私の週末はいつもこんな感じですが、今年還暦です~。(笑)
[YZ250X]フロントフォークのオーバーホール
いつも河原のモトクロスコースを走っているYZ250Xですが、
フロントサスの動きが少し悪くなってきたようなので、
フォークのオーバーホールを行いました。(^ω^)
詳細は、みんカラの整備手帳に載せてありますので、
興味がある方はご覧ください。↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/car/2911771/6611603/note.aspx
約40年ぶりのオフロード仲間と一緒に走ってみた
KTM 250 SX(改300cc仕様)の彼は、学生時代のオフロード仲間で
20歳ぐらいの時は羽鳥サバイバルエンデューロなんかに二人で出場したりしていました。
ちなみに、彼はBaja 1000にも出たことあるそうですよ。(^ω^)
彼とは不思議と趣味が合い、長年連絡を取り合ってなかったのに
逆輸入のナンバー付きモトクロッサーYZ250WRなんて言う
国内に何台も無いバイクをなぜか同時期に買っていたり、
いつの間にか二人ともケーターハム・セブンを買っていたりして、
不思議な共通点が多いです。(゜▽゜)
しかもバイクを見たら、二人ともレッドブル仕様になってるし。(笑)
動画はこちら
彼のKTM 250 SX(改300)を少しだけ試乗させてもらいましたが、
私のYZ250Xと乗り味が随分違うのに驚きました。
ちょっと、両車のインプレを書いておきます。(^ω^)
純粋なモトクロッサー(スプリントレース用)であるSXシリーズであっても
ライダーに優しいKTMのバイクの特徴はしっかり持っていて、
非常に乗りやすく疲れが少ないバイクになっていますね。
フライホイールはエンデューロ用に交換してあるそうですが、
何時間も走る耐久レースにそのまま使っても全く大丈夫だと思われます。
両車とも重量はほとんど同じはずですが、KTMは大きな排気量のバイクのような落ち着きがあり、
反対にYZは非常に軽量な走行フィーリングを持ち、カミソリのように尖っていて
左右の切り返しも軽く非常に高い敏捷性があります。
特に、私のYZ250Xはキャブのリセッティングによりフルパワー化してあるので、
アクセルを不用意に開けると上半身がのけぞるような過激なパワーがあり、
一つもミスが許されないスプリント・レーシングマシンそのものの乗車フィーリングを持ちます。
総評すると、KTM 300 SXはエンデューロマシンをモトクロッサー仕様にしたバイクで、
YZ250Xはモトクロッサーを少しだけデチューンしてエンデューロ仕様にしたバイクです。
ライダーへの優しさによる安心感や疲れにくさはKTMの方に軍配が上がり、
ハイスピードコースでの絶対的な速さはYZ250X(フルパワー仕様)に軍配が上がると思います。
YZ250X公道仕様 電装系の改良
公道仕様化したYZ250Xですが、
時々ウインカーに接触不良があったので点検してみたところ、
カプラーの中にカシメがちゃんと行われていない端子があるのを発見しました。(^_^;)
おそらく中国製だと思いますが、素人の作業員が作ったと思われます・・・。
だいたい、日本人なら絶対こんな仕事はしないと思うんだよね~。(´・_・`)
他の端子もイマイチ信用出来ないのでカプラーから抜いて点検。
カシメ不足の所は他にもあったので、カシメ直してハンダを流しておきました。
電源に使っている単3電池は、パナソニック・エネループ(1900mAh)から、
超大容量の3R SYSTEMS・エネボルト(3000mAh)に交換しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07G4WNCTT
あと電池ボックスがすぐ接触不良を起こすことが判明したので、
それぞれの電池を直接ハンダ付けしました。
単セルのハンダ付けはラジコンをやっていれば普通に行う作業なので、
もう手慣れたものです。(^ω^)
バッテリーシャンテはハンダ吸取線を使いました。
100wぐらいのハンダゴテで、ハンダ付け作業時に熱をかける時間は約1秒です。
上下の絶縁は発泡ポリカーボネート板。 その後、ガムテープでグルグル巻きに。
単3電池8本のシステムの場合、
ハロゲンバルブでは消費電力の大きすぎてまともに光らないので、
18WのLEDバルブに交換してあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B085G4DLWV
最近はLEDバルブが凄く安いし、良い時代ですね。
18WひとつでもNSR250Rのハロゲン2灯より明るいみたい。(笑)
ちなみに、Aliexpressなら1,037円(送料無料)です。
https://ja.aliexpress.com/item/4000207508654.html?spm=a2g11.12010615.8148356.24.6ed9570awfzRDY
ヘッドライトバルブ後端のコネクターがフレームに当たるので、止む無く端子を折り曲げ
丸型圧着端子を使い直接ビス止めすることにしました。
その後ガムテープでグルグル巻きにして絶縁しています。
