バイク

鈴鹿8時間耐久レースのレースウィークがやって来ましたね。(^ω^)

今年もBS12トゥエルビで放映してくれるので、家でガッツリ見ることが出来ます。
http://www.twellv.co.jp/event/8tai/
http://www.twellv.co.jp/event/8tai/

また、ニコニコ生放送では、
7月28日(木)あさ11:00~フリー走行
7月29日(金)あさ08:30~予選
7月30日(土)あさ08:30~4耐決勝、8耐 TOP10 TRIAL
を見ることが出来ます。
http://ch.nicovideo.jp/bs12/blomaga/ar1073943

豪華なスーパーカーが沢山見られて、とっても楽しかったです。
ちなみにこのイベントは入場無料です。(゜▽゜)
動画はこちら。

以下はSIGMA DP2 Merrillで撮った写真です。

スーパーセブン, ベンツCクラス,

2016年7月24日(日曜)神奈川県の宮ヶ瀬湖で
スーパーカーチャリティーフェスティバルが行われます。
私も見に行く予定です。(^ω^)
http://alljapan-supercar.net/info/160724/index.htm

スーパーセブン

いつも運転を楽しんでいるワインディングは全面ガタガタ舗装されている上に、
セブンで走ると「ガツン!」とフルボトムする強烈なギャップが3箇所ぐらいあります。
仕方ないのでセブンでこれらのギャップを通過する時はアクセルを緩めて走ります。

ところが、ライバル(笑)であるメルセデス・ベンツCクラスでは
サスの豊かなストローク量でフルスロットルのまま通過できるんです。
つまりこの区間のスピードでCクラスに負けるんですよ・・・。(^-^;)

設計が最新のドイツ車とはいえ、普通の乗用車であるはずのCクラスに
セブンがコーナーリングで負けるなどどうして許せんのだ! ヽ(`Д´)ノ

そこで、車高を上げてみる事にしました。(^ω^)
とりあえずスプリングを締め込んで、フロント10mmリア20mm上げてみます。

さっそく走ってみましたが、思った通りギャップ通過は楽になりました。
ただ、重心が上がったためロールが増えちゃいましたね。(^-^;)
フロントは今より5mm下げて、リアのダンパーは2ノッチぐらい締め込んだ方が良いかもしれません。
まあ、これはたいして大きな問題じゃないです。

そんなことより、車高が上がったらリアのダウンフォースが激減しました!
ダウンフォース量は体感的に半分ぐらいになったように感じます。(T-T)
ほんのちょっと車高を上げただけで、
ダウンフォースが半分になるなんてあまりにも予想外の結果・・・。

おそらくサイドスカートと地面との隙間が広くなったせいで
サイドからフロアに空気が入ってしまい、
ディフューザーで空気を抜いても十分な負圧が得られなくなったと思われます。

今の車高を保ったままダウンフォースを回復させる対策として、
サイドスカートを地面ギリギリまで伸ばしてみました。
これで走ってみますが、思った通りダウンフォースはしっかり復活したばかりではなく、
これまでで最も強力なダウンフォースが発生しています。(^ω^)

ロータス78のサイドスカートの例

このダウンフォースは40km/hぐらいから何となく体感できますが、
60km/h以上では確実に地面に張り付いている感覚があり、
100km/hも出すとハンドルが重くなって車体の安定感が増え、
どんなコーナーでもノーブレーキで曲がれるんじゃないかと思うほど
タイヤのグリップが増え接地感が上がります。
たぶんサーキットなら2秒ぐらいは簡単に速くなるんじゃないでしょうか?
空気抵抗の増加は特に体感できませんでした。

直進性も前よりあきらかに良くなりましたが、
私の考えではこれはダウンフォースとは関係なく垂直面積が増えたことで、
サイドを流れる空気の乱流が整流されたせいじゃないかと考えています。 

コーナーリングスピードが上がって立ち上がりも速くなったので、
今まで2速でちょうど吹け切っていた短いストレートでは、
余裕で3速に入るようになりました。
これが材料費1000円ちょっとのエアロパーツの性能?(笑)

ダウンフォースはスピードによって増減するので、
低速コーナーではノーマルのセブンとなんら変わりません。
ところが、高速コーナーはギューっと地面に押し付けられ
接地感と安定感が物凄く増えますので楽々運転でき、大変気持ち良いです。(^ω^)
ですから、なるべくスピードを出して運転したい車になりました。

今回の実験で、ディフューザーは車高によってダウンフォースの強さが大きく変化することと、
レースカーなみに低い車高にすることが無理な場合は、
サイドスカートを併用しないと十分なダウンフォースが得られないことが分かりました。

ただ、今のサイドスカートは大きすぎて邪魔なので、
後でもう少しカッターで切り取ろうと思います。

もしかしたら現代のF1のようにボディサイドに計算された渦を作ることによって、
サイドスカート無しで横からフロアに入る空気の侵入を防ぎ、
同様のダウンフォースが得られる策があるかもしれません。
これは、これからの研究課題です。(^ω^)

