スーパーセブン

今日はnorimotoさんのスーパーセブンが遊びに来ました。(^ω^)

4連バキュームゲージでキャブの同調をとって、
ヘッドカバーのFORDの文字の部分の塗装を剥がしてヘアライン仕上しました。

エンジンルームは魔法の水をスプレーして新車みたいにピカピカに。(゜▽゜)
いつものメニューですね。(笑)

ちょっとだけ動画

バイク

KTM 200 EXCですが、前のブログに
「エンジンは中低速より。頭打ちは早くてパワーはそれほどでもない。」
って書いてしまってすみませんでした!・・m(u_u)m・・ぺこ。

ちゃんとキャブセッティングを合わせたら、
自分が思っていたパワーバンドの一段上にさらに凄いパワーバンドがありました。
モトクロッサーのようにカーンと上まで気持良く回るエンジンです。(゜▽゜)

体感では45馬力以上出てる感じがします。(もしかして50馬力近いかも?)
重量が100kgを切るバイクなのでどえらく速いです。(^-^;)

説明書の指示通りにセッティングすると濃すぎて全然上まで回りませんし、
低速でも息継ぎが発生してダメダメです。

本当に最適なキャブセッティングは説明書の指示よりずっと薄いです。
もしかしたらこの差は日本のガソリンとヨーロッパのガソリンの
オクタン価の違いによるのかもしれません。

KTM 200 EXC キャブレター KEIHIN PWK36S
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メインジェット     168は濃すぎてNG → 165良好(162も悪くないがややトルク薄)
アイドリングジェット  40は濃すぎてNG → 35良好
エアスクリュー          1.5回転戻し  → 2回転戻し
ニードル        N1EI クリップ2番目 → N1EHクリップ1番目
                             (N1EI クリップ1番目も悪くない)
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バイク

私が所有しているGASGASのトライアル車TXT PRO 250ですが、
しばらく乗っていないとエンジンがなかなか始動しないんです。(^-^;)

時には何十回キックしてもかからず、ヘトヘトになることがあります。
特にGASGASはキックペダルが短くて凄く重いので大変です・・・。

YouTubeで検索しても皆さん苦労しているようですね。(笑)
https://www.youtube.com/results?search_query=+GasGas+Trials+Start

これはキックの上手い下手には関係なく、
このエンジンの初期ガスの吸い込みが良くないからですが、
実は簡単にかける方法があります。

まず、チョークを引いてギヤを3~4速に入れます。
そのまま車体を前後に何回か揺すります。
するとピストンが動きクランクケースの負圧とリードバルブによるポンプ作用によって、
キャブからガソリンが吸い出されます。
その後ニュートラルに戻して通常どおりキックすると、すぐにかかります!(^ω^)

他の方法として、手元にパーツクリーナーや
CRC556などの可燃性のスプレーがある場合は、
それを着火剤としてエアボックス内にスプレーするとすぐにかかりますね。
GASGASの場合はエアボックス下の水抜き穴から内部にスプレーできます。

未分類

スーパーセブンのアイドル調整です。
とても解りやすいので見てみることをオススメします。(^ω^)

ウェーバーキャブ分解整備の動画もオススメです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLwdngBNr46Jl_zBLr6-JMCWkj9-WHJOEf

バイク

馴らしが終わったのでパワーバンドに入れて走ってます。
2ストはパワーが急激に立ち上がるので、4ストと同じようにアクセルを開けると、
時々自分の限界スピードを超えてしまって焦ることがあります。(笑)
2ストの特性に早く慣れないといけませんね。

KTM 200 EXCはパワーバンドでオフロードを走ると凄く速いです。
道路でフルスロットルにしてもビックリするほどパワーがあるわけじゃないけど、
オフロードでの実用域での速さは素晴らしいです。

私の場合、完全にKTM 350 EXC-Fより速く走れます。
どうやら自分の扱えるパワーに上限があるみたいです。
350は60%しかアクセルを開けられない。200はフルスロットルに近い。
結局どちらも同じパワーで走ってる・・・。
それなら軽いほうが速く走れるってことらしい。(^-^;)

