スーパーセブン

私のセブンは7年前からAVOのダンパーを使っていますが、
セブンの下に潜ってなんとなくFアームの下を覗いたら、ブッシュに亀裂が入っているのを確認。

外してみたら・・・

うぎゃぁ~バラバラになっておる~!(T-T)
後ろも確認したらAVOダンパーのポリブッシュが全部駄目になってた。
ちなみに、ここは横Gがかかる部分じゃないので、
Sタイヤを履いているから傷んだというわけではないです。

手で触るとボロボロ崩れるので、材質自体に問題があると思われます。
2万キロぐらいでこんなに劣化するのなら、
多分1万キロごとにブッシュ交換しなければならないんじゃないかな?
(私の場合4~5年ごとに交換か?)
500kgの超軽量車ですらこれですから、もし普通車に使ったら・・・。

検索したら海外の掲示板でも問題になってた。(^_^;)
https://sideways-technologies.co.uk/forums/index.php?/topic/1214-avo-damper-bush-failures-polybush-general-failure/&hl=%2Bavo%20%2Bbushes

ブッシュを取り寄せて交換します。高品質の国産車のブッシュで使えるサイズ無いのかな~。
https://jp.merlinmotorsport.co.uk/p/avo-coilover%E7%94%A8%E3%81%AE%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E7%94%A8%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-avo-ra2

高品質の国産車のブッシュで使えるサイズ無いのかな~。
中央の部分だけ寸法が合えば、両サイドは適当なゴムのリングでも良いかもしれない。

鉄のスリーブを抜いて、カッターで切ります。
と言うかこのブッシュ薄すぎないか?マジで3mmぐらいしか厚みが無い・・・。
車の重量+路面からの大きな衝撃が、このヤワな薄いプラスチックに全部かかってる。(^_^;)
特にリアはブッシュの回転する方向とサスアームが直角なので、こんなに薄いと角度の変化を吸収できないはず・・・。

ラバーグリスを塗って、万力で挟んで入れます。
頭が少し入ったら、出ているブッシュが下になるようにテーブルにおいて、
体重をかけるとスポッと入ります。

スリーブに傷があったので紙やすりで修正して、
車重がかかる方が傷んでいない面になるよう角度を調整して入れました。
もちろん交換した方が良いですが、たぶん次の交換時期(4年ぐらい?)までなら問題ないと思う。(^-^;)

車体の取付部に入りにくい場合は、大きめのプライヤーで
ゴムの先端をチョイチョイと縮めると楽に入るようになります。

先日見た、みぞさんのセブンに付いているAVOには
普通のゴムで出来た同じ形状のブッシュが付いていたので、
ゴム製のブッシュもあるようだけど、売っている所が見つからない。

あれ?今気がついたけど、もしかしてこっちを買えば良かったのかな?(^-^;)
8個も買うと結構な値段になるが・・・。
https://jp.merlinmotorsport.co.uk/p/avo-coilovers%E7%94%A8%E3%83%98%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-avo-ra2-bb

これからAVOダンパーを買う予定があるのでしたら、
スフェリカルベアリング仕様を選ぶことをオススメします。(^_^;)
ポリブッシュをスフェリカルベアリングに交換するセットもあるようです。
https://jp.merlinmotorsport.co.uk/p/avo%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E7%94%A8%E7%90%83%E9%9D%A2%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97-avo-com8

スーパーセブン

 

私のセブンは、フェンダーから発生する大きなリフトを
キャンセルするためのスポイラーを前後に付けていますが、
リアについているスポイラーは、
数年前に実験用にダンボールで作ってガムテープで貼り付けただけの物です。
それ以来6年間もそのままの状態・・・。(笑)

空力パーツは紙であろうが高級カーボンであろうが素材の違いに左右されないので、
そのままでも十分な能力を発揮するのですが、濡れたりするとグニャグニャになると思うし、
あまりに貧乏くさいので、ちゃんと作り直そうと思いました。(^-^;)

