インプレ(レビュー)

みんカラのF355Jさんのご厚意により、やっと念願のF355に乗ることが出来ました。
どうもありがとうございます!(゜▽゜)

F355は1994年リリースなので、もう23年前のモデルですね。
「おぎゃ~」と生まれた赤ちゃんが成人して会社員になるぐらいの年月なので、
車を良い状態のまま維持するのは並々ならぬ愛情が必要になると思います。

待ち合わせ場所に現れたのは宝石のように輝くフェラーリ!
この塗装は初めて見たんですが高級感があって凄くいいですね。(^ω^)
キャンディ系パールのまばゆい輝きを放っていますが、
写真では全く伝わらないのが残念です。

モデルはF355チャレンジです。と言っても純粋なレース用ではないらしく、
シートやロールケージなどが異なっていて詳しい詳細は不明だそうです。

フェラーリF355のスペック
V8 3500cc 380馬力 1440kg (チャレンジ1355kg) 中古価格 800万円~(チャレンジはほぼ応談)

車内も素晴らしく綺麗で、オーナーさんの愛情の深さが感じられます。
運転席に収まると、足元にタイヤがあるためペダルはかなり右に寄っていて、
クラッチペダルがちょうどハンドルの真ん中にある感じ。

エンジンをかけても振動なども無く非常にスムーズです。
調子の良いエンジンのようですね。
スロットルはやや重めでちょっと渋い感じがしますが、
バイク用のワイヤーインジェクターなどで内部を徹底洗浄して、
新しいオイルを注油すればきっと良くなると思います。

アイドリングのままクラッチを優しく繋ぐと、F355は簡単に走り出すことが出来ます。
しばらく高速道路を走ってみますが、まずその乗りやすさに驚きました。
高速道路の直進性も良くハンドルの遊びも少なくて、
ドライバーの操作に車が俊敏に答えてくれるので、運転が非常に楽しいです。

乗り心地も非常に良いので長距離ツーリングも全然行けますね。
ただ、サスのストロークは極端に短いようで、
ある程度以上のギャップではかなりの底づき感があります。
もう少し車高を上げると良くなるかもしれませんね。

F355のハンドリングは特筆するほど素晴らしいです。
最初にカーブを曲がった時ビックリしました。(゜▽゜)
エンジンも低重心でGがかかった時のバランスも完璧です。
FRやRRレイアウトには無い、ミッドシップならではの理想的な前後重量バランスですね。
直進時にも修正舵がいらず、ハンドル操作に正確に反応するシャシーを持つF355は
世界有数のコーナーリングマシンだと思います。(^ω^)

エンジンは380馬力となっていますが、
この時代のイタリア車のカタログデータは全くあてになりません。(笑)
サウンドも素晴らしく、良く回るエンジンですが
体感上もそこまでのパワーは出て無いように感じます。

ハンドリングもシフト操作もエンジンも、
走れば走るほど手に馴染む心地良い感覚があります。

キンと鳴る感触の良いシフトを操って、エンジンの回転数を合わせてクラッチを優しく繋げる。
曖昧さの無いハンドルからダイレクトに伝わってくるタイヤの状態を判断し、
適切な舵角を加えると車は瞬時にそれに答えて素直に反応する。

ドライバーはこう言う作業を通して車と楽しく対話が出来ます。
クラシック・フェラーリの良い所がF355には全部ありますね。

欠点も色々ありますが、それらも全然不快ではなくて、
出来が悪い部分も「お~よしよし。良く頑張ってるね~」と
可愛く思えてしまう感じがありますね。(^ω^)

絶対的な車の性能では現代のハイパフォーマンスカーには全く及びませんが、
40km/hぐらいでゆっくり走っている時でも運転が非常に楽しい車です。
こう言う所は、どことなく古いスーパーセブンに似ている魅力がありますね。

F355はとても良い車でした。
自分の中では、運転の楽しさと走っている時の心地良さで
C7コルベットと同率1位です。凄く気に入りました。(゜▽゜)

360モデナは荒削りで恐怖を感じるほどのパワーを持つ車でしたが、
その前のモデルであるF355は、丁寧に細部まで煮詰めて真心を込めて作られた
非常に優しい乗り味のスポーツカーでした。o(^-^)o
両車のフィーリングは全く違いますね。

さて、ここで現実にも目を向けなければなりません。(^-^;)
すでにクラシック・フェラーリと言えるF355は、
高回転のサウンドの良さもありレッドゾーン近くまでぶん回して乗る人が多く、
エンジンの耐久性が低いこともあり、本来の性能を持つ個体は
中古市場にも殆ど無いと言われています。

フェラーリの中古車は試乗が出来ないことが多いので、
購入する場合はほとんど勝ち目の無いギャンブルに挑戦することとなり、
買って手元に届いてしばらくしてからエンジン内部に重大な問題があることが発覚した場合、
泣くに泣けない状態になる可能性があります。

