メルセデス・ベンツ E400 ワゴンに試乗したのでインプレ

新型Eクラスのステーションワゴンがリリースされましたね。
さっそく試乗してみましょう。(^ω^)

新型Eクラスは以前E200を試乗したことがありましたが、
今乗っているCクラスから買い換えるほどでは無いと感じたので、
今回の試乗は上級仕様である
E400 4MATIC STATIONWAGON EXCLUSIVEにしてみました。

スペック 3500ccV6ガソリンエンジン(333ps)4輪駆動 1050万円 重量不明(セダンは1880kg )

E400のサスペンションには「エアボディコントロール」と呼ばれる
特別な技術が採用されています。
これは、エアサスペンションに電子制御ダンパーを組み込み、
たえず路面状況をモニターしながら最適の制御を行う仕組みらしいです。

相変わらずふんわり心地の良いシートに座ると、
Sクラス同様のグラスコックピット化された景色が広がります。
インテリアは大変上品で洗練されたデザインだと思います。

シフトをDに入れアクセルをやんわり踏み込んで静々と走り出します。
タイヤが動き出した瞬間にE200をハッキリと超える上質感があるのに気が付きました。
そのまま通りに出てスピードを上げますが、素晴らしい上質感です。

E400は、メルセデスのフラッグシップであるSクラスに匹敵するどころか、
もしかしたら超えているかもしれないと思えるほど滑らかな乗り心地を持っています。
トレッド幅の違いでSクラスの方がシッカリ感があると言うか
「強い車に乗ってる感」が少し上回るぐらいで、乗り味の良さは甲乙つけがたいです。

3500ccV6エンジンと4輪駆動のため重めになっている車重も
乗り心地に良い影響を与えていると思いますが、
E200とE400がここまで乗り心地が違うとは思っていませんでした。

路面の凹凸でも車体は動かずタイヤだけが上下して走っている感じです。
基本的に大変柔らかいサスペンションですが、
左右に振ってみてもグニャグニャで腰砕けみたいな感じは無く、
接地感もしっかりあってとても安心できる走行フィーリングです。

もちろんスポーツモードに切り替えれば
攻めた走りのためにダンパーを強くすることも出来ます。
エンジンは333psあるので、アクセルをガバッと踏み込むと結構な速さで加速します。
普段使いでパワー不足を感じることはまず無いでしょう。

おそらく峠でもかなりの速さを持っていると思いますが、
コンフォートモードの乗り心地があまりにも魅力的なので、
スポーツモードで走る気にはなりませんね。(^-^;)
自然とマナー良く運転しようという気にさせてくれる車です。

E400、大変気に入りました。(゜▽゜)
新車は高すぎて買う気にならないですが
メルセデスの中古車は数年ですぐに安くなるので、
もっと年齢を重ねたらアガリの車として
SクラスかEクラス(E400)の中古車を所有したいですね。
どちらも素晴らしく魅力的な車です。

参考ムービー