作り方はフロントフェンダー・スポイラーと基本的に同じです。
ただ、リアフェンダーはボディに直接くっついているから側面に貼り付けられないし、
ブートカバーの逃げも必要だしで、ちょっと工作がややこしくなります。

工作用紙で現物合わせで型紙を作りました。
簡易的な風洞実験で形状と取り付け位置を探りますが、
フロントと同じようにフェンダー頂点から生やして、
後端にガーニーフラップ状に跳ね上げを付ける形状が
一番効果的であることが分かりました。

アプリでCFD解析も行ってみましたのでご覧ください。
風の流れは左右で、青が負圧で赤が正圧を表しています。

ノーマルフェンダーの解析結果 [ リフト 29.51 空気抵抗 11.08 ]
飛行機の翼のように上部に丸みがあるので、頂点付近に大きな負圧が発生していて、
走行中は非常に強いリフトが発生するのが良く分かります。
セブンのリアフェンダーはかなり大きいので、
最大のリフトはリアフェンダーで発生していると思います。

CSRフェンダーの解析結果  [ リフト 5.54 空気抵抗 11.15 ]
リフトが5.54まで小さくなります。かなり良いですね。(^ω^)
優秀な設計のフェンダーだと思います。
注)これはフロントフェンダーの形状を模したものです。CSRのリアは通常の丸いフェンダーです。

私がデザインしたフェンダースポイラーの解析結果 [ リフト -4.41 空気抵抗 11.77 ]
リフトはマイナスになり、ダウンフォースが発生します。(゜▽゜)
高速コーナーでは、ノーマルとの違いは誰でも体感出来ると思います。
しかも超~~安いです。廃ダンボールで作ったらタダだしね!(笑)

勘違いしている人は非常に多いと思いますが、
このスポイラーが上からフェンダーをグイグイ押しているわけではありません。
基本的には、頂上部にリフトが発生しないように整流しているだけです。
ですからGTウイングのような強度は必要無く、
紙で作っても強いダウンフォースが体感できるのはそのせいだと思われます。

制作を始めます。
アルミ板を型紙通りに切り出します。
作ってみたい方は、この写真を等倍に印刷すれば型紙作りのベースになると思います。
セブンには個体差があるので、合わない部分は微調整してください。

お化粧にカーボン柄のラッピングシートを貼りました。
アルミの端面がピカピカで目立つので、つや消し黒のウレタン塗料を筆塗り。

万力やC型クランプを使い、アングルで挟んで後端を少し跳ね上げガーニーフラップ状にしたら、
フェンダーに合わせて両端を折り曲げていきます。

外側はフロントと同じで、パイプにあてがって手でゆるく曲げるだけなので加工は簡単ですが、
トランク側は鋭く2回折り曲げて、両面テープが付く面をフェンダーのRに合わせて鈑金する必要があります。
直角に曲げながらRに形状を合わせるのは凄く難しいので、
短冊状に切込みを入れても良いかもしれません。(^-^;)

フェンダーの一番高い所に細く切ったアルミテープを貼り、
フェンダースポイラーの前縁部の裏側にごく少量のシリコンシーラントを塗っておき、
両端は両面テープで貼り付け、重りを載せてシリコンシーラントが固まるのを待ちます。
後日、余分なアルミテープを剥がし完成!

早速試乗してみますが、やっぱりメチャクチャ良く効きますね!(゜▽゜)
ただ、思った通りダンボールとの性能差はまったく体感出来ませんでした~。(笑)

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過去の空力実験の記事検索
https://minkara.carview.co.jp/blog/search.aspx?typ=1&kw=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A9%BA%E5%8A%9B%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F

スーパーセブン

家に置いてある、らみいさんのセブンですが、
ある日「走るとなんだか後ろからカチャカチャ音がするんだよね~」との報告。
真っ先に思い当たったのは、タンクを止めているバンドの緩み。

ケーターハムのタンクはメチャクチャ適当な取付方法で、
薄くて細長い鉄のフラットバーをバンド状にタンクに回して
先端をただ直角に曲げて穴を開け、ビスで締めているだけ。
グイグイ締めるとバンドの直角部分が歪むので思い切り締めるわけにもいかず、
ビスが簡単に緩んでカチャカチャ音がする。

