最近、お台場に日本最大のBMW ショールーム「BMW GROUP Tokyo Bay」が出来ましたね。


http://bmw-japan.jp/bmwtokyobay/

BMWの全ラインナップの試乗車を常時配備しているらしいので、
なんだかとっても楽しそうです。(^ω^)
さっそく、なかなか乗れないクルマの試乗予約をしてみました。

まずは話題のM2クーペ。
小さな車体に直列6気筒3000ccターボ 370psのエンジン 重量1495kg 770万円。

次にM3セダン。
直列6気筒3000ccツインターボ 431psのエンジン 重量1640kg 1104万円。

最後はハイブリッドスーパーカーのi8。
直列3気筒1500ccターボ+モーター 合計362ps、トルク570Nm 重量1500kg 1966万円

日曜日や休日の予約はすぐ埋まってしまうようで、
人気のモデルは1ヶ月前じゃないと予約が取れないみたいですね。(^-^;)
私は10月16日に試乗できるように予約しました。今から楽しみです! (゜▽゜)

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

日本でもメルセデス・ベンツEクラスセダンが発売されましたね!
EクラスはCクラスの格上にあたるモデルで、値段の差は200万円ぐらいあります。

普段乗っているCクラスの上級モデルがどんな乗り味の車なのか、
非常に興味があったので試乗することにしました。(^ω^)

ボディデザインはCクラスそっくりですが、
ホイールベースも長く見た目でも一回り大きいのが分かりますね。
タイヤ幅も275もありますから凄く太いです。

完全にグラスコックピット化されたインテリアは未来感たっぷりです。
四角い液晶モニターを並べると、どうしても家電っぽくなってしまうと思いますが、
メルセデスの優秀なデザイナーにより巧みに上質感が与えてあり、
なかなか良い感じだと思いました。

ドアもCクラスよりかなり重くて重厚感がありますね。
リアシートはふんわり柔らかくて座り心地が大変良く、まるで高級ソファーみたい。
大衆車とそんなに変わらない(笑)Cクラスのリアシートとは雲泥の差があります。

操作系はいつも乗っているCクラスと基本的に同じなので違和感はありません。
走りだしてみると、タイヤの一転がりだけで当たりの柔らかさが伝わって来ました。
これはかなりコンフォートに振った車のようですね。
乗り心地はふんわり柔らかめのセッティングになっています。
Cクラスより重い車重も乗り心地と重厚感には良い影響が出ているのでしょうね。

私のCクラスと同じエンジンのはずですが、一段と静かになっているのが分かります。
もちろん防音なども違うと思いますが、エンジン自体の品質も上がっているのでしょうね。
トルク型で184馬力のパワーは普通に公道をドライブするのでしたら必要十分だと思います。

ブッシュもかなり柔らかい設定で走行中に車を左右に振ってみると、
リアにゆらりとした動きが残るのが分かります。
もしかしたらCクラスよりも2倍ぐらい大きなゴムブッシュが
付いているのかもしれません。
ゆったりとした穏やかな挙動は昔からのメルセデスのイメージそのものです。

剛性感はCクラスの方が上です。
これはブッシュの柔らかさから来ているのかもしれませんが、
ホイールベースが長いことにより実際に剛性が違うかもしれません。
ただし走行中のゴツゴツ感を抑えるために、
あえてこのような味付けになっている可能性が高いです。

機敏な動きは苦手ですが直進性はCクラスより明らかに良いです。
ホイールベースが長いのも影響していると思いますが、
キャスター角も少し寝ているかもしれませんね。
高級車としてとても良い車だと思います。

総評をすると、EクラスはCクラスとは目指しているものが全く違うことが分かりました。
Eクラスはコンフォートを極めた高級車として
昔からのメルセデスのイメージをそのまま正常進化させた車だと分かりました。
おそらく多くの人がベンツと言う名前で思い浮かべるのは、このようなゆったりした車だと思います。
Eクラスは同乗者に喜ばれる乗り心地を持っていますし、
シートやインテリアの上質感も素晴らしいです。

一方、現行のCクラス(W205)は
メルセデスとしては異質とも呼べるスポーティさを持っている車です。
今回のEクラスの他、私は今までBクラス・旧Cクラス・
現行Cクラス(セダン、ワゴン、ディーゼル、AMG C63)に試乗しましたが、
「まるで一流のスポーツカーの車体に乗用車のボディを載せたような車」と
表現できるのは現行のCクラス(W205)だけであり、
旧Cクラス(W204)にはそれを感じませんでした。

おそらくスポーツ性を売りにして販売数トップだったBMW3シリーズを撃墜するために、
現行Cクラス(W205)は開発されたのでしょうね。
そしてそれは成功し、3シリーズを少し上回る性能を持つ車が完成し、
販売数トップを奪還出来ました。

Cクラスでワインディングを元気に攻めるのは凄く楽しいですが、
Eクラスでやろうとは思いません。そう言う性格の車ではないからです。

私としては、やっぱりスポーツカーに上質感を加えたような、
今のCクラスが自分の好みにピッタリの車だと言うことが今回の試乗で判りました。

もう10年ぐらい年を取ったらEクラスみたいなユッタリした車もいいかもね・・・?

