A-12"AVENGER" ステルス攻撃機
 
   
(機体の下の写真は実機のものです)
 
全長        :380mm
全幅        :770mm
材質 :発泡スチレンペーパー シャーレ構造
全備重量:184g
材料費 :約450円?
 
 
いろんな全翼機を飛ばしてみると、
何度墜落しても、壊れるところがほとんどないことに気がつきました。
これってスロープグライダーに良いんじゃないのー?
しかも尾翼も胴体もないから、現地で組立てなくていいし。

紙袋にひょいっと入れてスロープに行けるように、
飛べるギリギリに小さく作ろうと考えて、機体を物色すると
ありました! A-12 AVENGER
これなら壊れ易いところは何処もないし、形も簡単!

文房具屋さんでスチレンペーパーを買ってきて早速作りました。
製作時間たったの1日です。

この機体を知らない方も多いと思うので
全翼機の世界というサイトのOthersのページを見て下さい。
全翼機の世界へ>>>
 
  
翼には少しカールダウンが付いています。
紙飛行機で実験したときに、
こうすると飛躍的に飛行性能がアップすることを発見しました。
なぜなのかはよく分からないのですが、
イメージとしては空気を抱え込むような感じになるからでしょうか?
  
変わった形ですが良く飛びます。
 
 
小さい飛行機なので操縦は難しいですが。
さすがに平地でサーマルをとらえて上昇することは出来ませんが、
スロープグライダーとしては大変楽しく遊べます。
特にロールが得意で、高度をあまりロスすることなくクルリと回ります。
 
 
こちらへ向かってきて上空をパスさせるとカッコいいー!まさに戦闘機。
デルタ翼特有の大迎え角でフレアのかかった着陸もできます。
 
ショックコードでの飛行です。
フライトムービー






http://www.youtube.com/watch?v=TtwXsKtZldI






  
この機体は二機目になります。
これより少し小さい初号機は、あまりにも小さすぎてうまく飛びませんでした。
 
以下は初号機の記事です。
 
スパン600mmの初号機
送信機の大きさと比べると大変小さいことが分かります。
 
できあがった機体と実機の写真
 
裏のハッチを開けたところ
 
飛行はツバメのようです。
その小ささからスピードは恐ろしく速く感じます。
まるでF1カーをレーシングスピードで走らせるような難しさです。
舵が敏感すぎて、数oスティックを動かしただけで真横になります。
これを飛ばすのは人間業では無理じゃないかと思うぐらい。
更に翼面荷重が重いせいか旋回ですぐ失速状態になります。
今後のセッテイングで直るのでしょうか。
うーん。  (-o-;)
 
 
結局少し大きく作り直して解決しました。
二機のRCと実験用紙飛行機です。

簡単工作のページにこの機体の作り方を載せてあります。
 

  
 

双発電動仕様にしました!

 

 
モーターはGWS製50XCを、両面テープで二個貼り付けただけです。
バッテリーはニッケル水素250〜300mAの7セル、アンプはスピード10を使っています。
今回はフルオプションの贅沢仕様として、ヒートシンクと4025プロペラを装着。
総重量196gです。

 



この機体、凄いパワーで飛び回ります!
こんなに小さい飛行機がギンギンに飛ぶんですから、
技術の進歩って素晴らしいですね!

  

操縦はかなり難しいです。
でも楽しーーっ!! (笑)
 

ムービー









 

真ちゃんの気まぐれ飛行機野郎

真ちゃんのサイトにも別のムービーがあります。
こちらのページです>>


ボロボロになってきたので、新しく作り直しました。

 

極薄の対称翼でさらにスピードアップ!
動翼の面積も広くし運動性をアップさせたため、
操縦はさらに難しくなりました。(^_^;)
 

ムービー









 


ブラシレスバージョン

今、ちまたで大変話題になっている小型機用ブラシレスPJS 300を積んでみました。

バッテリーはE-Tec リチウムポリマー1200mAh2セル
コントローラーPhoenix-10
プロペラAPC Slo Flyer 8X6です。
いずれもエアクラフトさん↓から購入しました。
http://aircraft-japan.com/
 




航空ベニヤとアルミで
モーターマウントを作りました。 
 
逆転仕様なのでプロペラ固定用のネジが
緩んでしまわないように糸で縛りつけました。
でも、これは必要なかったみたいです。
縛らなくても緩みませんでした。(^_^;)


完成!

 

今回は垂直尾翼を付けてみました。


特製推力測定器(笑)で静止推力を量ってみました。

230gを達成!
全備重量202gの機体ですから、垂直上昇可能です!

このモーターのトルクは素晴らしいものです。
なお、A-12は小さい機体なので、モーターの指定よりも小さいプロペラを付けています。
なので、まだモーターの実力に余裕があります。
飛ばしてみても全く熱を持ちません。 かえって冷たい位です。

実はPJS 300モーターの名前の300は推力を表しています。
外国のホームページでは、
「GWS EP1280 12.0x 8.0プロペラ * 10.8V * 8.3A で、482gの推力!発生した。」
というデータが報告されています。



フライトムービー

編集に凝ってみました。
とても楽しいムービーになっています。

ムービー

http://www.youtube.com/watch?v=ZlaAdlI_5lw

 
撮影時は本調子のバッテリーではなかったです。
   いつもはもう少しパワフルです。 (^_^;)

ちなみに、こんな調子で30分近くも飛んでいるので、操縦者の方が疲れてしまいます。
バッテリー1パックでおなかいっぱいになりますね。


 2000/6/29
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