3万キロごとにしなければならないタイミングベルト交換費用も非常に高額で、
部品も国産の5倍~10倍。重整備の場合は100万オーバーは当たり前。
ちょっと欲しいからと言って、安易に買う車では無いということも
十分に考慮する必要があります。

ただ古いフェラーリは値落ちはほとんどしないので、もし当たりを引けば
売る時に購入資金のほとんどが帰ってくる可能性もあります。

GoProで動画を撮ってきましたので是非ご覧ください。
運転しながら感じたことを正直にしゃべっています。(^ω^)

インプレ(レビュー)

実はこんなに続けて911に乗るつもりはなかったのですが、
レンタル料が来月から大幅に値上げするみたいなので
慌ててアースカーに予約を入れた次第です。(笑)
https://www.earthcar.co.jp/earthcar/rf/pc/reserve/cardetail-reserve.do?car_id=2252&popup_no=
車の詳細
http://www.911gt3rslife.com/about-911gt3rs/

ちなみに、アースカーのレンタカーは現場に担当者などはいなくて、
Suicaなどの手持ちの非接触型ICカードを登録して使用するのですが、
これがなかなか複雑なシステムで手続きに少々戸惑いました。(^-^;)

さて、今度のGT3は「RS」という文字が入っている通り、
サーキット走行に特化した体育会系のモデルらしいです。
はたしてどんな乗り味なんでしょうか?


スペック 3600cc 415馬力 車両重量 1395kg 中古価格1600万円~

この車も間近で見るのは初めてですが、オーバーフェンダーのワイド感とともに
外から見える部分だけでも各パーツの本物感が素晴らしく、
全体からレースカーのオーラがバンバン出ています。
凄くカッコいい!これは期待できそうですね。(゜▽゜)

レース用バケットシートなので乗り込むのはちょっと大変です。
リクライニングは無く、背もたれは垂直にピンと立った体育会系のポジションなので、
自ずとハンドルは近くなり、完全にボクシングで言うクラウチングスタイルの戦うポジション。
リアウインドウはアクリル製で、見える景色は少々モヤモヤ感があります。

エンジンをかけると「ブワァーン」と言う
高圧縮NAエンジン独特の歯切れのあるエンジン音が室内に響きます。
シートにもブルブルとある程度の振動が伝わって来ますが、
調子が良くエンジンのばらつきなどは無いので不快ではありません。

ギヤはショートストロークでコクコクと歯切れ良く決まります。
旧モデルである996型GT3に比べてリンケージの剛性も格段に上がっていますね。
クラッチは996型GT3よりも少々重いです。(^-^;)
渋滞でストップアンドゴーを長時間繰り返すとかなり辛いでしょうね。
これも「ギギッ」と言う感触があるのでワイヤー式だと思われます。

多くの911と同じようにアイドリングの回転数のままクラッチを繋いでスタートが出来ますが、
軽量化されたフライホイールを持つ高回転型エンジンなので、
油断するとパタッとエンストしてしまうことがあり少々焦りました。

立体駐車場をユックリ下っていく時でも、
996型とは全く違う完成度の車に進化しているのが判ります。
特にフロント周りの剛性感がまるで別物ですね。
996型では車の動きにちょっと怪しい部分があったんですが、
997型はシャシーへの絶大な信頼感があり不安は全くありません。

旧モデルである996型から997型への進化は物凄く大きくて、
全く違う車と言ってもいいぐらい乗車フィーリングが違います。
997型からはガッチリした剛性と高精度を感じるシャシーが与えられ、
完全に現代のポルシェの完成度となっているのが判りますね。

中古車の購入を考えている人は、
水冷になった直後の涙目ヘッドライトの時代のポルシェは避け、
997型以降のモデルを購入することをオススメします。

ハンドルはやや軽めで中央付近に僅かな遊びがありますが、
ハンドリング自体は非常にシャープで正確であり、
入力に対して間髪をいれず俊敏に車は反応します。

また直進性よりも運動性を重視した味付けになっているようで、
911の特徴でもあるショートホイールベースも相まって、
ドライブ中はちょっとチョロチョロしたフィーリングを持ちます。

遮音は考慮されていないため室内は騒々しく、
走行中はロールバーがきしんで少しガチャガチャ鳴りますが
こういう車なので特に不快ではありません。

サスペンションはハッキリと硬いので、荒れた路面は走りたくないです。
これはおそらく200km/h位から本領を発揮するサスペンションセッティングなのでしょうね。
街乗りは辛いですが、滑らかな路面の高速道路のドライブなら
ある程度の距離でも耐えられるかもしれません。

エンジンフィーリングは素晴らしいです!(゜▽゜)
パワーバンドに入った時のレース用NAフラット6のサウンドと、
カムが乗った時の急激に立ち上がるパワーの盛り上がりを体感すると、
自然に体内のアドレナリンが大放出!
アクセルをガバッと踏み込むと、トラクションに有利なリアエンジン車にもかかわらず、
タイヤは簡単にホイールスピンをして猛然とダッシュします。