豪華なスーパーカーが沢山見られて、とっても楽しかったです。
ちなみにこのイベントは入場無料です。(゜▽゜)
動画はこちら。

以下はSIGMA DP2 Merrillで撮った写真です。

スーパーセブン, ベンツCクラス,

2016年7月24日(日曜)神奈川県の宮ヶ瀬湖で
スーパーカーチャリティーフェスティバルが行われます。
私も見に行く予定です。(^ω^)
http://alljapan-supercar.net/info/160724/index.htm

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

メルセデス・ベンツのディーラーでAMGパフォーマンスツアーと言う
試乗会が行われていたので行ってみました。

Cクラスの最強版であるAMG C63 Sに乗ってみることにします。
これはCクラスの車体に510馬力のV8エンジンを搭載した
強烈なパフォーマンスを発揮するセダンです。

初めて見たんですが、やっぱり普通のCクラスとは迫力が違いますね。
インテリアはCクラスそのままなので、いつも見慣れた愛車と同じ風景が広がりますが、
エンジンをかけてみると「ドロドロドロドロ」と言うアメ車っぽい音がして、
只者ではない雰囲気がプンプンします。(^-^;)

ハンドル操作は普通のCクラスよりもややしっかり感があるものでした。
もちろん乗り心地は硬いですがポンポン跳ねてどうしようもないほどではなく、
スポーツカー好きで硬い乗り味が好きな人なら問題ないと思います。

かなり過激なスペックを持つ車なので、
「シャシや乗り味も普通のCクラスとは別物なのかな?」と思っていましたが、
実際に乗ってみると全然そんなことはなくて、ざっくり言うと乗り味は硬くしたCクラスです。

公道では扱いきれないパワーを持つエンジンも大変コントローラブルなので、
アクセルを大きく開けなければ普段使いの乗用車として十分使えると思います。
普通に近所のコンビニに乗って行けます。

安全を確認してギヤを下げフルスロットルにしてみました。
パワーバンドに入るとリアタイヤは「ギュイ~~」と簡単にホイルスピンを始めますが、
横にスライドして挙動がとっちらかることもなく、
スタビリティも高いので安心してアクセルを開け続けることが出来ますね。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=RDmoNXmk0oo”#t=12s”

大きく重いV8エンジンをフロントに無理やり押し込んだような車ですが、
サスや足回りはしっかりとチューニングされているようで、
普通のCクラスセダンより250kgも増えた重量感は確かにあるものの、
ハンドリングにネガな部分は特に感じられませんでした。

この車は、富士スピードウェイなどの国際サーキットを走りたいけど、
スポーツカーじゃなくてCクラスの形がいいと言う人には良いんじゃないかと思います。
その辺の峠道やミニサーキットだとアクセルをなかなか開けられないので、
ストレスが溜まるかもしれません。

タイヤも幅広で薄くサスも硬いので、
ザラザラ感のある乗り心地はある程度我慢する必要があります。
吸水舗装された道路などでは、ハンドルに「ジーン」と言う細かい振動が伝わって来ますし、
ロードノイズもけっこう大きいので、快適な乗用車が欲しい人にはオススメできません。
普通のCクラスが新車で2台買える値段が高いか安いかは人による・・・・・・って高いよ!(笑)

自分の愛車である普通のCクラスワゴンに乗り換えたら、
「まあ、なんて極上の乗り心地!」と思っちゃいました。
やっぱりこっちが本来のCクラスの乗り味なんでしょうね。

さて、もう一台です。なんと、AMG GT S も試乗することが出来ました。
うひょ~!まさかこいつに乗れる日が来るなんて!(゜▽゜)

エンジンはAMG C63 Sと同じ510馬力のモンスター。
しかもこちらの方が車体が90kgも軽量です。

やたら幅広くてぺったんこの車体はスーパーカーのオーラ全開です。
近くで見ると、大の大人が4~5人は並んで寝れそうな巨大なボンネットに
ちょっとビビります。(笑)

シフトレバーが肘関節の位置にあるので、やたら操作しにくいのが気になりますが(笑)
シートポジションはピッタリ決まります。

運転席に座りエンジンをかけると「ズボン!ボボボ・・」と
重低音でかなり威勢の良い音がします。
それは獰猛な動物の唸り声のようです。
エンジン音を聞くだけで血沸き肉踊る感じはいいですね。(^ω^)

AMG C63 Sと同じエンジンのはずですが、音はずいぶん違うんですね。
スポーツカーは、このように運転する前から
ワクワクする演出があることが凄く大事だと私は思います。

動き出すと車が小さく感じられるのは良い車である証拠ですね。
とは言え、室内を見渡しても凄く幅広な車であることが分かりますから、
慎重に運転することにします。

アクセルは敏感すぎることもなくハンドリングも素直で精密感があり、
トレッドが大変ワイドで4輪のガッチリした接地感も素晴らしいです。
サスはややストロークが短めで引き締められた硬めのセッティングですが、
走っていて不快感はありません。

物凄いパワーを持っている巨大な車ですが、思いのほか運転しやすいですね。
幅が十分にある道路でしたら女性でも問題なく運転できると思います。

ギヤダウンしてフルスロットルを試してみましょう。
アクセルをガバッと踏み込むと瞬時に「ドン!!」とダッシュします。
これが本当に凄くて、まさにスーパーカーと呼ぶにふさわしいパワー感ですね。

重量の差なのかAMG C63 Sよりも確実に加速力は上ですが、
非常に高いスタビリティとメカニカルグリップにより、
こちらはホイルスピンはしませんでした。

シャシはこのエンジンのための専用設計でフロントミッドシップなので
車体バランスも完璧ですし、その剛性感と車の完成度も非常に高いです。
AMG GTは本当に素晴らしいスポーツカーだと思いました。
同じようなFRスポーツカーとしてC7型コルベットにも試乗したことがありますが、
AMG GTの方が車全体の完成度では少し上かもしれません。

車体が大きいのでターンパイクなど広めの峠で楽しんでみたい。
きっと最高の気分で走れるでしょうね。(^ω^)

欲しいけど価格が1930万円・・・Orz

参考動画(メルセデスAMG GT vs ポルシェ911ターボ)
https://www.youtube.com/watch?v=l697CuOnwhY