スーパーセブン

らみいさんのセブンは、納車時から右スモール・右テールランプと
メーターランプ用のヒューズが切れる症状が出ていました。

まず、ETCやレーダー探知機など、
前のオーナーの時代に追加工された配線が怪しいという判断をして、
リベットをすべてドリルで破壊し、スカットルを外しました。

追加工された配線は全て外してテストしますが、
スモールのスイッチを入れるとまだヒューズが飛びます。

ショート箇所を探すため、まずヘッドライトとテールランプを分解し、
配線の色をチェックして、スカットル内で同じ色の配線を切断しました。

この状態でテストしても治らなかったので、
ショートの原因はスカットル内にあることが判ります。

メーター(及びスイッチ)ランプも同じ回路内にあるようなので、
メーター・スイッチランプを全て外してテストしてみるとショートすることは無くなりました。
どうやらこの辺に原因があるようです。

そこで、メーターランプを1個ずつ取り付けてスイッチを入れて、テストすることにしました。
3個ぐらい正常にテストが済んだ後、ふと思い立って電球の抵抗値を測ってみようと思いました。

そしたらなんと、1個だけ異常な抵抗値を示す電球を発見!
完全にショートしています。(^_^;)

よく見ると、電球のガラスの中で短絡していますね!
こんなことってあるんですね。(゜▽゜) 初めて見ました。
日本製の電球はこんな事は無いと思いますが、イギリス製なんでしょうか?

新しい電球を購入して入れ替えると、ヒューズが飛ぶことは無くなっていました。
後は元通りに組み直して、電装系はバッチリ修理完了です。(^ω^)

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norimotoさんのセブンが納車になりましたので、
私の家でキャブ同調やグリスアップなどの整備を行いました。(^ω^)

ガレージ内にケーターハムBDRが3台も入っているのは壮観ですね。
何度も言いますが、私の家はセブンのショップではありません。(笑)

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らみい7さんのケーターハムです。
納車整備は私の工場で行うことになりました。(^ω^)

ちなみに私は二級整備士免許は持っていますが、
プロの整備士じゃないですよ。(笑)

年式の割に距離も走っていないですし、
驚くほど程度が良い個体だったのでビックリしました。(゜▽゜)

詳しくは、らみい7さんのブログで。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1914252/blog/30623841/

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フォード・デュラテックエンジンを
スーパーチャージャーで315psまで高めたモデルだそうです。(^ω^)
0-60MPH加速は2.8秒!らしい。
http://jp.autoblog.com/2013/07/09/caterham-seven-620-r-is-unleashed/

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知恵袋に、私なりに行なっている
エンジンの始動・暖気方法の記事を書いてみました。(^ω^)
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ウェーバーキャブ車のエンジン始動方法
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n190905
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たぶんこんな感じの始動・暖気でいいと思いますが、
間違えている所があったら教えていただければ助かります。

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私のセブンは、コーナーのクリッピングポイント通過時などで、
高回転のままアクセルをパーシャルにした時に
ガスが薄くなる症状が出ていました。

スロットルを閉じ気味&エンジン高回転という時は負圧が最大なので、
2次エアーを吸っている可能性があると判断し、
パーツクリーナーをキャブの各所に吹きつけてテストしたところ、
スロットルシャフトの所から2次エアーを吸っているのを発見しました。

YouTubeにあるこちらの動画と全く同じ症状です。
http://www.youtube.com/watch?v=vGaYCKclWjA

早速キャブを外して点検します。
ベアリングを外すとオイルシール状の部品(Oリング)が見えますね。

よく見ると、明らかに斜めにはまってましたし、
向きが左右で違っていて内向きだったり外向きだったり、
すっごくいい加減な仕事をしていますね。
これじゃエアーが入るのは当たり前・・・。(^_^;)

日本人のメカニックは多分こんなにいい加減な仕事をしないと思うので、
始めからこの状態だったのかもしれません。
さてはスペイン人のしわざだな?(笑)

と言うことでピックを使ってリングを外し、テクニカルトートさんで部品を調達して
ちゃんとエアーが入らない向きに入れ、
ベアリングのグリスアップもしてキッチリ組み直しました。

早速乗ってみましたが、非常に調子が良いです。(^ω^)
高回転のパーシャルでもギクシャクしなくなりました。

ただ、まだパーシャルで少しパワー感に欠けますね。
アクセルを閉じているのにパワーが無いという表現はちょっと変ですが、
パーシャル時に力無く惰性で回っているような雰囲気があるので、まだ少し薄めのようです。
次回は油面とミクスチャーを調整してみようと思います。

———-追記——————————–
ウェーバーキャブは種類が色々あるので、
この部分の構造が違うものもあると思います。
ミニなどキャブが1個の車の場合は、キャブを降ろさずに作業できると思います。

ラバーシールの値段は一個650円でした。
ベアリングの外し方ですが、私のウェーバーはシールドベアリングじゃありませんでしたし、
クリアランスもそこそこあったので、ラジオペンチでつまんで簡単に外すことが出来ました。

シールドベアリングの場合は、ネオジウムマグネットなど
強力な磁石で吸い付ければ取れるかもしれません。
あるいはベアリングと同じぐらいのワッシャーに糸を巻きつけて、
エポキシ接着剤を少量つけて、硬化後に引っ張るなどの方法が考えられます。

無理な場合は、シールドカバーを壊してラジオペンチで摘むしか無いでしょう。
ベアリングの値段は530円なので壊しても大丈夫です。
シャフトにバリがあり引っかかって取れない場合は、
平ヤスリで数回こすれば簡単に取れます。