過去の空力実験の記事検索
http://minkara.carview.co.jp/blog/search.aspx?typ=1&kw=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A9%BA%E5%8A%9B%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

メルセデス・ベンツのディーラーでAMGパフォーマンスツアーと言う
試乗会が行われていたので行ってみました。

Cクラスの最強版であるAMG C63 Sに乗ってみることにします。
これはCクラスの車体に510馬力のV8エンジンを搭載した
強烈なパフォーマンスを発揮するセダンです。

初めて見たんですが、やっぱり普通のCクラスとは迫力が違いますね。
インテリアはCクラスそのままなので、いつも見慣れた愛車と同じ風景が広がりますが、
エンジンをかけてみると「ドロドロドロドロ」と言うアメ車っぽい音がして、
只者ではない雰囲気がプンプンします。(^-^;)

ハンドル操作は普通のCクラスよりもややしっかり感があるものでした。
もちろん乗り心地は硬いですがポンポン跳ねてどうしようもないほどではなく、
スポーツカー好きで硬い乗り味が好きな人なら問題ないと思います。

かなり過激なスペックを持つ車なので、
「シャシや乗り味も普通のCクラスとは別物なのかな?」と思っていましたが、
実際に乗ってみると全然そんなことはなくて、ざっくり言うと乗り味は硬くしたCクラスです。

公道では扱いきれないパワーを持つエンジンも大変コントローラブルなので、
アクセルを大きく開けなければ普段使いの乗用車として十分使えると思います。
普通に近所のコンビニに乗って行けます。

安全を確認してギヤを下げフルスロットルにしてみました。
パワーバンドに入るとリアタイヤは「ギュイ~~」と簡単にホイルスピンを始めますが、
横にスライドして挙動がとっちらかることもなく、
スタビリティも高いので安心してアクセルを開け続けることが出来ますね。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=RDmoNXmk0oo”#t=12s”

大きく重いV8エンジンをフロントに無理やり押し込んだような車ですが、
サスや足回りはしっかりとチューニングされているようで、
普通のCクラスセダンより250kgも増えた重量感は確かにあるものの、
ハンドリングにネガな部分は特に感じられませんでした。

この車は、富士スピードウェイなどの国際サーキットを走りたいけど、
スポーツカーじゃなくてCクラスの形がいいと言う人には良いんじゃないかと思います。
その辺の峠道やミニサーキットだとアクセルをなかなか開けられないので、
ストレスが溜まるかもしれません。

タイヤも幅広で薄くサスも硬いので、
ザラザラ感のある乗り心地はある程度我慢する必要があります。
吸水舗装された道路などでは、ハンドルに「ジーン」と言う細かい振動が伝わって来ますし、
ロードノイズもけっこう大きいので、快適な乗用車が欲しい人にはオススメできません。
普通のCクラスが新車で2台買える値段が高いか安いかは人による・・・・・・って高いよ!(笑)

自分の愛車である普通のCクラスワゴンに乗り換えたら、
「まあ、なんて極上の乗り心地!」と思っちゃいました。
やっぱりこっちが本来のCクラスの乗り味なんでしょうね。

さて、もう一台です。なんと、AMG GT S も試乗することが出来ました。
うひょ~!まさかこいつに乗れる日が来るなんて!(゜▽゜)

エンジンはAMG C63 Sと同じ510馬力のモンスター。
しかもこちらの方が車体が90kgも軽量です。

やたら幅広くてぺったんこの車体はスーパーカーのオーラ全開です。
近くで見ると、大の大人が4~5人は並んで寝れそうな巨大なボンネットに
ちょっとビビります。(笑)

シフトレバーが肘関節の位置にあるので、やたら操作しにくいのが気になりますが(笑)
シートポジションはピッタリ決まります。

運転席に座りエンジンをかけると「ズボン!ボボボ・・」と
重低音でかなり威勢の良い音がします。
それは獰猛な動物の唸り声のようです。
エンジン音を聞くだけで血沸き肉踊る感じはいいですね。(^ω^)

AMG C63 Sと同じエンジンのはずですが、音はずいぶん違うんですね。
スポーツカーは、このように運転する前から
ワクワクする演出があることが凄く大事だと私は思います。

動き出すと車が小さく感じられるのは良い車である証拠ですね。
とは言え、室内を見渡しても凄く幅広な車であることが分かりますから、
慎重に運転することにします。

アクセルは敏感すぎることもなくハンドリングも素直で精密感があり、
トレッドが大変ワイドで4輪のガッチリした接地感も素晴らしいです。
サスはややストロークが短めで引き締められた硬めのセッティングですが、
走っていて不快感はありません。

物凄いパワーを持っている巨大な車ですが、思いのほか運転しやすいですね。
幅が十分にある道路でしたら女性でも問題なく運転できると思います。

ギヤダウンしてフルスロットルを試してみましょう。
アクセルをガバッと踏み込むと瞬時に「ドン!!」とダッシュします。
これが本当に凄くて、まさにスーパーカーと呼ぶにふさわしいパワー感ですね。