ただ、ホイールスピンは「ダダダダッ」と言うジャダーを伴ったもので、
おそらくサスペンションをもっと柔らかくセッテングすれば、
公道でももっとトラクションが得られるようになる可能性が高いです。
これもサーキット専用車だからでしょうね。

加速感は私のチューンドBDRセブンと同じぐらい速いです。
「ああ、自分が911に求めてるのはこういう路線なんだな」と思いました。

GT3 RSは物凄くハードな車です。
今まで乗った車の中で一番ハードかも?(^-^;)
特性は完全に体育会系のアスリート専用車。
車をドライブすると言うよりも、トレーニングジムで体を鍛えている感じに近いです。
乗車前には準備運動してストレッチをした方がいいでしょう。
あと、長時間乗るのはかなり疲れるので基礎体力も必要ですね。

GT3 RSを運転していると、ちょっとしたカーブや交差点でさえも
自ずとタイヤの限界で走り回りたい衝動に駆られます。
この車だったらたとえ限界を超えても正しい操作をすれば
絶対に裏切られることはないだろうなと思わせる
懐の深いシャシーのフィーリングがありました。
レースシーンで愛されるのはこのような特性があるからでしょうね。

GT3 RSはサーキットを限界で走るために存在している車なので、
ドライブしている時の「楽しさ」と「辛さ」を天秤にかけると、完全に「辛さ」が勝ちます。
走行中の上質感とも無縁な車であり、もし休日に楽しくドライブに出かけたいとか、
気持ち良いクルージングがしたいと言う人は選ぶべき車ではありません。
一応公道は走ることが出来ますが、これはあくまでレース専用車です。
トランスポーターでサーキットに運び己の限界に挑戦するのが正しい使い方ですね。(゜▽゜)

一応GoPro動画撮ったけど、法定速度厳守の街乗りシーンだけだと、
この車のキャラクターが全然伝わらない・・・(^-^;)

GT3 RSの本来の使い方。

ここから余談ですが、以前から私はらみいさんが所有する最終型6気筒ボクスター・スパイダー
「名車だ名車だ」と何度も大絶賛していましたが、その理由が今回分かりました。
驚いたことに、あのボクスター・スパイダーの運転フィーリングは、
まさしく今回乗ったGT3 RSにソックリなんです。(゜▽゜)

しかも、公道で最も楽しめる辛口すぎない絶妙な味付けにしてあるので、
GT3 RSみたいに我慢するような乗り心地ではありませんし、剛性感も素晴らしく
疲れすぎないぐらいの刺激も程よくあり、エンジンも高回転まで気持ち良く回り、
ハンドリングや車の挙動もGT3 RSを超えるほど軽快でシャープです。

もちろんサーキットではGT3 RSにかなわないと思いますが、
スポーツカーとして一般公道で楽しむのであれば、
最終型6気筒ボクスター・スパイダーが人には一番オススメできるような気がします。
なかなか手に入らない車ですが・・・。(^-^;)

ちなみに、GT3 RSでも私は少々酔いました。
911特有のRRの挙動に酔う症状はモデルによって出たり出なかったりしますね。
997型ターボと996型GT3ではまったく酔いませんでした。
どうなってるんだろ・・・。(´・_・`)

インプレ(レビュー)

現行のC7型コルベットは大好きな車です。
だってカッコいいんだもんね~。(^ω^)
コルベットはルマン24時間で7回もクラス優勝していますから
レースでもすこぶる強いです。レーシングイメージも抜群ですね。

数年前にイベントでちょっとだけ試乗したことがあったんですが、
駐車場をグルっと回っただけで時間は1分も無かったので、
今回はちゃんとディーラーで試乗してみようと思いました。

ディーラーの駐車場に試乗する黄色いコルベットが置いてあったんですが、
もう見た瞬間に「うわーカッコいいー!」ってテンションマックスに。(笑)
もちろんカメラ小僧になって色んなアングルから写真を撮りまくりました。

スペック NA 6200cc V8 466馬力 1540kg 中古価格700万円~

近くで眺めてるだけでドキドキするほどカッコ良いスタイリング。
イベント会場で見た時は分かりませんでしたが、
普通の市街地で見るとこんなにオーラがある車なんですね!(゜▽゜)

私はデザイン学校で工業デザインを学んだ身ですが、
どうやったらこのようなカッコ良いデザインが出来るんでしょうね?
これをデザインした人は凄いです。尊敬します。
特にコルベットのレーシングカラーである黄色が一番似合うと思います。
インテリアも私の好みにピッタリの色でした。ラッキー。(^ω^)