「あ、増し締めすれば一瞬で直るよ~簡単簡単~」(^ω^)
この時はこの後、巨大な迷宮へ迷い込むことになるとは、
思ってなかったのです・・・。(^_^;)

音がしないようにタンクとの間にゴムを挟んで、
ビス|ナット ナット|ナイロンナット と言う感じでしっかり取り付けた。
これならしっかり締められるので、カチャカチャ言わなくなるだろう。

早速走ってみると、まだカチャカチャ鳴る・・・。

タンクの下あたりから聞こえるようだ。
音質は金属なのは間違いない。
「キンキン」と言う感じなのでアルミじゃなく鉄じゃないかな?

運転している時に、凸凹が付けられたセンターラインを
15km/hぐらいでゆっくり走ると良く鳴る。
固有振動数から予想すると長さは15cm~20cmの金属か?
位置はリアの下あたりから鳴ってるのは間違いない。

タンク周りやブレーキパイプ、サイドブレーキのワイヤーなど、
あらゆる部分にゴム・フェルト・ダンボール・ウエス等を
挟み付けて走ってみるが全く改善しない・・・。

その後も原因究明のため、色々試して膨大な量のテストを行った。
やってみたことは以下の通り。
————————————————-
*ブレーキパイプをゴムで浮かして取り付け直した。
*ブレーキホースの接触部分にスポンジを巻いた。
*ナンバープレートにいろんな物を挟んでみた。
*ホロの骨やロールバーを外して乗ってみた。
*フロアを叩いてリベットが緩んでないかチェック。
*デフのエア抜きホースにスポンジを巻いた。
*タンクを外してブンブン振ってみた。
*タンク周りのゴム板を全部張り替え。
*タンクのバッフルが外れてないか内視鏡で見てみた。
*ガソリン携行缶をタンク代わりして乗ってみた。
*リアフェンダーを外して乗ってみた。
*プロペラシャフトの上を内視鏡でチェック
*サスを外してタイヤを付けたアクスルを持ち上げ床に落としてみた。
*サスアームを外して動かすと音がしないか調べてみた。
*Aアームのブッシュを交換してみた。
*スプリングとショックの間にゴムを巻いてみた。
*シートを全部外してクッションを置いて運転してみた。
*3点式シートベルトに交換してみた。
*マフラーを交換してみた。
*サイドブレーキワイヤーを外して乗ってみた。
*カーペットを剥がしシフト周りと左右シートの間にあるカバーを外してみた。
————————————————-

タンクを外して点検しているところ。

ショックアブソーバーにゴムを巻いたところ。

タンク無しで走ってみたところ。

シートを全部外して乗ってみたところ。
・・・

これだけやっても、相変わらずカチャカチャ鳴る・・・。
もうリアに付いてるあらゆる部品は全部チェックしたよ~。(T-T)
もしかして前の方なのか?
でも音は明らかに後ろから聞こえるんだが。

しかも良く聞いてみると、車体よりさらに後ろから聞こえる。
そんなバカな・・・。いくらなんでもおかしい。
そもそも、これは本当にリアから出ている音なのか?

らみいさんは「もう諦めてもいいよ~」って言ってくれたけど、
性格的に途中で諦めて投げ出すのは出来ない性分。
自分に負けたみたいな気持ちになるので絶対イヤなのだ。
二級整備士の国家資格を持つ者のプライドとして絶対直す!

聴診器を買ってみた。
ホースを延長して長い棒にテープで留め、
走りながら床下に差し入れて音を探ってみた。
しかし、ゴーゴーと言う他の雑音が多すぎてよく分からず。

今度は古いアイフォンを針金(溶接棒)の先にガムテープで留めて、
走りながら下回りの動画と音を撮影してみた。

家のオーディオで再生して良く聞いてみると、
車の前方に差し入れた方がカチャカチャ音が大きいことが判明。
なにそれ? どう言うこと~?(゚Д゚≡゚Д゚)?

