^3] 通常この値を変更しても、何も変わりません。 ひょっとしたら、燃料タンク容量と対で使用し、 燃料カットONにした時有効になるのかもしれません。 試してはいませんが。 5) 2.5 燃料消費率 [g/s] エンジンのパワーを設定します。 6) 1.5E5 Motoren widerstands konstante [Pa] エンジンに対する負荷の定数? 良く分りません。 未だ、一度も変更した事がありません。 7) 0.05 Motoren widerstands konstante [Pa*s^2] エンジンに対する負荷の定数で、エンジンの回りやすさ、 回りづらさを設定します。 値を大きくしていくと、スロットルを上げてもエンジンが だんだん回りづらくなります。 車で例えると、坂道が段々急になるにつれスロットルペダルを 踏み込んでも、エンジン回転が上がらなくなる感じです。 この値は少々大きく変更しないと、違いが分りません。 エンジンのレスポンスとは違いますので、感じは実際に 値を変更して試してみて下さい。 この項目は、どういう局面で使用すると有効なのか分りません。 8) 400 燃料タンク容量 [ml] おそらく燃料カットの設定をONにした時、有効になるのでは ないかと思います。 また燃料消費率と対で使用するのかもしれません。 試してはいません。 |
たぶん ペラ径を落としてちょっとパワーを上げる というやり方でいいところを探すのではないかと思います。 プロペラの負荷 D^4*r^3*P 推力 D^3*r^2*P 速度 r*p ですので、出力を燃料消費量で決定(固定)すると ペラ径を落とせば同じ出力で回転が上がり速度を増しますが 推力も少し落ちます。推力が落ちた分を燃料消費量を増やして 補えばいいと思います。 推測ですが実際のエンジンでは [最大トルク回転数]=[最大燃焼効率] で低い回転数では燃焼効率も落ちますがFMSではそこまでやって無いように 思います。 パラメータでPaが付いてるやつは空気圧や空気密度に絡むように思います。 これらが下がると燃焼効率も最大パワーも落ちます。 曰く内燃機関は海抜が低く、晴れた冬の日が元気 > >5) 2.5 燃料消費率 [g/s] > エンジンのパワーを設定します。 > >6) 1.5E5 Motoren widerstands konstante [Pa] >7) 0.05 Motoren widerstands konstante [Pa*s^2] |
▼たろさん: これはかなり難しい事のように思います。 プロペラ設定を失速系の演技で見ると、推力だけでなく その時の設定で、必要なプロペラ後流を確保できるか、 適切な反トルクの大きさに収めることができるか、 またコブラ飛行ではロール方向の安定がプロペラサイズと 回転数によって変わりますので、この安定を確保できるか、 上空飛行とのバランスをとる事ができるか等々、 色々な要素が絡み合っていて、煮詰めていくのが難しい ように思います。 また私にとってはエンジン音も非常に重要な要素でして、 回転数が上がり過ぎるとエンジン音が悪くなり楽しめません。 さらにパラメータによっては、あちら立てればこちら立たずの トレードオフの関係にあるものもあり、どのバランスで 折り合いを付けるのか、これまた難しいです。 またこのスレッドで桝岡さんも書いておられるように、 FMSにはまだまだ組み込まなければならない要素があるようで、 これが実現しない事にはひょっとしたら無理なのかもしれません。 とは言え、ここは何とかしたい所で、それには皆さんが色々試した結果を 公開(大型、中型、小型機を問わず)してもらうしかないように思います。 色々試して公開して頂くと、嬉しいのですが。 皆さん、よろしくお願いします。 |
▼たろさん: すいません、G202_CobraRoll-3.zipをダウンロードされた方、 データを少し変更して再アップしましたので、再度ダウンロード お願いします。 ----------------------------------------------------------- たろさんの意見を取り入れて、プロペラの直径を少し小さく、 ピッチを少し増やしてみました。 ブレード幅とパワーの変更はありません。 プロペラ直径を小さくした分、コブラ飛行でのロール方向の安定確保 のため、Z軸重心を少し下に下げました。 またプロペラ後流補正のため、翼根側の三つの翼素の動翼面積を 少し増やしました。 これでホバリングの時、スロットルの重さが少し感じられるようになったと 思います。 重心を下げたことによる背面コブラへの安定性には、あまり影響はないようです。 逆に重心を下げた事により、右主翼下でのナイフエッジの寝癖が少し 改善しました。 ただ左主翼下での寝癖は改善していませんので、エルロンの当て舵が 必要です。 スピードは体感上の変化は感じられません。 皆さん、飛ばしてみて下さい。 それでは、よろしくお願いします。 |