ワクワクしながらディーラーで手続きして早速乗り込みます。
車内も素晴らしい上質感を持っていて、
本皮のバケットシートの仕立ても大変良いですね。

エンジンをかけると、リアの中央に4本並んだエキゾーストから、
重低音で迫力ある大排気量アメリカンV8サウンドが響きます。

着座位置はスポーツカーらしくかなり低めで、
前方にはボンネットの特徴的な中央の膨らみと左右の峰が見え、
コルベットと言う特別な車に乗っていることを常に意識することが出来ます。

オートマ車なのでアクセルを普通に踏むだけで滑らかな発進が出来ます。
非常に大きな車ですが走り出してみるとそれほど大きさは感じられず、
普通の車と変わらない乗りやすさを持っています。

サスペンションはスポーツカーらしく引き締められていますが、
上質感があって乗り心地はかなり良いです。

とても大きなボディですが剛性はしっかりしていて、
荒れた路面を通過してもヨレ感などは全く無く、
足回りもガッチリ剛性があって非常に安心して走ることが出来ます。

また、4輪が地面にガムテープで強力にくっついているような接地感があります。
これは以前試乗した最高の接地感を持つパナメーラ・ターボに匹敵します。

全高が低く非常に広いトレッドも相まって安定性とフラット感は特に素晴らしく、
シリンダーヘッドをコンパクトにするためあえてOHVを採用するエンジンの重心もかなり低いようで、
この価格帯ではおそらく世界でもトップクラスのスタビリティを持っていると思います。

ハンドルは軽めですが、ステアリングからのインフォメーションは非常に豊富で、
まるで素手でアスファルトに触れているのではないかと思えるほどタイヤの状態が良く判ります。
この車体の大きさにも関わらず徹底した軽量化で重量も抑えられていて、
微妙なハンドル操作にも正確かつ俊敏に車は反応してくれるため、
コルベットの運転は非常に心地良くて楽しいものです。

走行フィーリングにかなりの上質感があり、直進性も素晴らしく
アメリカの長距離ドライブも考慮しているため快適性も全く犠牲にしていません。

ブレンボのブレーキはとんでもなく強力に効きます。普通の乗用車の4倍ぐらい!
私はこれほどブレーキが効く車に今まで乗ったことがありません。
普通にペダルを踏んだら思い切り「ガックン」となってビックリしました。(^_^;)

聞けば、この試乗車にはオプションのカーボンセラミックブレーキが付いているようで、
街乗りでは「そぉ~っと」ペダルに触るか触らないかぐらいの微妙な操作が必要ですから、
公道で乗る人はあえて普通のブレーキにした方が良いように思います。(笑)

前方が空いた所で、アクセルをガバッと踏んで466馬力・最大トルク64.2kgmを開放してみると、
335サイズの極太リアタイヤはいとも簡単にグリップを失いホイールスピンします。
この時に少々テールが左に流れたんですが、車全体のスタビリティが物凄く高いので
そのままアクセルを踏み続けても不安感は1ミリたりとも感じることはありませんでした。

このパワーだと、きっとどんなコーナーでもブラックマークを残して
パワースライドで立ち上がることが出来るでしょうね。
もちろんタイヤがあっという間に無くなると思うけど。(^-^;)

コルベット独特の安定感やフラット感を文章にするのはとても難しいですが、
あえて例えるなら、大きくて低く平べったいモーターボートに乗ってる感じかなぁ~?
外乱にもびくともしない安定感があって、
ボディや足回りにガッチリした剛性感もタイヤの接地感もある感じ。

ニュルを徹底的に走り込んで開発されたシャシー性能は素晴らしいです。
C7コルベットは間違いなく世界トップクラスの完成度のシャシーを持っていますね。
レースでやたら強いのは、この非常に優れたシャシーのせいかも?

実際に運転したことが無い人は、現代のコルベットがこんなに優れた車に
進化していることをきっと知らないはず・・・。
パワーだけあって他は駄目だった昔のアメ車のイメージは完全に忘れる必要があります。

ハンドリングに何とも言えないしっとりした心地良さを持ち、運転者の操作に忠実で
圧倒的安定感と強力なパワーを持つコルベットの試乗は本当に楽しかったです。
しかも、誰でも判るカッコ良いスタイルも持っていますしね。
ちなみに、運転中はすんごい目立つよ~。(^ω^)

最後にディーラーに戻って来たところ、
小学校低学年ぐらいの男の子二人がわ~っと車を追いかけて来て、
私が車庫入れするコルベットをキラキラした目で見つめていました。

「ああ、そうか!」(゜▽゜) 
この瞬間、何十年も忘れていたなにかを思い出しました。
そうだよ。私が子供のころ憧れていたスーパーカーってこう言うクルマのことだった!
ちっちゃい子が夢を持てるカッコ良さ。普通の車には出せないオーラ。

私が試乗した中で最も優れていると思った車は
新型ポルシェ・パナメーラ・ターボなんですが、
C7コルベットはそれに次ぐほど素晴らしいクルマでした。
そして、世界で最もコストパフォーンスの高いスーパーカーであるこの車は、
私の「一生に一度のスーパーカー購入計画」の最有力候補になりました。

