ベンツCクラス

お盆は毎年、神奈川~青森までの700kmを高速道路で往復しています。
今乗っているのはC220d(ディーゼル)のステーションワゴンなんですが、
高速道路の燃費が凄く良くて驚きます。(゜▽゜)

主に高速道路、少し市街地と言う感じで1500km走って、
メーター表示の燃費が22.2km/Lでした。
タンク容量66リットルなので、給油無しで神奈川~青森を往復出来る計算です。

しかも軽油を使うので燃料代自体が安いです。
ガソリンのCクラス(ハイオク)と比べると高速の燃料代は半分以下ですし、
レギュラーガソリンを使用するプリウスよりも安くなりますので、
高速道路を良く走る人ならディーゼル一択ですね。(^ω^)

ちなみに、Cクラスのディーゼル車は走行中は全くディーゼル感は無いです。
停車中に耳を澄ませば少しエンジン音がするぐらいなので、全く気になりません。

東北自動車道は120km制限の区画が2箇所あるので、
ACCを130kmにセットし(実測123km位?)て走りますが、
ドイツ本国ではアウトバーンで150km巡航が一般の平均速度だし、
200km/h巡航すら日常と言う国で開発された車だけあって、
安定感はピカイチでまったく不安が無いどころか、
やっと本来の性能発揮という感じで、非常に快適な高速巡航が出来ます。
やはり世界で最も高い完成度のシャシーを持つ乗用車だと私は思っています。
中古車も安いのでメチャクチャお買い得ですよ。

特に、Cクラス以上のメルセデスは60km/hを超えたあたりから、
車全体の同調がピッタリとれてなんとも言えない滑らかなフィーリングに変わるのですが、
これがどう言う技術でこうなっているのか、私は未だによく分かりません。
ネットで調べても、解説している記事を見たことがありませんので、
これはメルセデス開発部門の門外不出の秘伝のレシピなのかもしれません。

1つ分かったのは、普通の車は100km/hでギャップを通過する時(例えば段差を降りる時)に、
まず前輪が降りてノーズが下がり、そのあと後輪が降りてテールが下がりますが、
メルセデスは前輪が降りてもノーズダイブせず進み、
後輪が降りた後に水平を保ったままゆっくり「ズオッ」っと車全体が沈みます。
これがメルセデス独特の乗り心地の良さと高速安定感を生んでおり、
いわゆるメルセデスライドの秘密のような気がしています。

もしかしたら高速道路での前後ピッチングの同調を取るため、
フロントの伸び側ダンパーを弱めたセッティングにしているのかもしれません。

ちなみに、いつものようにカーボンでカナードを作りました。
これを付けると直進性が格段に上がリます。
誰でもすぐ分かるほどハッキリ変わりますよ。(^ω^)

ベンツCクラス

1年間テスラ・モデル3でEV生活を充分楽しみましたので、
当初の予定通り車両入れ替えとなります。(^ω^)

実は、またメルセデス・ベンツ Cクラスワゴンに戻ってきちゃいました~。
いつものように中古ですが。(^-^;)

実は、以前所有していたCクラスがあまりにも良い車だったので、
それから何年もかけて国産車・外車問わず何十台も乗り比べて、
なんとかCクラスを超える車が無いか一生懸命探していたんですが、
どうしても見つからなかったんですよ・・・。特にシャシー性能が。(^-^;)

ですから現在の所、「ベンツCクラスを超える乗用車はこの世に存在しない」と
私は結論付け、もう一度買い直すことにしたのです。
ただ、今回のCクラスはマイナーチェンジ後のエアサスのモデルでディーゼルなので、
前のCクラス(ガソリンでバネサス)よりかなり良くなってます。

ディーゼルエンジンの乗用車は所有したことがありませんので、
今までに無い新鮮な感覚を味わうことが出来ると思います。
納車後ちょっとワインディングを攻めてみましたが、思ったよりパワフルで楽しく走れますね。
アクセルを踏むとグワッと加速してくれます。それにメッチャ乗り心地が良い~。(^ω^)

ベンツEクラス

購入したEクラスの気になる所を補修しました。
アルミモールのサビと、センターコンソールの傷です。
詳しくは整備手帳で。(^ω^)

