バイク

モトクロスコースでは、いつも通るラインに轍が自然発生するので、
ほとんどのコーナーにバンクや轍が出来ています。

コーナーリング中にタイヤが轍から外れると即グリップを失います。
特に前輪が轍から外れると転倒は免れませんので、
私は前輪が外れないように慎重にハンドル操作して走っていました。
でも、どうやら根本的に走り方(考え方)が間違っていたようです。(^-^;)

私の走り方は、
[ブレーキング→バイクを倒す→ハーフスロットルで旋回→コーナーが終わったら全開]
ですが、全日本の選手とかプロレベルの人になると、
[ブレーキング→バイクを倒す→即全開!→更に全開!]
となっていて、スロットル全開のままコーナーを曲がります。
ですから、コーナーリングが信じられないほど速いです。(゜▽゜)

なんでこれが出来るのか不思議だったんですが、
こちらの動画を見つけてやっとそれが分かりました。
これを見ると、コーナーリング中にフロントタイヤを全く使っていない!

フロントタイヤの軌跡は轍を完全に外れてインに切れ込んでる。
普通ならフロントタイヤが滑って即転倒ですが、
フロントタイヤはアウト側に滑る気配が無い。
つまり、バイクを思い切り寝かせた状態でウイリーしていると言う事!

バイクを寝かせたまま「横方向にウイリー」すればフロントは当然内側に向く。
つまり、フロントのグリップに関係無く全開で曲がり続けることが出来る。(゜▽゜)
コーナー入り口から全開にするのはそういうことなんだと気づきました。

フロントタイヤが轍を外れるのを無視して、
スロットルを全開にするのは相当な勇気がいります。
もちろん私も特訓してみますが、いつか出来るようになるかな?(^-^;)

元の動画はこちら

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YZ250Xにもすっかり慣れてきて、手足のように扱えるようになってきましたね。
超~軽くてメッチャパワーあるし、車体完成度も素晴らしいし、
柔らかくてしなやかなサスの性能も文句なしです!(^ω^)

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ほぼ毎週のように泥んこのオフロードコースを走るので、
いつもはあんまり丁寧に綺麗にしたりしないんですが、
中古車として手放すため次のオーナさんのためにも隅々まで磨くことにしました。(^ω^)

カバーを外して部品の一つ一つまで丁寧に磨きます。
バイクが綺麗になっていくのを見るのは楽しいですね。(゜▽゜)

洗剤やパーツクリーナーで汚れを落としたら、アーマーオールタイヤワックス
で艶出し、ゴム部品はラバープロテクタントで保護。

もちろん新車同様とはいきませんが、かなり綺麗になったと思います。(^ω^)

このバイクはオフロードショップ フレアラインさんにありますので、
欲しい方はお店にお問い合わせください。
販売価格は聞いていないですが、たぶんそんなに高くないと思います・・・。
なかなか出ない希少車ですし、ナンバー付きで公道を走れるレーサーです。(゜▽゜)
インプレはこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/35233088/

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自分の限界の速度で走ってみると、YZ250Xの色々なことが分かってきました。
まず、なんと言っても元々のYZの車体設計が非常に優れていますね。(^ω^)

車体が大変軽量で、サスペンションの性能も特筆出来るほど素晴らしいです。
エンジンパワーが凄まじいのに2スト独特のピーキーさも少なく、
低回転でも実用トルクがしっかりあって、
極低速でのエンジンストールしにくさも充分だと感じました。
あと、やっぱり日本のバイクメーカーは信頼性も世界一ですから、
メカニズムに対して絶大な安心感もあります。

そこで、近年私が所有してきた2台のKTM製エンデューロマシン、
KTM 350 EXC-F SIXDAYS (2012年型)と、
KTM 200 EXC (2015年型)との比較インプレをしてみます。

KTMは両車とも「乗りやすさ」と「疲れにくさ」を重視していて、
しなやかな鉄フレームなので、大きなギャップを飛んでガツンと着地した時など、
横方向に少しヨレッっとフレームがしなる感覚があります。
しかし、YZ250Xは非常に剛性が高いアルミフレームなのでヨレる感じがまったくありません。

YZ250Xは基本的にモトクロッサーそのままの車両なので、
乗る前は「サスが硬めなのかな?」と思っていましたが、
全然そんなことはなく非常に柔らかくてしなやかなサスを持っています。