重量の差なのかAMG C63 Sよりも確実に加速力は上ですが、
非常に高いスタビリティとメカニカルグリップにより、
こちらはホイルスピンはしませんでした。

シャシはこのエンジンのための専用設計でフロントミッドシップなので
車体バランスも完璧ですし、その剛性感と車の完成度も非常に高いです。
AMG GTは本当に素晴らしいスポーツカーだと思いました。
同じようなFRスポーツカーとしてC7型コルベットにも試乗したことがありますが、
AMG GTの方が車全体の完成度では少し上かもしれません。

車体が大きいのでターンパイクなど広めの峠で楽しんでみたい。
きっと最高の気分で走れるでしょうね。(^ω^)

欲しいけど価格が1930万円・・・Orz

参考動画(メルセデスAMG GT vs ポルシェ911ターボ)
https://www.youtube.com/watch?v=l697CuOnwhY

インプレ(レビュー), 雑談

DP2 Merrill(メリル)と言う、いわゆるハイエンドコンパクトカメラです。
http://www.sigma-dp.com/DP-Merrill/jp/
今、中古で4万円ぐらいですね。
http://kakaku.com/item/K0000349522/used/?lid=used_camera_useditemview_usedkakakulist#tab

このカメラを一言で言うと、
軽自動車に500馬力のレーシングエンジンを積んだようなシロモノ・・・。
癖があって運転しにくく、燃費も非常に悪い。(バッテリーは30分しか持たない)
しかもギヤは一つだけ。(交換不可のズーム無し単焦点レンズ)

ザラつきの無い写真にするためには感度をISO200以上にすることが出来ない。
手ぶれ補正も内蔵フラッシュも無いし、
暗いシーンが凄く苦手なので三脚などで固定する必要があるし、
一枚の写真のファイルサイズが50~60MBもあるので、
カード書き込みに時間がかかるし、
フォーカスも遅いので近くで動き回る被写体を写すのもちょっと厳しい。

つまり、一般の人が気軽なスナップ写真を撮る用途には
まったくオススメできないカメラ。(笑)

ただし、じっくり時間をかけて光と影を意識して構図を考え、
カメラがブレないように最新の注意を払ってじわりとシャッターを押しこめば、
この小さなボディから高価な一眼レフを超える
ぶっ飛んだ解像感の写真を叩き出す凄いカメラなのです。(゜▽゜)

私はカメラマニアでもなんでもないシロウトの一般人ですが、
家に帰って圧縮無しのRawデータをフルサイズで見ると、
時々息を呑むような凄い写真が撮れていることがあります。
肉眼で見えない物すら見える! これが毎回楽しくて仕方ありません。(^ω^)
カメラでこのようなワクワク感を感じたことは今までありませんでした。

このカメラを上手く扱うにはある程度の練習と試行錯誤が必要ですし、
もっと上を目指すなら専用の現像ソフトの使いこなしもマスターする必要がありますが、
この強烈に尖った性能を持つ小型カメラは、
趣味で使うなら最高にユニークで面白い一台だと思います。

ただ、シロウトの私が実際にDP2 Merrillを使ってみた感じでは、
思ったより普通に使えるカメラだなと思いました。
ISO100~200ならフルオートで写したjpeg画像でも
次元が違う解像度の写真が簡単にバシバシ撮れちゃうのが嬉しいですね。

これを買ってからシグマのカメラが大好きになりました。o(^-^)o
実を言うと、私は今まで日本にシグマっていうメーカーが
あることすら知らなかったです。(笑)

写真から伝わってくる独特の空気感と驚きの解像感は、
シグマ社のカメラに使われるFoveon X3と言うセンサーによるものらしいです。
理論的には面積当たり一般的なセンサーの2倍の解像度があるらしい。
元々レンズメーカーだけあって、レンズの性能も素晴らしいと思います。

味も素っ気もない四角い形状も、質実剛健な感じがするので私は好きですね。
例えるならば頑固一徹な凄腕の職人さんみたいな感じかな?
多機能カメラじゃないので操作がシンプルなのも良いと思います。

ちなみに、新しいモデルのQuattroシリーズを買わなかったのは、
なるべく小さいボディから超高画質が出てくる方が
意外性があってなんだか楽しそうだと思ったからです。
Merrillの大きさなら、なんとかポケットにも入りますしね。

ネットでQuattroとMerrillの比較インプレを見る限り、
旧型のMerrillが画質で劣るということでは無いらしいですね。
Quattroがナチュラル系で、Merrillが細かいディテールを強調した
アーティスティックな写真が得意みたいです。

下のリンクのアルバムに試し撮りした写真(原寸)を置いておきます。
ほぼフルオートで写してjpeg出力されたそのままです。
是非いっぱいまでズームアップして細部を見てみて!(゜▽゜)
https://goo.gl/photos/GTBKy8d6tkGvuYaAA