Atlantis-I
 
 
全長        :750mm
全幅        :1500mm
主翼面積 :15dm2
主翼翼型 :S4083mod
胴体材質 :バルサ+フィルム仕上げ
主翼構造 :バルサリブ組+フィルム仕上げ
尾翼構造 :バルサリブ組+フィルム仕上げ
全備重量:約175g 位
翼面荷重 :約12g/dm2

材料費 :約3000円

 

初めて作ったハンドランチグライダーです。

QRPのロッキーを参考にしました。



とにかく軽く作ったため、強度不足気味でした。
特に胴体がすぐ折れてしまいます。


この機体の初飛行は感動的でした。
様子を見ようと軽く水平に投げてみたところ、
そのままの高度で糸を引くように滑空していきます。
かなりの距離を飛行した後、音もなくふわっと着地しました。
嬉しさがこみ上げてきて、
一緒にいた友達に、「すげー良く飛ぶよ!」と興奮して叫んでいました。

初めてサーマルをとらえたのもこの機体です。
機体が軽いので、強いサーマルの時は一瞬で2mも持ち上げられたことがありました。

大変滑空性能がよいので気に入っていたのですが、
最新の機体と比べると
手投げ時の高度や全体の強度など見劣りしますね。



クラッシュ自慢?

「あっノーコンだ!」
 Atlantis-Iでサーマルをとらえて
高度は約100mほどでした。
 そろそろバッテリーも残り少ないと思い、
 ループなどで遊びながら降ろしてきた時です。
 機首が上を向いたときにスティックに全く反応しなくなったのです。
「やばい!バッテリー切れだ」体が硬直するのが解ります!
 機体は垂直降下を始めどんどんスピードが上がっていきます。
(ほんとに90度で真っ直ぐ落ちてきたのです!)
 そのうち今までこの機体で経験したことのないスピードになり、
翼全体がバタバタと恐ろしい音を立ててフラッターを起こしだし、
次の瞬間「パン!」と大きな音とともに
自分の5mほど先の土手に激突し粉々になってしまいました。
「あーあショック!」

 後で冷静に考えたら
 180g位しかない機体だからハンドキャッチすれば良かった!

 しかし、こまぎれになったバルサを瞬間でくっ付けていったところ、
その日のうちに飛行可能なまでに直ってしまったのには
もっとビックリしました。(笑)

2000/4/24

 
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