むしろコネクターより外れにくくて良いかも?(笑)
ウインカーやテールを含め灯火類はすべて省電力のLED化してあり、
エネボルト3000mAhの場合どのくらい電力が持つかガレージでテストした所、
ヘッドライト・テール・ウインカーを点けっぱなしでも
4~5時間は点灯し続けることを確認。
自分の場合、コースまでの往復40分だけ持てば良いので、
電力にはだいぶ余裕があります。(^ω^)
フロントブレーキスイッチは油圧式にするとタッチが悪くなるらしいので、
マイクロスイッチを使い、ステーを作ってエポキシ接着しています。
https://www.monotaro.com/p/4655/0725/
あと中華製の汎用ハンドルスイッチですが、ウインカーがプッシュキャンセルじゃないし、
クリック感もイマイチで非常に使いにくい(中立位置にしにくい)ので、
中古のホンダ純正ハンドルスイッチ(CBR929RR用)をヤフオクで買いました。
常時点灯義務が始まる以前のバイクならばスイッチでヘッドライトをOFFに出来るので、
コースを走る時にOFFに出来て好都合です。
作りを見比べてみると流石ホンダ純正品、
今までの安っぽいタッチのスイッチと比べると、お話にならないぐらい高品質です。(笑)
ちなみに、何十年もバイクに乗ってきた経験上、
バイクのハンドルスイッチは
ホンダの物が最も信頼性と耐久性が高いと感じています。
もちろん、そのままポン付け出来るわけではないので、
両方のスイッチを分解し、どの色の配線がどこに繋がっているかメモして、
カプラーから出ているコードにそれぞれの配線をハンダ付けし直し。(^-^;)
あ、ちなみにRedBullグローブ買いました。ハデハデでかっこいいです。(^ω^)
実際走ってテストしてみましたが、接触不良など皆無になったので、
普通の国産バイク並みの信頼性になったと思います。
ホンダ純正スイッチは、今まで使っていた汎用スイッチより少し大きいのですが、
レバーが接触することもないですしスイッチの操作性も抜群に良くなりましたので、
非常に気持ち良く乗れるようになりました。(゜▽゜)
YZ250X公道仕様化の記事はこちらにもあります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/43679909/
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/43650034/
どうやら轍(バンク)の走り方を間違えてたみたいです
モトクロスコースでは、いつも通るラインに轍が自然発生するので、
ほとんどのコーナーにバンクや轍が出来ています。
コーナーリング中にタイヤが轍から外れると即グリップを失います。
特に前輪が轍から外れると転倒は免れませんので、
私は前輪が外れないように慎重にハンドル操作して走っていました。
でも、どうやら根本的に走り方(考え方)が間違っていたようです。(^-^;)
私の走り方は、
[ブレーキング→バイクを倒す→ハーフスロットルで旋回→コーナーが終わったら全開]
ですが、全日本の選手とかプロレベルの人になると、
[ブレーキング→バイクを倒す→即全開!→更に全開!]
となっていて、スロットル全開のままコーナーを曲がります。
ですから、コーナーリングが信じられないほど速いです。(゜▽゜)
なんでこれが出来るのか不思議だったんですが、
こちらの動画を見つけてやっとそれが分かりました。
これを見ると、コーナーリング中にフロントタイヤを全く使っていない!
フロントタイヤの軌跡は轍を完全に外れてインに切れ込んでる。
普通ならフロントタイヤが滑って即転倒ですが、
フロントタイヤはアウト側に滑る気配が無い。
つまり、バイクを思い切り寝かせた状態でウイリーしていると言う事!
バイクを寝かせたまま「横方向にウイリー」すればフロントは当然内側に向く。
つまり、フロントのグリップに関係無く全開で曲がり続けることが出来る。(゜▽゜)
コーナー入り口から全開にするのはそういうことなんだと気づきました。
フロントタイヤが轍を外れるのを無視して、
スロットルを全開にするのは相当な勇気がいります。
もちろん私も特訓してみますが、いつか出来るようになるかな?(^-^;)
元の動画はこちら
[YZ250X]サスのノーマルセッティング覚え書き
サスペンションのノーマルセッティングがサービスマニュアルだと分かりにくいので、
ひと目で分かるように図にしてみました。(^ω^)
これは、いつでもすぐにノーマルのセッティングに戻せるように自分用のメモです。
もちろん、レース車のサスペンションは、
走るコースの状態や自分の走行ペースに合わせて各ライダー用に調整するものなので、
私もこれから微調整をしてみますが、
あっちもこっちもいじりまくると迷宮に入ってしまう可能性があるので、
すぐにノーマルに戻せるようにしておく必要があります。
YZ250Xの説明書で指示されているセッティングは本当に素晴らしいです。
大多数の選手は通常はそのままのセットで何も問題が無いと思います。(゜▽゜)
反対に、KTMは説明書で指示されているセッティングに非常に謎が多いですけどね。(^-^;)