今度は、車のフロントの方を重点的にチェックしていきます。
————————————————-
*スピードメーターケーブルにスポンジを巻いてみた。
*バッテリートレイを補強してシリコン接着し滑り止めゴムを敷いた。
*オイルホースにスポンジを巻いた。
*グリルの緩みを修正した。
*ノーズコーンを外して乗ってみた。
*フロントフェンダーを外して乗ってみた。
*ライトを外して乗ってみた。
————————————————-

バッテリートレイを補強してゴムを敷いたところ。

走ってみると、ぐぬぬぬ~。
まだ盛大にカチャカチャ鳴ってやがる・・・。
もうチェックする部品無いよ~。(゚´Д`゚)

セブンのあちこちを手で叩きまくって、
ビビリ音がしないか調べてみますがなかなか見つかりません。

らみいセブンには鉄のディスクカバーが付いているのですが、
大きなボルトでガッチリ固定されていますし、
緩みもなく叩いてもビビリ音はありません。
でも、もうこれしかチェックする部品がありませんので、
取り外して乗ってみました・・・。

消えた・・・。
カチャカチャ音がしないぞ~。

この時は直って嬉しいと言う感情より、
「ヤレヤレ・・・」って言う感じでため息が出ました~。(^-^;)

つまり、鉄のディスクカバーが
ある一定の振動を与えると共振して振れが大きくなり、
ディスクにカチカチ接触していたのが原因のようです。
これほどおおごとになったのは、
そもそも音がリアから聞こえていたからです。
実際に運転してみれば、10人中10人が
「後ろで音がしてる」と答えると思います。

これがなぜかと推測してみます。
らみいセブンはクラムシェルなので運転者からフロントタイヤが見えません。
金属音のような高音は指向性が高く、
障害物を回り込んで聴こえてくることは少ないので、
ステンレスのストーンガードに反射した音の方が大きく聞こえ、
あたかも後ろで音がしていると感じたのだと思います。

大変苦労しましたが、直って良かったです。
私も達成感を感じて嬉しいです。(^ω^)

テスト時の動画はこちら

スーパーセブン

毎年行ってるスーパーセブンによる花見ツーリングです。
カーグラTV風の編集になってます。
楽しんでいただければ幸いです。(^ω^)

スーパーセブン

皆さん、あけましておめでとうございます!(゜▽゜)
今年もよろしくお願いします。ちなみに私は寅年ですよ~。

顔がキーンと痛くなるほど寒い中、
早速セブンで宮ヶ瀬湖まで初乗りしてきました~。(^ω^)

ビックリした。今日のセブンはバカみたいに速い~!!(゜▽゜) なんでやぁ~?
以前試乗したポルシェ911 GT3 RS(997)より、自分のセブンの方が加速力は完全に速い。
以前は同じぐらいだったはず・・・。

今回変えた所と言ったら、バッテリーをオデッセイPC-680から
ショーライLFX24L3-BS12に変えただけ。

いや、でもバッテリーでこんなにパワーアップするとは考えにくい。
今日は気温がとても低いので、空気密度が上がったせいかも? (^-^;)
もうちょっと温かい日に走って、バッテリーのせいなのか検証する必要がありそうですね。

あと温度があまりに低すぎると始動困難なので、
セブンに乗る時はレンジでゆたぽん等をバッテリーに乗せて、
事前に温めておくと良いかもしれない。
厚手のゴミ袋に入れた濡れたバスタオルをチンしても使えると思う。

追記ーーーー
どうやら気温が低い時は、
ヘッドライトとか点けてバッテリーを暖気(活性化)した後にセルを回すと、
元気に始動するらしいです。↓(゜▽゜)
https://ride-hi.com/pickup/shorai_lifepo4_211003.html

