スーパーセブン

前のブログで報告した通り、私のBDRエンジンは
わずか2万キロぐらいでバルブクリアランスが無くなり、
圧縮漏れで始動困難になったんですが、
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/46806718/

どうやらBDRエンジンはバルブシートが有鉛仕様で作られていて柔らかいので、
無鉛ハイオクをそのまま使ってはダメだと言うことが分かりました。(^-^;)

無鉛ガソリンを使うとバルブシートがすぐに減ってしまい、
そのうち圧縮が無くなって始動出来なくなります。

ケーターハム・オーナーズマニュアルに書いてあった情報

ケーターハム・オーナーズマニュアル全文
http://www.caterham.dk/Assembly_Guides/1995.06.pdf

ブロスガレージさんのサイトでもBDRのオーバーホールの記事で
「シートリングも磨耗と材料に不安が有るので交換します」
と書いてありますし、↓
http://www.bros-garage.com/bdr.html

アートインターナショナルさんの記事でも
「バルブシートを無鉛仕様に変更するなど、長く乗れる日本仕様にするには少々経費がかさみます」
と書いてあります。
https://art.artweb.gr.jp/service/ford/5682.html

BDRエンジンを搭載したセブンのオーナーでも知らない人は多いと思います。
ですから、給油時には必ずバルブシート保護用の有鉛添加剤を入れるのをおすすめします。
ガソリン1リッターあたり10円位なので安いです。(^ω^)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0096Y6QBS

ーーー 6月7日追記 ーーー
リキモリLEAD SUBSTITUTE 有鉛添加剤ですが、容器が独特なので使用方法を案内しておきます。(^ω^)

スーパーセブン,

スーパーセブン

たけまる7さんがバーキンケントからバーキンBDRに車両入れ替えすると言う事で、
納車祝い(ひやかし?)に行ってみました~。(^ω^)

納車おめでとうございます!(゜▽゜) 動画はこちら↓

スーパーセブン

私が面倒を見ている赤いスーパーセブンは、
オーナーが変わって今はForza StyleのOgiさんが乗っています。(^ω^)
先日はヒーターモーターの固着修理と、国産サーモスタット交換の作業を行いました。
Ogiさんのチャンネルにその時の動画がアップされていますので、是非ご覧ください。

Ogiさんのチャンネル[中年とスーパーセブン]
https://www.youtube.com/@chunen-superseven/videos

スーパーセブン

今から4年ぐらい前のこと・・・。
家の三軒隣にカバーがかかった凄く小さな車が突如出現した。
このシルエットはもしかして!(゜▽゜)

こんな超~近所にセブン乗りがいたぁ~!(゜▽゜)
嬉しくなって早速オーナー(たけまる7さん)をナンパして聞いてみると、
ここに置く前から10年以上も放置状態だと言う。
それはもったいない。早く直そうよ~。(^-^;)
このまま放置してると土に帰っちゃうよ・・・。

エンジンルームを見ると結構経年劣化が進んでいるようだが、
レンチでクランクは軽く回るので固着はしていないようだ。
内視鏡でシリンダー内部を見てみても特に異常は無かったので蘇る可能性は高いね。(^ω^)

その後は月末の日曜日に、
たけまる7さんのお友達も集まって少しずつメンテナンスを続けてました。
もちろん近所の私も時々手伝いに行ってました。
あんまり手を出してないから、ただの冷やかしとも言うけど・・・(笑)

クラッチが張り付いていてまだ走れないけど、一応転がせるようになったので
トラックで牽引して工具など設備が整ったお友達のガレージに移動。
ちなみに、この方も元セブン乗りだったらしいです。

エンジンもキレイになってますね。
道端で土に帰りそうになっていたセブンとは思えません。(笑)

張り付いたクラッチは、ジャッキアップしてギヤを入れたままエンジンをかけ、
ブレーキとクラッチを踏んだら無事に剥がれました。

色々苦労があったようですが、ようやく自走出来るようになりました~。
良かったですね!(゜▽゜)

たけまる7さんのページはこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/553393/profile/

スーパーセブン

古いスーパーセブンは冬になると水温が上がらなくなるため、
ラジエターを半分ぐらい塞いで乗るのが当たり前なんですが、
私は以前から「なんでだろう?」って思っていました。(^-^;)

だって、セブンと同年代の古い乗用車でさえ、
冬場にラジエターを塞いで走っている車なんか一度も見たこと無い。

ある日かくらさんの投稿で、国産のサーモスタットに交換すると
冬場の遮蔽板が必要無くなるという情報がありました。
「え、そうなの!?」(゜▽゜)

かくらさんのサーモスタット情報
https://minkara.carview.co.jp/userid/2380115/car/1908981/6987161/note.aspx

早速アマゾンで購入~(^ω^) 品番 21200-ED00A
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JSRQ58W

今まで付いていたケント・BDR用のサーモスタットと較べてみると
高さがずいぶん違うので、開いた時の流量もかなり多いと思われ、
夏場のオーバーヒート対策にもなりそうですね。
中央のワックスケースも今までの2倍ぐらいの太さがあり、作りもしっかりしています。
バルブにパッキンも付いているので、冬場はしっかり閉じてくれそうです。

サーモスタットが入る部分より直径で0.2mmほど外形が大きいようなので、
そのままでは微妙に入りません。
テーブルに粗めの紙やすりを貼り付けて、ガリガリ削ってピッタリ入るように合わせました。

あとは普通に取り付けるだけなので超簡単。(^ω^)

変化はすぐに体感出来ました!
まず、始動後に水温が適温になるまでの時間が早くなりました。

そして、かなり気温が低くても水温は90度前後でいつも安定しています。
ラジエターを塞がなくてもヒーターもガンガン効きます。
こりゃ~イイね!(゜▽゜) もっと早く交換すれば良かった。

つまりはサーモスタットの動作精度の問題なのかな?
水温が低くてもピッタリ閉じないとか・・・。
交換したことで水温に対して凄く信頼性が上がったのを感じます。
やっぱり国産車のパーツの品質は最高ですね。(^ω^)

まだ10度以下の気温では検証出来ていませんが、
この感じだと今後は冬場でもラジエターを塞がなくて大丈夫なんじゃないかと思います。
これからもっと気温が低い日もあると思うので、
本当にオーバークールが完全解消したのか確かめてみたいと思います。

——1月2日追記——
やはり原因はサーモスタットでした。
こちらをご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/46651307/

ちなみに、私は冬になるといつもペダルボックスのカバーを外して乗ります。
こうするとエンジンルームの暖かい空気が足元に入ってきて、
ヒーターをオンにしなくても、ぬくぬくで快適なんですよ~。(^ω^)
たぶん、ヒーター無しのセブンでも十分に暖がとれると思います。
しかも、ペダル周りの空気が適度にかき回されるので、
ヒーターをオンにした時の足首だけが凄く熱くなる集中砲火も無くなりますよ。

ただし高速道路では、エンジンルームで温まる前に
空気が入ってきてしまうのでかえって寒いかも?
一般道の速度(50~60km/hぐらい)では非常に快適ですよ~。(゜▽゜)