エルロン機の翼を使った
全翼機の飛ばし方
 
   
 
エルロン機の翼で全翼機を作ることが出来ます。
滑空性能自体は悪くなりますが、
スロープグライダーとして飛ばすと大変楽しく遊べます。
うまく飛ぶようになったら動力を付けてみても面白いと思います。
ちなみにお金は全くかかりません。
 
 
セッティング
 
垂直安定板を厚手の紙などで作って、
なるべく後ろになるようにテープで止めます。

(エリプスの翼でやったときは翼端に垂直安定板を付けましたが
本当は素直に中央に付けた方が安定性は良いようです。)
 
エルロンは左右とも少し跳ね上げておきます。


 
重心位置はもっとも大事です。
エルロンを尾翼として使うために、かなり前にしなければなりません。

棒状の物をガムテープなどで下面に付け、
バッテリーと受信機を取り付けます。

翼型によっては、さらに前にする必要があるようです。

   
 
テスト飛行
 
1m位の高さの柔らかな草が生えている所で、軽くテストします。
草の2m位前に立ち、少し斜め下に押し出すように投げてみます。

A
すぐに上を向こうとして失速する場合は、重心が後ろ過ぎます。
(エレベータートリムでダウンにしようとしないこと!)

B
スムーズに真っ直ぐ行く場合は、OKです。

C
いくらアップにしても水平になりそうにない場合は、重心が前すぎます。
 



次にショックコードでテストします。
フックを一番前に付けます。
(簡易フックを作ると良いでしょう。簡単工作胴体の作り方参照

ショックコードを少しだけ引っ張って(2〜3歩程度)手を離します。

A
重心が後ろ過ぎる場合非常に不安定になります。
エレベーターが制御できないほど敏感になる。
ロール方向、ヨー方向も安定しない。
横滑りが発生する。

B
スムーズに飛ぶ場合は、OKです。

C
いくらアップにしても水平になりそうにない場合は、重心が前すぎます。


安定して飛ぶようになったら
少しずつショックコードの引っ張る力を強めて、
フックも後退させていきます。(最終的に重心の少し前に付ける)

調整が終わったら通常のグライダーのように飛ばすことが可能です。  

 
  
 
 
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