Page 633 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/11/30(金) 21:59 ┣Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 実験工房Sekiai 07/12/1(土) 6:43 ┃ ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/12/1(土) 12:12 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 ニシ 07/12/1(土) 12:09 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/12/1(土) 12:50 ┣Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 野末 07/12/1(土) 18:23 ┃ ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/12/1(土) 20:43 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 ニシ 07/12/2(日) 12:25 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/12/2(日) 19:31 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 野末(監督) 07/12/3(月) 11:03 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 おさむ 07/12/3(月) 14:22 ┗Re:新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 野末(監督) 07/12/3(月) 14:57 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 新作機 「ジャイロワゴン」小学2年生も飛ばしたビデオ。 ■名前 : おさむ ■日付 : 07/11/30(金) 21:59 -------------------------------------------------------------------------
機体スペック 全備重量7.3g 全長(ノーズからラダーまで)145mm ローター径250mm ローター幅65mm モーター06-4.5 ギヤ9/60 プロペラ径110mm リポ FR50 モーター、ギヤ、プロペラ、リポの構成は前回と同じです。 これも非常に安定が良くて左右のクセがなく前回の トラクタータイプよりむしろ飛ばしやすいくらいです。 EPP製の幅広ブレードはバランスを取るのが難しく 飛行中に機体が震えていますが飛びには影響ありません。 良く飛んでいます。 小学生の子も操縦がうまくなりました。まだ10回目くらいなのに。 送信機の赤外線をちゃんと機体のほうに向けてるし 機体を投げる時も手首を返してローターを回してます。 でもビデオの最後。わざとやったな、顔が笑ってたぞ(笑)。 ビデオはこちらです。 http://jp.youtube.com/watch?v=Zx3-fpK1qsU |
これも素晴らしく良く飛んでますね。 子供さんの操縦も非常に上手です。 カメラのレンズに真っ直ぐ当てるなんて凄い腕ですね。(笑) このクラスのオートジャイロになると昆虫の飛行に近くなるため、 通常の航空力学は当てはまらないのかもしれませんね。 たぶん、このままのデザインで大型の機体を作っても 上手く飛ばないような気がします。 |
子供の上達の早さはすばらしいです。 最近は3チャンネルも操縦できるようになってきました。 僕のパソコンのフライトシム YS FLIGHTやFMSも かってに開いて遊んでます。両方とも英語なのに。 以前に普通サイズのRCオートジャイロを研究した時も 実機と違う理論で飛んでいると実感しましたが その要素がさらに大きくなりました。 具体的には小さい機体ほど慣性力より空気力を使うのが有利、 いわゆるレイノルズ数の問題です。 これが小さい機体の設計のポイントのようです。 以下は実験結果です。 マイクロジャイロ機でチップウエイトは全く効果がない。 むしろローターは軽いほど良い。 抗力の少ないブレードにしても大して良くならない。 翼型もあまり意味がない。平板で良い。 ブレードの幅を大きくするのは非常に効果がある。 重心の上下の位置もほとんど関係ない。 今回のマイクロジャイロ機の構成で普通サイズのRCジャイロ機は 出来ないかも実験してみたいと思っています。 |
▼おさむさん: おひさしぶりです。 随分進化しましたねぇ!どれも飛行性能がいいのに驚きます。小さいラダーなのに運動性もいいですね。 随分苦労して結局飛ばなかった私のジャイロは何だったのだろう・・・・? そろそろ「ccp」からオファーがあるんでは?(笑) |
▼ニシさん: >▼おさむさん: >おひさしぶりです。 >随分進化しましたねぇ!どれも飛行性能がいいのに驚きます。小さいラダーなのに運動性もいいですね。 >随分苦労して結局飛ばなかった私のジャイロは何だったのだろう・・・・? > >そろそろ「ccp」からオファーがあるんでは?(笑) 飛ぶ構成がだいぶわかってきました。 ラダーが小さくても効くのは強いプロペラ後流内にあるから だと思います。コイル式アクチュエーターは力が弱いので 大きいとかえって効かなくなってしまいます。 ニシさんもオートジャイロに再チャレンジしてみませんか? CD−ROMモーターを使った普通サイズの機体も うまく出来たら公開しますので。 メーカーさんも気に入ったらかってにコピーしても 全然かまわないんですけどね(笑)。 |
