Twin-beast
(マイクロ双発無尾翼ファンフライ) |
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目標は大きめの駐車場位の空き地でも遊べる機体です。
パワーユニットは、贅沢にもエアリカ製リトルビースト(栄モーター)を双発で使います。
このクラスのファンフライはユニオンさんが製品化していますが、
胴体はある程度の側面積を確保し、ナイフエッジ飛行もできる事を目指しています。
リブ組み機の自作は原寸の図面が必要になるので、コピー用紙を貼り合わせて図面を書きました。
実際に飛ばして見て、ナイフエッジ時の前半分の側面積が足りない時には
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製作
1mmバルサを使いリブの切り出しです。スパーはヒノキ2X2です。 ![]() この機体はテーパー翼に見えますが、基本は矩形翼で 後ろに大きな動翼が付いています。 そのためリブは同じ形の物が使えるので工作が楽になっています。 このあたりの設計は、RCエアワールド別冊 The-Fanflyに付いてきたKOMAFUNの図面を参考にしました。
翼が組みあがりました。 ![]() プランクは1mmソフトバルサです。
今回の機体は主翼と胴体を分割式にしないため、翼に直接胴体を接着していきます。 何度も墜落させるのは分かっているので、(笑) 胴体前側は0.7mm航空ベニヤを使ってみました。 この薄い航空ベニヤは素晴らしい素材ですね。
現物合わせで組んでいきます。 ![]()
2mmバルサを切り出し、組み合わせてエレボンを作りました。
胴体後ろ(垂直尾翼)部分を組みました。
おおっ、ちょっとカッコいいかも! o(^-^)o
上から見るとこんな感じ。
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サーボなどメカ積みが終わりました。 ![]() ![]() リブが1mmでフニャフニャなので、
ミラクルフイルムでフイルム張りをしました。
透明だと視認性が・・・色付きのミラクルフイルムが欲しいです。
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早速、飛ばしてみました!
しかし・・・ (-_-;) どこに落ちるか分からない代物なので、(私の実験機はいつもそうですが)
機体のチェックをし、フルスロットルで押し出します。
・・・・・・・・・・・・・。 定格電圧7.2Vと書いてあったので、8.4Vは無理だったのかも・・・。
原因を確かめるためにモーターを分解したところ、
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ついに、スーパーリトルビースト(誉21モーターユニット)購入!
誉21は、手で回して見ても滑らかさが全然違います。
セットに入っているプロペラU-180はビックリするほど大きい!
しかも、ギヤ比もかなり小さめです。
大きいプロペラU-180は胴体に接触するため残念ながら使えません。
このユニットの静止推力は7.2Vで150gだそうです。
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誉21でパワフル飛行!!
今日の朝、早起きして飛ばしてきました。
たとえスロットル半分位でも元気に飛び回ります。
しかし、操縦がメチャクチャ難しい!
でも、やっとちゃんと飛ぶようになりました。
これを作ってみたい方は、そのまま作ると挙動がクイック過ぎて
また、この機体は翼のほとんどがプロペラ後流の中にあるため、
小さなモーターの限られたパワーを有効に使うためにも、
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試しに脚を付けてみました。 すると、操縦性がさらに最悪に!アチャー・・・!
福島さんの電動仕様コマファンと。
いくらなんでも小さすぎましたね。
1999/2/17 |
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