無料ペイントソフトpixiaを使ってテクスチャーを作る
   
  

このページでは写真からテクスチャーマップ用の
bmpファイルを作る方法を説明します。

この作業にはペイントソフトが必要ですが、
フリーソフトでおすすめの物があります。
Pixiaというペイントソフトで、オンラインソフトウェア大賞で入賞した優れたソフトで
無料でダウンロードできます。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/piccam/paint/pixia.html

使い方で解らないところは掲示板に書くと、すぐに教えて貰えます。

ここではPixiaの機能の一部しか説明しませんが、
 詳しくはヘルプをダウンロードして読んでみて下さい。
バージョンは2.1aを使用しています。

 
まずインターネットなどで機体の写真を探します。
上、下、横からの3つの写真が必要です。
なかなかピッタリの写真を探すのは大変ですが、多少斜めからでもメタセコイヤなら何とかなります。



たとえばこの様な写真があったとします。
ブラウザー上で写真を右クリックし、画像を名前を付けて保存して下さい。

簡単に言うと、この3つの写真を並べて、
256X256サイズに縮小すればいいわけです。
 

この時もし写真がgif形式の場合は
そのままではPixiaで読めませんから、
bmp形式で保存するようにして下さい。


 



Pixiaを起動したら、新規作成で白紙の書類を作ります。
かなり大きめでいいでしょう。(あとで小さくします)
解像度は72DPIにして下さい。




白紙の書類に保存した写真を貼り付けます。
ファイルから張り付け...を選んで一枚目の写真を選びます。

 
写真を右クリックしてこのレイヤに貼り付けを選びます。
 

レイヤとはメタセコイヤのオブジェクトパネルのような役目をします。
複数の画像を重ねて切り替えながら作業できるため、大変便利な機能です。
透明なシートが何枚も重なっていると思えば解りやすいと思います。


同じくファイルから張り付け...を選んで二枚目の写真を選びます。
写真を右クリックして新規レイヤとして貼り付けを選びます。


三枚目も同じく新規レイヤとして貼り付けで張り付けます。

レイヤパネルを見てみると、三枚のレイヤが重なっていることが分かります。

ちなみにレイヤは、下の方にあるほど優先順位が高くなっています。(画面の一番上に表示される)
優先順位を入れ替えたいときは、レイヤパネルの何も表示されていない所を、
[CTRL]キー左ドラッグして下さい。



各写真のレイアウトを修正します。
写真を[CTRL]キーを押しながらドラッグし、必要な部分が重ならないように位置を調整します。

必要のない部分は消しゴムツールで消すことが出来ます。

フリーハンドを選び、
消しゴムツールでブラシの大きさを選んで、いらないところをドラックします。
  

その時レイヤパネルで、どのレイヤに切り替わっているかを把握して作業するようにして下さい。
小さな画像の部分をクリックすることで切り替えられます。

これは一番手前の写真を編集中の場合です。



 下面からの写真がちょっと暗めだったので、明るくします。
レイヤパネルで編集するレイヤに切り替え、明るさとコントラスト...を選びスライダーを調整しました。
  


その他気になる所はレイヤを切り替えながら、調整したりペンツールで書き込んでいきます。

ちょっと足りないときは、 [こする]を使うと便利ですよ。
指で絵の具を延ばすような感じで広げることが出来ます。



必要な部分だけを選択し、領域メニューのトリミングを選ぶと、
トリミングされたウインドウがもう一つ現れます。



画像メニューの大きさを変えて複製を選びます。
サイズを256x256といれ、縦横比維持のチェックは外してOKを押します。


 縦横比で形がゆがむのは問題ありません。
メタセコイヤでもとどおりに伸ばすことが出来ます。



ファイルメニューの名前を付けて保存で、BMPファイルにして保存します。

このような警告がでますが、はいを押して下さい。



これで完成です!

なお、Xファイルで飛ばす場合は265x256サイズでなく
512x512でも問題ありません。
しかも、複数のマップを使えるようになります。 

名前も自由につけられますが、
機体名1.bmp
機体名2.bmp
と言うように
揃っていたほうが、あとで分かりやすいと思います。
 

    
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