TOYOTA 86に試乗したのでインプレ

2019年6月11日

プリウスG’sの書類をディーラーさんに持って行ったついでに、
TOYOTA 86の試乗をしてみたので、
ちょっとしたインプレッションなど書いてみようと思います。(^ω^)

国産スポーツカーが絶滅寸前になった今、このような車が発売され
話題になっているのは大変好ましいことだと思います。

車のデザインは大変良いと思います。
嫌味な所が無くて、しっかりまとまっているので
万人に好かれるデザインだと思います。

走りだすと車体がしっかりしていて剛性感があるのが感じられます。
これは設計段階からスポーツカーとして開発され、
コストを抑えながらしっかり煮詰めた車体を持っているのが感じられます。

しっかりした剛性感はプリウスG’sに似ていますが、
少しだけプリウスG’sの方が86よりボディ剛性が高い感じがしますね。

交差点を曲がる時など車体全体の重心が低いことが感じられます。
ボクサーエンジンの特徴なのでしょうね。これにも良い印象を持ちました。
足回りの設計も良いのか、扁平タイヤでもゴツゴツせず乗り心地はけっこう良いです。

乗り心地は普通の乗用車と全く変わりありません。
手の届きやすい価格に抑えたスポーツカーにもかかわらず、
非常に高い静粛性を持っています。
信号待ちなどではエンジン音は殆ど聞こえませんし、
エンジンの振動も全く感じられません。

少しアクセルを深く踏み込むと、エンジン音を室内に聞かせる装置が働き、
わずかに「クオーーン」と言う柔らかなサウンドが耳に入ってきますが、
音量はかなり控えめになっています。

ごく普通に乗用車として使える現代のスポーツカーとして
大変良く出来ていると思います。
スポーツカーが欲しいけど
奥さんや両親も運転出来る車じゃないと買うことが出来ない
なんて言う人にはピッタリの車だと思います。(^ω^)

反面、乗り味としては普通の静かな乗用車そのものなので、
スポーツカーに刺激を求める人には合わないでしょう。
車体自体は大変良く出来ていると思うので、
限定車として思い切りヤンチャなレース用ホモロゲーションモデルなんか出したら、
刺激的で面白い車になるかもしれませんね。