Page 1700 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼高翼無尾翼機 おさむ 12/9/30(日) 15:24 ┗Re:高翼無尾翼機 実験工房Sekiai 12/9/30(日) 19:46 ┗Re:高翼無尾翼機 おさむ 12/10/6(土) 7:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 高翼無尾翼機 ■名前 : おさむ ■日付 : 12/9/30(日) 15:24 -------------------------------------------------------------------------
逆キャンバーや後縁跳ね上げではない通常の主翼で低重心だけで ピッチ方向の安定をします。 僕が初めてではなく、随分前に他の方が飛ばされています。 (としちゃん、リンクさせて下さいね) 永野さんの機体。ビデオもあります。 h ttp://trhk.exblog.jp/10410169/ hとtの間のスペースを消してください。このほうが見る人がキーボードの hを探すより簡単だと思ったんですが。もし問題あれば教えて下さい。 Georgeさんの日本最軽量ロガロも低重心だけで安定しているようです。 ビデオもあります。 h ttp://trhk.exblog.jp/8688494/ 僕もオートジャイロの時に抗力中心と推力軸と上下方向の重心の関係を 勉強したのに、もっと早く気づくべきでしたね。うっかりしてました。 では僕のこの機体の説明をします。 重心はちょうど翼支柱の付け根あたりです。 普通の高さのキャンバーでも飛びますし翼の性能もいいのでより少ない推力で 浮きますが、 滑空時や風のある時のピッチングが好みでないのでほぼ平板翼にしています。 同じ主翼、同じモーターを使った通常の機体よりも機体重量が15%以上 軽くなりますし、空気抵抗も少なくなりますから非常によく飛びます。 製作も簡単です。1g切りなどの最軽量機にも応用できそうです。 欠点は後ろ重心で速度を落とすことができないこと。 低速飛行するためには翼面積を増やすしかなさそうです。 ビデオの中の最初のフライトは10リポ仕様。 10リポは過電流に弱いので抵抗値の高いモーターを使っています。 軽くてやや重心位置が高くなるので少しピッチングしています。 もう少し前重心でも良かったかもです。 次のフライトは20リポ仕様。復元力は充分で風の中でも普通に飛びます。 滑空時のピッチングもありません。 横から見るとスラストラインが通常の高翼機とは逆にアップスラストに なっています。 これも滑空時のピッチングを防ぐためです。 最近は通常の尾翼のある機体でも同じようにしていますが、 この機体重量、モーター、ギヤ、プロペラの構成だと滑空時にプロペラが 空転しないので空気抵抗が大きく、失速するので重心を前よりにしています。 そのままだと突っ込み気味で上昇しないのでアップスラストで 吊り合わせています。 ちなみに同じギヤ比でもこれより一つ上のサイズのMK04−10モーターと 110φ以上のプロペラの組み合わせだと空転するのでダウンスラストで ちょうどいい飛行になります。 長くなりました。ビデオはこちらです。 最後にプロペラ製作中の写真も入れました。 h ttp://youtu.be/g9GWrCGKUJg |
S字キャンバー翼じゃない矩形翼の無尾翼機が飛行出来るなんて いままで知りませんでした。(^_^;) そういえば、パラグライダーもS字キャンバー翼じゃないですよね。 ハンググライダーのようなロガロ翼は、 飛行中に大きなネジリ下げが付くので、 今回の機体のバランスの取り方とはちょっと違うように思います。 ロガロ翼(ゲイラカイト)は下にオモリが無くても翼だけで安定飛行出来ますが、 まっ平らな矩形翼は翼だけで飛行できませんからね。 ビデオを見ると思いのほか安定していますね。 それに操縦性も大変良いように見えます。 個人的には10リポ仕様のふんわり飛ぶ空気感が好きですね。 |
速度を落とせないと書きましたが、主翼に対して重心と推力軸を 低い位置に下げれば迎角を増やして低速飛行できます。 後重心にしていないので垂直尾翼も小さく出来ます。 また作ります。 |