今回の466馬力モデルでもかなり速いのですが、
その上にZ06と言うスーパーチャージャー659馬力・最大トルク89.8kgmと言う
とんでもなく速いモデルがあります。最高速は320km/hぐらい出るらしいよ。
中古車はすぐ安くなるらしいので、早くZ06の中古車安くなぁ~れ。(笑)

こちらの片山右京さんの動画のコルベットは、まさに私が乗った個体です。(^ω^)
http://webcast.actontv.com/movie/st_1702ukyo.html

参考ビデオ(こちらの動画はマニュアル車です)

インプレ(レビュー)

タイムズ カーレンタル 品川グースホテル店にあるGT3のレンタカーです。
これも1時間で3,780円。 (^ω^)
https://rental.timescar.jp/x/spec/911gt3996.html

ポルシェターボは乗用車のようなフィーリングの車でしたが、
GT3はハードな体育会系らしいので、その違いを確かめてみたいと思います。

スペック 水平対抗6気筒DOHC4バルブ 360馬力 6速MT 重量1350kg 中古価格800万~

996型GT3を初めて見ましたが、正直な第一印象は「うっ、オーラが無い・・・」
新しい991型のGT3RSなんかは、
車のそばに立つだけでドキドキするようなオーラがあるんですが、
イメージはだいぶ違いますね。(^-^;)

996型ポルシェ911は、もう20年近く前の車ですから内装はかなり古さを感じます。
ダッシュボードやメーター周りも黒いプラスチックそのままのチープな質感ですが、
GT3はコストを走りに振っているはずなので、
インテリアに上質感は無くても特にかまわないようにも思います。

エンジンをかけると、「ブルン、ボォーー」と言う荒々しい音が室内に響き渡ります。
エンジンの振動はかなりあり、シートバックも揺すられ背中にブルブルと振動が伝わってきます。

アイドリングで少々バラツキがあるのも気になりましたが、
この個体はスポーツ系のレンタカーとして色々な人に荒く扱われている可能性があり、
オーナーが大切に愛情を持って維持している個体とはまったく印象が異なる可能性もあります。
しかし、今回はあくまでこの個体に乗った感想を
皆さんに分かりやすく正直に書くことにします。

クラッチはかなり重いです。渋滞路を走るのは勘弁して欲しいぐらい重い。
踏むと「ギギッ」っと言う感触があるのでワイヤー式ですね。
注油するともう少し軽くなるかもしれません。

クラッチは滑らかに繋がりますし、エンジンに粘りもあるため発進は難しくありません。
アイドリングでも問題なくスムーズに発進出来ます。

リアエンジン車でシフトは長いリンケージを持つために少々グニャグニャ感があり、
シフトレバーが長いこともあり、カチッカチッっと気持ち良く決まる感じではありません。

スポーツ走行用に作られた車なので足回りはかなり固めですが、
スポーツカー好きなら問題無い硬さだと思います。

国道に出てしばらく走ってみましたが、走行性能云々よりも走行中に
車のあちこちから「ギシッギシッ」と常にキシミ音がするのが気になります。
かなり古い車ですし、最近の高性能車と比べると剛性感はあまり無いのは仕方ないでしょうね。
もしかしたら後ろにあるロールバーが緩んでるせいで、音が出ているのかもしれません。

ハンドリングは中央付近はゆったりしていて遊びも普通車並みにあり、
万人に扱いやすいような穏やかなフィーリングです。

自分の好みとしてはもっとシャープに反応して欲しいけど、
911は昔からこう言う乗りやすさを重視した味付けのような気がしますね。
ボクスターなんかは、911よりずっとシャープで機敏なハンドリングを持ちますけどね。

直進性は20年前の車としては普通ぐらいじゃないかと思います。
僅かな修正舵を常に与えながら真っ直ぐ走らせる感じ。

近くにある埠頭に向かい、車の特性を確かめてみることにしましょう。
少々スピードを付けて曲がってみると、リアのオーバーハングに
エンジンと言う最大の重量物が載っている感覚は明確にあり、
フロントの接地感はやや弱いですが、
それによってコーナーリング中に車が不安定になったりはしないです。
気になるリアの振られもありません。

360馬力なので、アクセルを全開にしてみるとそこそこ速いです。
ただ設計が古くシャシー性能が少々怪しいので、
あまりコーナーを攻めて楽しみたい車だとは感じませんでした。

室内にはエンジン音や走行音が容赦なく入って来るので
正直言ってかなりうるさいです。
常にギシギシ言っているボディとか、
背中にブルブル来るエンジンの振動やクラッチの重さもあり、
あまり長時間は乗りたくない感じ・・・。
試乗中は終始「古い車に乗ってるなぁ」と言う感覚が支配的でした。

