ボルボ XC60に試乗したのでインプレ

そろそろ時期車の選定に取り掛かっています。
もちろん中古車狙いですけどね。(^ω^)

ここのところボルボの勢いが凄いですよね。
矢継ぎ早にニューモデルを発表し、世界中で高い評価を得ています。

今回試乗したのは、ワールドカーオブザイヤーや日本カーオブザイヤーのほか、
すでに数え切れないほどの賞を受賞している大変評判の良いXC60です。

スペック
直4 DOHC16バルブターボ 2000cc 254ps 4WD 重量1830kg 中古価格550万~

外観はスカンジナビア・デザインと言われる、独特のハイセンスなデザイン処理がされています。
インテリアもボタンが少なく大変モダンで、多くの操作はiPadのようにモニター上で行います。

エンジンをかけて早速走り出しますが、スムーズで上質感がありますね。

しかし、ディーラーから左折する時にハンドルのあまりの軽さに驚きました。
ハンドルが動きすぎて直進するのに少々気を使うほどだったので、
スタッフさんに確認をお願いしたところ一番軽いモードになっていたようです。

モード切替を試したところ、一番スポーティなダイナミックモードで
普通の車のハンドルぐらいになりました。これならちょうど良いです。
ハンドルは常時ダイナミックモードにセットしておいても良いように思います。

アクセルペダルも非常に軽いセッティングで、
ギャップを通過するときの振動でも勝手にペコペコ動いてしまいます。
個人的には少し手応えがある位のアクセルペダルが好きですが、
女性など軽いアクセルを好む人もいるかもしれませんね。

サスペンションは非常に柔らかいセッティングになっており、
ブッシュ類もとても柔らかで車高が高いので、
ハンドルを左右に振ってみると車体全体がユラユラと揺られます。
これはSUVであるかぎり、ある程度は仕方ないでしょう。

ただ、車体剛性も十分あるボディなのでそんなに不安感は無いです。
ダイナミックモードにすれば、なめらかなままダンパーも効いてしっかり感も出るので、
足回りも常時ダイナミックモードで良いように思います。

もし、オフロードや雪道を走らないのであれば、
車高の低い通常のワゴンを選ぶ方が走行中の安定感はずっと良いでしょうし、
抵抗も少なく燃費も良いと思われます。

アクセルをガバっと踏み込んでみると、
大きな見た目にもかかわらず、かなりの加速力を見せます。
ちょっと予想外に元気な走りをするのでちょっと驚きました。(゜▽゜)
この加速力なら高速道路の合流でも、不満を言う人はいないのではないでしょうか?

自動運転のアシストは私が乗っているCクラスよりかなり強めなので、
かなり進化しているのが分かりますね。制御の信頼性に自信があるのだと思います。

ちなみに、試乗車にはB&W(Bowers & Wilkins)製のオーディオシステムが付いていました。
ちょっと音楽を聞かせてもらいましたが、文句なく素晴らしい音ですね。(^ω^)

カーオーディオ業界では高音と低音を強調しすぎた、
いわゆるドンシャリサウンドを良しとする風潮がありますが、
B&Wのシステムはカーオーディオっぽい音ではなく、
そこそこの値段の家庭用オーディオのような本物の音となっています。
B&Wのオプションは安くは無いですが、余裕があれば是非付けた方が良いでしょうね。

参考動画