ノーマル状態のサスセッティングも、エンデューロ用として見事にドンピシャに合っています。
YZ250Xは開発ライダーが素晴らしいんですね~。流石です。(^ω^)
通常はノーマルのセットから何も変える必要は無いと思いますが、
私のようにハイスピードコースを走るのが好きならば、
もう少しだけダンパーを効かせてもいいかもしれません。

対して、KTMの場合はいずれもノーマルのサスセッティングではとても走れないです。
フロントがガチガチに固いせいでコーナーでダダダッっと外に逃げるし、
リアは減衰が全然効いていないポヨンポヨンと跳ねるセッティングとなっているので、
ちゃんと前後とも同じぐらいにセッティングし直せば非常に乗りやすくなりますし、
なおかつ格段に速く走れるようになります。
参考
http://sekiai.blogspot.com/2014/08/ktm-exc-f.html

またYZとKTMのシート高は同じぐらいなんですが、
YZはサスの有効ストローク長がKTMの2台と比べて明らかに長い感じがします。
非常にしなやかで細かいギャップをしっかり吸収するだけではなく、
KTMには無いリンク機構を採用していることもあり、
大きな衝撃でも奥で硬くなってしっかり踏ん張るサスなので、
KTMの2台がガツンと底づきする位の激しい着地でも底づき感が全く無いと言う、
まさに究極の猫足感覚を持つ素晴らしいサスペンションになっています。

私の感想ではYZ250Xのサスペンションの性能は、
わたしが持っていたKTMの2台より完全に上だと思います。
ちなみに、YZ250Xと125Xは近年サスが格段に良くなったらしい。

サスストロークが長くてしなやかに良く動き、暴力的なエンジンパワーを持つバイクであるため、
加減速で前後方向の荷重移動がKTMに比べてかなり大きいです。
加速すると前が上がって後ろが沈み、ブレーキングでも盛大にノーズダイブするので、
ペースアップして走った時にKTMと違う荷重移動の大きさに結構戸惑いました。
これは、ちゃんと乗りこなすのに荷重移動の練習をする必要がありそうですね。(^-^;)

KTM EXC(EXC-F)シリーズは純粋なエンデューロマシンです。
まるで市販トレール車のような乗りやすさを持っていて、エンジンも敏感すぎず、
じんわり効くブレーキも滑りやすい路面で非常に使いやすいですし、
ライダーの負担もYZ250Xより少ないため比較的疲れにくく、
獣道みたいな難所のコースを何時間も走るエンデューロに最適なバイクだと思います。
もちろん、エンデューロ選手権での実績も素晴らしいものがあります。
ただしモトクロッサーではないので、大きなギャップやジャンプの着地などは
あまりガツンとならないように抑えぎみに走る必要があります。
乗りやすさと疲れにくさを考慮して、
フレーム剛性もわざと落としてあります。

 

YZ250Xは、純モトクロッサーを少し乗りやすくセッティングしなおしたバイクなので、
ほぼモトクロッサーそのまま。ですからハイスピードのコースで素晴らしい速さを発揮します。
もちろん山を走るエンデューロで使っても優勝を狙える戦闘力がありますが、
キャブのリセッティングでフルパワー化して全開で走ると強烈に速いバイクなので、
ライダーの技術や体力はそれなりに高いものが要求されるでしょう。
(キャブがノーマルセッティングのままだとパワーはそれほどではないです)
ブレーキもKTM EXC(EXC-F)シリーズよりガツンと強力に効きますし、
エンジンの反応も非常に鋭く、スーパークロスの大ジャンプも問題なく飛べるバイクです。

例えばこのような走り↓は、KTMのエンデューロマシンではとても出来ませんね。(^-^;)

ただしKTMでも純モトクロッサーの250 SXになるとリンク式サスになりますし、
EXCシリーズとはまた違ってくるのでしょうね。

YZ250Xは、少なくとも私が今まで所有してきた中では、
間違いなく最も優秀なオフロードバイクだと断言できます!(゜▽゜)

私は、スピードが出るモトクロスコースを
爆走したりジャンプを飛んだりして遊ぶのが大好きなので、
今回の買い物はベストチョイスだったと思います。(^ω^)

[オマケ] YZによるフリースタイルモトクロス

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YZ250Xのことですが、前のブログに
「パワーはそれほどでもない。誰でも乗れる。」とか、
コメントでも「過激な姿ですが、拍子抜けする」って書いてしまって、すみませんでしたぁー!
走ってる時にどう考えてもキャブセッティングが濃すぎるな~って思っていましたが、
今回全部やり直してみたら、とんでもない速さに激変しましたぁ~!.・°°・(>_<)・°°・.

