テスラ・モデル3

テスラ・モデル3の純正ハンドルは合皮でちょっと安っぽい・・・。

 

そこで、牛革の編み込みハンドルカバーを買ってみました。

さわり心地も質感も素晴らしく良いです。詳しくは整備手帳で。
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/car/3046961/6280913/note.aspx

あと、純正ホイールカバーは峠を攻めるたびに外れて浮いてくるんです。

ホイールカバーを外してみると、中からかなりカッコ良いアルミホイールが出現!(゜▽゜)

どう見てもこっちの方が良いよね!(゜▽゜)

センターキャップはAliexpressで購入しました。
詳しくはパーツレビューで。
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/car/3046961/11079001/parts.aspx

テスラ・モデル3

待ちに待った納車日がやって来たので、電車に乗って
テスラ・ラゾーナ川崎店に車を取りに行ってきました~。(^ω^)

船便で一気に届くので、駐車場にはテスラの新車がズラッと並びます。壮観ですね!
納車も一気に行われるので、一日で数十台が納車されるらしいです。

テスラの納車は他のメーカーのディーラーとは全然違います。
丁寧なおもてなしなどは全く無く、店のカウンターでカードキーを渡されて終了です。(笑)
自分で車を探してそのまま乗って帰ることが出来ます。
味も素っ気もないですが、素晴らしく効率的で納車作業も非常に早いので
こういう納車もアリなんじゃないかと思いました。

色はブルーメタリックを選んだんですが、意外なことにこの色は私の車だけでした。
一番かっこいい色だと思うんだけどな~。(゜▽゜)

いつものように納車直後に私がやることはただひとつ。(^ω^)
ワインディングを攻めて、コーナーリング性能を確かめる!

うぉぉぉぉ~!!やっぱスゲェ~~!(゜▽゜)
このコーナーリング性能は完全にスポーツカーだね。しかも一流の!

高剛性で非常にクイックな運転フィーリングは
ミッドシップのポルシェ・ケイマンに非常に良く似ています。
しかもケイマンより更に低重心なので、
ミッドシップと言うよりフロアシップの車?って言う感じ。
スタンダードモデルなのでテスラで一番安い車なんだけど、
それでも相当に速いです。(^ω^)

シャシー性能が非常に高く、ステアリングの精度や剛性、
タイヤの接地感も素晴らしいので、限界付近でも安心して攻められます。
ブレーキ性能も素晴らしく、私が所有した車では一番停止距離が短いです。
参考動画
https://youtu.be/oRqZL-h9TcE?list=PLhYhbWxrLcMX4cQuLQhNChHVEXLVoQ1oH&t=30

スタンダードレンジは最軽量のモデルなのでブレーキには有利ですね。
左右に小刻みに振ってみるとリアブッシュは思ったより柔らかめの設定のようですが、
車体がもの凄くガッチリしているので、ユラユラするような嫌な感じは全く無いです。

ブレーキの動画の中で清水和夫さんも言っていましたが私も全く同意見で、
どうもテスラ社の開発エンジニアの中に、
元ポルシェのエンジニアがいるような気がしてなりません。

そうでなければ数台のモデルしか出していない出来たばかりのメーカーが、
ここまでポルシェそっくりの走行フィーリングを持つ車を設計出来るとは、
私はどうしても思えないんですよ・・・。(^-^;)

テスラ・モデル3

「電気で走る車を味わってみたいなぁ~」と思っている私ですが、
次に買う車はトヨタRAV4 PHVかな?なんて思ってたんです。
ただ価格が500万円クラスなので非常に高額であり、
PHVとEVの補助金の差も加味するとテスラ・モデル3も
ほとんど同じ価格帯になることに気づきました。(ちなみに日産リーフe+も同じ価格帯)

ネットの情報によると、どうやらテスラ・モデル3って「ポルシェ並の性能を持つ凄い車」らしい。
詳しくは下のリンクにあるDSTの動画を見てください。(^ω^)
特に(ダブルレーンチェンジ)と(ウェット旋回ブレーキ)は必見です!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhYhbWxrLcMX4cQuLQhNChHVEXLVoQ1oH
これはDSTテスト史上で歴代一位の性能らしいです。

もしトヨタとポルシェが同じ値段で「どっちでもいいよ~」って言われたら
誰だってポルシェを選ぶでしょ!(゜▽゜)
と言うことで、モデル3がどんな車なのか試乗してみることにしました。
ネットで試乗予約して、テスラ ラゾーナ川崎プラザへ出かけます。

