スーパーセブンの空力実験をしてみた

以前、プリウスで空力デバイスの実験したら大変面白かったので、
セブンでも色々実験してみることにしました。(^ω^)

まずは、プリウスの時に作ったカナードを付けてみました。
高速道路を走ってみると、直進性が格段に向上することが確認できました。
これを付けると100km/hで手放し運転が出来るようになる感じです。
セブン乗りならこれがどう言うことか分かると思います。

ダウンフォースはそれほど大きくありませんが、
角度をきつくすると多少はダウンフォースが感じられました。
プリウスで実験した時もそうだったんですが、
どうやらカナードはダウンフォース増大の効果よりも、
車の直進性を向上させる効果の方がずっと大きいようです。
でも、なぜこうなるのかは私にも良く分かりません。

次にグランドエフェクター(アンダーフロアスポイラー)です。
やはりプリウスの時と同じように、車体底面にダウンフォースが発生するのが体感できました。
ワインディングでも特に高速コーナーでは大変効果的で、
コーナーリング時の安心感が増えます。

おそらく空気抵抗は少し増えていると思いますが、
もともとセブンは空気抵抗の塊のような車ですし、
なんといってもパワーは有り余っているのでそれほど問題にならないみたいです。

さて、次は大掛かりな工作になりますがディフューザーを作ってみました。
材料はダンボール、ガムテープで付けただけです。(笑)
空気の流れは材料の違いに影響しないので、正しく設置すればこれでも効果があるはずです。

セブンはフラットな底面を持っていますから、
ディフューザー設置には都合が良いですが、
デフの部分は開いているのでしっかりダンボールで塞ぎました。
たぶんここを塞がないと、十分なダウンフォースが得られないような気がします。

早速走ってみましたが、これ凄く良く効きますよ~!
敏感な人は40km/hからでも何となくダウンフォースが感じられると思います。
60km/hも出せば底面を掃除機で吸っているようなダウンフォースを感じます。
レースカーが空力で地面に張り付くっていうのはこんな感じなのかぁ~。(゜▽゜)

高速道路はほぼ直線なのでダウンフォースが強くなってもそれほどメリットは無いですが、
ワインディングでは絶大な効果があります。
コーナーリング中にまだ横Gがかかっている状態でも
安心してアクセルをワイドオープンに出来るようになりました。

コーナー脱出時の立ち上がり加速が鋭くなったので、
ストレートエンドでの回転数が今までよりずっと高くなったのが確認できました。
ダウンフォースで車体が抑えられているので、
サスセッティングは今より少し硬くしたほうが良さそうです。

ディフューザーは実験が終わったらすぐに剥がそうと思っていましたが、
地面にくっつく感じがとても面白いので、しばらくこのまま付けておこうと思います。(笑)