これは360モデナに試乗した時も感じたことですが、
私は「古くても高性能スポーツカーを買えば幸せになれるんじゃないか?」と思っていたのですが、
色々な車を試乗してみて、どうやらそうでは無いことに気づいてしまいました。

だって、同じ値段で素晴らしい完成度の現代のポルシェ・ボクスターも、
あんなに楽しいロータス・エリーゼアルファロメオ4Cも、
C7コルベットまで買えるんだもの・・・。
残念だけど、これが現実なのね~。(^_^;)

例えば古い車なら思い切り古いモデルをチョイスして、
70年代の空冷の930ターボとか、フェラーリ308GTBなどを
大切に所有するなら幸せになれそうな気がします。

でも、中途半端に古いとどうしても現行モデルと比較してしまうので、
条件が厳しくなってしまい自分としては満足出来ないのが分かりました。

GoProビデオ(例によってスピードを出したシーンは全カットです)

インプレ(レビュー)

タイムズカーレンタルではポルシェのレンタカーがありますので、
911ターボ(997前期)を借りてみました。
ちなみに、1時間3680円なので凄く安いですよ。(^ω^)
https://rental.timescar.jp/x/

何と言っても「ポルシェターボ」って言えば
昔サーキットの狼に夢中になったスーパーカー世代にとって、
カウンタックやフェラーリBBと並ぶスーパーカーの代表格。(゜▽゜)
はたしてどんな乗り味なんでしょうか?

ただ一つ問題があります。私は以前911カレラSに試乗した時
リアエンジン車独特の挙動に酷く酔ったことがあるのです。

もし10分ぐらい乗って、前みたいに気持ちが悪くなったら、
何処かで写真撮影でもして時間を潰そうかと思います。(^-^;)

スペック 3600cc 水平対向6気筒ツインターボ 480ps 4WD 1580 kg 中古価格700万円~

11万キロも走った個体なので程度は期待していませんでしたが、
実際に見ると思いの外ピカピカで驚きました。
間近で見るとやっぱり911ターボはかっこいいですね。

インテリアは大変豪華でラグジュアリーカーと言った雰囲気です。
乗り込んでキーをひねると「フォーン」と言う
良いエンジン音とともに911ターボは目覚めました。

オートマ車なのでシフトをDに入れてブレーキを離すと
クリープにより乗用車のように滑らかに走り出しました。

しばらくユックリ走ってみましたが、
新型911カレラS試乗時に感じたリアのユラユラした揺れが全くありません。
「なんだ、911全部がああいう挙動じゃないんだ!」(゜▽゜)
これなら酔うことはありません。
「911を諦めなくてもいいんだ」と分かって凄く嬉しくなりました。(^ω^)

リアエンジン車の癖はほぼ無いと言っていいほど感じません。
普通の車のリアトランクに200キロの荷物を積んだような違和感は全くありませんし、
4WDのせいかもしれませんが、フロントにも信頼できるしっかりした接地感があります。

それにしても、911ターボのあまりの乗りやすさに驚きます。
普通の乗用車と運転フィーリングは全く変わりありません。
免許取りたての女の子でも、なんの問題も無く日常生活に使えますし、
長距離ドライブでも疲れは大変少ないでしょう。
快適性を大変重視しているようで、遮音性も良いですし
サスペンションも柔らかめでハンドリングも機敏すぎること無くゆったりした感じ。

11万キロも走っている個体にも関わらず、
車体もエンジンも非常にしっかりしているのにも驚きました。
さすが耐久王のポルシェ。
この車なら20万キロや30万キロでも平気で持ちそうです。

先日乗った360モデナのレンタカーはもう少し走行が少ないのですが、
車の痛み具合ではまったく比較にならないです。
ポルシェとフェラーリでは、比べ物にならないほど耐久力に差があるのでしょうね。

前方が空いた所でアクセルを床まで踏んでみると、
「クオォォーン」と言う控えめかつ心地良いエンジン音とともに
シートにギューっと体が押し付けられ、非常に強い加速Gが味わえます。
リアエンジン車ですし4WDなので、トラクションは大変良くホイルスピンはしませんでした。
加速力は一級品でGTRと同じぐらい速いです。

ただ、快適性を重視する車体設計により刺激は少なくて、
フル加速中もアドレナリンが出てドキドキするような感覚はあまり無いです。
その後も何度かフル加速して遊んでみましたが、
やっぱり車自体の刺激が少ないのでそのうち飽きてしまいました・・・。(^-^;)

変速はハンドルのボタンをポチポチ押してギヤの切り替えをするんですが、
これも特に楽しいわけでもなく・・・。
せめてもう少しシャープなハンドリングだったら良かったかも。

街乗りだけなのでコーナーリング性能を確かめるようなシーンはありませんでしたが、
交差点をちょっと速めに曲がってみたところ、かなりの安心感があり
リアが急にブレイクしそうになるようなリアエンジン車の挙動は
まったく感じられませんでした。