350はバイク主導でライダーが上手く操って走ってる感じ、
200は人間主導でバイクを振り回して走ってる感じがします。

あと、純正で履いている台湾MAXXISのタイヤですが、それほど悪くないです。
硬質路面・軟弱路面問わず普通に走れますね。

ただ、ブリジストンM203・M204の圧倒的な直進性やグリップ感と比較すると、
1割~1.5割ぐらいは性能が劣るように感じます。
ちなみに買うと値段も少々お高め。

まだほとんど減っていないけど、やっぱりブリジストン欲しいなー。
ウェットやサンドでの絶大な安心感と、
ホイルスピン中でも左右にブレない直進性が好きなんです。

バイク

慣らしの最終にモトクロスコースで走ってきましたので、
インプレを書いておきますね。(^ω^)

193㏄としては低回転から意外なほどパワー感があるので、前のブログに
「もしかして4スト250ccレーサーより速いんじゃないかな?」って書いたんですが、
パワーバンドに入れた感じではそれほどでもなかったです。(笑)
どうやら、昔の2ストモトクロッサーのように
パワーバンドに入れるとモリモリパワーが出て来て、
「カーーン」と上まで一気に吹け切る感じではなく、
どうやら台形パワーの出力パターンのようで頭打ちは早く、
中速域のトルクで走らせるキャラクターを与えてあるようです。
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3/28 訂正 キャブセッティングで激変しました!詳しくはこちら
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おそらく、エンデューロで常用する回転数に最適化されているのだと思います。
異様に太いチャンバーはきっとこのためでしょうね。
でもおかげで、4ストの350 EXC-Fから乗り換えても全く違和感無く、
すぐに全力で走ることが出来ました。

車体の軽さはやっぱり素晴らしいです!(゜▽゜)
ギャップを通過する時も軽い車体がすぐに上下に動いてくれるので、
サスペンションの負担が少なくてすみ、
かなり柔らかいサスセッティングにしても問題が出ません。

350 EXC-Fでは200 EXCよりもサスを硬めにセットしていましたが、
このコースで大きなギャップで2回ぐらいはボトムを感じます。
ところが、200 EXCはもっとずっと柔らかいセッティングにしても、
その軽量ゆえにまったくボトム感がありませんでした。

また、新車のせいかフロントフォークのフリクションが多めのような気がします。
いまのところダンパー最弱設定で調度良いぐらいの動きですが、
もうちょっと走りこんだら良くなるかもしれません。

そして、フロントが軽く大変ツキの良いアクセルのせいで、
ギャップを見つけてもアクセルをちょっと開けるだけで瞬時にフロントアップで走破出来ます。
大げさなボディアクションがいらないので、
350 EXC-Fよりもだいぶ疲れが少ないのも嬉しいところですね。

2ストエンジンはヘッドが軽量なので倒しこみは4ストとは比べ物にならないほど軽く、
コーナーリング最中でも体の下でバイクを自由に寢かせたり起こしたりして、
重心とタイヤグリップの微調整が可能です。
特に連続ヘアピンの切り返しが素晴らしく速いので驚きました。
まるで登山靴からスニーカーに履き替えたフィーリングですね。

結果的に、いつも走っているミニコースでは
200 EXCの方が350 EXC-Fよりも1秒ぐらい速く走れるようです。

それに350 EXC-Fの時はパワーがありすぎて
ミニコースでパワーバンドに入れることは出来ず、
その強大なパワーの60%位しか使えなかったんですが、
200 EXCはしっかりパワーバンドで走れるので大変楽しいですね。(゜▽゜)

ただ、アクセルをわずかに開けたパーシャル状態の時にトルクの谷が出来るようで、
ちょっとギクシャクする癖があるようです。
オフロードコースではほとんど使わないアクセル開度なので問題無いのですが、
公道で走る時には多用するアクセル開度なので、
キャブセッティングなどで解決出来ないかちょっと試してみようと思います。