スーパーセブン

ル・マン24時間レース等に出ているGTカーを見ていると、
リアのディフューザーは年々大きくなって、
特に最近は左右にも広がった形になりつつあるようです。

私のセブンもディフューザーを後ろまで延長して
良好なダウンフォースを得ていますが、
これを左右にも広げることにより、
リアタイヤ後部の負圧も利用して底面の空気を抜き、
リアタイヤ後ろの空気抵抗も減るんじゃないかと考えました。

**ディフューザーの作動原理**
そもそも、ディフューザーがなんでダウンフォースを発生するのか、
知らない人もいると思うので説明しておきます。
その原理はウイングとは全然違うんですよ~。

まず、ディフューザーが付いた車が高速で走り抜けるシーンを想像してください。
車が進むに従って底面の空気はリアに移動してディフューザーに到達します。
ここは末広がりに[容積が増える]形状になっているため、空気密度が減って負圧になります。
注射器を引っ張ると中の[容積が増えて]負圧になるのと同じ。

後部が負圧になるとアンダーパネル下の空気が勢い良く後部に引き込まれ、
ベルヌーイの定理(流体の速度が増すと圧力が下がる)によって
アンダーパネルと路面の間に強い負圧が発生して、
これが路面に吸い付くダウンフォースになります。

スーパーセブンの形状でCFD空力解析した結果はこちら

ディフューザーの少し前のアンダーパネルに最も強い負圧が発生します。
セブンをCFD解析した結果を見ても、ここに最大の負圧が発生することが分かりますね。
おそらく、ここに穴があるとダウンフォースはかなり減ってしまうと思われ、
ディフューザー直前にアンダーパネルを取り付けるのは、
最大のダウンフォースを得るためには非常に重要だと思います。
(私のセブンはここをしっかり塞いであります

またもう一つの注意点として、
ディフューザーのダウンフォースは車高によって著しく変化します。
私が以前、車高を1~2cm上げて走行テストした時に、
体感ダウンフォースが半分位になって非常に驚いたことがありますが、
サイドスカートで路面との隙間をなるべく塞ぐことによって、
これを解消することが可能です。

さて、早速工作です。
いつものようにプラダンをガムテープで貼っただけ。(笑)

ビフォー

アフター

かなり左右に広がりましたね。
あ、ちなみにロールバーをオムスビにしましたよ~。(゜▽゜)

早速試乗してみましょう。(^ω^)
もしかしたらそんなに大きな差が出ないかな~と考えていましたが、
体感では+20%ぐらいダウンフォースが増したように感じます。
そして高速コーナーを何個か曲がった時に、今までに無い奇妙な感覚を覚えました・・・。
まるで、リアが重くなってサスペンションが柔らかくなったように感じるんです。

スピードを出すとリアが強力に押さえつけられて荷重が増えるので、
RRのポルシェ911を運転している感覚に近いフィーリングになりました。
しかし、重量が増えたわけではないので、
高速コーナーでは今までより確実に速いコーナーリングが可能になりました。

走っている時の車高変化は測っていないですが、スピードを出すと
強力なダウンフォースにより、リアの車高が低くなっている可能性があります。
今までより強いスプリングに交換した方が良いかもしれませんね。
まあ、乗り心地が柔らかくなりましたので、
ツーリング向きになったかもしれませんが。(笑)

想像していたリアタイヤ後ろの空気抵抗の減少については、
全く体感出来ませんでしたので、
残念ながら空気抵抗を減らす効果は無かったと思われます。(^_^;)
ただディフューザーは、ウイングやスポイラーと違って、
ダウンフォースを増やしても空気抵抗は増えないと言う優れた特徴があります。

スピードを出している時はリアに絶大なトラクションと安心感を感じますし、
ブレーキング時もしっかりとリア荷重があるので不安定になりにくいです。
しかし、空力的バランスは完全にリアヘビーとなりましたので、
これからはフロントのダウンフォースをもっと大きくする工夫をして、
前後をバランスさせる必要がありそうですね。
私の空力セブンはどこまで進化するでしょう。ワクワクです。(゜▽゜)

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過去の空力実験の記事検索
https://minkara.carview.co.jp/blog/search.aspx?typ=1&kw=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A9%BA%E5%8A%9B%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F