せめて、テレビに時々映るぐらいのチームになって欲しいよなぁ~。(^-^;)
ステッカーのjpgデータはこちら
http://sekiai.net/temp/CaterhamTeam.jpg
らみいさんのセブンのキャブオーバーホール作業その2です。(^ω^)
ウェーバーキャブは構造的に必ずベンチュリーストッパーボルトから
ガソリンのにじみが発生して底の部分が茶色い液でベタベタになるので、
私はいつもパイプ用シールテープを巻いてから取り付けるようにしています。
これをやっておくとガソリンのにじみは完全に止まり、キャブの底はいつも綺麗です。
ネジの緩み止めにもなりますしね。
また、ボトムカバーにも耐ガソリン性液状パッキンを使ってにじみを防止しています。
黒く変色したジェットやネジ等も、
ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナーを吹き付ければ、
すぐに新品のような輝きが戻ります。
ただ漬け置きは良くないようです。
一晩漬けておいたら、溶けた汚れがまた部品にこびり付きました。(^_^;)
後ろのプレートが無くなっていたので、
その辺に転がっているカーボンの端切れで作ってみました。
本職なので、この位の物でしたら15分程度で2枚作れますが、
プライベートな時間までカーボンの加工はやりたくないものですね。(笑)
らみいさんのセブンのウェーバーキャブをオーバーホールしています。
実はこのセブンは、らみいさんの所に来る前は
バックファイヤーの吹返しが酷いセッティングのまま、
かなりの距離を走っていたらしく、キャブ内部が真っ黒にすすけていました。
今回は洗浄にヤマハ:ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナーを
使ったんですが、これ凄くいいですね!(゜▽゜)
頑固にこびりついたすすの汚れも
シュッとひと吹きするだけでドンドン溶かしてくれます。
おかげで簡単に新品みたいに綺麗になりました。(^ω^)
イタリア製のウェーバーは切削精度が大変良いですね。(^ω^)
パッキンが付く面も綺麗です。
マニホールドの面もちゃんとしているし。
私のスペイン製のウェーバーなんかは、
ボトムカバーの加工面がガタガタでガソリンが滲んでくるので、
面出し加工が必要でしたからね。(^_^;)
リターンスプリングが切れちゃっていますね。これは後で購入しましょう。
あと、バックプレートが片方無くなっていました。これはお約束?(笑)
なんと、ベンチュリーが溶けてます・・・。( ゚д゚)
バックファイヤーがそれほど酷かったということでしょうね。
こんなの初めて見ましたよ・・・。(^_^;)
キャブはちゃんとセッティングを出して乗りましょうよ。
ベンチュリーは買うとそれなりの値段なので、リューターで削って成形してみました。(笑)
現状でも特に走行に不具合は無かったので、これでも大丈夫なはずです。
スーパーセブンの動きを見ても超リアルですね。
これだけリアルだと、きっと実際のドライビングの練習になると思います。
これはProject CARSと言うレーシングシミュレーターで、
2014年にリリースされるらしいです。(^ω^)
http://www.gamespark.jp/article/2013/07/09/41942.html
最初、排ガスとライトが引っかかりましたが、
現場で自分で調整して二回目にクリアーしました。(^ω^)
排ガスですが、ウェーバーのミクスチャーは
普段乗っている位置だとクリアーできず、
半回転ぐらい絞ってガスを薄くしないと合格しないようです。
ライトは水平よりわずかに下になるように調整していましたが、
かえって完全に水平の方が良いようです。(^_^;)
また、光量がギリギリのようなので
測定時はかなりエンジン回転を上げる必要がありました。
あと、ボンネットは外して乗って行っても良いみたいです。
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書類代 20円
検査手数料 印紙400円 証紙1,300円
重量税 25,200円
自賠責保険 27,840円
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合計54,760円となります。
GoProで撮ったビデオはこちら
入庫中のらみいさんのセブンですが、
タコメーターから「ギューン」と異音が出るようになり、
針が暴れるようになったので急遽点検することにしました。
VDO製の機械式タコメーターです。
ドイツ製なんですね。
ワイヤーを外すとエンジンが回っていても異音が出ないので、
原因はワイヤーではなく、タコメーター内部にあることが判りますね。
小刀でガラスを止めているカシメを一周起こし、裏のカバーを外します。
内部はこのようになっていました。
指でシャフトを回してみると油切れの症状ですね。
ギヤオイルを少量差し、グリスを塗ってしばらくクルクル回していると、
スムーズに回転するようになりました。(^ω^)
機械式の場合、ここは定期的に油を差す必要があるようですね。
この構造でしたら、メーターを分解しなくても
後ろにあるワイヤーの穴から油を差すだけでも、
中まで浸透すると思います。
バラしたついでに、レッドゾーンの部分にカッティングシートを貼りました。
ノーマルBDRの場合は腰下がケントのままなので、
本当のレッドゾーンは6250rpmとなります。
レースでもない限り、この位で抑えておいた方がエンジンの寿命が長くなるそうです。