半自動カッターの製作 |
熱線カットは、手で綺麗に切るのはまず不可能なので、 必ず半自動カッターを使ってください。 材料です。 ![]() 作業する机と同じぐらいの長さの棒1本 プーリー代わりの戸車4個 支点になる丸棒 糸 ![]() ![]() 机の上にプーリーを弓の幅と同じぐらいの所に ガムテープで貼ります。 ![]() 隣にプーリを下向きに取り付けます。 (翼のテーパーの付き方によって、左右の位置が変わります) ![]() ![]() 糸を通して弓に縛ります。 (熱くならない左右のコードの外側に縛っています) 糸は弾力が無い伸びない糸(ケブラー糸・PEライン・ワイヤーなど)を使ってください。 弾力があると速度が一定になりにくいため、デコボコになりやすいようです。 ![]() ![]() 机の隅の方に丸棒を張り付け 長い棒に穴をあけて通します。 ![]() 下に垂らした糸を、棒にガムテープで止めます。 ![]() 棒が軽すぎるときはオモリを付けると良い。 ![]() 完成!
縦に付いたプーリーはそのつど糸が垂直になるように
(左右の糸を交差させるとテーパーが逆になります。) この図を見ると複雑に感じるかもしれませんが、実際に作ってみると
ヒント 弓は熱線が切れる寸前まで強力に張ってください。 弓の先端の重さが足りない場合は、 板ナマリを先端に巻きつけるなどしてオモリにしてください。 テンプレートの端面は1200〜2000番の紙やすりでツルツルになるまで磨きこみ、 濃い目の鉛筆の芯をよく刷り込んでおいてください。 爪を立てて滑らせてみて、引っ掛かりがあるようでしたらNGです。 翼のテーパーと熱線の動きがきちんと合うように 引っ張る棒の支点から糸の取り付け位置までの長さを完全に調整してください。 そして、必ず前縁から後縁に向かって切る必要があります。 テーパー翼の場合、弓の後ろに付けるキャスターは 必ず向きの変わるタイプを使用してください。 この部分を紐で天井から吊るしてもOKです。 弓の幅は翼が切り出せるギリギリにしてください。 弓の幅がありすぎると熱線がたわむため、ガタガタになります。 大は小を兼ねません。 NEW!
支点をテーブルの半分位まで下げた方が、翼のテーパーに対する熱線の動き方が
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高市さんのサイトにたいへん詳しい記事が載っています。 自分でやってみようのページをご覧ください。 こちらは外国のサイトですが、半自動カッターの図面があります。
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