FMSBeta7
送信機を繋いだ時の設定方法
  
  
この記事はtokuさんのアダプターを使い、
JR製X-3810送信機とパソコンを繋いだ場合の設定方法です。

まず、送信機をPPMモードに切り替えてください。SPCMでは動きません。

電波を出さないようにするためクリスタルを抜きます。モジュールごと取り外してもOKです。
パソコンの電源を切り、アダプタを使いプリンターポートと送信機を繋ぎます。

送信機の電源スイッチはOFFです。トレーナージャックに差し込むと電源が入ります。
パソコンを起動させFMSを動かします。

注)必ず他のソフトをすべて終了させて設定してください。(常駐ソフトを含む)
システムリソース(メモリー)が少ない状態では、正常にキャリブレーションできません。

コントローラメニューから
コントローラ設定を選び、以下のように設定します。
 


Parallel/serial IRQ-interhace 32-Bit-VXDを選んで下さい。

[Ressources]ボタンを押します。


[LPT1] に切り替えて[OK]を押して下さい。


[Mapping/Calibration]ボタンを押してChannel(チャンネル)
の番号をこの図のように入れて下さい。

Invにチェックを付けるとスティック動作を逆転します。
Expにチェックを付けるとエクスポネンシャルがかかり、
スティックの中心付近の舵の動きを マイルドにします。


次に[Calibrate]ボタンを押して下さい。
送信機から信号があれば、このようにバーがランダムに動くはずです。

動かない場合は二つ前に戻って、LPT1COM1COM2に切り替えてみて下さい。
多分LPT1以外は無効だと思いますが、念のため・・・


送信機のスティックをフルストローク何度か動かして、
FMSにストローク量を覚えさせます。
(必ずスティックはフルストロークで, ゆっくり5回以上動かしてください)


 [Calibrate]ボタンは[Next]ボタンに変わっているので、それを押して下さい。


全てのスティックを中央に戻し、[Finish]ボタンを押して下さい。
 

注意!
中央に戻さないで[Finish]ボタンを押すと、
FMSは間違った位置をセンターとして認識してしまいます。
必ず中央に戻してから[Finish]ボタンを押してください。

[OK]ボタンを押して今までの二つのウインドウを閉じれば設定終了です。

送信機でのフライトが楽しめます!!\(^o^)/
 

 


 

16Bitでの設定

お使いの環境によっては32Bitで認識できないケースもあるかもしれません。
その時は以前と同じ方式の16Bitでも繋ぐことが出来ます。


この画面でParallel/serial IRQ-interhace 16-Bit-VXDを選んで下さい。

[Ressources]ボタンを押し
出てきたウインドウでI/O-RangeInterruptを設定して下さい。
私の環境の場合は、この図のような番号になりました。

Calibrateの設定は上の32Bitの記事と同じです。




ピクツキを低減する方法

16Bitで繋ぐ場合は、信号に少しピクツキが発生します。

ソフトを沢山起動していて
リソースが残り少ない状態では、ピクツキがひどくなります。
使っていないソフトは必ず終了させておいて下さい。

私の送信機はJRのX-3810ですが、
プロポ側で各動作量を150%まで増やして、さらに逆EXPの設定をしたあと
FMS側でEXPをいれたところ、かなりピクツキは低減されました。
スロットルチャンネルもTHRO→THROのプログラムミキシングでEXPを入れました。
これで、かなり滑らかに飛行するようになります。
 

JR製 X-3810のセッティング例


各動作量を150%まで増やします。


通常とは逆方向のエクスポを設定 -50%


THRO→THROのプログラムミキシングで逆エクスポをいれました。

FMSを起動して、プロポ設定画面でExpをONにして
[Calibrate]ボタンを押しストロークさせて[Finish]ボタンを押します。
 


こちらはおまけです。
私は、ラダー機用にAILE→RUDDに100%のミキシングを入れて、スイッチで切り替えています。
  

  


 
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