インプレ(レビュー), ベンツCクラス

オレのベンツCクラスワゴン キタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!

カッコええよー。オレのCクラスワゴン━━ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

では早速、試乗時に私が感じたプラットフォームの完成度を確かめるべく、
ワインディングに繰り出すことにします。

それにしても、ベンツのワゴンが納車されたその足で
ワインディングを攻めに行く人もなかなかいないと思いますが。(笑)
路面がウェットなこともあり、軽く走ってハンドリングを確かめるだけにします。

うぉぉぉー!マジですかぁーーーー!(゜▽゜)

どうやらこれは予定を変更して、本気モードに切り替えなければなりませんね!
シートバックを立て気味にして、ハンドルを思い切り手前のポジションにセットし戦闘態勢を取りました。
走行モードは、スポーツプラスモードに切り替えてサスペンションを硬め、
アクセルレスポンスを機敏にします。

コーナーリング時のロールはかなり少なめで、接地感も安定感も素晴らしいです。
コーナー途中でアクセルをガバッと踏みこんでもプッシュアンダーが出るわけでもなく、
ノーズはぐいぐいインに入っていきます。
リアのスタビリティも大変余裕があり、安心してアクセルをワイドオープンに出来ます。

こりゃー面白い!
ベンツCクラスでワインディングを走るのがこんなに楽しいとは思いませんでした。
あんまり楽しいからコースを何度も往復しました。

車体剛性がありサスペンションストロークも十分あり、
コーナーリング途中の大きなギャップでも腰砕けにならないので安心感が絶大です。
ニュルで徹底的に鍛え上げられた車体はやっぱり伊達じゃないですね!

やっぱり買って良かった~~。(^ω^)
ワゴンでこの位だとすると、バランスの良いセダンやクーペだともっと凄いでしょうね。

2リッターターボの184psですが、思ったより俊敏に走れます。
と言うか、思ってたよりずっとパワフルだと感じました。アルミボディで軽いからかな?
通常走行でパワー不足を感じることはまず無いと思います。

Cクラスの愛車紹介を書きました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/687338/car/2170820/profile.aspx

参考・ニュルブルクリンクで開発中のCクラスの動画

スーパーセブン

赤信号の手前で「バキッ!」っという音とともにクラッチペダルが無くなりました。
セブン乗りはこういう時にも眉一つ動かさず、道端で予備のクラッチワイヤーに交換します。

よく見るとワイヤーを止めているネジがすり減っていました。

そのせいで取り付け部が斜めになって、いつのまにか動きが渋くなっていたようです。
そう言えば1年以上ペダルボックス内の点検を怠っていました。反省・・・。(^_^;)

もちろんここはユルユル動くように取り付けて、グリスをたっぷり塗っているんですが
軸に使っている6ミリネジには大変大きな力がかかりますし、
片持ちなのでどうしても斜めになってしまいますね。
そもそも軸がネジなんで大きな力がかかると油膜は切れちゃうので、
すり減るのは仕方ないと思います。

それにしても、セブンのペダルボックス内には設計がおかしい部分が多々ありますね。
アクセルワイヤーの変な取り付け方とか、
斜めに押しているブレーキのプッシュロッドとか・・・(^-^;)
http://yaplog.jp/sekiai/archive/418

クラッチペダルを両持ちに改造すれば万事OKなんですが、
結構めんどくさい加工になるので、とりあえず
軸が斜めにならないように薄く削ったナットでしっかりペダルに取り付け、
その上でワイヤーの首がユルユル動くようにナイロンナットを締めました。

動作テストした感じでは抵抗も無くなってスムーズに動いているので、
とりあえずこれでしばらく様子を見て、また切れるようでしたら両持ちに改良することにします。

セブン乗りの皆さんはクラッチワイヤー交換を事前に練習しておくことをおすすめします。
ちなみに、クラッチワイヤーを交換する時に下側のダブルナットにスパナが入らない時は、
ワイヤー全体を手で引っ張れば隙間が開くので簡単にスパナが入りますよ。

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

新型ベンツCクラス(W205型)が、BMW3シリーズに勝るとも劣らないほど
スポーティなプラットフォームを持っていると言っても、
昔のベンツのイメージを持っている人には信じてもらえないと思います。
もちろん、私もそうでしたから。(笑)

