自分のスーパーセブンのセルモーターも分解整備する

たまには自分のセブンも整備することにします。
らみいセブンのセルモーターを分解して分かりましたが、
どうやら定期的に掃除とグリスアップしないといけない構造のようです。
趣味車は走行距離が短くてもセルモーターの使用頻度は高いので要注意ですね。

分解すると、ブラシのカスと鉄粉などがバラバラ落ちてきます。うへぇー汚い・・・。(^_^;)

このセルモーターはカバーのあちこちにハンマーで叩いたような凹みがありますね。
マグネットスイッチの動きが渋い場合は、
ハンマーで叩くのではなく摺動部分をグリスアップしましょう。(笑)
マグネットスイッチは2本のビスで簡単に外れますからね。

このセルモーターは前に誰か分解したような形跡がありました。
ラバーが巻き込んで折り目がついてしまっていましたし、
コミュテーターも変な形に削ってあって表面がかなり凹んでいます。
旋盤で綺麗にしたかったのですが、限界を超えるのでやむを得ずこのまま使うことにします。

またブラシのコードがちぎれかけていて、その部分が熱を持ちプラスチックパーツを溶かしていました。
おそらく誰かが分解した時に無理やりコードを引っ張ったんだと思います。
これはハンダで補修することにします。

部品の一つ一つを丁寧に磨いてグリスアップします。
本体はウレタンの黒で綺麗に塗装しました。

接点は徹底的に磨いて接点復活剤を塗布し、ゴムにはラバープロテクタントを塗布しました。
ビスは全て磨き少量のグリスを塗布して、全体のセンター出しをしながら慎重に組み立てました。

ショップでもここまで丁寧な仕事をする所はあんまり無いかもー。(^ω^)