63歳さん、皆さん、こんにちは。 今、雪かきを終えて、家に戻ったところです。 さて、みなさんのやりとりに感心しているところです。 私も飛ばしてみました。 私自身は、RC実機でトルクロールしたことがないので何とも言えなくて申し訳ありません。 これくらいのレベルまでに煮詰められているparファイルはないでしょう。 そこで、私の好みしか言えませんが、当初のG202のparファイルがやっぱりお気に入りです。 背面ホバリングで、スロットルをブイブイ言わせながら、地面すれすれで場周8の字飛行などを楽しんでます。 また、高速旋回機動もエルロンがピタリと決まり、とても気持ちよくできます。 新parファイルの評価がうまくできなくて、申し訳ありません。 RC-sim.deなどにどんどん投稿されて、海外の皆さんからも評価を得てみてください。 |
▼真ちゃんさん: 真ちゃんさん、今日は。 いや〜雪かきですか、私も生まれは雪国なので子供のころは 大変な思いをしました。 子供のころはメチャクチャ雪が降りましたね。 今は温暖化の影響でしょうか、気候が変わり雪の降り方も 半分以下のようです。 私は実機を飛ばした事がないので、自分でparファイルを作っていても、 どれが実機に近い雰囲気なのか全く分りません。 皆さんの感想とRCビデオをベースに、私好みのparファイルで作っています。 ほんとうはもっと色々なparファイルが公開されて、その中から 好みのparファイルを選択する事ができるようになれば一番いいのですが。 そうなれば他の方のparファイルのノウハウを学ぶ事ができ、FMS全体の レベルも上がっていくと思うのですが。 私のparファイル作成で見れば、皆さんの飛ばした感想が全てと言っても いいのですが、言葉のニュアンスを数値に直すのは実機の経験がない私には 正直とても難しいです。 もっと沢山のparファイルが公開されるといいですね。 RC-Simには一つ前のバージョンのparファイルで掲載をお願いしていましたが、 昨日アップされました。 中々皆さんのコメントは頂けないので、評価はダウンロード数で判断するしか ないようですね。 また、よろしくお願いします。 |
>私は実機を飛ばした事がないので、自分でparファイルを作っていても、 >どれが実機に近い雰囲気なのか全く分りません。 私もあまりスケール機を飛ばしたことが無いのですが、 実際のところ現実のRCスケールアクロ機はこんなに素直じゃないと思います。(^_^;) おそらく、トルクロールもこんなに楽ではありません。 特に大きく違うのはナイフエッジの浮きで、 丸胴の機体は水平飛行中にラダーを切っても、 斜めになったままサイドスリップして直進しようとします。 逆にその特性を利用して上昇中に横にカニ走りしたり、 そのまま上昇ナイフエッジスピンしたり出来ますが、 63歳さんに作っていただいたparファイルのセッティングでは 側面積の効果が大きすぎるためこれらの技は出来ません。 あ、これは63歳さんのセッティングを否定しているのではありませんよ…(^-^) また、これらの機体はナイフエッジループはほとんど不可能に近いかもしれません。 非常に巨大なループならばナイフエッジでも最後の引き起こしが出来るかもしれませんが・・・。 私個人としては、やはりあのFMS最高のセッティングの 3mGiles_CobraRollに使われたparファイルがいいですね。 ほんと、絶妙のセッティングです。 Ps--------------------------------- 一般的に「実機」は模型ではない本物の飛行機を指す言葉なので、 RC飛行機のことは「現実の機体」あるいは 「現実のRC機」と呼んだほうがいいですよ。(^_^;) |
実はOSを入れ替えてしまったら雰囲気が変わってしまいました。 現在何の設定の影響なのか頭を悩ませています。 G2のコントローラーを使っているのですが、送信機や ちょっとした設定の違いでタッチが大きく変わってしまうので とにかく即断は禁物のようです。 さて、私も3Mというクラスは見たことすらすら無いのですし 実際そのクラス飛ばしてる人は僅かだと思います。 できれば 1.5M(GP70) と 1.8M(GP110)があると いいフィードバックが得られるのではないかと思います。 >私は実機を飛ばした事がないので、自分でparファイルを作っていても、 >どれが実機に近い雰囲気なのか全く分りません。 >皆さんの感想とRCビデオをベースに、私好みのparファイルで作っています。 >ほんとうはもっと色々なparファイルが公開されて、その中から >好みのparファイルを選択する事ができるようになれば一番いいのですが。 >そうなれば他の方のparファイルのノウハウを学ぶ事ができ、FMS全体の >レベルも上がっていくと思うのですが。 |