実際に乗り比べてみると両車とも同等にスポーティであり、ハンドリングの味付けが少し異なるだけです。
BMWがスポーティでシャープなフィーリング、ベンツがスポーティでしっとりしたフィーリングとなっており、
どちらも素晴らしい名車だと思いますが、全体の車の完成度において(2016年の時点では)
設計時期が2年新しいベンツCクラスの方が、BMW3シリーズを少し上回ります。

ちなみに、先日私が試乗したアウディはベンツCクラスと比べると6年も古い設計なので、
同条件で比べるには無理がありますよね・・・。(^-^;)

こちらの動画の清水和夫さんのインプレッションが私の感想に非常に近いです。

今回私が欲しかったのはスポーツカーではなく、
高速道路でもふらつかずにしっかり走ってくれる実用的な乗用車なので、
必要以上のパワーは必要ありませんでした。

また、私は住んでいる神奈川から青森県の実家に帰省するため、
年に4回ほど休憩なしで10時間ほど高速道路を走り続ける必要があるので、
高速の長時間ドライブで疲れにくい車ということが非常に重要になっています。

高速でのベンツの疲れにくさは定評がありますし、
半自動運転とも言うべきレーンキープ機能の付いた追尾型クルーズコントロールもあるので、
ゴールデンウィークで帰省する時に高速道路に乗るのが今から楽しみです。(^ω^)

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

ベンツCクラスのステーションワゴンを買いました!
距離3000キロのピカピカの中古車(ディーラー展示車)です。

当初予定していた予算はかなりオーバーしてしまい、
プリウスを買った時より150万円ぐらい高いのですが、
もちろん間違いなく素晴らしい車なので後悔はしていません。(^ω^)

それにしても、あんなに嫌っていたベンツを自分が買うことになるとは
夢にも思っていませんでしたね・・・。(^-^;)

これ以前のモデルでしたらベンツは全く眼中に無かったと思いますし、
まず間違いなくより優れたハンドリングを持つBMW3シリーズを買っていたでしょう。

私は今まで長年の間、本職として車やレース用バイクを制作(開発)する現場のお手伝いをさせていただいています。
そのせいかもしれませんが、車やバイクをインプレする時は作る側の立場から考えて感想を言うことが多いです。

おそらくベンツの開発陣はCクラスを作る時に、
第一級のスポーツカーのようにニュル等のサーキットを徹底的に走りこんで、
膨大な時間をかけてプラットフォームを開発し、その上でベンツらしい上質な
乗り心地のためのチューニングを妥協なく煮詰めたと思います。
頑固一徹、そのこだわり加減は半端じゃ無いです。

「世界一の車を作ろう」と技術者の魂が入った車は乗ればすぐに判りますね!
私はCクラスセダンに試乗した時は鳥肌が立つほど感動しました。
この車がワールドカーオブザイヤーなど色々な賞を数多く受賞しているのもうなずけます。

ですから、まるでトレッドサイズが実際より幅広い車のような抜群の安定感をもたらしていますし、
スポーティーな操舵感のステアリング、大柄なセダンとは思えないほどノーズの入りも良く、
乗り心地が良いのに路面状態もよく判るため、
誰でも運転しやすくてスピードを出しても安心できる車になっています。

まだコーナーを攻めたことはありませんが、
かなりの実力をその紳士的な風貌の中に隠していることは想像に難くないです。
先進の安全装備も満載ですが、
何が何でも事故から乗員を守ろうという姿勢が感じられる部分も素晴らしいと思います。

ステーションワゴン版である(S205)は、おそらくセダン版(W205)が完成してから
それを改造して大きな荷室を確保した車なのでしょうね。
トランクの天井にある大きな補強フレームが存在しないこともあってリアの剛性が落ちていますし、
重量バランスから来るハンドリングなども多少影響があります。

ですから、もしCクラスを買う予定の人はセダン(W205)の方がオススメです。
クーペ版(C205)は試乗していないので分かりませんが、
おそらくセダン同様に高剛性のボディになっていると思います。

あと、スポーツモデル(180AMGライン)はゴツゴツ感があって
乗り心地が明らかに良くないので、ベンツが持つ世界観に合っていないと思います。
例えるならば、スーツを着た紳士に
陸上競技用のシューズを履かせたような違和感を感じました。