テスラ・モデル3のスペック
車重1612kg~1860kg  馬力225kW(306PS)~360kW(490PS)  511万円~717万円

モデル3を見たのは初めてなんですが日本でも使いやすいサイズですし、
何よりも非常にかっこいいデザインだと思います。(^ω^)
純粋なEV車はデザインの自由度が非常に高いので、
いくらでもかっこいいデザインに出来るはずなので、
国産EVもこんな風に購買欲をそそるデザインにするべきだと思います。

キーを差し込む所が無いし、スタートボタンも無いなど、
操作系が従来の車と異なる部分が多いので少々慣れが必要です。
ボンネットのオープンや吹出口の向きさえもタッチパッドで行います。

最初はスタッフさんの運転でしばらく走ります。
出だしは非常になめらかで、もちろん無音で走ります。
EV車にありがちなヒューンと言う高周波音も聞こえません。
エントリーモデルですが、ロードノイズ対策や遮音性も結構優秀です。

乗用車的なフンワリ柔らかい感じは無く、ボディ剛性は非常にガッチリしていて、
スポーツカーのように引き締められているサスペンションを持っています。
ギャップ通過時は、多少ゴツゴツしますが不快感を感じるほどでは無いです。

途中で運転を変わり、今度は自分で運転してみます。
アクセルやブレーキは敏感すぎず非常にコントロールしやすいです。
視界は広く、天井もガラスなので空が見えて大変開放感があります。
エンジンが無くボンネットが低いので、特に路面の手前が良く見えるのが良いですね。

驚いたのはステアリングの反応で、物凄く敏感に反応します。
リンケージやギヤの精度や剛性は非常に高いので、遊びは全く無く
ギア比が乗用車では他に例を見ないほどクイックに設定されており、
小径ハンドルであることも相まってハンドル操作に少々慣れが必要です。
その敏感さは、クイックステアリングギアボックスを入れた
私のスーパーセブンとちょうど同じぐらいであり、
一般の人は最初ハンドルの敏感さに戸惑うかもしれません。(^-^;)

バッテリーが重いので車重はそれなりにあるはずなんですが、
運転している時はまるでライトウェイトスポーツのような敏捷性があります。
駆動方式はリヤモーター・リヤドライブで、
重量物は車体中央にあるため重量配分は完全にミッドシップカーです。
(ハイパワーモデルの4WD車は前後にモーターがあります)

今回試乗したのは、もっとも安くて非力なエントリーモデルなんですが、
強大なトルクがあるのでアクセルを踏み込むと予想以上に凄い加速をします。
知らない人を乗せたら、その加速力にびっくりするかも?(^-^;)

タイヤの接地感も豊富ですし、
運転中は非常に低重心でワイドな車に乗っている感覚があります。
コーナーをある程度勢いよく曲がってみたんですが、驚くことに全くロールしない!
まるでレーシングカートのようにギュイーンと曲がります。(゜▽゜)

参考動画 ニュルを走るモデル3
https://youtu.be/7BMoprNXZZg?t=581

良く分かりました。これは明らかに乗用車の設計では無いです。(^-^;)
おそらく開発者も従来の乗用車を作ろうとはしていませんね。
きっと情熱に溢れた開発者が楽しみながら開発しているのでしょう。
給料のために働いている設計者はこんな尖った車は絶対作らないです。(笑)

テスラ・モデル3は、私が今まで試乗した中では
ケイマンやボクスターの運転フィーリングに非常に近い車です。

私はテスラ・モデルSの試乗もしたことがありますが、
あちらはスポーツカーと言うより大きくハイパワーのグランツーリスモ(GT)的であり、
モデル3は峠で遊べるような純粋なスポーツカーの運転フィーリングを持っていて、
エンジン車では考えられない超低重心を実現していますし、
一流のスポーツカーのシャシーが与えられていて、強大な動力性能も持っています。
きっとワインディングで遊ぶと相当楽しいでしょうね。(゜▽゜)

テスラはまだ歩き出したばかりの自動車メーカーなので、
各部の作りや運転中の高級感などはまだ改善の余地がありますが、
それを差し置いてもモデル3は非常に魅力的な車であることは間違いないです。
携帯電話が、ガラケーからスマホに進化したように、
新時代の車であると言う感覚が大変強い車となっています。

上機嫌で試乗を終え、ディーラーに戻りさっそく予約金を払ってきました。
納車は11月~年内ぐらいらしいです。(^ω^)