911ターボは自分の想像とはだいぶ異なり、
普段乗りとして使える豪華なグランド・ツーリングカーでした。
たしかに車の性能自体はとても高いです。
欠点らしい欠点もありませんから良い車なのは間違いないので、
一般の人には自信を持ってオススメできる車です。

しかし、乗り味は普通の乗用車と同じなので、
運転中にスーパーカーに乗っているという感覚は無くて、
横のウインドウに映った姿でやっとポルシェに乗っていたことを思い出す感じ。
せっかくスーパーカーに乗っているのに、
「これではちょっと寂しいな」と私は思いました。(^-^;)

純粋に走りを楽しむためのスポーツカーであるロータス・エリーゼポルシェ・ボクスターなどは、
エンジンをかけたらすぐにでもワインディングに行きたいと思うようなワクワク感がある車ですが、
911ターボは乗っていてもワインディングを攻めたいとは思いませんでした。

もちろん本気を出せば凄いコーナーリングを見せると思いますが、
やっぱりスポーツカーであるならば、普通に街で乗っている時でも
ワクワクするような楽しさが欲しいと私は思うのです。

タイムズカーレンタルには996 GT3 ストリートもあるみたいなので、
是非乗ってみたいですね。(^ω^)
https://rental.timescar.jp/x/spec/911gt3996.html
あと、カーシェアリングのアースカーには997 GT3 RSがあります。
https://www.earthcar.co.jp/earthcar/rf/pc/reserve/cardetail-reserve.do?car_id=2252&popup_no=

GoPro動画  
いつものようにスピードを出したシーンは全カットなのでご了承ください。

インプレ(レビュー)

全国的に見ても4Cの試乗車はなかなか無いのですが、
探したらアルファロメオ田園調布にありました。(^ω^)
http://denenchofu.fgaj-dealer.jp/alfaromeo/product/

軽量ミッドシップスポーツなのでカテゴリー的には
先日乗ったロータス・エリーゼに近いようですが、
はたして乗り味も似ているのでしょうか?

スペック 1742cc 4気筒DOHCターボ 240馬力 重量1050kg 中古価格700万円~

デザインはスーパーカーのようで凄くカッコいいと思います。
低くてワイドなシルエットで、どこかフェラーリっぽい雰囲気もありますね。
エンジンをかけるとオプションのスポーツマフラーからかなり勇ましい音がします。

アルファロメオ4Cが出てくる所の動画

では、早速乗ってみましょう。(^ω^)
カーボンモノコック製の運転席に乗り込んでみると、シートの着座位置はとても低いです。
目の前には簡素な液晶メーターがひとつあり、ハンドルはやや太めで
調整機構もちゃんとありますからポジションは良い感じに決まります。

インテリアに高級感や上質感はありませんが、ロータスと同じように
徹底した軽量化のためと言う説得力がありますからこれで全然OKです。

パワステが付いていないのでハンドル操作は少々重めですが、
自分のスーパーセブンと同じぐらいの重さなので特に不具合はありません。

トルコンではなく乾式クラッチを使うオートマなので、
走り初めはややエンジン回転を上げる必要があります。
ある程度アクセルを開けて回転を上げると
「ガクン」と言うショックとともに走り始めます。
以前乗ったフェラーリ360モデナの発進ショックに良く似ていますね。

車体のガッチリした剛性感は凄いです。今まで乗った車で一番かも?
カーボンコンポジット製モノコックはKTM X-Bowと同じ所で作っているらしいですが、
話によると「この値段で売ると赤字だから勘弁してくれ~」と言われているらしい。(笑)

サスペンションはスポーツカーらしく硬めで、
極低速だとゴツゴツ感がありますが跳ねるほどではありませんし、
50~60km/hぐらい出すとサスはしなやかに動いているのが分かり、
全く不快では無いですし「思ったよりも乗り心地が良いな」と感じました。

走行中はトレッドが大変広くてペッタンコの車に乗っているという感覚があり、
車体のフラット感と接地感が凄く良いです。
同乗者がいるので強いブレーキはかけませんでしたが、
容量に余裕が感じられて大変良いブレーキフィーリングでした。

リアガラスはとても小さいので、ルームミラーから見る後方視界は絶望的。
「ほとんど見えない」と言っても過言ではありません。(^-^;)
常時映すバックモニターが絶対必要だと思います。
デザイン的にもっとリアガラスを大きくしてもおかしくないと思うけど、
ガラスは重量があるので極限まで小さくしたかったのかもしれませんね。

防音などは考慮していないので走行音はハッキリ聞こえますが、
これがアシストの無いステアリングインフォメーションとともに
タイヤの状態をダイレクトに伝えてきます。

タイヤの状態が手に取るように分かるというのは、
スポーツカーにとって一番大事なことだと私は思います。

フロントが軽いですし、オーバーハングも最小なので
ハンドリングは非常にシャープでダイレクトです。
ハンドルの微細な動きでもタイムラグ無く瞬時に車は反応し、
操縦はとても楽しいです。(^ω^)