買うならバランスの良い普通のモデルか、エアサスのモデルをオススメします。
特にエアサスのモデルは乗り心地が良い上に、
ステアリングもしっかり入ってコーナーの踏ん張りも良いので予算が許せば最高ですよ。

BMWは、今のところ新型ベンツCクラスの登場でやられちゃってますが、
数年後のモデルチェンジでCクラスを超えてくると思うので、
どんな車になるのか今から試乗するのが楽しみですね!(^ω^)

インプレ(レビュー), ベンツCクラス,

今のところ、ベンツかBMWのステーションワゴン(中古車)になりそうな感じ。(^ω^)

今日は新型ベンツCクラスのディーゼルに乗ってみました。
「BMWのディーゼルモデルと同じような感じだろうな~」と
想像していたんですが、乗ってビックリ!
全然違いますね。(゜▽゜)

BMWの時に感じたボディ全体を震わすジーンという振動は、
ベンツでは全く気にならないほど小さいですし、室内ではエンジン音もほとんど聞こえないです。
アイドリングストップからのエンジン始動もBMWよりずっとスムーズです。

まさかこんなに差があるとは思いませんでした・・・。(^_^;)
エンジン型式を言わなかったら誰もディーゼル車だとは思わないでしょうね。

BMWのディーゼルは、燃料代のために音や振動やハンドリングなどを少々我慢しなければならないですが、
ベンツのディーゼルは全然ありです!全くネガを感じません。
プリウスと同じぐらいの燃料代で抑えられるので、可能ならばディーゼルを選びたいですね。

そして、新型Cクラスの乗り味は相変わらず感動を覚えるほど素晴らしいです。(特にエアサスモデル)
滑らかでありながら適度に引き締められ路面をがっちり捉え続ける足回り、
路面のインフォメーションをしっかり伝えつつ、
スポーティでありながら絶妙にシットリ感のあるステアリングフィール、
絶大な安心感がある高剛性の車体に先進の安全装備、何度乗っても本当に凄い車だと思います。
現時点のこのクラスでは世界一の乗用車じゃないかな?

Cクラスのステーションワゴンにも乗ってみました。
やはりセダンボディと比べると、リア周りの剛性が少し落ちているのが感じられます。
これによってハンドリングにも少々影響がありフィーリングが少し落ちますが、
僅かなので乗っていればすぐに慣れると思います。

中古車で考えた場合、3年ぐらい前のモデルで低走行の中古車を同条件で検索してみると
ベンツCクラスが280万円ぐらい。BMW3シリーズが330万円ぐらいと、
人気を反映してかBMWの方がやや高めです。

この年式の中古車だとBMWは現行モデルですが、
ベンツCクラスは旧モデルになっちゃうので、
試しに旧モデルのCクラスワゴンにも試乗してみたんですが、
これはごく普通のハンドリングを持つ一般的な乗用車でしたね。
なので残念ながら候補から外れました。

私は、初めて乗ったベンツが新型Cクラスセダンだったので、
「ベンツはこんなに凄い車ばかり今まで作っていたのか!」と大変驚いたんですが、
どうやら新型Cクラス(W205)セダンだけが飛び抜けて凄いみたいですね・・・。(^_^;)

そうなると、やはり予算を考えてBMW3シリーズの中古を買うか、
当初の予算をオーバーしても現行Cクラスの中古を買うかの選択になりそうな感じです。(^ω^)

インプレ(レビュー),

以前から気になっていたMINI COOPER Sに乗ってみました。

MINIのデザインは本当にいいですね。(^ω^)
インテリアも遊び心がいっぱいで楽しいですし、質感も大変良いです。

走りだしてすぐに判りました。「これは小さなBMWだ!」(゜▽゜)
デザインがオシャレなだけのただのコンパクトカーじゃないです。

ガッチリした剛性感、シャープで正確なハンドリング、運転の楽しさ、
小さな車体にBMWの良い所が全部詰まっていますね。これはビックリ!
特に車体剛性などはボディが小さい分、3シリーズよりも優れているように感じました。

タイヤの接地感は非常に高く、どんな時でも4つのタイヤはがっちり路面を捉え続け、
伝わるインフォメーションも大変豊富なので安心感は絶大です。
ロールも少ないですし、たぶんコーナーリングの限界性能も凄く高いと思います。
MINIでやたらカーブを飛ばしている人がいる理由がやっと分かりました。(^-^;)

おそらくBMW社のMINI開発チームは、
ニュルを徹底的に走りこんでこの車を作り上げたのだろうと思います。

このビデオでMINIの走行特性が伝わるかな?

