見てもわからないぐらいに完璧に修理することはまず無理だと思いますが、
実用上差し支えない程度にすることは出来るでしょう。
凹んでいる溝の部分にまち針などを挿して、凹みを平らに起こしてください。
翼端部の強度が必要無い部分でしたらそのままエポキシ樹脂を指で擦り込んで、
表面をきれいに拭き取り30℃〜60℃で硬化させてください。
(擦り込む時はマイクログラス層の裏に樹脂が浸透したことを
目で見て確認してください。)
中央部で強度が必要な部分でしたら、同じように凹みを針で起こしたら
表面を良く荒らしてエポキシ樹脂を擦り込み上からマイクログラスを貼り、
その上から透明フィルムを貼って硬化後に剥がすといいでしょう。
なおエポキシ樹脂が無い場合は、
30分硬化型のエポキシ接着剤で代用ができますが、
強度が劣り紫外線で黄色くなるので仕上がりはやや劣るでしょう。
あとエポキシ接着剤は常温ではドロっとしていて裏まで浸透しにくいので、
ドライヤーで加熱しながら擦り込んでください。