ただ一般の人には機敏すぎるとアルファロメオは考えたのか、
ステアリングギヤ比は少し大きめのセッティングですね。
スーパーセブンをいつも乗っている自分としては
もっとクイックでも全然OKですけどね。

直進性はあまり良くないので、走行中は常に小さな修正舵が必要ですが、
これは明らかにスポーツ走行のための意図的なトーアウト設定だと思います。
一般道をおもに走る人は1mmぐらいトーインに調整し直す方が
運転しやすくなると思います。

エンジンパワーは素晴らしいです。
パドルシフトでシフトダウンしてフルスロットルにすると
「グォォォー」と言う迫力ある音とともに強烈なダッシュ力を見せ、
ギャップを通過する時にはキュキュキュッとホイルスピンするのが分かります。

エンジン特性は、いわゆる昔ながらのドッカンターボ。
まるでチューンドカーのようです。
ターボラグは明確にありますが、これがこのクルマの面白い味となっており、
ちょっと溜めがあって突然グワッ!とダッシュするジキルとハイド的なエンジン特性です。
オプションのスポーツマフラーの派手な音もブローオフのプシュルルと言う音も、
アドレナリンが出まくる素晴らしいものです。

軽量で遮音性が無いこともあり加速時のスピード感や刺激はかなりなもので、
踏んだ時の加速(感)は400馬力クラスに近い強烈なフィーリングです。
「フェラーリF40もこれを凄くした感じなのかなぁ~」なんてちょっと思いました。
ミッドシップなのでリアタイヤのトラクション自体はかなり良いです。

全体の乗り味は、以前試乗したフェラーリ360モデナに驚くほど良く似ています。
乗車位置が低くてワイドで、荒々しく騒々しい室内、回転が上がると突然鬼加速をするエンジン。
アルファロメオ4Cは、おそらく最初からフェラーリに似せて作られた車じゃないかな?と思います。
それにしても、発進時に「ガクン」という強いショックがある部分まで
そっくりにしなくてもいいのに・・・。(笑)

アルファロメオ4Cは物凄く辛口で刺激的なスポーツカーです。
そのフィーリングはレーシングカーのようにソリッドで、
運転している時のアドレナリンの出かたと非日常感は素晴らしいです。
どことなく自分のケーターハムBDRと似ている部分を感じました。

短い試乗でしたが、車から降りた後は
スーパーセブンのように心地良い疲労感がありました。
アルファロメオ4Cがこんなに刺激的で楽しい車だとは思いませんでしたよ。(^ω^)

かなりのヤンチャ仕様ですが、カーボンコンポジットの
シャシー性能はエンジンパワーを完全に上回っており、
トレッドが広く地面に張り付くようなペッタンコの車体であることもあり
フルスロットルでも不安はまったく感じませんでした。

また、この車には猫科の動物のような独特の感覚があります。
車のどこからこの有機的な感覚が出ているのかは、私にもよくわかりません。

ベンツSクラスに試乗した時は「百獣の王に乗っている感じ」と表現したことがありますが、
アルファロメオ4Cは俊足のヒョウやチーターに乗っている感じかなぁ?
イヌ科の動物のように従順じゃないです。

ちょっと気まぐれで、獲物を見つけると突然「グォォォー」と猛ダッシュする。
本人は元気に走り回るのが大好きらしく、
好物(峠道など)を見つけると尻尾を立てて目を輝かせ、
飼い主の制止も聞かずお尻をフリフリした後「だぁ~っ」と走っていっちゃう感じ。
この車にはそう言う魅力がありますね。(^ω^)

アルファロメオ4Cは、イタリアらしく物凄く情熱的なスポーツカーです。
人によって評価は真っ二つに別れると思います。

ロータス・エリーゼとアルファロメオ4Cの乗り味はかなり違います。
エリーゼは普段の買い物などにも全然使えますが、
4Cは刺激が強すぎて日常では使いたくありませんね。(笑)

エリーゼはポルシェ・ボクスターに似せた味付けで、公道でのゴーカート感覚を楽しむ車。
アルファロメオ4Cはフェラーリに似せた味付けで、荒々しい非日常感覚を楽しむ車だと思います。

車の完成度ではドイツ製のポルシェ・ボクスターなどには全くかないませんが、
運転の楽しさでは甲乙付けがたいです。
完成度と運転の楽しさは必ずしも一致しない所が車の面白いところですね。

私はアルファロメオ4Cの非日常性と、
猫科の動物のような気まぐれな性格に魅入られ、大好きになりました。
中古フェラーリよりも新車の4Cと言う選択も大いにアリですね。

スパルタンそのものの車なので、一般の人にはオススメしにくいですが
私はこう言うヤンチャな車が大好きなのです。(^ω^)

参考動画