▼実験工房Sekiaiさん:
>「失速寸前にエルロンが逆に切れる」と言うのは、
>エルロン操舵によりエルロンが下がった方の翼の
>見かけ上の迎え角が増大して気流剥離により失速し、
>操舵と逆のロールが始まる現象だと私は理解しています。
ご説明お上手ですね。「AoA-CL曲線が左右に移動する」というのは、
「見かけ上の迎え角(angle of attack)が増大」と同じ意味で用いて
いました。
(h)ttp://en.wikipedia.org/wiki/Lift_coefficient
FMS は、Alpha 7 までは「エルロン"等価"最大舵角」と称するだけ
あって、おそらくこのモデルなのではないかと思います。
一方で YASim のコードを参照すると、stallFunc() の計算に slat
は寄与しているものの、flap が関与していないように見えます。
(h)ttps://fossies.org/dox/flightgear-2.10.0/Surface_8cpp_source.html
これでは、「失速直前にエルロンが逆に切れる」現象が発生しない
ような気がするのですが、イマイチ自信がありません。
JSBSim (より正確に記すれば Aeromatic)も、AoA(aero/alpha-rad)と
エルロン(fcs/left-aileron-pos-rad)に同時に関与している項目が
無いように見えます。
(h)ttp://jsbsim.sourceforge.net/aeromatic2.html
もう、ぜーんぜんわからなくなってきました。
こうなったら、xflr5 でシミュレーション回して自力で解析ですかね?