これも素晴らしいですね。僕も真似して作ってますが、どうしても左(機体の後ろから見て)に傾いてしまいます。ローターの回転を逆にしても(逆周り)結果は同じです。ブレードが、向かい風と追い風で揚力が違うと思い、逆回転にしたのですが、結果は変化なしです。なぜ?試しに、」ブレード幅が広い方がその兆候は激しいです。 おさむさんはどのような調整でこんなに上手く飛ばしてるのでしょうか? |
▼野末さん: >おさむさんはどのような調整でこんなに上手く飛ばしてるのでしょうか? 左に傾くとのこと。プロペラのトルクに負けてるということですね。 原因はローターの回転数の不足が考えられます。 オートジャイロはローター回転数を上げることが最大のポイントです。 揚力も安定もローター回転数がないと始まりません。 僕の機体はほとんどホバリングが出来るほどのプロペラ推力で 後傾角の強いローター(飛行中は頭上げなので後傾角は見かけより大きい) を引っ張って回していて、実機や一般のインドアスローフライ機とは かなり違うファンフライ機的な考え方です。 ローター軸は軽く回り、ブレードは極力軽く、強度的にはブレード両端を 持って自重を支えられないくらいで良いです(EPPの場合)。但しねじれ 剛性は多少は必要です。 機体を持ってローター軸方向に数センチ動かせば回りだし、 速く動かせば50センチ以下で最高回転に達しています。 ピッチ角を変えて見て回転が充分上がり、強い手ごたえ(揚力)を感じる所を探します。 ブレード幅はローター径240mmで幅80mmの極端に広いのも試してみました。 非常に低速で良く飛びました。 僕の機体と同じ構成なら必ず飛ぶはずですが、違う場合は新たに 考えないと分かりません。 野末さんの機体のスペック、構成や使用部品など教えて頂けますか? 写真もあるとなお良いですが。 |
▼おさむさん: >CD−ROMモーターを使った普通サイズの機体もうまく出来たら公開しますので。 楽しみにしてます!(^^)/ |
▼ニシさん: >▼おさむさん: >>CD−ROMモーターを使った普通サイズの機体もうまく出来たら公開しますので。 >楽しみにしてます!(^^)/ 設計始めました。ちょっと待っててくださいね。 |
おさむさんへ。 明瞭なアドバイスありがとうございます。 写真はありませんが、スペックです。 ローターは径180mm、幅40mm、発砲スチロール2mm厚。重量は5gくらい? プロペラはエアロソアラユニットにMK4−10モーターです。 おっしゃるように、ローターの回転が遅いようです。 ローター軸の傾斜角度が足りないのか、マイナスピッチが不足なのか、でしょうか。もしよろしかったら、ローター傾斜角度が分かるように真横からの写真見せていただきたいです。それと、マイナスピッチもわかる写真も見せていただけたら幸いです。 |
>ローターは径180mm、幅40mm、発砲スチロール2mm厚。重量は5gくらい? この機体に近い構成ですね。ここに真横からの写真もあります。 http://sekiai.net/cgi-bin/c-board.cgi?cmd=one;no=11951;id= この写真ではブレードは全体が単純な矩形ですが中央の軸の近くは 幅を狭くした方が良く回ります。 これらの機体のビデオの最初にも真横からの写真が入れてあります。 http://jp.youtube.com/watch?v=xy2c8uVqOok http://jp.youtube.com/watch?v=Zx3-fpK1qsU ローター軸の後傾角が足りないのが原因のような気がします。 ローター軸の角度は水平尾翼がないので基準になるのは 重心とスラストラインですが実際には飛行中に風のあたる角度が 重要なので必ずしも見かけの角度と一致しないことに御注意ください。 他にはブレードの特に中央部分のねじれ剛性不足、 軸受けの抵抗、ブレードの重すぎや厚すぎなどが考えられます。 一般にオートジャイロの重心はローター軸の延長線とスラストライン の交点の少し前です。僕の機体もそうなっています。 僕の機体はこの位置関係のままでローター軸の後傾角を大きくしていますから 結果的にローター軸の取り付け位置は普通より後ろになります。 単に後傾角を大きくするだけだと頭上げになってしまいます。 マイナスピッチはおよそ5度くらいですが、いま試しに明らかに大きすぎる 15度くらいにして飛ばしてみるとクセはありますがちゃんと飛びます。 つまり後傾角さえ充分あればピッチ角は重要ではないことになります。 ピッチ角によって挙動が大きく変わるとすれば何か他に問題があることになります。 後傾角を大きくするとローターと垂直尾翼が干渉すると思います。 実はローターの抗力が直進性を助ける (重心より後ろにあるローター軸が後ろから引っ張る感じ)のと 機体のマスト部分も重心より後ろなので垂直尾翼効果があるため ほとんど垂直尾翼は必要ありません。かなり小さくても大丈夫です。 むしろローターの近くに垂直尾翼があるとクセが出ます。 例えば旋回時の巻き込み傾向やオートロ降下に入る時に機体がローターに つられて一緒に回るなどです。 ですから垂直尾翼は小さめでローターの特に外周近くからは 離すようにしてください。 |
おさむさん。 写真ありがとうございます。 僕の機体の重心位置はローター軸より後ろでした。 それと傾斜ももっと少ないです。 垂直尾翼ですが、ローター面からは、はずれてます。ローター面より後ろです。 色々と教えていただき、とても参考になります。 また休日にご指摘の点に注意して作ってみます。 ありがとうございました。 |