アルミモールの白サビ除去

センターコンソールの傷消し

————————オマケ————————-
最近の車は、必ずダサいエコシールがリアガラスに貼ってありますよね。

特に黒い高級車なんか最悪で、ここだけ一気に安っぽく見えてしまう。
剥がしても何ら問題無し、こんなもん速攻で剥がしてやんよ!ヽ(`Д´)ノ

ドライヤーで加熱しながら丁寧に剥がしました。(^ω^)

それにしても、誰がデザインしたのか知らないけど、
もっと積極的に貼りたいと思わせるようなカッコいいデザインにして欲しいぞ。(゜▽゜)

ベンツEクラス

2017年式で、走行距離がたった1万キロのわりに値段が良心的で、
良さそうなので中古車屋に見に行ったところ、
丁寧に乗られていた個体のようでしたので決めちゃいました。(゜▽゜)

メルセデス・ベンツ E400 4MATICエクスクルーシブ(4WD)
V6 DOHCツインターボ 333ps

いつも乗っているCクラスワゴンと色も形もソックリなので、
ちょっと見ただけでは買い替えたことが分からないかも?(笑)
ただ新車価格が1000万円超えの車なので、中身も乗り味も全然違います。

それにしても中古Cクラスワゴンを買った時と、この物凄い車の値段が10万円しか違わないって、
ベンツの中古相場はわけわからんよね・・・。
車の性能を考えると凄くお買い得だと思う。(^-^;)

少し試乗してみましたが、やはりこれは素晴らしい車ですね。
ベンツのフラッグシップであるSクラスの中でも最上級であるS550と、
ほとんど同じ極上の乗り心地を持っています。
おそらく世界最高のステーションワゴンだと思います!(゜▽゜)

こちらのサイトにある↓中込さんのインプレが非常に的確なので、
読んでみるとこの車がどう言う車であるかが良く分かると思います。
https://current-life.com/report/benz-e400-4mt-sw/

インプレ(レビュー)

メルセデス・ベンツE220d 4MATICオールテレインは、
ステーションワゴンの車高を上げてクロスオーバーSUVにしたモデルで、
ボルボV90 クロスカントリーとは直接のライバル関係にあります。
中古価格帯もだいたい同じ位なので、
次期車の候補の一つとして試乗してみることにしました。(^ω^)

2000cc 直4ディーゼルターボ 194ps 4WD 重量1980kg 中古価格550万円~

通常のEクラスワゴンと比べると、内外装ともに
シルバーの装飾により上手くSUVっぽい雰囲気を出していますね。

早速走ってみましょう。
エンジンは直4ディーゼルですがガラガラ音は全くしないですし、
アクセルフィーリングや巡航時の音もガソリンエンジンと全く変わりません。

今回は高速道路での試乗は出来ませんでしたが、
ディーゼルエンジン特有の豊富なトルクにより、
ガソリンエンジンよりも低回転で巡航可能と思われるので、
きっと更に快適に走れると思います。

前後エアサスですし、車高が高くストロークも長いはずですがフワフワ感は全く無く、
足回りは結構引き締められていて、路面の凹凸をゴツゴツとはっきり伝えてきます。
これは通常のEクラスとは全く違うキャラクターを持っていますね。
ちょっと意外でした。(^-^;)

と言うのも、プロのインプレを見てもEクラス・オールテレインは、
Eクラスの中でベストバイの素晴らしい乗り心地を持っていると言う感想があって、
プロのインプレと矛盾があるので不思議ですが、事実は事実としてそのまま書いておきます。

私が普段乗っているバネサスのCクラスワゴンの方が、
明らかに乗り心地が良いです。
試乗が終わって自分のCクラスに乗って帰る時に
「なんて乗り心地がいい車だろう」なんてしみじみ思ったぐらい。

走行モードのせいかもしれないと、
試乗中に色々切り替えてみますがそれほど大きな変化は無く、
基本的には同じようにゴツゴツしたフィーリングでした。
また、この車は乗り心地に不利なランフラットタイヤではなく、
通常のタイヤを履いています。

サスペンションの硬さから来る振動にしては振幅がかなり細かいので、
19インチの大径ホイールと扁平率45と言うロープロファイルの
ブリヂストン・ポテンザS001のキャラクターかもしれません。

ちなみに普通のEクラスは、
17インチで扁平率55と言う厚みのあるタイヤを履いているので、
乗り心地はゆったりしていて走行フィーリングが全然違います。
あとその他の原因として、この個体だけ空気圧が高すぎる可能性もあるかもしれません。