MINIは良くゴーカート感覚と言われてる事が多いですが、
ステアリングギヤ比をクイックにして足を固くしただけみたいな低レベルの話じゃなくて、
シャシ全体の設計レベルが驚くほど高い車だと言うことが分かりました。(^ω^)

まだ乗ったことがない人は是非試乗をおすすめします。
もちろん街乗りでも大変運転しやすい車ですよ。

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MINIの隣のBMWディーラーに、3シリーズ スポーツのディーゼルがあるということで、
試乗してみることにしました。(^ω^)

エンジンを始動させると、ディーゼル車特有の音と振動は確かにありますね。
停車中にボディが少し「ジーン」と震えているのが分かりますが、
ガラガラ音は室内には聞こえませんし慣れれば気にならなくなると思います。

車が走行中ならば、ロードノイズや路面からくる振動にかき消されるため、
ディーゼルであることをまったく感じません。
また、エンジンが温まるとアイドリングストップ機能が働くため、
信号待ちでのエンジン音と振動は無くなります。

エンジントルクは豊富にあり必要十分なパワー感がありますし、
ガソリンエンジンより低回転で巡航できるのもメリットですね。
燃費が非常に良く、軽油自体の価格も安いため、
燃料代はプリウスとほとんど同じじゃないかと思います。

しかし、まったりした低回転型のエンジン特性やノーズが重くなることにより、
BMWらしいシャープなフィーリングはかなりスポイルされているのが感じられました。
簡単に言うとガソリンエンジンのモデルの方がずっと楽しいです。

BMWには感動を覚えるほどのシャープさが私はどうしても欲しいので、
もし買うとしたらガソリンエンジンのモデルの方を選ぶと思います。

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さて、次はアバルトです。

アバルトに試乗に来たからには、迷わずこう言いましょう。
「一番ヤンチャなやつの試乗をお願いします!」(゜▽゜)

出てきた車は、ABARTH 595 COMPETIZIONE(コンペティツィオーネ)です。
軽自動車みたいな車体に180psのエンジンを載せた超ヤンチャな車です。

運転席に座っただけでワクワクする楽しさがありますね。(^ω^)
これは遊園地の乗り物に乗ってアトラクションが始まる時のワクワク感に良く似ています。

キーを捻ってエンジンを掛けると、
「ズボン!ボボボボボ」とかなり威勢の良い排気音が聞こえます。
「この音で車検大丈夫なんですか?」 (^_^;)
「大丈夫ですよ。そうでないと売ったり出来ないですからね~。」
「たしかに、でもたぶん騒音規制ギリギリですよね。(笑)」

さて、出発です。そんなに重くないクラッチを上から踏み込んで、
レーシングムードたっぷりなアルミのシフトレバーをコクっと1速に入れて幹線道路に出ました。
その走行フィーリングはポンポン跳ねるどこか懐かしいもので、
真っ先に思ったのは「これは市販車じゃなく、誰かが作ったチューニングカーだ。」

サーキット走行用に最適化されたと思われるサスペンションは物凄く硬く、
車体もガチガチに強化されていて乗り心地はお世辞にも良いとはいえません。
アクセルを深く踏み込むと、派手な排気音とともに狂ったような鬼加速をします!(笑)
ブレンボのブレーキも大変強力なので、
カックンとならないようにそおーっと踏み込む必要がありますから、
街乗りでは最新の注意を払ってスムーズに走らせる努力が必要です。

これは快適性が全く無い超辛口な車です。
一言で言うと最高です!すっごく面白い。(゜▽゜) 
この楽しさはハイパワーなスーパーセブンをドライブしている時の感じに良く似ています。
ここは是非、遊園地に置いて一回500円で乗ってもらいましょう。(笑)

まるでどこかのチューニングショップが、好き勝手にフルチューンした
コンプリートモデルを販売しているような感じですね。
お買い物や長距離ドライブに使うのにはまったく適していません。
少なくとも正規ディーラーで買う車じゃないです。日本じゃ考えられない。

イタリア人は車で楽しむことを良く知っていますね。(^ω^)
こんなのも欲しいけどオモチャ車は2台もいらないしなぁ~。