あれ?そう言えばKTM 200 EXCを買った時も同じようなこと言ってたな・・・(・_・;)

セッティング前はずっとチョークを引っ張ったまま走ってる感じで、
低速でずっとブスブス言ってるし、アクセル開けてもすぐにパワーが出ないし、
タンクに入れたガソリンもKTM 200 EXCの倍以上のスピードですぐ無くなりました。
もしかして、これって慣らし運転用のセッティングなのか?(^-^;)

ジェットやニードルを調整して、
低回転から高回転までパリッと完全燃焼するようにやり直したら、
まあ~速いこと速いこと!ビックリしました。w(@。@;)w
1~2速で全開にするとフロントタイヤが浮いたままだし、
3速でもアクセルだけでウイリーします。
舗装路面でもホイルスピンが止まらないのでアクセル開けらんない。(笑)
これこれ~。このとんでもない過激さこそ、2ストのモトクロッサーなんだよな~。
走っていてワクワクが止まんないよぉ~。(゜▽゜)

今回行ったセッティングは以下の通りです。
————————————————-
メインジェット  #178を、#162へ
パイロットジェット  #50を、#35へ
ニードルのクリップ  上から2段めを、上から1段めへ
エアスクリュー  1と1/4回転戻しを、2と1/2回転戻しへ
————————————————-
ちなみに、オイルはMOTUL800 2T OFF ROADと、MOTOREX CROSS POWER 2T
オイル混合比60:1 標高は約100mの土地でセッティングを行いました。

もちろん走る環境・乗り方・混合オイル・標高によってセッティングは異なると思いますし、
フカフカの砂地で全開を続ける人とか、延々全開で坂を登ったりする人は
このセッティングでは薄すぎてエンジンを壊す可能性もありますので、
試す場合はあくまで自己責任でお願いします。

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やっと納車されましたぁぁ~!

かっこええよぉ~オレのYZ250X。新車なのでピカピカだぁぁ~。(^ω^)
ライトやウインカーなど保安部品の取付け作業は自分で行います。

あといつものように短足の自分でも乗れるようにしなければならない。(^-^;)
ちゃんと足が付かないと非常に危ない特に右折待ちの時にマジで命の危険があるからね。

毎週モトクロスコースを全力で走っていても
コケることはほとんど無いんだけど、(2年に一回あるかないかぐらい)
歩くぐらいの速度で足が届かなくて立ちごけするパターンが実は一番多い。
それほど足が短いのである。(笑)

RedBullのデカールも買った。
これはヤフオクで落としたものだけど、AliExpress.comだとかなり安い。
https://ja.aliexpress.com/wholesale?catId=0&initiative_id=AS_20191215020254&SearchText=yz250+graphics

ちなみに他のパーツも検索してみると、アホみたいに安いし送料無料も多い。
LEDバルブなんか200円とか500円とかで売ってる。スゲーな中国・・・(^-^;)
ヘッドライトはこれを注文した。
https://ja.aliexpress.com/item/32953461522.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4d9PNCbu

スピードメーターはEndurance IIデジタルメーターキット。
https://www.motozen.jp/SHOP/20-300.html

AliExpress.comに激安なメーターがあるが、値段より信頼性を重視してみた。

Endurance II取り付け方の動画
https://www.youtube.com/watch?v=emoOaGaNRUY

ハーネスはモトレッド EZ電装キット
https://www.dirtfreak.co.jp/moto/products/drcproducts/merchandise.php?type=1&?mode=1&id=elect/ezkit

各パーツの取付け作業と配線作業、
デカールの貼り付けシートのアンコ抜きなどの作業をのんびりやって、
乗れるようになるまで一ヶ月ぐらいはかかると思われます。(^-^;)

YZ250Xの写真はGoogleフォトに沢山アップロードしてありますので、
興味がある方はご覧ください。(^ω^)
https://photos.app.goo.gl/V8hN75HY5Lp5yaJX7