ただこのキャラクターは悪いことではなくて、車の性格付けの違いだと思います。
引き締められた足回りと45扁平タイヤの軽快なハンドリングにより、
運転フィーリングは非常に若々しく爽快感があって運転はかなり楽しいです。

ゆったりしたキャラクターのEクラスをベースにしているにも関わらず、
実際の車重よりも軽い車を運転しているような感覚さえあり、
スポーツカー的な足回りを持ちアジリティー(敏捷性)を売りにしている
Cクラスの運転フィーリングに近いものが与えられています。

もしかしたら、通常のEクラスより若い開発チームが作った可能性もありますね。
大径ホイールと運動性重視の薄いタイヤを履いていることから、
オフロード性能はおそらくあまり高くはないと思われます。

Eクラス・オールテレインは、ライバルであるボルボV90 クロスカントリーとは
真逆のキャラクターを持っている車であることが分かりました。
ボルボV90 クロスカントリーは、非常に繊細で柔らかく優しさにあふれた車であり、
Eクラス・オールテレインは強さと若々しさを持つ車です。

走行中ハンドルを小刻みに左右に振ってみますが、
そこはやはり徹底的にニュルを全開で走り込んで開発されているメルセデスの常で、
車高を高めたステーションワゴンであってもまったくグニャグニャしません。
まあ、Cクラス以上のメルセデス・ベンツは全部そうですけど、
剛性・直進性・ステアリングの精度なども当然のように素晴らしいものです。
Eクラス・オールテレインも間違いなく良い車です。

やっぱり車って、実際に乗ってみないと分からないですね。(^ω^)
これでEクラスを3種類試乗したことになりますが、
同じEクラスでも、モデルによってキャラクターが驚くほど違うことが分かりました。
これをまとめると以下のようになります。
————————————————-
Eクラス(通常のモデル) メルセデス・ベンツ ブランドの中心核となる正統派の高級車
Eクラス・オールテレイン Cクラスのように若いキャラクターを持つレジャー向きの車
Eクラス(E400) ベンツの頂点であるSクラスと同等の乗り味を持つ最上級車
————————————————-

インプレ(レビュー), ベンツSクラス

車のインプレやレビューは人それぞれ、
三者三様な視点から乗った時の感想を書いていると思いますが、
私の場合はシャシー性能を最も重視して車を判断しています。

今回のSクラスはもちろん、CクラスやC7コルベットを選んだ時も、
ライバル車と比べて特に素晴らしいシャシー性能を持っていたので購入を決めました。

私はSクラスのことを「危機回避能力を極限まで高めるため、
ニュルを徹底的に走り込んで鍛えられた超絶優れたシャシーを持っている」とか、
「ハンドル不感帯が無く、1mmのハンドル操作にも車はしっかり反応する」などと
ステアリングリンケージの精度のことを書きました。
まず土台としてのシャシーをスポーツカーのように完璧に作り込んだ後に、
高級車としての上質な味付けをしているのがメルセデスの特徴ですね。

ただ、一般ユーザーの方々やプロの自動車評論家の試乗レポートを読んでも、
こんなこと書いている記事は一度も見たことがありません。
つまり、私が車を見る視点はかなり特殊だと言えます。
同様の感想を持つ人が誰もいないので、
記事を読んだ人も信憑性がまるで無いかも・・・?(^-^;)

ところが、日産GT-Rの開発者である水野和敏さんが、
現行のSクラスが出た当時の解説動画で
私とまったく同じことを言っているのを発見!(゜▽゜)
自分がSクラスで感じたフィーリングは間違ってなかった!嬉しい~(^ω^)
空力の話も知らなかったことばかりで大変勉強になりますね~。
https://youtu.be/I5W5N-shTMk?t=5060

また、私は以前ポルシェ911に初めて乗った時に、
「リアがユラユラ揺れる・・・」ってヘンテコなインプレした事がありますが、
プロの評論家でもこんな感想を言っている人は他に誰一人いませんよね。
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/39152163/

でも、Sクラスと同じ動画で水野さんが911のリアが揺れる、
エンジンマウントが柔らかいって、私と同じこと言ってる・・・。(^-^;)
https://youtu.be/I5W5N-shTMk?t=3212
https://youtu.be/I5W5N-shTMk?t=3433

水野さん! どうか師匠と呼ばせてください!!(゜▽゜)

私は、水野和敏さんは日本一の自動車開発者だと思います。(^ω^)